・淡水カレイ(別名:アマゾン淡水カレイ、南米淡水カレイ)
 学名:Achirus errans
 
分布:南米(アマゾン広地域)

南米淡水カレイ(ペルー産)。
2匹重なると下の方が怒ります!。
南米淡水カレイ(ベレン産)。
よく引っ付いてます。

 眼は右側にあり、小さく間隔は狭い。有眼側には小さな胸鰭がある。体は小さい時は丸いが、成長するに従い楕円形になる。尾鰭はスペード型か円形。頭部周辺に目立つ毛状の突起がある。動きは大変緩慢だが、捕食は極めて素早く行う。口は一見小さいが捕食時には大きく開き、摂餌は口の正面や下の餌もたべるが、眼の上を泳ぐ小魚を最も好んで食べる。また、小さな個体は餌付きが非常に悪く生き餌しか食べないが、根気よく慣らすと冷凍赤虫も食べる。しかし、大きくなるにつれて魚食性が強くなるため、小魚との混泳は不可能となる。水質は純淡水で中性から弱酸性を好む。底砂は細かい砂か何も敷かない方が良い。なお、この種は手のひらサイズよりやや小さめのものがよく輸入され、条件さえ整えば寿命も長く、大切に飼えば 30 cm を超え、海産のカレイさながらになる。

(飼育のコツ一口メモ)
 アマゾン上流のペルー域から河口のベレンまでの本流、および支流のネグロ川流域と、広地域に分布し、それぞれの地域で形態も少しずつ異なる。ベレン産のものは飼育当初は若干の塩分があった方が調子が良いが、おおむね飼育方法は同じでよい。セットアップ直後の水槽や新しい底砂だと皮膚を痛めて病気が出やすいので、すでに稼動している水槽に入れた方が良い。