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3月31日月曜日「サップさん負けちゃった」

 たまたまテレビをつけてみたらK−1放送直前でした。ラッキー。運良く見ることができました。
 今回印象的だったのはピーター・アーツの脚の怪我。会場で見てた人はいまいち分かりにくかったでしょうが、テレビで見るとザックリと縦に入った傷が生々しいったらありゃしない。凄まじく痛そう。ドクターによると骨まで見えてたとか……。アーツ、復活ならず。
 でもってやっぱりミルコ・クロコップvsボブ・サップに尽きるでしょ。サップはK−1ルールではいつか攻略されるだろうという話でしたが、まさか1ラウンドで撃沈させられるとはね。ミルコの回避行動は賢明でした。真後ろに下がるのはまずいので、円を描くように、でもってクリンチ気味に。一見逃げてるように見えるでしょうが、そうでないことは結果的に1RKOしてることから分かりますよね。
 結局サップはミルコの左ストレートで眼底骨骨折。おそらく下手に首の鍛え方がハンパじゃなかったために、ダメージをもろに骨に受けてしまったのでしょう。受け流せなかった。それで撃沈。それをやってのけたミルコが凄いなあ。ひとりK−1裏舞台だった男がこれで表にのし上がってきました。
 これで結果的にミルコの株が上がり、でもって……永田の株はやや落ちるんでしょうかね。安田を相手にしてる場合でも無いような……。

 最近しつこく「メモオフセカンド」のボーカルアルバムを聴いています。やっぱり突き抜けて南つばめの曲が良い。OP&EDが良いのは先刻承知。でもって相摩姉妹の曲もなかなか良い。なのでこの4曲を集中して聴いてるような状態です。
 つばめは元々阿保氏が作ったBGMを元にした作品としては恐ろしいくらい出色の出来ではないでしょうか。えらく雰囲気出てるし歌詞もつばめ&つばめシナリオにぴったりだし、文句のつけようがない。ゲーム曲っぽくないし、かといってJポップスっぽいわけでもないし。
 とかいいながら欠点もあるにはあって、編曲のパターンに芸が無いことだったりして。つばめの「冷たい太陽」も相摩姉妹の「ふたつの心は」も、ついでに「LeM,U〜遙かなるレムリア大陸〜」とかも同じ編曲パターン。だから続けて聞くと微妙に単調に聞こえる。うーん。

 「めいびー」の東京主要店舗それぞれによる特典トレカの絵柄が揃いました。なぜか全部レゥ&みのり。「まいめり」の時はDC版がもとみ、みさお、リース。PS2版でひとえ、たえ。それぞれ分けられてたのに。オールみのり、しかも露出度が高いというか、全部妙にエロい。実はレゥは「まいめり」ヒロイン随一のスタイルを持っているというのは、ファンブックを持っている人なら知っていることですが(無論リースも同じ)、ゲーム中ではそれっぽい描写はそれほど無くて地味でした。そこを欠点と知った上での今回のテレカなんでしょうか?
 一部で流れた「めいびー」前作の43年後説ってのはどうも本当みたい。少なくとも前作からかなりの時間が経過しているのは確か。でも私が求めるのは謎の解決よりもシナリオなので、その辺で頑張って欲しいところ。「まいめり」の完成度が異常なくらい高い(でも分からない人には分からない)ので、あれを越えるのは大変だろうけど。

3月30日日曜日「スーパーロボット大戦αDC」

 そういえばギガ天神では「PNOうんたら」とかいうゲームキューブのソフトのデモをやってたですよ。あんまりにも馬鹿らしい画面演出に吹き出しそうになりました。系統としては超兄貴なんかとたいしてかわんないような気がします。まあ、踊って敵を倒すゲームの元祖は「マイケルジャクソンズムーンウォーカー」だと思いますけどね。ことごとく馬鹿ゲーになるなあ。

 糖分プレイするのは先になるだろうとか思ってたのに。ふと気づいたらDCの「スパロボα」を始めていました。女性主人公でスーパー系を選択。後で調べてみたけど特殊誕生日の情報は手に入らなかったんで、普通にやってます。マジンガーやらゲッターやら、一応ポリゴンでぐりぐりと動いてますね。今はようやくコンバトラーが仲間になって、ジャイアントロボがゲスト出演してきたところ。
 でもって暇を見つけてプレイすることにしたので、中断。クリアまではかなりの時間がかかることでしょう。それほど気合いも入ってないしね。PS2の新作にはあのクロスボーンガンダム&ガンダム世界唯一のプロのMSパイロット「キンケドゥ・ナウ」も出るし、そのうちやってみたいかな。ちなみにプロというのは、MSでの戦闘において技術論を持ち出してきたのがこの人だけだからです。中身はシーブックですけどね。
 しかしなあ、これは微妙な出来だぞ。確かにシリーズ唯一3Dで表現された作品だし、映像そのものはそこそこ良いんだけど……。でもプレイしにくい。戦闘シーンをオンにすると読み込みに時間がかかりすぎる。全部を見てられるはずもないので、ポイントを押さえて見ることになりますね。でも3Dにする効果はマルチアングルだと思うんだけど、それは出来てない。
 で、セーブ&ロードが長い。過去のスパロボは異常なくらい頻繁にセーブするゲームだっただけに、これは痛い。痛いのであんまりセーブしない。なので当てられなかったり回避出来なかったりしてもリセット出来ない。結果として重いゲームバランスに。それはまあ、本来そういうもんだろうしいいんだけどさ。
 問題なのはプレイしてちっともすっきりしないことでしょうか。スーパー系で始めたのに、戦闘における必殺感がまるでない。ちまちまと敵のHP削って、こっちもそこそこ削られて、結果的に勝つという感じ。攻撃力が微妙に低いんだよなあ。それに武器改造もコストが高くてあんまり出来ないし。熱血を覚えたキャラがひとりも出てないってのも痛いんだろうけど。超電磁スピンでもダメージ6000行かないってのはどんなもんでしょうな。ザコでも一撃で倒しきれないレベル……。
 MS系も意外と避けてくれない。弱い武器じゃちっともダメージ与えられないしなあ。敵も味方も決め手に欠けるので、緊張感に著しく欠ける。普通のゲームならいいけど、スパロボとして考えた時いまいちバランスが良くない気がする。
 使ってみて一番使い勝手の良い武器が超電磁ヨーヨーってのもなんだかなあって感じだね。これはなかなか良いダメージが行く。
 さて、次はいつのプレイになるかな。PS2の「インパクト」はそこそこ安かったっけ。あっちはGガン出るんだよなあ。でもそれに向かうよりかは「デビルメイクライ2」か「ジョジョ」だな、個人的に。

3月29日土曜日「電話機買いました」

 わざわざ自転車で一時間。天神まで行って電話機を買って来ました。留守録と子機必須という条件ですけど、今時そんなのデフォルト装備ですね。条件を満たす中で一番安いのを買ってきました。そんなで充分。わたしら兄弟はえらい物持ちが良いので、なかなか買い換えることもないんですよね。ちなみに弟の携帯はまだモノクロ液晶。
 これで無事に留守録も復活しました。生活が生活だけに携帯なんて無くても良いけど、留守録くらい出来ないとやっぱり困ります。夜中に最大音量で鳴って驚くことも無くなりますね(苦笑)。
 携帯で出来るんだから当然なんでしょうが、自分で着信を設定することも出来るんですね〜。作るのも良いけどめんどくさそう。携帯なら今時着信、ダウンロードでゲットでしょ?

 ついでにギガ天神でお買い物。DCの「スーパーロボット大戦α」と「クルクルトゥーン」をゲットしてきました。かなりの安値で、ふたつ合わせて近所のショップよりも2000円安いくらい? 例によっていつプレイするか分かんないんですが、「スパロボ」に関して私はなにか勘違いしてたようで、ちゃんとVGAで映るんですね。これでプレイ意欲がかなり違ってきます。ただ一回しかプレイしないと思うんで、あんまり取りこぼしのないように広略本も欲しいところ。あ、でも別にいいかな……。好きにプレイしても。なにも知らない方が素直に楽しめるか〜。
 予約すると3000円分ポイント還元というで「めいびー」を予約しようかなと思いましたが、発売日に買いに行くのが困難な私は原則発売日受け取りってのがかなりのネックになります。金曜日に買いにいこかな。
 ちなみにギガ天神にDC「Piaキャロットへようこそ3」はありませんでした。完売? でも別の店では4000円を切る値段で中古を発見。むむ。

 さて、自転車で往復しつつ、「詩奈乃キュア2」の構成をあれこれ頭の中でいじくり回したりもしました。今までいまいち決まらなかった序盤の展開がほぼ決定な感じ。これによって出番の無い予定だった花組のメンバーもごく一部だけ出て来れそうな感じになってます。帝都&巴里からひとりずつくらいは出したいですね〜。仮にもサクラのSSなわけですし。その他にもいろいろと物語を奥深くする設定をいろいろと追加。そろそろ書きたくなってきました。まとまった時間が欲しい。

3月28日金曜日「殺人事件」

 今日は書くことがこれといってないので、先週に見たことをちょっとだけ。その時に書くのを忘れてました。
 帰宅中だったですよすよね。私の帰宅中ということですから、朝の三時過ぎといったところ。辺りは当然のことながら真っ暗でした。この時間の帰宅ということは、月曜日……日付変わって火曜日の午前3時くらいということになります。
 私は普通に自転車にのってさっさかと家に帰るところで、場所は鹿児島本線の線路沿い。ふと見ると、パトカーが一台、線路側に寄せて止まっています。その反対側、アパートがある方には数人の警察官と思しき人影。そうでなさそうな人も混じってますが、それはスーツの刑事といったところでしょう。
 なんらかの事件が起きたので、現場に駆けつけたといった感じでした。そりゃこんな時間なわけですし、普通に捜査中ということじゃないでしょうね。捜査官だって寝てる時間です。事件直後と思われます。
 実際になにが起きていたのかは分かりません。が、通り過ぎざまに聞こえてきたのは

「殺し慣れとっとよ」

 という博多弁。
 私の頭の中は一瞬にして「???」という感じに。
 あー、えっと、わざわざ警察官がこんな時間に出てきて「殺し」うんぬんとのたまってるってことは、その殺した対象というのは当然のことながら人間と考えるしかないわけですよね。
 おそらくは、そのアパートの中で。
 うわあ、殺人事件だよ。福岡はなにげに治安が良くないし、殺人事件の話だって聞いたりするけれども、ここまで近所が現場ってのは初めてだ。ジュースを買おうと思って外に出たけどたまたま最寄りのとこのが売り切れだったから、もうちょい脚を伸ばそうって程度の距離。そこから私の部屋まで数分といったところ。
 でも一番問題なのはやっぱり「慣れてる」ってことですよね。あー、たぶん犯人はこれが初犯じゃないんだ〜。慣れるくらいたくさん。おいおい。
 仮に刺殺だったと考えると、たぶん心臓あたりに一撃という感じだったんでしょう。人がなんらかの事情でやむなく殺人を犯す場合、犯人がもっとも恐れることがなにかというと警察に捕まるかということではなく、「被害者が生き返る」ことなんだそうです。どうしても不安になってしまうので、結果としてめった刺しにしてしまう。よくテレビのワイドショーなんかで「めった刺し」の事件についてよほどの怨恨が……とか言いますが、そういうことではないんですね。だから慣れてると刑事が考えたのは、そういう焦ったような形跡が無いということなんでしょう。刺殺に関わらず。
 日本に職業殺し屋が実在するとは考えたくないですが。それも近所に出張してくるくらいの。だいたいあんなアパートの住人がそれほどの重要人物であるとも思えないんだけどね。だったらなんだろ? そんな人物の殺害でも請け負うくらいレートが低いのだろうか。シャレになんないなあ。
 さすがに今回の話は大げさかもしれませんが、こういうことが起こりえる程度には治安が悪いのですねー、福岡。

3月27日木曜日「怪盗アプリコット継続」

 「Iris」、完全にコンプリートしたわけじゃないんでまたやりたいなあとか、「デビルメイクライ2」がいい感じに値落ちしてきてるとか、はたまた興味本位だけど「CR新海物語」とかやってみたいなあとかいうんで、そろそろ弟に貸し出しているPS2を返して貰おうとおもったら、まだFFXが終わってないんだそうな。なんか話に聞くところでは最終決戦に出向いては撃沈を繰り返しているとか。
「やっとケアルラ覚えた」
とか、すごく抜けたことを言ってるので、まだもうちょい時間がかかりそう。とりあえず急務だったりしないからいいんだけどね。

 それはそれとして、なんとなく先送りになってた「怪盗アプリコット」の続きを再開してます。とりあえずメインのターゲットである5人それぞれノーマル&怪盗エンドを見ておかないと、レビューも書くに書けないだろうと思いますし。もちろんそのためだけに嫌々プレイするってわけでもありません。「アプリコット」はこれはこれで面白いですよね、はい。
 というわけで3人目、松原狙いでプレイ。そしたらうっかりして怪盗エンドに辿り着くための前提条件である青木と面識を持っておくってのを忘れててバッドエンドのお兄ちゃんエンドに入ってしまいました。どうやら怪盗に合格した次点でまっさきにお兄ちゃん行きになるようで。ターゲットの好感度を充分に上げててもノーマルエンドにはならないんですね。やりなおしだ。スキップしまくれば一時間くらいで終えられるから、いいけどね。
 ヒロインあんずの鮮やかなくらいの切り替えの速さはプレイしているうちに癖になる。そういうゲームシステムだからだろうけど、なんだか笑ってしまう。
 それにしても普通のギャルゲーだったらヒロインとちょこっとお話して見送りつつ「はあ、かっわいいなあ」とか言ったりしないだろうな(笑)。状況だけでいえばあんずは五股、もしくはそれ以上かけもちしてるはずなのに、全然嫌な感じがしないのは何故だろう? あんずが基本的にアホだからだろうか。
 ついつい怪盗アイリスの方へ走りそうになるのは我ながらどうかと思ったり。こいつ、好感度が上がりやすいんだよなあ。メインターゲットはそれぞれ30回会わないといけないからね。ちゃんと会った回数が分かるようになってるのは便利。
 別にいいけど、「雪語り」といい、TAKUYOの作品はSEがしょぼい。全体的にサウンド関連がしょぼい。何世代前のゲーム機かってくらいチープな音を使ってる。

 予告通り、レビューにDC所持ソフトのとこに書いてあったレビューの一部を移籍しました。が、書いてる内容の傾向がだいぶ違いますね。単なる紹介文になってる。今後は良い部分と悪い部分を併記するようにしていきますので、よろしくお願いします。利用していただけたら嬉しいです。

3月26日水曜日「世界の神話第2集」

 「4D's」、更にちょこちょこっと修正を入れてます。次回更新で「詩奈乃キュア」の第一章と一緒にこのサイトにも載っけると思いますが(ほんとか?)、もうちょい変更が入るかもしれません。なんかこう、終盤の収まりの悪さが気になって仕方がないんですよね。これ以上の手直しは出来ないと思ったからアップしましたけど、なんとかなるのならなんとかしたいなあとも思うわけで。
 あ、それとレスしました。

 火曜日は(繰り返しますが、日にちの感覚がずれていますので)テレビを見る日。「学校へ行こう」の春のスペシャルとその後の「金田一耕助」を見ましたよ。学校へ行こうの方はBE-RAPvs歌ネタ芸人の対決が面白かったですね。ただし、最後はなあなあに終えましたが、内容的には歌ネタ芸人軍団の圧勝でした。めちゃめちゃ面白かった。ふかわりょうも含めて。私、結構ふかわりょう好きです。最初の長渕剛のモノマネで唄う「ドラえもんじゃねえ」はめちゃ面白かった(笑)。
 「金田一」は原作にああいった話があるのか、半人前ミステリマニアの私も知りません。少なくとも小説で読んだ記憶はない。内容的にはえらい凡作。あんなの探偵がいなくたって警察だけであっさり解決出来るだろってな感じ。なんで見たんだろうなあ、普段ドラマとか見ないのに。日曜もうっかり「good luck!」最終回見逃しちゃったし。金田一もののドラマというと今回も出た古谷一行のものがメジャーですが、良い出来だなあと思ったことは一度も無い。これは役者よりも脚本が悪いんですが。キャラのイメージはやっぱり古谷一行で間違いないと思うんですけどね。鶴太郎じゃないよな(笑)。

 去年かなりのヒットを飛ばした食玩の「世界の神話」の第2弾が出ました。前回は一箱だけ購入。出たのはグリフォン。本当に欲しかったのは風神雷神でしたけど、両方を揃えるのはかなりホネが折れそうだったので早々に諦めてたという経緯。
 でも今回は「仏教神話編」ですよ! 五大明王と四天王ですよ! 不動明王に降三世明王に軍茶利明王に(字が違うけど)大威徳明王に金剛夜叉明王に持国天増長天広目天多聞天、それに金剛力士の阿形吽形。メチャメチャツボなラインナップですですよ。
 ま、デザイン的に四天王はあんまおもしろくないので、出来れば五大明王の方が欲しいわけですが(金剛力士は欲しいね)、とりあえずお試しで買ってみた一個は軍茶利明王でした。軍茶利夜叉明王ともいいますね。明王の象徴である炎を背中に背負ってて本気でかなり良い感じ。小道具のヴァジュラや三叉もかっこよい。もうこれだけで満足だ〜というくらい。さ、どうしようか。
 少なくともグリフォンに比べれば格段に満足のいく内容でした。モチーフの善し悪しもあるけれど。

 なんやかやで「メモオフセカンド」もプレイ時間にして100時間を突破しようという感じになってます。思ったよりも遊んでるなあ。ふむ? 次は相摩姉妹でいってみようかというつもりです。さっさと巴シナリオのトゥルーをやれーという話もありますが。
 「怪盗アプリコット」はまだ攻略したのが4キャラ(サブキャラ含め)なので、もうちょい遊ばないとレビューも書けません。もっともこのタイトルのレビューを期待してる人は誰もいないようが気がするんですけどね〜。

 そろそろカレンダーの持ち合わせが底を尽きます。今は去年届いた「幻魔大戦DNA」にくっついてきた卓上カレンダーを使っています。でも今月までなのね。どこぞで見やすいのを入手しないといかんです。どうしましょうかね〜。

3月25日火曜日「いろいろあれこれと」

 「4D's」はそれなりに推敲したつもりだったのに、後からいくつか誤字やらミスやらがみつかって、ちょこちょこと修正しちゃったりしたですよ。実のところ、まだ誤字は残ってたりするんだけどね〜(苦笑)。
 レスをくれたみなさま、とりあえずありがとうございます。少しずつこちらも返レスしていくつもりです。あ、読み方は「フォーディーズ」ですよね、たぶん。これで「海の王子」のカメレオン4Dを思い出した人がいたら、その人は相当な藤子マニアに違いありません。私、今でも「海の王子」の単行本手元に持ってるけど。

 なんとなく「メモオフセカンド」をプレイしてました。例によってオートにしといて放置ってやつで。一昨日くらいからはじめてて、日記を書いている今エンディング直前といったところです。ちなみにギャルゲーでも屈指のインパクトを持つ南つばめの登場を見たくてプレイしているので、つばめねらいのプレイでした。でもなぜかほたるエンディング直前です。なんでほたるシナリオに入っちゃったんだろう……。わからん。でもこのエンディングでないと名曲「オルゴールとピアノと」は流れないし、いいや別に。

 書くことがないので、適当に。
 うちには以前に報告したように「仮面ライダー龍騎」の玩具のうち「R&M仮面ライダーゾルダ」だけあります。でも「王蛇」も欲しかった。なので、時々オモチャ売り場を覗いてはあるかどうかチェックを入れてます。「王蛇」があったらノータイムで買いなんですけど、ありませんね。というか発売されたはずの「R&M仮面ライダータイガ」なんか一度も見たことないんですけど。もっともここまでして玩具を欲しがる8のは「龍騎」だけですけどね〜。ガシャポンはほら、コレクターだったからってことで。
 でもこないだ「リュウガ」を見つけました。ほぼ定価。これが微妙な感じです。正直ゾルダだけじゃちょっとね、寂しい。どうしようかな、リュウガ。

 プロレスの話も少し。私が普段視聴しているのは闘龍門とK-DOJOのふたつです。どっちもここ最近で面白いことをしています。闘龍門は「エルヌメロウノ」という、団体内の最強決定リーグ&決勝トーナメント。C-MAX、Do-Fixer、M2K、イタリアンコネクション、ロイヤルブラザーズといろいろ派閥の別れている団体ですが、この大会ではそのくくりを取り払ったカードが組まれます。CIMAとドラゴン・キッドなんて団体創設以来6年もいるのに、今度が初シングル。個人的に楽しみなのは、イタコネのYOSSINOとロイヤルブラザーズから唯一参戦するアンソニー・W・森。今回も予選リーグで対戦しますんで、ほんとに楽しみです。両方ともCIMAとも初シングルですね。
 一方のK-DOJOで行われているのがタッグ王座挑戦者決定トーナメント。この団体、日本では珍しい男女混在という性格を持っています。他にも女性部がある団体はありますが、普通にミックスドマッチが行われている団体は他にありません。今回のトーナメントはそのK-DOJOならではで、完全にくじ引きによってチームを決めてしまうという方式。男女でのチームも出来るし、普段抗争しているような者同士のチームも出来ます。というか、出来ました。どこが優勝するでしょうか。本命はやっぱり藤田ミノル&石坂鉄平、ヤス・ウラノ&十島くにおあたり?
 ちなみに女子プロレスというマーケットがあるのは日本だけです。アメリカでは混合しているのが普通。女子だけって団体は無いんですね。はっきりいって、女子プロレスのレベルなら日本は他を圧倒的しています。WWEにも女子選手はいますが、やっぱりちょっとぎこちない。あそこに中西百恵でも入ったらすごいのになあ、とか思うんですよね。それとも女王豊田真奈美の方がいいかな? あの驚異的な身体の柔らかさは必見だし。
 でもってWWE。もうすぐ本土では世界最大のプロレスの祭典「レッスルマニア19」です。私はHHHvsブッカーT戦に期待してます。元WCW世界王者でありながら、WWEでは長い間苦戦してきた彼もついにPPVで世界王座戦です。一応「サバイバーシリーズ」でも挑戦してますが、あれは挑戦者5人もいたし。「ロイヤルランブル」&「ノーウェイアウト」でのHHHの相手だったスコット・スタイナーはあんまり良い試合を見せてくれなかったようだし、やっぱりブックさんに期待。
 それと、6月からPPVも2リーグ制導入らしいんですよね〜。最初はRAW組だけのPPVになるみたい。PPVに出てくるメンツが増えるのは良いんだけど、大丈夫かな?

3月24日月曜日「我が聖域に開け扉」

 結局新作SSのタイトルは「4D's」ということになりました。Dを頭文字にする4つの単語の集まったもの、という意味です。その4つのDってのがなんなのかをバラしてしまうのは野暮というものでしょう。人それぞれの解釈でも別に問題あるわけじゃないし。ま、読めば最低3つは分かるはずだしね。なんなら「ダッドリーデスドロップドッカーン」でもいいわけだけど(笑)。
 ちなみにネタそのものはカート・アングルの「3I's」から取ってるわけね。「Intensity&Integrity&Intelligence」ってやつ。裏バージョンで「Idiot&Idle&Impotensce」なんてのもあるけどね(笑)。
 これで「ドライブディバイダー」からDが6つ並びましたよ〜というのが、ネタの本命。くだらないでしょ? 一時はほんとに「DDDD」なんてアホなのも考えてました。
 で、アップしたわけなんですが、サイズがちょっと大きくなったので半分ずつに分けようとしたら、これでもIEで蹴られました。相変わらずぬるっちーブラウザだよなあと思いつつ、「詩奈乃キュア」でやったようにネスケを使用。そしたら今度はコピペが文字化けしやがる。仕方ないのでIEに戻って前編中編後編の三つにわけることに。でもまずいなあ。ネスケを使うと文字化けするんじゃ「詩奈乃キュア2」で一括掲載するのがかなり難しくなるじゃん。

 ところで魔術士オーフェンの最新刊「我が聖域に開け扉」を読みました。今回が上巻で、次でシリーズ完結です。第2部に入ってからいまいち盛り上がらない……と言われてきたこのシリーズ。でも今回の内容を考えてみると第2部の内容はこれで間違ってないのだと言えます。第一部では痛快な活劇が重視されてたのが、第2部では作品に漂う雰囲気を重視するように変わったわけです。むしろよくまあ、こういう路線を貫き通したもんだなあと感心しました。盛り上がりに欠けるのは事実なんですが。
 これまで名前だけ何度も出てきながら実際に登場したことが無かった王都の魔人プルートーがついに出現。それに私のひいきマリア・フウォンも本編初登場。ついでに一巻で登場して以来のご無沙汰だったハーティアまでが! 一巻で命を落としてしまったコミクロン以外のチャイルドマン教室の生徒全員が完結編では集結しそう。あ、フォルテは駄目か。いやなんとか……。
 どんどんニュータイプ化していきまさしく「鋼の後継」にふさわしい戦士と化したオーフェン。開かされる聖域とドッペル・イクスの謎。最終巻は盛り上がりそうですね。これまで読んできたという人は、ここでやめないで手に取るべきでしょう。と、私は思うけど。
 このシリーズでなにげに重要なのは、人の命をとても大事にしているってことでしょう。オーフェンが直接手にかけた人間はひとりしかいないし、そうでなくとも誰かが死ねばその重さをキャラクターがきちんと受け止めている。だからイールギットの死なんかもけして無駄になってない。案外それが出来てない作品が多い……というか、普通出来てない。長くシリーズを続けるうちに、どこかしらで死に対して無感覚になってしまうものです。ほら、推理小説のシリーズでも、探偵が人の死の痛ましさについて悩むシーンとかほとんど無いでしょ? 下手すると謎解きのために必要な道具でしかなかったりするもんね。
 にしても、ここまで深刻な状況になっても地人兄弟がきちんと出続けているというのは凄い。なんでも作者の秋田氏は人気のあるなしでキャラの活躍度を変えているとか、そういうことをしてないらしいし。普通は人気キャラをプッシュするもんだよなあ。「リアルバウトハイスクール」みたいに主役が入れ替わっちゃうような作品っだてある世の中なのにね。
 あ、でもなんか、マジクの瞳が緑色だっていうアレの伏線は回収されないっぽい? うーん、わかんない。

 それとレビューページ作りました。最初は4本だけだけど、後々増やしていきます。それにあたって「DCの所持ソフト&レビュー」のコンテンツを潰しましたので、ここに書いてあったレビューも後で移籍してきます。これで少しはかっこつくだろう(笑)。
 今後は予定通り「怪盗アプリコット」「メモリーズオフセカンド」「Pia★キャロットへようこそ3」「My Merry May be」なんかが追加されていくはずですよ。出来れば旧作もプレイしなおしてレビューしていきたいなあ。積んでる「想い出にかわる君」とか「久遠の絆」なんかもそのうちに。あー、あとノベル系だけじゃないよってことで、一応ね。

3月23日日曜日「SS続きの続き」

 昨日寝る寸前に電話がかかってきたですよ。なんかのセールスのようで、昼間は結構頻繁にかかってくるんですよね、こういうの。私は昼に寝て夜に起きてる生活をしているんで、こういった電話は困ります。しかも今のうちの電話は留守録機能が駄目になってる上に、コール音が最大音量でしか鳴らないと言うポンコツ。寝るのを止めて新しい電話機を買いに行きました。
 留守録&コードレス標準装備というのを念頭に置きつつベスト電器で見物。機能&値段の折り合いを考えてもそれなりに良いものを見つけました。が、「これくださーい」と言ってみたら売り切れてて品がないというオチ。でも見本品は置いてあるわけだし、ソールドアウトの札だってないし、普通あると思うよね〜。がっかりして買う気も失せました。
 とはいえ、近日中になんとかしておきたい課題でもあるので、機会があったら買っておきたいと思います。

 でもって一昨日から書いているSS、一応書き終わりました。昨日は全部で60kで収まるとかいってたのに、書き終えてみたら70kを越えてたよね(苦笑)。ほんとに私は見込みがヘタクソだ。
 あくまで書き終えたのは一応って感じで、これからいっぱい手直しを入れます。これもいつものことなんですが、今回は終盤の展開がいまいちきちんと決まってない感じです。あんまり良い感じでない。今のままじゃとてもじゃないけど発表出来ません。それでも今日明日にはなんとかしちゃいます。本家の次のページくらいには発表出来るでしょう。
 あ、いろいろ考えてるのにまだタイトルが決まってません。これもどうもハマらない感じなんだなあ。

 一切ゲームをプレイしないでずっとSSを書いてましたが、ちょこちょこと本は読んでました。嬉野秋彦のホルス・マスターシリーズの最新刊「悪徳の花園」なんかを読了してみたりして。これ、買って置いてずーっと積んであったやつです。近々シリーズ最終巻までの3冊を続けて発売するとかで、それならそろそろ読んで置かねばなるまいということで。シリーズをどう完結するのか楽しみ。

3月22日土曜日「SS続き」

 今日は天神まで行ってまた何冊か本を買ってきて……最近あんまり読んでないと思ってたのは何かの勘違いですなこりゃ。ちゃんと読んでるじゃん。ただちょっとばかしゲームの優先度が高かったというだけみたい。今後はある程度改善されていくでしょう。レビューページの製作もなんとかしたいし。

 でもって昨日から書き始めた新作のSSのお話。帰宅してからはずっとこの執筆にかかり切りでした。うりゃーやったれやーという感じな意味不明の気合いとともに、現在46k強。うーん今日だけで軽く30k以上書いてしまいましたか。結構頑張ったなあ。残しているのは最後の決戦部分だけなので、おそらく60kくらいで収まるのではないでしょうか。これだとアレですね。IEじゃサイズが大きくてツリーの枝の消費もひとつじゃ収まらない。とはいえ「詩奈乃キュア」みたいに馬鹿でかいサイズでもないから前編、後編に分けても問題ないでしょう。そうしよっと。

 アメリカによるイラク攻撃が本格化しつつありますね。でもなんか、やっぱり基本的に納得行かないってのが本音かなあ。後々のことを考えると、「あれは不当な戦争行為だった」という歴史として語られるようになる可能性がかなり高いような気がするんだよね。ブッシュさん大丈夫?

3月21日金曜日「ダブルダウン勘繰郎」

 今日は参りました。今日って言うか、昨日寝る時っていいますか。私は仕事の都合上、最近朝の九時頃に寝るですよね。で、夜の出勤に向けて夕方に起きるという段取りです。なのにだいたい10時といった辺り。いい感じに微睡んでいるところに弟から電話です。なんだと思ったら「ADSL引いちゃったよん。お試し期間だから無料。早い! 早くて死ねる」などという自慢話でした。確かに私はダイヤルアップですが。これで完璧に目を覚ましてしまった私は、2度寝も効かない状況になってしまいました。というか、二度寝してみたんですけどちっとも眠れない。仕方ないので諦めて「ダブルダウン勘繰郎」を読破しちゃったという次第です。結局寝付けたのは3時……通常よりも6時間もずれこまされてしまいました。たまんねー(苦笑)。
 というわけで読みました。主人公はきらきらと人生輝きっぱなしの15歳。虚野勘繰郎君。ミステリじゃないけど探偵物。これでもかこれでもかというくらい素敵な夢を語りとおしてあっというまに通り過ぎていきました。面白かったですよ。JDCトリビュートといっても内容はいつもの西尾維新って感じで、本家JDCキャラはひとりだけ出てきましたね。物語の時期でいうと、「コズミック&ジョーカー」と「カーニバル」の間くらいでしょうか。

 そういえば前から日記に書こう書こうと思っていて忘れてたことがあります。うちのHPの今の掲示板は弟の前HPのサーバに依存してます。なので弟の前HP消滅とともに消えてしまうのですね。なんとかはやいとこ次の掲示板を探さないといけません。

 仕事から帰宅後、ひさびさにSSの執筆に取りかかりました。いや、「Ever17」の沙羅SSとかじゃありません。ほんとに久しぶりのサクラSSです。巴里物なんで、「血潮」から入ったひとにはわけわからんかも。
 例によってタイトルを未定にしたまま書いてますが、今のところ「チェンジハーセルフアニバーサリーズ」というのが有力。あとは「ALIVE A LIFE」かな。何度も言うけど「サクラ大戦」のSSっぽいタイトルをつけるのが好きじゃないんですよね。もっとサクラっぽいくないタイトルは無いもんだろーか。
 今だいたい10k弱を書いたところ。全部でどのくらいになるかは分かりませんが、別に長編書いてるわけじゃないです。いつも見積もりしたって外れるし。
 なんとかオフ中に書き上げたいと思います。アップはそうですね〜。400Pが過去に消えちゃう前にはなんとかします。なんとかなるでしょ、たぶん。

3月20日木曜日「冬木弘道追悼」

 残ってた望シナリオ、それに彩シナリオとひなたシナリオの別ルートを回収。それでもまだアルバムに空きがひとつだけ残ってるけど、おしまいということにしても良いでしょう。基本的に私はボイス飛ばして読むってのをしないタイプなんですが、この作品はかなりうざったくなってたので飛ばしまくって終えました。
 まず望シナリオ。これじゃわかばシナリオとほとんど同じじゃないか〜(笑)。でもふたつのエンドで望の生死が関わってくるのは良い仕掛けかもですね。とはいえ生き続けることが出来る理由ってのがちょっと唐突で弱いと思う。見せ方に一工夫すればきちんとしたシーンに出来たはず。その辺の弱さが「Wind」の抱える慢性的な欠点ですね、やっぱり。望エンドではちょっとだけ主人公も活躍出来たから少しはマシかな。あと子供の名前どっから持ってきたのかよくわかんない。
 彩シナリオのもう片方、こっちがどうもトゥルーエンドっぽい。重ね重ねヒロインが唐突に自己完結して勝手に話を進める終盤の展開は勘弁して欲しい。これはようするにシナリオライターがキャラクターの心理的なコントロールをきちんと取れていないということなんですよね。全体的にキャラの感情が平坦で、めりはりに欠けまくってる。
 でもって最後にひなたの別ルート。これはひなたの主人公の呼び方が変わるだけで、他はなんにも変わってない。ま、「お兄ちゃん」と呼ばせつつ恋人同士に昇格して同棲状態ってのはインモラルでアレだけど(苦笑)。

 さくっと「Wind」を終えてから「怪盗アプリコット」に再度移動しました。周防篤のノーマルエンドへ特攻。怪盗試験に失格するという条件を満たせば、プレイそのものは怪盗エンドの時と同じなのでメッセージは全部すっ飛ばしました(笑)。いや〜、夏休みとはいえ校内放送で愛の告白。見てらんね〜(笑)。ノーマルエンドって普通のギャルゲ…ギャルゲーじゃなかったっけ…とにかくそういう感じのエンディングなのね。これはこれでやっぱり面白いよな。
 しばらくは「アプリコット」を続けるけど、「インタールード」と「Wind」を終わらせたんで、この手のヤツで積んで残してるのは「想い出にかわる君」と「Air」と「久遠の絆」……まだ少しあるな。んー、でもそろそろ他のジャンルもやってみたいかも。セガダイレクトで「斑鳩」の攻略DVDの予約を受け付けてたっけ。ポイントもあるし、買ってもいいかもしれない。どうしよ。

3月19日水曜日「あと27時間くらいみたい」

 「Wind」でちょっと挫折。最後に残しておいた望シナリオだというのに、やる気が減退してしまいました。やっぱこのゲーム、ちょっとアレだよなあ。彩シナリオもクリアしてみたけど、うーん。困った困った。
 なので「メモオフセカンド」に浮気してみました。巴シナリオを適当に以前に選んだ選択肢をはずすようにプレイ。それでもノーマルエンドへ向かうようにプレイしました。うーん、こっちの方がずっと面白いなあ。「会話のキャッチボール」という点で絶対的な差がある……。KIDって汎用CGの多彩な使いこなしも含めて、ここんとこには結構気を使ってますよね。その辺がKID独特の味かもしれないなあ、と思いました。にしてもほわちゃんもととちゃんもよい子だ。健は贅沢過ぎる。
 クリアしてから今度は「まいめり」にスイッチ。やっぱりPS2版は画像の解像度が上がってます。特にムービーでそれが顕著です。ただ、PS2版は普通のビデオ入力でのプレイだったんで、高解像度がいかんなく発揮されたかというと微妙ですけどね。音楽はDC版の方が良い気がします。明らかに音色が違いますね。

 さて、アメリカのブッシュ大統領がイラクに対して事実上の宣戦布告をしました。48時間以内にフセイン大統領が亡命しない場合、攻撃に移るというのが演説の論旨だったようです。
 今回のこの戦争に私宮上日陽自身が肯定的か否定的かというと、正直「よくわかんねえ」ってのが本音です。何がわからんって、今イラクを積極的に攻撃するような必要があるのかなーという点からしてわからん。湾岸戦争の時はクェート侵略という国際法規で考えても叩いて当然っていう理由がありましたから言うことはないですが、今回のはどうなんでしょ?
 一部でアメリカの本音としては「原油の市場のコントロール」が目的だとか言われているようです。そうかもしれませんし、それ以外のこともあるかもしれません。私はそれ以外の比重の方が大きいのかもなーとか思ってます。不穏当な内容なので、そのそれ以外ってのには言及しないでおきますけど。
 たぶん、日本人は今回のアメリカの行動の基準がよくわからないのではないでしょうか。そりゃもう当然、日本にとってはイラクよりも北朝鮮というよっぽど恐い相手がすぐそこにいるわけで。はたしてイラクを優先して叩くほど北朝鮮の驚異は軽いのかといえば……そんなこともねーだろー? 北朝鮮って世界的に見ても屈指の「何考えてるのかわかんない国」のはずだけど。
 韓国の人たちは同じ民族だから対話による解決&両国の統合を望んでるみたいですが、正直それって無理っぽいと思います。これは単純にいって、今の北朝鮮の高官が今の権限を民主化によって手放すようなことをするとは思えないってのが大きい。民主化したら今の金正日賛美も180度ひっくり返さないといけないし、頭の髄までその教育を仕込まれた子供達が民主化に対応するのも、それはそれで難しいでしょう。やるなら過去の日本と同じように、神格化された指導者をただのひとりの人間の域まで引きずり落とすしかないのでしょうか。ただし、それこそ手段は戦争に限定されそうです。私が住んでるのは福岡だし、すぐそこで戦争やってもらっても困るなあ。
 日本人って平和ぼけしてるとかよく言われますが、それってやっぱり二次大戦で負った心理的な傷が巨大過ぎて、戦争に対する問答無用に機能してしまう忌避感が存在するからってのも大きいのではないかと思います。とりわけ2発の原爆は痛かった。あんな目に合うくらいなら、なあなあで済ませてしまってもいいやーって感情が世論の中に蔓延したとしても、それはそれで仕方ないような気もする。たぶん日本人は世界一戦争を嫌がる人々なんじゃないかな。
 そこでアメリカですが、例の同時多発テロで初めて本土への戦時的驚異を食らったわけですよね。それまでは前線の兵士くらいしか戦争による痛みってのを知らなかった。で、今回ですが、イラク本土はアメリカから遠く離れているから、攻撃はしても攻撃されることは無い……とでも思ってるんでしょうか? 思ってるんだとしたら、同時多発テロの教訓は生きてないなと思いますけど。
 アメリカ人の多くは日本へ2発の原爆を落としたことに関して肯定的な見方をしているそうです。そのおかげで戦争を早期に終えることが出来たからってのが理由のようですね。アメリカ人は核兵器を威力のでかい単なる爆弾程度にしか思ってないってのも本当なのかもしれません。
 実際に原爆ドームとかで公開されてる資料を見ると、背筋が寒くなります。あれはなんというか、どんなホラー映画も目じゃない人間の根元的な恐怖と畏怖を呼び覚ますような……圧倒的なものですよね。あれは日本人なら一生に一度でいいから見ておくべき。そういえば原爆ドームの世界遺産指定に横槍を入れたのもアメリカでしたっけ。あんな貴重な存在も滅多に無いのにね。
 そこで原爆肯定派のアメリカの人たちに聞いてみたい。

 湾岸戦争の後処理を誤ってもう一戦やらかすことになりましたが、面倒だから今回も原爆のひとつふたつ落とせばすぐに終わるんじゃないですか?

 おそらく絶対に駄目だと答えてくるでしょう。日本はよくてイラクが駄目なのはなんでだ? と聞けば「あの時と今とでは状況が違う」と答えるかな? そりゃ確かにそうだけど、状況うんぬんを越えた次元の破壊力と陰惨さと爪痕を残すのが核兵器なわけで、駄目なものはいつだって駄目だ、と思いますが。
 結局言いたいのは、日本人と同程度にはアメリカ人も戦争に対する認識がぬるいんじゃないか、ということで。そんな人たちが率先して戦争を起こそうとするのは、やっぱりまずいんじゃないのかなあ。
 でも、どうせやるんならあれですよね。フセインの身柄くらいはどうにかして欲しいですよね。例のアルカイダの首領もまだ生きてどっかに潜伏してるっていうし、今度の戦争でもたとえ勝ったとしてもイラクの今後からフセインの影響力をぬぐい去れないというのなら、なんのための戦争だよってことになりますから。湾岸戦争でもそうだし、同時多発テロ後の活動でもそうだし、案外アメリカは詰めが甘い。やるなら中途半端はいけない。
 ……とはいえ、後々のイスラム圏の人たちとの接し方とか考えると、下手な手は打たない方が良いのも確かです。世界的に見てイスラム圏層の人口の拡大が続いていて、近い将来地球の多数派を占めるレベルまで行くとか行かないとか。そんな中でも世界の警察アメリカの影響力を行使出来るのかといったら、ちょっと厳しくなるはず。日本は一応儒教の流れを組む国ですが、これが一番少数派だったけなあ。
 後で「血迷った」とか言われないといいね。

3月18日火曜日「Wind続き」

 先週の金曜日くらいから鼻がぐずって熱っぽかったけど、今日あたりでダイブ良くなった模様です。風邪だったんだろうけど、特に寝込むこともなく治ってしまったな。花粉とかそういうのでは無かったらしい。花粉だったらきっと収まってないだろうし。花粉症とかなるの、嫌だ〜。
 CSでK-DOJOの放送見てたら仕事に遅刻しそうになってしまった。最近闘龍門ともども見逃しがちだったから、ついつい見入ってしまいました。DJニラとヤス・ウラノの微妙にやるきのないまったりした解説がかなり良い。

 「インタールード」を終えたので「Wind」に戻りました。最初からやっても良かったけど、めんどくさいからセーブしたところからやり直して彩シナリオへ。まだ終わってませんが、ゲーム中に感じた疑問点も大方解決してくれて作品としての破綻はそれほど大きくないってあたりで落ち着きそうです。あくまで作品としてはね。よく分かんないとこも残ってはいますが。
 極端にいうと、ギャルゲーって2種類に分けられると思うデスよ。ひとつはその名の通り、ヒロインとの接触を楽しむタイプ。もうひとつはそれよりも物語の方を重視するタイプ。一応「Wind」は後者のタイプに入るでしょ。でもシナリオライターの国語力構成力が無さ過ぎるために、どうにも中途半端な作品になってしまったようが感じがします。文章自体も駄目だけど、根本からやっぱり駄目だー、という。
 結局ストーリーの重要な部分は彩の独白だけでばばーっと進むデスよね。なんでもかんでもそこまで話さなくても良いんじゃないかってとこまでしゃべりまくります。マシンガントークです。主人公はそこに割ってはいる余地がありません。基本的に主人公は無知で、物語中で彼に与えられた役割というのも貧困です。ほんとはあるはずなのに、いなくても良い人になっちゃってます。これが「Wind」が抱える基本的な欠陥で、大方のシナリオで同じ指摘が出来るでしょう。だから「Wind」で比較的良いシナリオはヒロインがあんまり喋れなくなるひなたシナリオかもしれないな、などと意地の悪いことを書いてみたりして。あ、あとホントに主人公がいなくても良い紫光院シナリオとかも良いかもしれない(笑)。
 プレイヤーが主人公に程良いシンクロをするのが良いギャルゲーというのなら、「Wind」は駄目駄目ですね。
 だめだ、ばかだ、なってない。
 シンクロしてれば主人公の行動、意志がそのままプレイヤーの行動、意志ということになるはず。いや、それ以前にゲームってのはプレイヤーがいかに自然にゲーム世界に介入出来るかどうかってのが、面白い面白くないの境目のはずです。これはなにもADVに限らず、あらゆるジャンルの作品に言えます。どうしようもなくおいてけぼりを食うという点で、「Wind」は駄目だな、やっぱり。
 ヒロインが話すことのいくらかを主人公に担当させれば、作品の印象はガラっと変わってくるだろうになあ。結局シナリオライターは一番大切なはずである主人公というキャラクターの使いこなしを致命的に誤ったということで。
 あー、でもあのヒロインの独白連続は声優さんには良いのかもとか思う。すごく感情移入出来るだろうし、物語に入り込めるのではないかとも思う。思うけど、プレイする人間が楽しくないと駄目だー。
 さてと、まだ彩シナリオは終わってないけど、残るのはもう一つあるとかいう彩シナリオ、それに残しといた望シナリオですね。吉と出ればいいけど、これまでの感触から言えば駄目だろうなあ。

 3月に入ってからプレイしたゲームで一番良かったのはまず「Iris」。続いて「怪盗アプリコット。でもって「Wind」&「インタールード」となるけど、大体こんな感じ。

 Iris>>怪盗アプリコット>>>>>>>>>>>>Wind&インタールード

 問題は「Iris」でも「まいめり」クラスまでは行ってないってことだけどね。いや、「Iris」や「怪盗アプリコット」にはそれぞれ「まいめり」に無い魅力があるからそれでもいいけど、「Wind」はちょっと。「インタールード」は一応この作品なりの魅力はあるから、好きな人ならってことかな。じゃ、一番駄目なのは「Wind」で決定かも。良い作品になるための下地はあるのに、結果的に駄作にしちゃったってのはもったいないとしか言いようがないよね。ま、「Wind」の悪いところはテキストだけってわけじゃないんだけど、この辺りは今週末に作る予定のレビューページの方で書いてみましょ。

3月17日月曜日「インタールート続きの続き」

 とりあえず「インタールード」終わりました。なんだかあっさりめだけど、基本的に攻略ヒロインが3人しかいないし、大きな分岐もそれほどあるわけじゃないからこんなもんかもね。「Iris」もそれほど長くなくてあっさりめだったけど、でもあっちの方が……さくらシナリオとかもりあがったけどね〜。それでもダラダラした感じがそれほどないってのは長所といえなくもないかも。シナリオに抑揚がなくて、さほど盛り上がらないってのは短所だけれどもさ。玉シナリオはそれでもいーかもだけど、全部それじゃ困るだろ、おい。
 で、丸藤泉美シナリオ。主要人物である泉美、冬木、杉浦はそれぞれみんなプロレスラーの名字から取られてるような気がする……。丸藤なんて滅多にある名前じゃないもんね。冬木は癌でまだ入院中。なのに橋本と試合したいなどと無謀なことを言ってます。無理しないで療養してればいいのに。それとも回復の見込みが薄いのだろうか。橋本もきちんと応じようとしてるみたいだから、よほど深刻なのか、冬木の人格ゆえか。む、ゲームと全然関係ねーな(笑)。杉浦はよくある名前だから、実際のところはどうだかわからない。日本シリーズで逆転代打満塁ホームラン打った人かもしれんし。
 綾シナリオの裏みたいな話なんだけど、結局こっちのシナリオでもなーんにも明かにならないのね。というか、ストーリーをまとめる時どうしたもんかよく分からない。なんか、このシナリオ、暢気な公務員の巨乳ねーちゃんの面倒を見るしかない……というなし崩しな部分以外、なにも見るべきものがないというか。キャラがどうこうってことじゃなくて、シナリオ的にね。
 とはいえ、杉浦ってキャラは結構個性的で良かったし(昔のギャルゲーでは散見したキャラだけど)、登場シーンでの雰囲気はかなりぐっとくるものもあったので、きちんと話をまとめて伏線を張って収束させようというつもりがあったなら、かなりの傑作になった気配もしたことはした。
 で、感じたのは……これ本当はまだトゥルーシナリオが隠れてて、そっちで全てが明かになるんだろうなってこと。KIDならまずもってそのパターンだね(笑)。でも無いらしい。うん、駄目だ。
 だめだ、ばかだ、なってない。
 ちなみに玉シナリオと泉美シナリオは結構密接につながってて、玉シナリオから泉美シナリオへも行けるし、その逆も出来る。泉美シナリオは玉シナリオを経由すると単にはしょられただけのストーリーが展開するので、普通に泉美一点に集中するのがよろしいでしょう。玉シナリオの場合、最初からそっちへ向かうのと泉美シナリオを経由するのとでは結構な違いが出てくる。おそらく泉美シナリオ経由の方がノーマルエンドで、本来の玉シナリオがグッドエンドって扱いなんだろうけど、どっちかといえば泉美シナリオ経由の方が美味しいよ。
 あー、でもどっかのサイトで睦月エンドってのがあるってのを見たな。これはまだ見てないや。

3月16日日曜日「インタールード続き」

 ほんとなら「Wind」か「怪盗アプリコット」に戻って最後まで行く予定でしたが、「インタールード」の続きをプレイしました。こりゃあれだ、今回のオフでレビューページ新設ってのはちょっと無理。あー、昨日弟のところで足止め食らわなかったらなんとかなっただろうになあ。来週に持ち越し。
 でも「インタールード」は特に新機軸ってわけでもなくて、ゲームとしては普通の作品ですやね。そりゃCGはやたらめったら多いけど。
 和辻綾シナリオ。うーん、とにかくあらゆる要素に関して抽象的なままで済ませたシナリオですよね。何一つとしてはっきりとしたことが出てこない。これはおそらくそういったコンセプトデザインなんでしょう。整合性よりも人間の本能に訴えかけるような、心理的なものを重視したということで。たとえば「主人公の名前」が出てこないってのもそのひとつだよね。それって気持ち悪いでしょ。
 一応パンドラ計画なる怪しげなプロジェクトがあって、それに関する様々な伏線も……あるようで無い(笑)。綾シナリオをプレイしてもなにがなんだかわかんねー。これが面白いか面白くないかというと……私はあんまり面白くないと思う。私はミステリ好きだから、なおさらだね。
 玉城麻衣子シナリオ。恐ろしく特徴的なしゃべり方をするキャラがヒロインなので、面くらう人も数多いでしょう。私もそう思うし。極度のめんどくさがりで、勉強嫌いで。毎朝遅刻寸前に幼馴染みの出迎えを受けて、テストは留年ギリギリというかマジで留年クラスで、我が儘で人の都合をあんまり考えず、場当たり的な行動ばっかり。これ、性別を変えれば典型的なギャルゲーの主人公になりますよね。ギャルゲーの主人公ってこんなにうざったい。どうしてそんなのが女の子にもてるのか。その不思議さがよく分かるシナリオだと言えるでしょう。つーか、おかしいだろこれ(笑)。
 でもシナリオそのものはただーの盛り上がりも何もない淡々とした(ヒロインの馬鹿っぷりが目立つからそうは思えないかもだけど)もので、凄いとかそういうことはありません。けど、綾シナリオよりは面白いかも。麻衣子を可愛いかもとか思い出したら負けですね(笑)。
 それとこのゲーム、ところどころにガンダムネタとプロレスネタがありますよね。それもかなり露骨に。0083のシーマとWのレディ・アンなんてそのまんま出てきてるし、麻衣子のバイト先の「アンナ・デラーズ」は0083のデラーズフリートそのものだし(店長がエギーユ・デラーズで、コックがアナベル・ガトー)。それにプロレスの方も……。ま、いいか。
 あとは泉美シナリオだけ。

3月15日土曜日「閉じこめられる」

 私が天神方面に足をのばすのは、9割方書籍を購入するためです。今回もそういう感じでした。一番の目当てだった「ダブルダウン勘繰郎」は無事に入手出来ました。それに加えて太田忠司の「まぼろし曲馬団の逆襲」はとりあえずスルーし、同同氏の「ミステリなふたり」をゲット。宿少シリーズもそのうちきちんと読み直さないといけないかな。今年には完結させるという話だし。これまで2年半も中断してたのは充電でしたか。あと柄刀一の「十字架クロスワードの殺人」を。
 でもってついでに弟のところにもいきました。FFXをやりたいということで、PS2も持っていってやりました。本来私が弟宅に行く途中で買っていってやる予定でしたが、自分の買い物を済ませたらお金が足らなくなってました(笑)。ちなみに私はあんまりFFXやる気もないですけど。でも弟宅にあったFF7&8を見てたら、7の方は少しやってみたいかもしんないなあ、とか思いました。そのうちに。
 私としてはその日のうちに帰宅するつもりでした。それを破綻させたのが、夜から降り始めた雨。今回も自転車で行っていたので、こうなるとまったく身動きが取れません。しかも降雨に気づいたのがよりによって11時半。終電を使うにもギリギリというか、乗り換えを考えると駄目でした。少し風邪気味で兄弟揃って鼻をずるずるさせてた状況でしたし、雨の中を濡れること覚悟で帰るという手段も使えません。結局幸か不幸か、ひまつぶしにもってこいなアイテムが手元にあったので、ずーっと本を読んだというわけで(苦笑)。朝の10時まで……とほほ。
 というわけで「ミステリなふたり」と「十字架クロスワードの殺人」を読みました。「ミステリなふたり」は鉄の女と異名される敏腕女性警部の妻とずっと年下でイラストライターと主夫を兼業する夫が難事件を解決するという短編集です。このタイプの作品は赤川次郎の有名な刑事と泥棒シリーズがありますね。似たような感じかなと思ってたら、ほとんど同じでした(笑)。赤川氏の作品は書店にいけばまず置いてあるってくらいメジャーなので、読み比べてみるのも一興でしょう。一応「ミステリなふたり」の方が本格寄りなんでしょうね。最後の一編はどんな話なのかほとんど読めてしまいましたけど、それでもこういうの好きです。
 太田氏は以前WWEのザ・ロックをモチーフにしたDDTやテーブル葬のシーンを書いてましたが、今度はHHHのペディグリー。アスファルトの上でペディグリーなんてかましたら、普通は死ぬかも……。
 「十字架クロスワードの殺人」は純朴な天才天地龍之介のシリーズ初の長編書き下ろし。前々から龍之介の年齢はもうちょい低い方が良いんじゃないかと思ってたシリーズです。今回は2カ所で同時に発生する殺人事件とパズルが中心という、いかにも〜なパズラータイプの作品でした。けして得意とはいえませんが、パズルは好きなんですよね。
 一人称視点をふたつ使って話を進める時は、書き方そのものにトリックを含んでいることが多い。森博嗣の「そしてふたりだけになった」なんかもそうだし(そうだったか?)、「Ever17」だってそうですね。一応西澤保彦の「殺意の集う夜」なんかもそうなのかな。「十字架クロスワードの殺人」はどれかといえば「殺意の集う夜」に一番近い感じだと思います。ふたつの視点を最終的に物語を大詰めで盛り上げるために使っているということで。
 ぼちぼち柄刀一の他の作品も読んでみようかな。かなり突飛な設定の話が多いんですよね。

3月14日金曜日「インタールード」

 今日はバレンタインデーですね。私は今週会える相手にお返しをしてきましたが、きっちり今日で全員に配り終えました。予想外に喜んで貰えたのでお返しした方としても満足です、はい。
 ただ、そのバレンタインデーの日に約束して合うのが弟ってのが激しく無粋ではありますが〜。
 
 「Wind」と「怪盗アプリコット」を放り出していきなり「インタールード」をやっています。たぶんDCで発売される最後のオリジナルADVかな?
 仕事に行くまでの時間で適当にプレイしてみました。なんといっても目立つのが多彩かつ豊富に用意されたCG。こんなによく揃えたもんだと感心するくらい、これでもかこれでもかと投入されます。通常のADVだとイベントCGと汎用CGの比率は1:15くらいで(でたらめ)汎用CGの方が圧倒的に多いのでしょうが、「インタールード」では半々ないし、イベントCGの方が多いです。そのCGの質も結構高いし、声優さんもなかなか豪華に揃えてます。これじゃかなり売らないと元が取れないんじゃ……と心配するくらい。
 ヒロインは3人。なんだか一番怪しげなキャラのシナリオへ入ったようで、異様な展開が続いています。そこそこ面白そうな感じなんですけど……いまいち主人公の描き込みが浅くて、どんなヤツなのか掴めないまま進んでます。そこが気になるところ。
 後はクリア後ね。ひとりクリアしたら「Wind」に戻ろうっと。

 なんだか少し熱っぽくて、鼻も出てます。風邪ひいたかも。まあオフだし、ゆっくりすればいいや。ビール飲んで寝よう。

3月13日木曜日「今日はFFX2の発売日でしたね」

 うーん、なんというかひょっとして……「怪盗アプリコット」って実はおもしろかったりしませんか(笑)。最初に元気でクリアした時に、主人公のあんずが怪盗失格してしまったので(ノーマルエンド)、おかしいなあと思っていました。どうにも腑に落ちなくて、ネットで攻略サイトを探してみたらあっさり発見。しかも結構たくさんある。その攻略情報の中に見慣れない単語がありました。

「……怪盗度?」

 このめちゃくちゃ怪しげなパラメータ次第が怪盗エンドを見られるかどうかの分かれ目のようです。やっぱ「怪盗アプリコット」なんだから怪盗にならなきゃおかしいじゃん? で、怪盗エンドだと、あらあらびっくりいろいろと物語の裏に隠された謎がぼこぼこ出てきて思わせぶりな展開に。ただ単に攻略キャラを落とせば終わりという構成ではありませんでした。意外と奥が深いぞ〜。
 ということは普通に考えて攻略キャラ5人×2(ノーマル&怪盗)、サブキャラエンドが瑞樹、草、綾瀬、親父、諒子で全15エンド。複数回のプレイが前提となるとプレイ環境の善し悪しが問題になりますね。で、プレイ中あることをするとあんずのパートナーであるコウモリ型ロボット・ヒースにいろいろと機能を加えることが出来るようになります。キャラのプロフィールだとか、キャラの愛情度、出現場所リストなど、いろいろと使える機能がプラスされます。うーん、あなどれんな。
 しかし肝心の望月あんずちゃんのプロフィールだけが不明のままなのはどうしたこっちゃ(笑)。望月母がそこそこ長身だけど、元気や瑞樹との身長差を見ると、せいぜい160センチってとこかな。
 元気に続いて「怪盗アイリス」藤巻瑞樹をクリア。怪盗エンドのみのキャラ。復讐のために息子を女怪盗に仕立て上げる馬鹿母は笑うしか(笑)。主人公が女の子なので、「女の子なんだと思ってたら実は男だった」パターンでした。普通は逆だろう……でも実は女の子ネタってのも意外とメジャーじゃなくて、記憶にあるところでは「Piaキャロットへようこそ2」にいたくらいかな?

3月12日水曜日「怪盗アプリコット」

 というわけで「怪盗アプリコット」のお話。いわゆる普通のギャルゲーではありません。主人公は女の子。攻略対象は女性ではなく男性キャラ。ギャルゲーとは立場が逆、こういうタイプのゲームをガールズゲーと呼ぶそうです。ちなみに男性の主人公が男性を攻略対象とするタイプはボーイズゲー。ゲームではともかく、この手のボーイズタイプのメディアは小説をメインにかなりの需要がある……みたい。ちょっとした規模の書店にいけば、コーナーがありますもんね。普通の成人向けのコーナーよりもよっぽど怪しさに溢れた区画だと思います、個人的に。ちょっとでも興味があったとしても男なら手に取らないが吉です。あれが中学生や小学生でも買えるってんだから、世の中まちがっとるよ(笑)。
 大雑把なストーリーはという……代々女に生まれた者は怪盗となって世の中を暗躍するという家系に生まれた望月あんずが、正式デビューへの卒業試験として「五人の男性のうちのいずれかのハートを盗む」というお話。この設定からして突っ込みたくなりますが、ゲームの内容はそれこそ突っ込み所のオンパレード。「怪盗」という単語に関する認識は、いったいどうなってるんだという感じです。でもそういう露骨なB級映画な雰囲気を楽しむゲームのような気がするので、突っ込みながらプレイするのが正しい遊び方のような気がする。
 登場人物も結構面白いです。「絶対にギャルゲーには出てこないような女の子(主人公ね)」と「絶対にギャルゲーには出てこないような男」ばっかり出てくるんで、意外と新鮮だったりしてね(絶対は言い過ぎか)。なので、会話のノリ自体、普通のギャルゲーには無い雰囲気があります。
 メインの攻略対象の5人は「年下の超人気アイドル」「いわくありげなバイトをしてるらしい隣のクラスの同級生」「一年失踪して帰ってきたと思ったら人格激変してたこ焼き屋を始めた寡黙な男」「アイドルに片思い中のプロサッカー選手」「怪盗でもスポーツ選手でもなんでもおっかける記者」。ことごとく突っ込み所を備えた強者揃いです(笑)。それ以外にも「探偵志望の少年」とか「謎のライバル怪盗」とか「ヴァイオリニストで女生徒に大人気の兄」とか……よくまあこんなにいろいろと揃えたもんだ。作品としてのリアリティとか、考えてはいけない。
 システムはノベルゲーというよりも、一昔前の「同級生」シリーズみたいな感じ。選択肢よりも、積極的に相手のいる場所に移動して会話をするって感じのヤツ。
 最初のプレイはバッドエンド扱いの草エンド……お兄ちゃんがあんずの相棒に立候補するエンディングになりました(これがまた妹至上主義の兄貴なんだよなあ)。どうやら複数のキャラをかけもちするプレイをしてたのがまずかったようです。基本的に一点豪華主義でプレイするのが良いみたい。個人的にはライバル怪盗「アイリス」のシナリオかな。入り方が良くわかんないけど。
 とりあえずひとりふたりクリアしたら「Wind」に戻ります。別に「Wind」がつまんなかったわけではないので。今週は「インタールード」も出ますね。話に聞いたところでは、そこそこ面白いそうなので楽しみ。

3月11日火曜日「お返しする週間」

 先月のバレンタインデーの時には義理とはいえ結構チョコを貰ってしまったので、お返ししないといけません。うちの職場では14日に顔を見せれば全員に会えるというわけじゃないので、ホワイトデーとはずれますが、随時渡していかないとタイミングを逸してしまいます。なので、今日から会える予定の相手に順次お返しを渡していくという作戦になります。というか、こうするしかない。
 さて、そこで問題なのが何をあげれば良いのかということで。全部義理なのは分かり切ってるし、どれも値段的に大差ないような感じでしたから、ひとつ決めてしまえば後は全部同じようなものでいいとは思いました。おそらく500〜700円くらいでしょう。もうちょい安いかも。これが手作りになると値段の予想なんてつかないけど、幸いにしてそんなものは無かった(涙)。
 で、結局近所のケーキ屋さんで適当にいくつか見繕って梱包してもらうというところに落ち着きました。これの良いところは相手が女の子なので3つも4つも買わなくて良いということです。食べきれない&全部食べたら太る(笑)。男の私にはよくわかりませんが、女性の甘い物に目がないという点と、それでいて美容に気を配るという二律背反はかなり根強いようですから、せいぜい2個といったところでしょう。これなら何をどう選んでも1000円超えるようなことはありません。結局3倍返しどころか同じような値段に落ち着くはず。姑息かも知れない(笑)。

 なぜか「Wind」、残った望と彩シナリオをプレイせずに「怪盗アプリコット」に流れてしまった。それでも週末のオフにはクリアして、なんとかレビュー用のコンテンツを開きたいところです。この前感想メインとか書きましたけれども、これはやめました。普通に長所と欠点と特徴を並べるレビューにします。で、そこからリンクを貼って日記の方の各シナリオ感想へ飛んでもらうといったような感じに。感想はやっぱネタバレしちゃうから良くないかもとか思いましたので。
 でもって「怪盗アプリコット」。同社の前作「雪語り」と比べて、随分プレイ感が軽くなりました。「雪語り」は選択肢に来ると数秒ゲームが止まってたからな(笑)。実はこれ、結構面白かったりするかも。詳しい話は明日以降にしましょうか。

3月10日月曜日「鳴風みなも」

 今日はメインヒロインのみなもと、DCで追加された紫光院霞シナリオをクリアー。紫光院シナリオは昨日推測した通りだったので、改めて語る必要はほとんどありません。シナリオそのものもわかばシナリオの焼き直しといったような感じで、展開のパターンはまったく同じ。ま、追加シナリオがあるというだけでも良いですよ。というか、このシナリオが無いと彼女がゲームに登場してくる意味ってのが無いしね。妥当なところかな。
 で、みなもシナリオ。どのヒロインにも言えますが、攻略難易度はとても低いみたいです。ほんとに選択肢が少ない。「まいめり」の114よりも少ないんじゃなかろうかというくらいの少なさで、しかもそれぞれがダイレクトに攻略に関わってきます。分かりやすい。つまる人はいないでしょう。ノベルタイプのゲームに選択肢による独特のゲーム性ってのは必要なわけでもないんで、これでいいのかな。下手に相性診断なんか入れた「ファーストKiss物語2」はえらい不評だったし。
 これまでにも書いたように、どのヒロインもいかにもなキャラクターづけがなされているので、みなももいかにもーなメインヒロインタイプでした。シナリオそのものは……それほど悪くないんでしょうね、たぶん。でもイベントの積み重ねにやや甘い部分があって、少し盛り上がりに欠けるかもしれません。どのシナリオもラストの展開に似たりよったりだしなあ。
 これもわかばシナリオの時に書きましたが、終盤のあの展開というか長すぎる台詞はどんなもんでしょうか。みなもにしろ彩にしろ、自己完結しちゃってて主人公の意志の割り込む余地が少ないんですよね。ガーッとしゃべって、ぼけーっと聞いてるだけになりがち。いつもいつもこの手法で場を盛り上げようとするので、はっきりいって飽きます。今回特に彩の台詞が長い長い。しかも「あれっ? いきなりそんな全部分かりましたってような展開になっちゃうの?」という感じ。同じような場面でも紫光院シナリオでの勤の時は一応の説得力があったと思うんです。彼は完全に部外者だったので、それをまきこんだことで悔いることはあるかなーと。でもみなもはどうなんだろう? 真とみなもの両親を四人ともぶったきって、しかもこれから真も殺ってしまおうという状況で、今更みなもひとり増えたところでどういうもんかと思いますが。
 その辺がイベントの積み重ねが甘いというか、描写が甘いというか。少しでもみなもを傷つけることに抵抗があるというようなシーンを入れておけば、変わってきたと思いました。でないと風螢のシーンが生きてこない。おまけでいえば、シナリオ全体におけるみなもの存在……彼女、メインヒロインなのにいなくてもいいんじゃないか、なんて思うんですけど。幼馴染みがどうこうということなら、なにもこの特異な設定を持ったゲームでやる必要も無いかもしれない。彼女の風を操る力って、結局風蛍のシーン以外じゃちっとも生きてないんだし。設定が効力を発揮してないなあ、という感じだよね。
 そういう意味ではわかばや紫光院の能力の方がきちんと機能してたと思うけど。
 残るのは望ひとりだけ。さっさとクリアしてしまいましょうかね。

 時々KID作品をオートで流しながらうとうととしてしまいます。そこからあのBGMは睡眠の助けになるかもしれんなあ、ということで「Ever17」のCDを流してみました。これが結構良いかも知れない。今度、改めて他のタイトルのCDも買って来ようかななんて思ったりしました。中古であると一番いいんだけど、難しいだろうね。今度出る「Iris」のCDでも買ってみようかな。

3月9日日曜日「藤宮わかば」

 とりあえず、浮気せずに「Wind」やってます。
 で、やっぱりちゃんとしたゲームレビューのコンテンツを作ることにしました。来週末のオフを使って立ち上げる予定で、最初は「MyMerryMayDC&PS2」「Iris」「Wind」のレビューを掲載。「Wind」はそれまでに終わってたらになりますが。その後も「インタールード」etc予定は入ってますが、飛世巴シナリオをクリア次第「メモオフ2nd」も追加。一応新作旧作問わずプレイした作品を追加していくということで、ギャルゲー以外もやっていくつもり。問題は私の根気だな(笑)。

 ひなたに続いて藤宮姉妹の妹、わかがシナリオをクリアしました。それで分かったんですが、選択肢がさっぱり出てこないってのはいわゆるプロローグみたいなものだったようで、2回目のプレイからはカットすることが出来ました。
 わかばは主人公が偶然知り合った姉妹の妹で、話し方がやたら丁寧(こういうキャラの書き分けをしてるあたりからも、造形力の無さを見て取れる)。治癒の能力を持っていて、姉である望の心臓病の進行をくい止めています。とても仲が良くて助け合っている姉妹です。
 そういえばひなたの時に書くのを忘れてましたが、「Wind」の舞台になっている街はその大半に不思議な超能力があるという設定になっています。地球規模で力のある人間が多い世界というわけではなく、あくまで舞台になってる街だけに集まっている……ということになってます。どうしてそんな不思議な街が存在するのか、どうして力を持っていることをさして疑問視する者がいないのか。そんな辺りも物語の中で明かされていきます。こういう部分の描き方が悪くないってのは不思議だ……。
 シナリオ上、ルートとしては望とわかばの姉妹で途中まで共通です。途中でどちらかを真が選ぶ展開になるわけですね。私はどっちかといえば、唯一よくあるキャラから外れた感じの望の方が好きですが、美味しいものは後回し(笑)。
 わかばシナリオでメインに描かれるのは姉妹愛です。この辺さりげなくシンプルなようで複雑だったりして、思わせぶりな伏線の使い方なんかには感心させられる部分もありました。が、一方で望とわかばが同学年であるという明確な記述がないというおそまつすぎる部分もあります。一応、制服のタイの色で学年は分かるようになってはいるんですけど、姉妹であるということが繰り返し強調されるため、望の方が一年上なのかと錯覚してしまいます。なぜかこの作品、年齢について明確な描写をしたシーンがほとんど無いんですよね〜。だから年少組がひとつ下なのか、ふたつ下なのかよくわかんない。主人公も二年なのか三年なのか。誕生会イベントは上手いと思ったんですけどね。
 これはわかばシナリオに限らないんですけど、「Wind」は結構良いという部分と駄目駄目なところが混在している上に、それらが隣同志にあったりしてプレイしてて非常に収まりが悪いです。同じ場面に同時に良い部分と悪い部分が出てくるゲームなんて、これまでそうそう出会ったことありません。評価の難しい作品だなあ。
 わかばシナリオで一番悪い点について。終盤主人公、いるだけで何も出来ず。ほんとにいるだけの人になってます。シナリオは姉妹と彩の3人だけで勝手に進めてしまって、主人公=プレイヤーの介在する余地はありません。ず〜〜っとほんとに見てるだけ状態になってしまうので、ストーリーへの感情移入度はとても低くなってしまいます。こういうのはいただけません。ドラマとノベルゲーの違いはひとえに、プレイヤーの参加って部分にあるわけで。これじゃビデオ見てるのと全然変わりません。自分の意志に関係なく進んで終わるシナリオじゃね〜。
 ついでにいえば、望が結局助からないってのはいいとして、実は……が……というのは匂わせるだけにしておけば良かったのにと思いました。これは個人的な感想ですけどね。ズバっとバラされて拍子抜けしちゃったかも。
 望は後回し。つぎはみなもかな。選択肢が少ないからルートを探すのは難しくないんだけど、唯一DCで追加されたという紫光院シナリオに入る方法が良く分からない。たぶん、DCで追加ってことで必ずしも真と結ばれる話じゃないと思うんだけど……さて?

3月8日土曜日「丘野ひなた」

 頑張って「Wind」やってます。別にギャルゲーごとき、頑張ってプレイするほどのことでもないじゃないかとも思いますが、このゲームは……。ま、おいおい語っていくはずですので先走るのはやめましょう。

 とりあえず最初のクリアは丘野ひなたになりました。主人公丘野真の妹で、運動神経抜群かつ家事も出来るけど、そそっかしくもあり、典型的な妹キャラタイプといえば言えますね、良くも悪くも。
 このゲーム、誰の責任なのか微妙なところですが、キャラ造形がかなり弱いです。ほぼどのキャラを取り上げても「典型的な〜」という形容しか出来ません。オリジナリティを感じられるキャラがいない。これは作品の魅力を考えると、かなりのマイナス点であるといえるでしょう。なので、基本的にキャラの魅力に乏しい面があると言わざるをえません。となるとキャラの魅力を引き出すにはシナリオとテキストの力に頼ることになりますが、テキストのヘタレ具合はもう引き合いに出すまでもないからなあ。残るのはシナリオということに。
 で、シナリオ。これをどう評価したら良いものやら。とりあえず「シナリオライターに文章力が無い」ということは確実に言えると思います。シナリオの展開のさせ方、場面転換のやり方、このふたつが致命的にヘタクソ。この物語は四月の始業式から2学期に突入するまで、結構長い間のスパンがあります。けど、時間の経過が唐突で、読んでいてついていけなくなることがしばしば。いきなり数日が経過してるなんてのは当たり前。
 それに「○○なイベントの話題が持ち上がった>即そのイベント」という流ればっかりで、話が切れ切れになってます。話と話のつながりの弱さでは、私が過去にプレイした作品の中でも屈指といえるでしょう。とほほ。
 でもって更に、重大なイベントが唐突に伏線もなく発生する。いきなり「○○が死にました」なんてことになっても、「ほわっ?」となるしか。なんでそんなことになっちゃうんだよ、と。
 シナリオの本筋。こういうギャルゲーでの妹キャラはほぼ確実に「実は主人公と血がつながっていない」というタイプなのですが、やっぱりそういうパターンでした。というか、「雪語り」の沙紀以外で実妹だったケースがあったかな……。まあ、それはいいや。たぶん、シナリオライターもプレイヤーに読まれることを承知で書いたと思うし。
 それまでひたすら明るかったキャラに襲いかかる不幸というのもひとつのパターンですが、それをどう見せるかというのがライターの腕の見せ所です。で、ヒロインのひなたに降りかかった突然の病と、それに関するいくつかのエピソード。これ自体は実はそれほど悪くないと思いました。主人公の秘密に関する伏線の張り方なんかはかなり上手いとさえ思いましたし。
 けどやっぱり、演出面というか、シナリオの見せ方が下手だよなあ。どうしてあの保健の先生をCG無しなんてことするかなあ。ひなたシナリオにあそこまで顔を出すキャラなら、もう少し共通シナリオから絡めてキャラの奥行きを出していれば、もっと良くなったはずなのに。というか「one day」のマスターにCGが無いことも考えると、手抜きしてるんじゃないだろうかとも思えちゃうわけで。
 結局、シナリオそのものはけして悪くないけど、それ以外の要素が足を引っ張ってレベルを落としているゲームというのが今の時点での感想になります。

3月7日金曜日「ファイナルファンタジーX-2」

 買いませんよ、念のため。別に「Iris」と同日に発売された「スターオーシャン3」がレゥ以上のバグ持ちだから、RPGのデバッグに疑問があるとかいうのではなく、そもそもRPGをやる気がないというだけのこと。
 ちょっと機会があって、あるお店での「FFX2」の予約状況とやらを見てしまいました。いや、さすがです。他のソフトよりも予約注文の本数の桁が違います。その凄さは私も認めないわけにいきません。しかもですよ、予約の約半数が女性。1本だけとはいえ、男性の予約本数を上回っていました。
 なるほど、ドッカーンとソフトを売るためには女性層の支持が必要になるのか。それじゃギャルゲーが売れないわけだなあ、とか思ったわけです。「Iris」はプレイした層にはなかなかの支持を受けているのに、売り上げ的には惨敗もいいところ。どーにかならんもんかなあ。ここまで売れてないとなると、「Iris」目当てでPS2を購入したのは日本でも私ひとりだとか言ってみちゃうぞ。しかも「真三国無双3」も「血潮」も「スターオーシャン3」もまとめてスルーだ(笑)。
 にしても「血潮」の良い話が聞こえてこない。私の判断が正解だったというのは簡単だけど、あんまり嬉しくないぞ。

 昨日の日記にも書いたように「Wind」を開始したんですけど、このゲーム……いつまでたっても選択肢が出てこない。そのために展開のメリハリに欠けるなあ、という印象がぬぐえません。まだクリアしてないんで、真価はまだまだこれからだとは思いますが、共通ルートに変化が無さ過ぎるというのも結構きついでござるよ。
 それにやっぱりテキストがなあ(笑)。私ならこう書くのになあ、とか、この辺そもそも日本語としてどうなのか、とか思いながらプレイするってのもなんだか趣ってヤツに欠けててとても良くないです。このままだと「怪盗アプリコット」に流れてしまいそう。まだ頑張るけど……。
 たぶん、シナリオライターの国語力がヘタレすぎてるんですよね。「水夏」のライターも文章力が無いなと思ってたけど、「Wind」はそれ以上です。もうちょい校正にも力を入れてくれーとか思わざるをえない。校正といえば「Iris」もテキストレベルはそれほど高くないし、誤字率もやや高めだった。この手のゲームはテキストの比重が他に比べてかなり高いわけだし、出来れば気を使って欲しい。
 文章力の無さとキャラの造形はそのままイコールにはならないもんだと思ってます。が、「Wind」に関してはキャラの魅力を引き出すという面で損をしている部分も大きいようです。キャラそのものは悪くないだけに、かなり惜しい。
 それに大事なシーンでの演出不足も目立つかな。国語力の無さから会話中心の物語展開ってヤツが出来ない以上、いろいろと細かなイベントに進行を頼らざるをえないのに、そのイベントの扱いが良くないってのは作品にとって致命的な欠点になりかねません。今後が心配です。ちなみに「会話中心の物語展開」が出来てるギャルゲー作品はとっても希少です。心当たりはちょこっとしかありません。だから「まいめり」は名作なんだよね、と言ってみたりして。

3月6日木曜日「Irisとりあえず完了」

 「Iris」、最後のあやめシナリオまで終えてとりあえず一区切り。でも既読100%にはまだ遠く、しかもひとつ通過してないキャプチャーもあったりして。今回話の内容とタイトルが連動してないので、どの部分を見てないのかよくわからん。でもまあ、個人的にとても楽しんだ作品だし、今後もぼちぼちとやっていきます。

 金矢真奈美
 職 業 中学三年生
 年 齢 15歳
 身 長 150センチ
 誕生日 6月14日双子座
 血液型 A型
 好きな物将来への勉強
 嫌いな物ためにならない勉強

 今回名前の上に台詞をつけてないのは、きっちり覚えているこれだという台詞がなかったからです。一応注意しながらプレイしたんだけどな。
 真奈美は治樹やさくら、東雲のクラスの学級委員長をしていて、成績も抜群に良く将来は父親のやっている病院を継ぐことが内定済みという、典型的な優等生。口数が少なくおとなしく目立たないため、友達がいない。が、治樹たちがふとしたことから友達になってみたら、すこぶる良い人でしたという話。その後は中学生特有の将来に対する葛藤なんかがあったりしてそれっぽい感じ。というか、「Iris」の中でも一番良くある話といえばいえる。
 「Iris」という作品は実は2種類の「夢」という要素を一貫したテーマにしていて、真奈美シナリオはそれが一番極端な形で出てきている話です。親に決められたレールの上をおとなしく走るのか、それとも自分の夢の実現に向けて厳しい道を選ぶのか。結果として真奈美は「ああ、やっちまったー!」てなことをしでかしますが、それをすがすがしく思えるようになったら、それはもう若くない証拠かも(笑)。
 さくらシナリオはさくらと治樹の比重が同じくらい、耒田姉妹はやや治樹寄り、夏実はなんともいえないところで東雲も微妙な感じ。で、真奈美は明らかに真奈美寄りにシナリオの比重がかかっています。治樹、あやういところでいなくても良い人になってるような気が……する。女の子が夢に向かって進もうとしているんだから、だったら治樹も同じように頑張って夢を選べよ〜ともどかしくなる人も多いかと思われますが、実はそこがこの作品の大きな落とし穴だったりして。
 とまあ、話そのものは真奈美中心で、彼女がどういった行動を取るかが焦点ではありました。が、それでも治樹にも見せ場はあって、結局の所どんなに自己主張したところで自分たちが親に扶養される身でしかない。その立場の無さに思い悩む。ベタな話ですけど、せっかく中学生を描こうという「Iris」には必要なシナリオだったかもしれません。これを高校生でやったら単なる馬鹿だしなあ(笑)。ほんとは印象的な台詞もあったんだけど、それは真奈美でも治樹でもなく、夏実の台詞だったんですよね。23歳でもツボを押さえた大人の女性の夏実先生最高。それでもなお治樹は真奈美の父親に対してなにも出来なかったわけで、それもまた現実だよなあ、と思いました。ご都合主義にハマるととたんにつまらなくなるので、これで良かったかもしれません。
 ただし、プレイ再開して10分くらいでエンディングに到達してしまうという間の悪いプレイになってしまったので、彼女のシナリオの印象はちょっと悪いです。かなり損をしてしまいました。そのうちまたやっとこうと思います。
 

 あやめ
 職 業 不明
 年 齢 不定
 身 長 不定
 誕生日 不明
 血液型 不明
 好きな物不明
 嫌いな物不明

 物語中、治樹だけの前に何度も登場し、出てくるたびに幼女だったり小学生くらいになってたり、はたまた中学生くらいになってたりする不思議なキャラ。出てきては思わせぶりな発言を残してささっと消えてしまう。他のキャラは彼女を見ることさえ出来ない。容姿は変わるけど、背中に背負うウサギのぬいぐるみ「うーたん」が彼女だということを示している。表情に乏しいあやめのかわりにうーたんがうなだれたり喜んだり。
 彼女の存在も「Iris」での大きな謎のひとつですが、他にも治樹の記憶を中心にいろいろと謎が振りまかれていました。それが全ヒロインをクリアすることで出現するあやめシナリオで明かされます。これはいつものKIDのパターンですな(笑)。
 で、その内容そのものは激しくネタバレになってしまうので書きません。人によっては「なーんだ、○○○かよ」とか思うかも。普通思う……かも。でもこういうのも私はやり方次第だと思うですよ。まとめきれなくてちゃぶ台ひっくり返すことでそうなるのと、最初から計算ずくで伏線を張りつつそのように持っていくのとでは同じアレでも大きく内情は異なるはずです。
 実はコレ、「プチインフィニティ」とでも呼べるものなんじゃないか、と個人的には思いました。だって真相が明かされることで「Iris」のやや特殊なシナリオ構成にも説得力が与えられるじゃないですか。バッドエンドが存在しない。各ヒロインのルートから外れると速攻で夏実か東雲のシナリオに差し替えられる、その理由を考えてみれば……。なるほどな、とか思わないでもないわけで。
 ですけどぉ。私みたいにヒロインよりも治樹に注目しつつプレイしていた者にとっては、アレはちょっと痛い。あの純で素敵な物語が無かったことで虚実だと言われると……これは辛い。とはいえ、まったく無かったという話でもなく、最後にはひとりを除いて全攻略ヒロインがちゃんと集結。変わらない関係を見せてくれたので、ほっと安心しました。
 でも。さくらと東雲のその制服は一体? というか、これはいつの話なんだろう。どこからアレでそういうアレに突入してて、時期的にどうなのか。少なくとも治樹は中学生では無い……んだよな。あのラストの後、結局治樹はあやめとの想い出を大切にしつつ、さくらとくっつく方向性で行くんでしょうか。治樹の性格はあのまんまみたいだから、祐衣も美卯もほってはおかないかもしれないし、いざとなったら東雲や夏実も黙ってないのかも……どうとでも取れるということかな。
 あやめシナリオが存在することで「Iris」はぶつ切りの各ヒロインの物語の寄せ集めではなく、ひとつの大きな物語としてのまとまりが出たのは確かです。まとめ方に納得いかない人は出てくると思うけど、とにかくまとまった(笑)。
 

 ということで日記での「Iris」レビューはおしまい。レビューページ用のレビューはまたそのうち書きましょう。
 最後に「私は満足したけど、人に薦めるかどうかというと難しい作品」ということで締めくくりたいと思います。光ものがある作品なのは確かです。でもこれ、売り上げ的には微妙なんじゃないかな。ギャルゲーマー向けじゃないという気がするんだよね、やっぱり。
 
 続けざまに「Wind」を開始しました。まだ始めたばかりですが、やっぱりビデオ入力のPS2と比べたらDCのVGAはいいなあ、と再確認。当たり前だけど。「Iris」はフリッカの調整機能があるから、結構見やすかったですけどね。それと噂通りにテキストがヘボい(笑)。「Iris」のテキストレベルも高いものじゃなかったけど(誤植が結構残ってるしね)、「Wind」はあからさまにヘボい。「みずいろ」のテキストはヘボさが主人公の印象に悪影響を与えてましたが、今のところヘボさでは上回っていても、影響そのものは「みずいろ」ほどではない……かな?
 ヘボヘボ言ってても仕方がないので「Wind」では基本的にテキストのヘボ具合を無視してレビューしていきましょう。最初から分かってたことだ(笑)。

3月5日水曜日「JDCが帰ってくる」

 「Iris」のプレイ時間が40時間を超えました。断言しますが、これははっきりいって長いです。普通はもっと速く終えられると思います。ただし攻略難易度が微妙に高いので、結果的にそういった感じになる可能性はありますね。個人的には治樹をメインにめちゃめちゃ楽しんでプレイしているんで、元は取れてます。ボリュームはやっぱり無いけどね。
 書いておこうと思って忘れてましたが、クリアデータでチェック出来るテキスト量を見る限り、「まいめり」の3分の2、「Ever17」の半分以下といったところ。だからコストパフォーマンスで言えばちょっと高めなのは確かです。でも「Iris」は楽しみ方が他のギャルゲーと違うと思うからなあ。
 今のところ表のヒロイン最後のひとり金矢嬢シナリオを進めているところです。ほとんど終わったに等しい状態ですが、それでも終わった訳じゃないのでレビューはまた明日。きっちり一週間遊んだことになりますか。で、真奈美シナリオを進めていたら、このルートから東雲シナリオへ移行する方法を発見。どうも東雲も夏実同様にバッドエンド扱いに近いような立場のようです。その割には面白かったけどぉ。

 講談社から届いたメルマガによると、なんと「クビキリサイクル」をはじめとする戯れ言遣いいーたんシリーズを手がける西尾維新によるJDC作品が出るそうですよ。JDCってのは平成に生まれた超を10個くらいつけてまだ足りないという天才と大馬鹿野郎の境を彷徨っている奇才清涼院流水氏のシリーズに出てくる名探偵を3桁単位で雇用するとんでもない会社の略称です。「コズミック」「ジョーカー」でそのキレっぷりを存分に発揮した清涼院氏は「カーニバル」でその地位を極めた感があります。あまりに壮大なアホ展開に本を投げた人も多かったそうな(笑)。
 「カーニバル」完結以来書籍として出版されてなかったJDCのシリーズ(短編のじゃんけんのヤツならあるけど)を、キレたキャラを書かせたら今一番ノリの良い西尾維新が書くというのだから、これは凄い。今の私は清涼院氏よりも西尾維新の方が好きだし、こりゃもう買わなきゃ嘘でしょう。それに今月のタイルは偶然にも西尾氏の産んだ人類最強だし。
 ちなみにタイトルは

『ダブルダウン勘繰郎』

 意味わかんねーな(笑)。あと太田忠司の「新宿少年探偵団」シリーズの久々の新作が出ますね。それに続編が出るとは思ってなかった高里椎奈の「お伽噺のように ドルチェ・ヴィスタ」とか。とりあえず「ダブルダウン〜」は買います。
 JDCキャラは誰が出てくるかな♪

 余談ですが、「果てしなく、長い」と「ドライブディバイダー」はヤバいミスがあったのでちょこっと修正しました。それでもあえて残しているアホなミスもあるんですけど、誰も指摘してこないしまあいいや(笑)。

3月4日火曜日「Iris感想3回目」

 昨日はなんだかあんまりよく眠れませんでした。6時間くらい布団に入ってたのに、一時間くらいしか眠ったような感じがしません。時間の無駄というか、これは体力的にもかなり辛い。カフェインが効きやすい体質なのは分かってたけど、コーヒーだけじゃなくてお茶も駄目なのかなあ。私はペットボトルの緑茶が好きなのに、これは痛い。
 といったところで「Iris」のキャラ別レビューの続きです。
 

「……ちょっぷ」
 耒田美卯
 職 業 中学一年生
 年 齢 12歳
 身 長 145センチ
 誕生日 2月18日水瓶座
 血液型 B型
 好きな物むーちゃん
 嫌いな物運動

 主人公瀬戸原治樹のお隣さん姉妹の妹の方。運動神経抜群で底抜けに明るい姉とは対照的に文化系のおとなしいタイプ。ひとり黙々とサクスフォンを吹く人をしている。引っ込み思案で人付き合いが良くなく、友人と呼べるような友人もいないが、治樹にはとてもなついていて「みーちゃん」「はるちゃん」と呼び合う仲……というか、呼び合わされている仲らしい。その辺の治樹の記憶はすっぽりと欠如している。とことん姉とは対照的で(姉妹仲は悪くない)破滅的な料理の腕の祐衣に対し、美卯は毎日治樹のお弁当を作るほどの腕前。
 一番の友達は指人形のむーちゃん。頻繁に猿のむーちゃんに話しかける様は、可愛いと言えば可愛いし、恐いと言えばちょっと恐い。でもむーちゃんはえらい可愛いぞ(笑)。限定版にはこれの実物がついてくるんだけど、ほんと買っておけば良かったかなあとか思ってます。
 引っ込み思案なお子さまキャラというのはこの手のゲームでもわりかし珍しくない存在でしょう。「ミルキィシーズン」にもいたし、たぶん「シスプリ」なんかにもいるんじゃなかろうか。ただ美卯はそれなりに表情豊かだし、自己主張もしてくるので他作品の作り物のお子さまのような気はあんまりしません。どっちにしろこの姉妹の両親は子供を甘やかしすぎだと思うけど。
 シナリオは……大まかにいえば治樹が美卯に友達を作ってあげようと頑張る前半部分と、治樹がアレなことになってしまう後半部分に分かれます。が、前半部分と後半部分がまったくリンクしてないので、ひとつのお話としてあんまり機能してません。なんだかあんまり良くない。せめて由比飛鳥が後半にも絡んで来て、たとえば落ち込んで抜け出せない美卯を励ますとか尻を叩くとか、そういう話があれば随分印象も違ったと思います。でないと飛鳥絡みの話は無かったとしても美卯シナリオが成立してしまう。
 それに雑誌でも指摘されていた「時間経過が突然やってくる」ところ。三学期になったと思ったらいきなりチョコを渡されてびっくりしました。いつ二月になったんだ……。
 びっくりしたのが個別シナリオに入った後に選択肢を間違うと、問答無用で夏実シナリオへ移転されてしまうこと。治樹と美卯がかなり良い感じになってきたところで突然見覚えのあるシーンに飛ばされてしまうので、これはかなり驚きました。各ヒロインの攻略が難しいとか、どうもゲームの設計段階で変な仕事が入ってるような気が。やっぱり夏実はバッドエンドなのか。
 後半の展開が唐突なのは理解出来ます。おそらくこの「Iris」という作品の構成上、治樹がアレになってしまうシナリオがどこかに必要だっただろうと思うので。それはいいんだけど、その使い方がいまいちだったかなあ、とは思いますが。
 前作「てんたま」のように女の子視点もあればもっと引き締まったシナリオになったかも。
 姉妹のシナリオを比べるなら、一応祐衣の方が上かなあ。ふたつあわせてもさくらシナリオには到底及ばないのが残念。
 ちなみに「あいみるちゃ」発見(笑)。五十嵐先生もいるし、おそらく「てんたま」とはリンクしているであろうと思われます。青いおまんじゅうはネタでしょうけど(笑)。
 

「ねえ、治樹……してくれる?」
 御堂東雲
 職 業 中学三年生
 年 齢 15歳
 身 長 155センチ
 誕生日 11月21日蠍座
 血液型 O型
 好きな物書道
 嫌いな物ペン習字

 メインヒロイン末永さくらの親友で、疎遠になっていた治樹とさくらの距離を縮めてくれた子。治樹に女難をもたらしている人物のひとりで、物語冒頭から東雲キック二連発(笑)。男子の治樹の頭まで足が届くほど身体が柔らかく、運動神経もいいのにさくらと違って帰宅部らしい。さくらは祐衣の後輩でテニス部。押しが強く強引なのに飽きっぽいという非常に相手にしにくい性格。親友のさくらをとても大事に思っていて、ふたりを近づけさせたのも当然ふたりのため。
 他のヒロインは分岐前から少なからず治樹への好意を見せるものの、東雲にはそれがほとんど無いので、元々さくらに目が向いてる治樹が彼女に心を移すような展開ってのはどういう感じなのかなあ、とか思ってました。
 はっきりいって短い。シナリオの長さではバッドエンド扱いの夏実に次ぐ。けど、これは良かった。長ければ良いってもんじゃないなと思わされました。気の強い女の子の寂しげな姿に驚いた治樹が(以下略)。
 治樹は女の子に優しくていろいろ気を遣ってあげられる良い子なのに、致命的に鈍い(笑)。女の子の気持ちにも鈍いけど、自分の心にも鈍い。私がシナリオを見て受けた印象ではばっちり一目惚れしたような感じがするんですが、どうでしょうか。これまでもつきあいのあった相手に一目惚れというのも変かもですけど、他に言いようがない。彼が鈍いというのは、「さくらと以前のように話せるようになりたい」というのが「さくらのことが好きだから」ということに気づいてないところが象徴的と言えるでしょ。
 頭の中が東雲でいっぱいになってしまった治樹(笑)。なんですか? 東雲にとって治樹は息苦しいお城から救い出してくれる王子様ですか(笑)。ちくしょう、このやろ(笑)。
 東雲シナリオはこの手の作品ではかなり珍しいことに「ふたりが両思いになってめでたしめでたし」という終わり方ではありません。「みずいろ」のDC版で追加されたヒロインの時(石川冬佳だっけ)も思いましたが、無理にラブラブなエンドに持っていく必要は無いと思うんですよね。ギャルゲーのエンディングにだっていろいろなパターンがあって良いでしょう。そういう意味でめちゃめちゃ意味深な台詞を吐きながら笑顔で終わる東雲シナリオはとても良いと思いました。はじまりはこれからだ、という感じ。
 あの後さくらは○○するので一時退場。でも東雲は高校卒業までは彼氏を作らずに待つと宣言。するとさくらの○○後に修羅場が展開されることになるのだろうか……。いや、飽きっぽくて我慢が出来ない東雲のことだから、高校在学中になんとかしちゃうような気がする。で、治樹じゃ東雲に狙われたら抗うことは不可能でしょ(笑)。
 それと東雲の兄貴の出水。このシナリオには出なかったけど(そういえば美卯シナリオで出てきた東雲萌え少女飛鳥も出なかった)、彼の夏実狙いは失敗だと思いました。あの家に入って彼女が上手くやっていけるわけがない(笑)。
 個人的にはかなり良かったと思うシナリオでした。さくらの次くらいかな。さくらクラスのシナリオがいくつもあったら凄いゲームになるところだったけど、ちょっと残念。やっぱりさくらがメインなんだね。

 というところで残すのは金矢真奈美嬢と、このゲームのトゥルーシナリオ(おそらく全員クリアしないと出てこない)あやめシナリオのみ。あやめシナリオで明かされる真実が気になるけど、知りたくないような。現状で結構満足してるだけに〜。

3月3日月曜日「三月三日はひな祭り〜♪」

 今年もこのネタをやってしまった。これで「らんま1/2」のネタだと分かってくれる人がどれだけいるのか、我ながらかなり疑問だったりするけど恒例になってるからもういいや。とにかく3月3日と8月8日のキャプションは決まってる、ということで。
 ほんとに攻略に苦労している「Iris」。レビュー三人目は高校女子テニス界のホープ。

「東雲も泣かされたい?」
 耒田祐衣
 職 業 高校一年生
 年 齢 16歳
 身 長 159センチ
 血液型 B型
 好きな物テニス
 嫌いな物勉強全般

 祐衣は主人公瀬戸原治樹の住んでいるマンションのお隣さん一家の長女。夏実はともかくとして、このゲームで数少ない年上の攻略ヒロインではあるものの、精神年齢は低く、どっちかといえば治樹の方が苦労性な分大人であるともいえる。なにか薬でもやってるんじゃないかというくらい常時ハイで常識知らずな性格で、治樹を困らせ続けている。特に半年も続いているという朝の桑坂家の玄関のドアを叩きまくって中の治樹を起こすというイベントは、マンションの住人からかなりの不興を被っているらしい。が、なぜか文句を言われるのが治樹なあたりが、彼の苦労性の現れというか。
 とにかく年上の癖にやたら我が儘を押し通そうとするキャラなので、好感度は低いかも。こういう性格の女の子は天然であろうがわざとであろうが、同性から嫌われそうな気がする。それを温かい目で見守る家族というと聞こえがいいけど、ようするに甘やかしてるだけではないかなーとか思ったり。
 ところで「Iris」からなんとなく導入したキャラのプロフィールと台詞だけど、今回の台詞は祐衣ではなく祐衣シナリオでの治樹のもの。恥ずかしがりで奥手な癖に、たまーに見てて顔から火が出るような言動を平然とやってのけたりする治樹最高(笑)。いったいどういう台詞なのか、というのはプレイしてのお楽しみにしておきましょう。
 他のシナリオでもそうですが、このゲームはギャルゲーのフォーマットながらも女性向けのような気がします。とにかくヒロインよりも治樹の行動に一喜一憂するのが正しい遊び方なんじゃないかと。でなきゃ普段はギャルゲーをやらないゲーマー層に推奨。そのくらいやってて楽しいです。これは治樹にKIDお得意の電波が入ってるからとかではありません、念のため。逆にギャルゲーマーにはあんまり推奨出来ないかも。
 その治樹君、実はやっぱりKID作品だなあということか、特異な設定がなされています。彼自身や周囲は「記憶力がかなり悪い」ということで通っているようですが、実際はそれどころではなく一部の記憶がすっぽり抜け落ちています。どうして記憶が無いのか……というところに物語の急所が隠されているような感じです。どうやら5歳の時に負った失明の危険さえある目の怪我に原因があるようで。
 祐衣シナリオはその失われた記憶の一部に関わる話でした。そういえばさくらシナリオもそういう部分がありますが、それ自体は話の中心と関係ありませんでしたね。
 ただし、シナリオそのものはせいぜい普通といった所。作品自体冗長な部分が無いためすっきりしてるのは好印象です。KIDはいつも長いからね〜。とはいえ、一見萌えゲーな感じでも治樹を中心に物語を描いているので、やってて微笑ましい感じを受けるのは、さくらシナリオなんかと変わりません。だからこのシナリオの一番の見せ場は「東雲も泣かされたい?」に尽きます。これ最強です。
 ちなみに対治樹専用なっちゃんすぺしゃる2の詳細が判明しました。K-DOJOのTAKAみちのくの必殺技、ジャストフェースロックのようです。ヘビー級からでもタップが取れるという荒技だけに、相当苦しいことでしょう。
 

 ところでこうやって日記でゲームのレビューをしているわけですが、googleなんかで検索してみても上手く引っかかりません。せっかくレビューしてるのに参考にならないというのは意味がないなーと思ったので、近々ギャルゲー用のレビューページを新設してみようかと考えています。日記に書いたのを転載という形で。そうすると書き方も多少変えないといけないかもしれませんが。でも読んでもらって購入の参考にするよりかは、プレイした人が他人の感想を見てみたいってな感じに使えるようにしていきたいかなあとか思ってます。これならいつもと同じでもいいかな。

3月2日日曜日「Ever17のアペンドリスト」

 ずっと「Iris」をやっていますが、このゲーム見た目によらず結構手強い。お隣の姉妹のルートに向かうようになんとか頑張ったのに、結局バッドエンド扱いのなっちゃんルートに入ってしまいました。どの辺が決め手になってるのか、いまいちわからないんだよなあ。それに序盤の選択肢でガラっと展開も変わるし。ともかくまた最初からやり直し。クイックセーブが保存されないと、こういう時ちょっと困ってしまいます。それほど長い話じゃないのが救いです。それにルートに入りさえしてしまえば、絶対にトゥルーエンドだし。
 ついでに、システム面での改良で追加。メッセージスキップ&オート時は十字ボタンの左右で速度の調整が出来ます。左上のスキップアイコンもむーちゃんとうーたんが歩くもので、高速にすると必死で走る様が可愛かったりして。限定版のむーちゃん付き買っておけば良かったかなあと、少し後悔してます。それにジュークボックスでは聞きたい曲だけピックアップしてエンドレスで流せるようになりました。後はプログラム機能が追加されれば完璧といったところ。

 今日あたり「Ever17」のアンソロジーコミックが発売されてる頃だと思ったので書店に行ってみたら、1冊だけありました。あぶないあぶない、売り切れるところだった。発売直後のはずなのに。それとも入荷数が少なかったのかな? 帯の「美少女ADVの最高峰」という煽り文句は「?}と思いましたが。間違ってはいないような気もしますけど。でもその中のひとりは40歳以上……ゴホンゴホン。とにかく「モンキーターン」23巻と一緒にゲット。
 さくっと読んでみたのでKIDのアペンドリスト風に星5段階で評価してみましょう。

・許されざる者 The Unforgiven
★★★★★
つぐみん萌えの人には滅茶苦茶たまらない内容のモノローグ物。いかにも同人っぽい作りだけど、絵もそこそこ上手いし、こういうの好きです。
・未来地図
★★★
17年、少ちゃんとココのまったりした話。内容は良いですし私も好きなんですが……なんで17年に沙羅がいるんだよう(笑)。致命的な欠点。
・Missing
★★★★
桑古木がココを助けるために奮闘する34年の話でギャグ物。ホクトの書いた自分の想像画がツボ(笑)。ギャグが結構面白い。マグロも出るし。ラストのひよこごっこが目茶可愛い。
・恋が動きだした!
★★★
空が武萌えでほわほわと悩む話。RSDなんだからひとりで脱出出来るわけねーだろーとは思うけど、ギャグものだからいいか。「小町さんが倉成さんに告白しました(婉曲表現)」(笑)。
・いつか会えたら。
★★★
大団円後もお相手がいない沙羅が不満をぶちまける話。でも楽しいのはつぐみと火花を散らすけど一瞬で負ける空。
・沙羅VSなっきゅ!?
★★★
ホクト萌えな沙羅が優秋とのデートにくっついていく話。マヨちゃん、ホクトにアレな呼称を……。
・知りたい記憶 知らない記憶
★★
優秋が苦麗無威爆走(以下略)。
・闇の中の答え
★★★★
安易なオチキター(笑)。
・深海の闇に消えたキツネザルを追え!
★★
少ちゃんが記憶喪失でキツネザルになってしまうというアホ話、に見せかけたつぐみ萌え話。なんでキツネザルやねん。
・えば17
★★
定番の4コマ漫画。BWの素顔がRSDで明らかに。
・空色恋愛模様
★★★
「もう一度倉成先生の授業を受けたかっただけなんですっ!」。でも空の授業って全然身に付いてないのが不思議。
・あっぷっぷろわいやる
★★
人類の誇りにかけてピピとのにらめっこ合戦に挑む空……って、人類関係ねーよ(笑)。
・ココのスペシャルサンド
★★★
「もう……タツタサンドは嫌だ」。次から次へと出される珍種サンドの数々。あ、こんな話私も前に書いたことがあるぞ。それにしてもココを可愛く描く人が多いようで。
・親子再会
★★
小ネタ集。ココのこめっちょが謎過ぎる。
・パラレル5月χ日
★★★★
「入るときはまたげー」。ややシュール気味な意味不明の溶接物語。
・Ein Brief von 2035
★★★
ココがBWに対してつまらないこめっちょを108連発する話。途中に挿入される優春&桑古木、つぐみのエピソードが極めて意味不明。
・カバーイラスト
★★★★
表紙はキャラデザの滝川悠のイラスト、ではない。けどそれっぽく描いてるし悪くない感じ。

 総評。結構面白いかも。「まいめり」の時よりは面白いと思う。仕方がないというか、激しくネタバレしまくってるけど(笑)。でもゲームやってない人は買わないだろうし、これでいいんでしょう。買って損するというほどではないかなー、とか思いました。
 ついでに中古ショップに寄ってPS2のソフトを眺めてきました。「ジョジョの奇妙な冒険黄金の旋風」なんか、結構安くて良い感じかなーと。そのうち買ってもいいかも。「ジョジョ」は世間的には3部が人気かもですが、私は4部5部が好きです。吉良戦とかプロシュート戦とか凄かったですよね〜。5部は敵が魅力的。密かに本命は那須めぐみが出てる「マーメイドの季節」のPS版でしたが、中古価格が高いのでパスしました。

3月1日土曜日「Iris感想一回目♪」

 では早速「Iris」の各ヒロインシナリオレビューを。まずは最初にクリアした桑坂夏実シナリオから。
 

「かもんかもん♪」
 桑坂夏実
 職 業 中学教諭
 身 長 164センチ
 誕生日 5月14日牡牛座
 血液型 A型
 好きな物ビール
 嫌いな物家事全般

 夏実は主人公である瀬戸原治樹の従姉妹であり、同時に中学三年生である彼のクラス担任でもあります。理科教師。美人でスタイルも良いけど、それほどお酒に強いわけでもないのに(治樹によると缶ビール2本がリミット)無類のビール好きで、治樹の母親ぶるくせに家事はまったく駄目駄目というお茶目な人です。明るくおおらかな性格なので、生徒からは絶大な支持を得ていますが、私生活のズボラな面は治樹だけが知るところ。寝る時は冬でも何も着なくて、低血圧で朝にとても弱く、治樹に起こされないと学校には遅刻必死。しかも寝ぼけて裸のままで治樹の前に出ようとするので、彼もいちいち気が気でないという感じ。美味しすぎるシチュエーションですが、治樹は気苦労のタネでしかないという状況のようです。
 どうも彼女のシナリオはバッドエンド扱いのようで、他の誰のヒロインのルートにも乗らないと、自動的にここに乗っかるみたいです。そのせいかシナリオの厚みは無いといっても過言ではありません。手はかかるけど、暖かい眼で見守ってくれているおねーさんにお見合いの話が来た……さて、治樹としてはどうしたら良いんだろう、と悩むお話。しかもその見合いの相手が友人でもあり攻略ヒロインのひとりでもある御堂東雲の兄君ときたもんだ。
「ぼ、僕はこのまま話が進んじゃうと、東雲と血縁関係ということになってしまうんだろうか?」
 などと悩む治樹の姿は微笑ましいのですが、無論彼の勘違いで縁戚関係なだけですよね。この時彼はかなり混乱していて、あーだこーだで最悪夏実との同居生活を終えて香港にいる実父のところへ行かなくてはならないのでは……とかいってますが、上手くいったら東雲のところに預かってもらえばいいんだと思います。治樹本人は激しく嫌がるのでしょうが(笑)。東雲に誕生日を聞いて「僕の方が上だ」とかピントのはずれたことをいってる治樹もかわいいねえ、というような感じ。
 他のシナリオでも同じみたいですけど、基本的にはおこちゃまで苦労性の治樹の視点で物語は進みます。考えすぎな部分もありますけど、そこんとこが彼の良い所ではないかと思います。シナリオの問題点としてあげるとすると、23歳で新卒であろう教師が三年生の担任になることはまずもって無い、ということとか、ラストの治樹の告白が唐突過ぎるというあたりになるでしょう。いくらなんでももうちょい描き込んであげても良かったのになーと思いました。これといって際だった面の無いシナリオです。見所は東雲のおにーさまでしょうか。この人もやっぱり良い人だあ。
 とはいえ、彼女のママ志願は「はぴれす」なんかよりもよっぽどウレシハズカシな状況なので、そういうのが好きならやってみる価値はあるでしょう。序盤の彼女のある台詞はかなり強烈でした。あれは凄い。
 夏実にしてみれば性格が良くて器量も良い美少年を先物買いしたという……ことでしょうねー、やっぱり。果たして「なっちゃんスペシャル」の真の正体とは……かなり気になるところ。私の予想は一時間くすぐりの刑、とか。
 

「…治樹の手、暖かいんだね……」
 末永さくら
 職 業 中学三年生
 年 齢 15歳
 身 長 152センチ
 誕生日 8月31日乙女座
 好きな物ペンギン
 嫌いな物たまねぎ、ピーマン、にんじん

 続いてメインヒロイン格の末永さくら。私がまっさきに(夏実はバッドエンド扱いってことで。このゲーム、結構難しかったりする)メインヒロインの攻略に入るのは結構珍しいかな。かなり引っ込み思案で口べたなところは、幼馴染みの治樹と同じ。苦労性なところを除けば似たものカップルといった感じ。「こんな中学生今時いねーよ」という突っ込みは……まあ、中学生のシナリオということで高校生であることと明確な差別化を図るとこうなるんだろうな、ということで一応納得。スレた中学生を描くんなら、テーマとしてこういうのを選択する意味も薄くなるのは確かだし。
 作中では出てこない嫌いな物「たまねび、ピーマン、にんじん」というのもあんまりですが、登校時に背負っているペンギンを擬したリュックもどうかと思います。「Kanon」のあゆの羽リュックよりもずっと恥ずかしいシロモノです。
 主人公の治樹とは幼馴染みですけど、治樹の家庭の事情での引っ越しやら中学に上がったことやらで疎遠になってしまっています。それでもお互い以前のように話せるようになりたいなあ、などと青臭い想いを抱いています。でも自分たちだけでそれをやるのはほとんど不可能。それくらいどっちも奥手です。そこで間にさくらの親友の御堂東雲が入る……という形。
 一見「君が望む永遠」にもあったような、よくある形なのですが、ひとつ「Iris」で特徴的なのは「主人公の悪友的な存在が登場しない」ということでしょう。この手のギャルゲーでは立場の多少の違いはあっても、必ずといっていいほど登場してくるキャラが登場してきません。治樹以外の男性登場人物は恰幅の良い校長、東雲の兄君、お隣のおじさんくらい(今のところ)。
 んで、肝心のシナリオですが。

 イヨッシャァァァァアアアイ!
 シャイッ!
 シャイッ!
 シャアアアアアアイッ!!

 という感じといえば分かりますか? 正直私、かなり舐めてました。雰囲気さえ良ければ「てんたま」クラスのシナリオでも良かろう、などと思ってました。いやいやとんでもない。「てんたま」をパワーウェーブだとすると、さくらシナリオはジャンプ強攻撃から近距離強パンチ二段目キャンセルレベル2バスターウルフ、さらに追い打ちでレベル1パワーゲイザー炸裂!といった感じ。ゲージをフル活用で大ダメージ。ちなみに夏実シナリオはせいぜい小技2発から意味もなく弱のライジングタックルといったところ。そこは普通強のライジングだろ、決め手に欠けるな、という。
 ポイントはやっぱり「中学生の恋愛」というところです。この手の初々しいラブストーリーはギャルゲーではむしろ斬新すぎるくらい斬新ではなかったかと思います。「○○しちゃうのは内緒だけど、残り少ない中学生活を悔いないように過ごしたい」というさくらと、それにつき合わされて真相を知って激しくショックを受けてしまう治樹。これはどっちも悪いといえば悪い。それでも周囲の心遣いもあって仲直りして、でもって最後に「コンノヤロー」的な展開が。プレイしながらマジで転げ回りましたが?。悶絶しましたとも(笑)。なんかこう、梅雨の長雨が一週間続いた後の、澄み渡った晴天のようなシナリオでしたよーん。
 「メモオフ2nd」のほたるシナリオで小道具を使いすぎ、という指摘をしました。このシナリオはオルゴールやらソウチンニャン人形やら腕時計やら動物は夢を見るのかとか、ほんといろいろ使いすぎなんですよね。で、さくらシナリオでは急所に上手くひとつだけ使ったというのが、逆にインパクトを与えて引き締まったものにしています。読める展開とえいばその通りだけど、ここはそれでいいのだ。
 これを「人格設定が幼すぎるのが疑問」とか「シナリオに厚みが無く、クリスマスかと思ったら卒業式」とかいってるわからんちんのレビュアーは正直ペンを折って良いぞ、と思いました。でなきゃあれだ、
「もうあんたの瞳は子供の頃の輝きを失ってしまいました!」
 というような。
 いやほんと、私の目に狂いは無かったなあ、PS2を買ってまでプレイする価値はもうすでにあったなあ、などと思わせてくれる素敵なシナリオでした。珠玉のシナリオといえばだいたいそんな感じでしょう。野球でいえばきっちり外角低めにコントロールされた130キロ台の直球という感じ。これでも投球術で十分三振とれますよ、という。
 「まいめい」とか「Ever17」とはまったく異なるテイストなので、その辺は承知しておいて欲しいですね。ま、ここまで褒めて置いて特にさくら萌え〜という感じでないのも私らしいところですが。「君が望む永遠」でドロドロしたのをプレイした後にやると、目から鱗が落ちること受けあい(笑)。
 他のシナリオも楽しみになってきた〜〜♪
 

 今月の日記のタイルは人類最強の請負人。30分くらいで適当に塗りました。