・淡水シタビラメ(別名:インド淡水カレイ)
 学名:Euryglossa orientalis(または Synaptura orientalis
 分布:インド〜南アジア〜オーストラリア

インド淡水カレイ(右)。
でも、形はシタビラメ型。
潜っているところ。黒くて大きな
胸ビレが特徴。

 目は右側にあり、間隔は狭い。有眼側には比較的大きな黒色の胸鰭が、また無眼側にも透明な胸鰭がある。体は丸みを帯びた楕円形で、E. panoides E. harmandi の中間的な体形をしている。体色は灰色(一部茶褐色)をしている。尾鰭は独立しているように見えるが、背鰭と尻鰭と融合していて先端付近でくびれている。頭部周辺には非常に短い毛状の突起がある。動きは大変緩慢である。口は小さく、摂餌は口の正面か下の餌を食べる。この種も E. panoides 同様、水槽に導入後しばらくは餌付きが非常に悪いが、慣れると冷凍赤虫を食べるようになる。水質は塩分を必要とせず、純淡水で中性付近の水を好む。底砂はかなり細かいものを好み、上手く潜れないと体表にできものが生じる。Euryglossa 属では古くから知られている種類ではあるが、輸入はコンスタントではない。最大で 18 cm 程になる。

(飼育のコツ一口メモ)
 インド産の淡水カレイとして古くから知られた種類。餌食いの悪さ対策は、 E. panoides と同様。飼育開始直後に穴あき病になりやすいので、対策としては1 / 6 海水ほどの塩分とグリーンFおよびパラザンDを入れ、水温を 28 度にして1週間様子を見る(その間、餌に冷凍赤虫を少しずつ与える)。穴あき病は治癒が遅いので、気長に治療すること。