ヨウムを飼うって思っていたよりもはるかにお金がかかります。私みたいな貧乏人が手を出す代物じゃなかったのかも。でも手を出さずにいられませんでした(笑)、こらえ性がないんで。おもちゃの代金は1つ1000円〜4千円ほどです。ヨウムにはたくさんのおもちゃが必要だから、いくつも買わなくてはなりません。でも近頃、ヨウムにとっての究極のおもちゃはずばり飼い主です。




ヨウムはとても知能が高く、繊細な心を持つ鳥です。だから、生活の中に遊びがないとすぐに退屈して、毛引きを始めるようになります。ヨウムは好奇心を刺激し、満たしてやる必要があります。小さい子供とおなじだと考えてよいと思います。特に、会社づとめで昼間相手をしてあげられない人は必需品です。おもちゃやプレイジムを早いうちから与えることはとても大切です。雛のうちから新しいおもちゃや遊び場に慣れさせておくと、成鳥になってから、新しいおもちゃを差し出されても怖がらなくなるし、知能の発達にも役立つそうです。
おもちゃには、アクリル製、木製、プラスチック製、皮製、自然の素材を利用したもの、など様々なタイプが出ています。最初はいろいろな素材のものを買って、自分の鳥にお気に入りのものを見つけるようにするとよいですよ(うちはベジっぽいものはダメ。カラフルなアクリル・プラスチックものか木製が好きみたいです)。
おもちゃを選ぶ上で最も重要な基準は安全性です。嘴や首や足がひっかかったりしないか、素材に毒性がないか、といったことを考慮します。おもちゃはできれば1週間に1回は新しいのと取り替えたほうが良いと思います。ひとつだけではなく、3つか4つケージにぶらさげておきましょう。最初は、新しいおもちゃをたくさん買っておく必要があります。でも、ある程度たまったら、ローテーションを組んで使いまわしたり、部品を分解して新しく作り変えたりすることもできます。

ケージにぶらさげておくおもちゃの他、フットトーイ(ハンドトーイとも言います)という足で持って遊ぶ小さなおもちゃもあります。これも何かと役立つので、いくつか買えそろえておくと良いと思います。フットトーイはケージの外で遊ばせるときや、噛み付く、あるいは他の望ましくない行為から気をそらすために差し出すと便利です。

★お手製のおもちゃを作る
おもちゃのパーツを売っているショップもあります。海外のサイトでもいろいろなものが売られています。ロープ、クイックリンク、プラスチック製の細かい部品、木、糸瓜を乾燥させたものなど種類が豊富なので、既製のおもちゃに飽きたら、こういうパーツを買って、自分の鳥好みに作ってあげると良いと思います。私はアメリカの鳥のおもちゃを販売しているサイトから取り寄せました。色彩感覚ゼロのハチャメチャなおもちゃでもインパクトで勝負! 人の目から見てきれいなものより、なんだこりゃと思うような、人なら絶対買わないようなけったいなものの方が鳥に受けるかもしれません。


注意点

・おもちゃを吊るす素材として、クイックリンクは嘴や体がひっかかったりしない点で一番安全ですが、亜鉛メッキ製だと、齧ったりすると亜鉛中毒になる心配があるそうなので、ステンレス製にしたほうが無難です。いずれにしろ、齧らせないようにすれば大丈夫です。

・スエード製のおもちゃ、赤い皮のおもちゃは避けてください。スエードは化学的に皮革化されており、赤い皮は毒ニンジンでなめされています。

・布製のおもちゃは避けてください。このタイプのおもちゃを飲み込んで腸閉塞で死んだ鳥たちの事例が報告されています。

・ロープのおもちゃはは引っ掛かって怪我をしたり首をつったりする恐れがあるので、飼い主がそばにいるときだけケージに吊るすと良いです。ほつれた部分は日常的にカットしてください。

・木、生皮、皮革製のおもちゃはフンがついたままだと、細菌の温床となることがあるので、洗ってください。皮は消毒薬につけると、消毒薬を吸収してしまい使えなくなるので、注意してください。



これは残念ながら、日本では面白いものがなかなか入手できませんが、ショップでいくつかの種類が売られています。値段は万単位です。私はアメリカから大きな木のプレイジム(写真)を取り寄せました。送料も高く、財布がすっからかんになりました。ボーナス時期じゃないとキツイですね。が、奈々ちゃんが夢中になって遊んでいる様子を見ると「まぁ、いいか」という気分になります。別にこのようなゴージャスなものでなくても、日本で売られているバードジムにいろんなおもちゃをくっつけたり、2つくらい買ってロープでつないだりすると楽しいものになるでしょうね!日本でもこういう楽しそうな木製のバードジムを作って販売してほしいですよね。いろいろとネットで検索しましたが、日本では面白そうなものはあまりありませんでした。

プレイジムを買うときはやはり、素材の安全性をチェックしましょう! それから高さが人間の目線を超えないものにしましょう。実はうちのプレイジムは、一番上の枝が私の目線より数センチ高いです。私の身長が170cm強だから、かなり高さのあるプレイジムだということがお分かりいただけると思います。私は「Exotic Wood Dreams」というアメリカのショップで注文しましたが、これほど高さがあるとは思わなかったです。海外から注文するときは(オーダーメードだったら)、高さを自分の身長以下にしてもらった方がいいです。鳥は、高いところが好きですが、うちの奈々も落ち着いているときは一番上の枝にとまっています。今のところ、目線が上だからといって、攻撃的になってはいませんが、個体差があるので、中には攻撃的になる子もいるかもしれません。