
まだ見ぬ垂涎の魚たち〜中国編〜
この世界には実に多種多様な魚たちが存在している。 世界中に生息する淡水魚のうち、観賞魚として紹介されている魚などほんのごく一部に過ぎない。 例えば中国、中央アジア、中東、アムール河流域やアフリカの広い範囲、南米ではコロンビア、スリナムなどは いまだ観賞魚の側面から見ると未開拓に地域と言っていいだろう。 僕は特に最近、中国、ネパール、インド、モンゴル、アムールなどの方面に生息する魚類に強い関心がある。 例えばごく最近輸入されたレインボーマースィアーバルブ、ダークマースィアーバルブ、リアルマハシール、ヒマラヤサハルなどはネパールの魚だ。 これらは全てコイ科Tor属の魚だが Tor属をはじめとしたコイ科の仲間はオセアニア地区で非常に有力な集団であり、それだけ多種多様である。 例えば、2mに達する魚食性のウグイ、チタラナイフフィッシュと見まがうような曲線を描く体型の鯉、 トランペットモルミルスとクレニシクラ・ペルクナを合わせたような顔を持つ魚食性の獰猛な大型ウグイ、タイガーフィッシュ模様の大型コイなど 魅力的な種類がまさに目白押しである。 これらの魚の大半は日本に輸入されていないが、いつか輸入される日を夢見つつ、ここで紹介していこうと思う。 第一回は中国編だ、あまりにも種類が多すぎて整理が大変なので何回かに分けてお送りしたい。 紹介したい魚は山ほどいるが、何せ色々調べるのに時間がかかるのでゆっくり更新していきたい。これはElopichthys bambusaである。 中国北東部やシベリア、アムール河流域を中心に温帯の河川に分布しているらしい。 2mに達する大型,魚食性のウグイ亜科の魚で、遊泳性が非常に強く、泳ぎがかなり速い。 成魚は主にレンギョなどを捕食していると言えば、そのすごさがわかるだろうか。 15kgに達する頃には4kg程度の鯉を丸呑みするそうで、稚魚期から一貫して丸呑みするスタイルのようだ。 最大で50kgに達するが、2年で3.5kgに成長するなど温帯〜寒帯に生息する魚類としては非常に成長が早い。 タイガーフィッシュやトーピードパイクなどの大型カラシンに近い雰囲気を持っているように感じる。 もちろん、ゴリアテタイガーと互角以上に大型化するが、全身銀色に輝くところに興味を感じる。 輸入されても飼育できるかどうかは微妙だが、非常に魅力的である。
これはLuciobrama macrocephalusである。 中国南部、長江以南の各水系、ベトナムに生息しているらしい。 おそらく1mは越える大型種で獰猛な魚食性のウグイ亜科の魚である。 外見から想像するに遊泳性、遊泳速度ともにかなりあるだろう。 30cm程度までの幼魚期を河川の中上流域で、それ以上の大きさになると中下流域で生活するらしい。 成長は早く1年で1kgに達する。 こちらはまた独特の風貌を持った怪魚であり、個人的には非常に魅力的である。
これはSemilabeo notabilisである。 中国語が全くわからないので、わかるところだけ軽く抜粋した。 中国、珠江水系の北江、西江、紅水河、雲南省元江などに生息する。 水の澄み切った急流の中層〜下層を生活の場とする。 藻類やプランクトン(?有機的でばらばらなクズってなんだろう?)を食べている。 浅い河の平たい石の上に産卵する。 重さは1〜2Kg程度が普通で最大5Kgに達する。 美味。 といったところだろうか、学名や外見から考えてもラベオに近い仲間であることはわかるが・・・かっこいい。 けどこの魚、正直「ロングボディドルフィンカープ」に似すぎです。 ちょっと詳しい人に頼んで調べてもらいます。
Procypris rabaudi、中国国家2級保護動物 渓流に生息するらしい、詳しいことはよくわからないが、すごい。
Percocypris pingi、湖北省宜昌より上の長江上流域、 金沙江、西江、南盤江などに生息 ヒゲは2対あり、45cmほどに成長する。獰猛なフィッシュイーター
Garra pingi pingi、雲南省 長江上流域、元江、瀾滄江などに生息する。 急流の岩の多い水底を生活場所としており、口の吸盤で岩に吸い付く。 藻類、植物プランクトン、岩の表面に付着した有機物、水生昆虫などを食べる。 25cm程度に成長するが、最大では60cmの報告もあり。