日本のノーリード
 現在の日本の犬の散歩事情は、真面目に犬を飼っている人を肩身の狭い思いにさせていくばかりです。
 自分の愛犬が社会的に認められる為のしつけと行動をしていきませんか?
犬の先進国は
 「犬先進国のイギリス、アメリカの公園ではほとんどはノーリードであるということから、日本もノーリードでいいんじゃないか」という意見があります。
 しかし、欧米では犬を生活の中での最良のパートナーである為に、各人が自分の愛犬が社会的にも認められるようなしつけを心がけ、また社会も犬の飼い主は責任を持って自分の犬のしつけをしているだろうという認識があるからこそノーリードが広く許されるのでしょうね。
 日本のようにノーリードの飼い主ほど無責任な散歩をして、社会的事件を起こすことが多い国で、社会にノーリードを認めてもらうにはかなりの時間を要するのではないかと思われます。
日本の飼い主の
自分本位な散歩
 家を一歩でも出ればそこは社会です。犬に対する恐怖を感じる人もいます。
 たとえしつけの行き届いているおとなしいラブラドールでも大きいというだけで恐怖を感じる人もいるでしょうし、チワワのような小さな犬でも恐怖を感じる子供もいます。
 日本の大抵の愛犬家は自分勝手なものです。
最近「こんなにおとなしくて可愛いのに、怖いわけないじゃない」と自分を主観においてしか物事を考えることが出来ない人が非常に多いですね。
 犬に恐怖を感じる人にとってリードの一本を飼い主が持っているだけのことが非常に安心である場合が多いことをお気づきください。
 公園は犬との散歩を楽しむ人だけの施設ではありません。
日本の飼い主の
自分本位な解釈
 ノーリードのゴールデン等の大型犬が他人に飛びつき起こす障害事件は後を絶ちません。
 そういう加害者の飼い主に限って、「こんなにおとなしいのに何もそこまで驚いて倒れなくてもいいでしょう?ウチの子はただあなたに愛情を示しただけなのよ」などと完全なる自分本位の考え方しかできなく社会における加害者意識の欠如が著しいですね。
 ノーリードのゴールデンが犬を怖がる通行人に喜んで近づいていくのを見て、静止させる声もかけず「大丈夫、大丈夫ですよ」としか言わず、「すみません」の一言もないという話しをよく聞きます。犬が怖い人にとって、そのゴールデンをはじめて見るのに本当に大丈夫かどうかなんて判断できるはずがありません。
 一部の社会意識の薄い人間たちによって、日本では本来大丈夫な犬もノーリードで歩けないのが現状です。
ノーリードが容認される
社会作りを目指しましょう
 日本でノーリードで気持ちよく犬を散歩できることが容認される社会を作るには、絶対条件として、日本の犬の飼い主の全体レベルを上げていくしか方法はないでしょうね。
 一人一人が社会に対して見本を見せていけば社会の認識もやわらかくなっていくでしょう。
 ここでは絶対にノーリードが駄目だと言っているわけではありません。このままですと犬の一生が家と車の中以外のすべてでノーリードになってしまう訳ですから。
 しかし 「私個人の犬は絶対他人に迷惑をかけないから、どこをノーリードで歩いても私の勝手でしょう」という意識だけはなくしていきましょう。
ノーリードに
したいなら
 私は個人的に以下の条件を満たしてはじめてノーリードが容認されると思います。

● 一定以上の距離をボスである飼い主から離れることがないしつけ
● 聞く時もあれば聞かない時もあるというレベルでない「待て」「来い」の号令に従うしつけ。

● 人に対しての喜び表現だとしても、人に対して飛びつきをしないしつけ。

● 動くモノや音や他の犬の挑発に慣らしてパニックにならないしつけ。少々のパニックにおいても「待て」の静止が利くしつけ。

● 見通しがよく、大人が自分の犬の性格を熟知し、行動範囲を知り、犬の行動範囲内に他の人や犬の存在がない場合。

● いつでも行動範囲内に他の人や犬が認識出来た場合、すぐに呼び戻してリードをつけることが出来る体勢の保持。


あと上記の条件を満たしていても、以下の条件の犬の飼い主は特に気をつけないといけないと思います。

● 生後一年未満の心身ともに未成熟な犬
● 大きな犬全般
● アフガンハウンドのような、飼い主の呼応に対する順応性が薄い特殊な性格の犬
● 噛み付きぐせがある犬(一部のテリア種は特に)
● 異性、同姓の犬に対しての反応が異常に敏感な犬


しかし、上記の条件を満たしていても犬にとっても人間にとってもよりよい社会を作っていく為にも、ノーリードを禁止する公園等での堂々たるノーリードは控えましょうね。
これから
 社会的意識のない心ない犬の飼い主たちの積み重ねがますます真面目に犬を飼っている人々の身を狭くさせていっていることは確かですが、今の狭い日本の現状で真面目な飼い主が本当に心おきなく犬を自由にして遊ばせられる環境というのはドッグランぐらいしかないのではないでしょうか?
 なんか寂しいですよね。ドッグランの開催を必要とする日本の現状は。
 絶対何がなんでもノーリードで歩くべきだと言っている訳ではなく、もう少し日本の一人一人の飼い主レベルを上げ、意識の向上が出来れば、もっと素晴らしい犬との共存が出来るはずです。


「ペット・ポートレート」
20人以上の画家在籍の肖像画作成、彫金迷子札、オリジナル首輪、ステッカー等。続々と新商品が登場予定。新規開店のペットのオーダーメイド商品とサービスの専門店。