その後の経緯


<11月2日> 行政に対し、要望書を提出致しました。

私達は、本年11月2日、弁護士を通して、大阪府健康福祉部 食品衛生課 動物愛護グループに対し、
「大阪府知事に対し、動物の愛護及び管理に関する法律第12条に基づき、この施設の管理者に
対して飼育施設の構造や動物管理の方法について改善勧告及び改善命令を発するよう
取りはからっていただきたい」との、要望書を提出致しました。
この件に関して、書面による回答を頂けるよう、お願いしておりますが、未だ回答は来ていません。

提出時に対応してくれたのは、動物愛護グループの山本氏とヤオ氏。
行政としても、この施設には目を光らせていて、「週に一度は、様子を見に行っている」との
ことでしたが、事前に連絡を入れずに行くと、いつも留守だとの事で、立ち入りたい場合には、
事前に、「何月何日の何時に行く」と何日も前から連絡をしてからでないと立ち入れないとの事。
「連絡をしてから行くのでは意味がない。抜き打ちで立ち入って欲しい」と申し入れたのですが、
「それだと、留守がちなオーナーに会えずに帰って来なくてはいけないので」との事でした。
以前、当会のスタッフが、施設を見学に行った時には、犬舎の中に、下の写真のような
段ボールで覆い隠されたケージがいくつもあり、無理矢理中を見ようとすると、オーナーが
飛んできて、「その中は何も入っていないから!」と言われてしまいました。
でも、その後、愛護グループが、事前に連絡を入れてから立ち入った時には、この
段ボールで覆われたケージは、きれいに掃除されていたそうです。
この段ボールの中の様子が、とても気になります。

粗悪な環境の犬舎
段ボールで覆われたケージの中には・・・?

また、私達が10頭を救出した直後は、まだ70頭余りが残されていたはずなのですが、
その後、愛護グループが立ち入った際には、50頭以下に減っていたそうです。
「減らされた犬達はどうしたのか?」との質問に対し、このオーナーは「○○へ送った」と言うので
詳しい行き先を連絡する様、頼んでいるのですが、未だはっきりとは調べられていません。
また、病気の犬(ほとんどですが)を獣医に見せるようにと愛護グループが指導したところ、
「○○先生に来てもらった」と言うので、裏を取ると、事実無根だったとの話しも聞きました。
愛護グループの方の考えとしては、「ここ1〜2ヶ月のうちに決着させたい」との事でした。


<11月21日> その後の様子を愛護グループに聞きました。

未だ、書面で回答が頂けないので、スタッフが、その後どれだけ進展したかを、電話で確認
してみました。
すると、「週に一度は様子を見に行っているが、留守の場合が多く、運良く会えても、出かける
ところだと言われ中に入れない事が多い」との事でした。
明らかに法律に違反していると思われるこの業者に対して、「なぜ、強制的に立ち入れないのか?」
とスタッフが質問したところ、山本氏曰く「私達には、その権限がないから」との事でした。
また、犬の数はさらに減って、今では30頭余りになっています。
減らされた犬達がどうなったのかが、非常に気掛かりです。

法律が変わっても、新しい法律ができても、行政が行動を起こしてくれない事には、新しい法律も
何の効力も持ちません。
私達は、この行政に対し、「重い腰を早くあげてくれる様、私達の提出した要望書が、早く
取り上げられる様」今後も、働きかけをしていく構えでいます。


■ 参考資料 ■
動物の愛護及び管理に関する法律
大阪府動物の愛護及び管理に関する条例(リンク)


<大阪府健康福祉部 食品衛生課 動物愛護グループ>
〒540-8570 大阪市中央区大手前2丁目1-22
TEL:06-6941-0351(内線:4660・4661) FAX:06-6949-1056
E-mail(山本氏):YamamotoR@mbox.pref.osaka.jp


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