
私的パイクシクリッド混泳道 その1「なぜ混泳させるのか」
さて、世間一般に、パイクシクリッドの混泳は難しいと言われている。 実際難しいと思うし、我が家でも失敗は数え切れない。 そのような失敗を踏まえて、僕が感じたパイク混泳のコツのようなものをここに記そうと思う。 もちろん、僕のパイク混泳道はまだ途中でしかないし、ここに書かれていることも絶対とは言えないことばかりであるが これからパイクを混泳飼育する人の参考に少しでもなれば幸いである。 <混泳させることの意味> 混泳のコツを書く前にまず考えてみたいことがある。 それはパイクシクリッドをなぜ混泳させるのか?ということである。 中米シクリッドの飼育者には単独飼育でじっくり仕上げる人が多いのだからパイクも単独飼育すればいいではないか、と思うかもしれない。 これに対する僕の考えはこうである。 パイクシクリッドというのは基本的にそこまで美しい種は少ない。 また大型個体はかなり迫力があるが、30cmのパイクと30cmの丸型シクリッドを比較すると明らかに丸型シクリッドの方が迫力がある。 では何がよいのか? 僕は何より、その仕草を最大の魅力としてあげたいと思う。 パイクシクリッドは世間一般に思われているよりはるかによく泳ぐ。 遊泳性は南米シクリッドの中でもシクラ属の次に強いと言って間違いないだろう。 その泳ぎの独特な仕草がたまらなく可愛いのである(笑) なんというか、ひょこひょこ・ひょこひょこ・と泳ぐ、これがたまらないのである(笑) 60×45や90×45でパイクを終生飼育できるというが、それで成魚の泳ぐ仕草を見ることができるだろうか。 もちろん、不可能である。最低でも120×60は欲しいところだ。 では、一匹一匹に120×60の水槽を割けるだろうか? 日本の住宅事情を考えると残念ながら非常に厳しいところである。 もちろん割ける人は割くに越したことはない。 パイクの幸せを考えるなら大型水槽での単独orペア飼育以外はありえないのだ。 しかし、僕はたくさん飼いたいのである(笑) ゆえに残された道は広い水槽で混泳させることしかない。 ここから僕のパイク混泳道ははじまるのだ。