研究内容




私は大学でメヒカリの研究をしています。下記のものが現在、そしてこれから調べようと思っていることです。
 メヒカリについて何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご協力お願いいたします。




マルアオメエソの成長について

 福島県の小名浜に水揚げされるものを毎月調査に行きメヒカリの体長を測ってます。 あわせて多くの魚で年齢を調べるのに用いられる耳石という耳の後ろにある組織を使って年齢も調べています。 この年齢を見るのがなかなか難しく悪戦苦闘しております。これらのデータを既存の成長式(Bertalanffy、logistic、Gompertz、etc)に当てはめもとに福島県沖で漁獲されるメヒカリがどんな成長をしているか調べてます。ここまでは卒論でやりました。メヒカリは年に2回輪紋形成しているようです。詳しくはお問い合わせ下さい。

食性

 福島県沿岸で獲られるメヒカリはどんな物を食べているのか毎月調べてます。 あわせて肥満度(魚の太り方)や胃充満度指数(胃にどれだけ餌生物が入っているか)なども調査しております。

産卵について

 メヒカリはいつ、どの辺で卵を産んでるか未だわかってません。 それについていろんな場所で漁師さんにお話を伺ったり、福島県そして福島県以外の場所で獲られた魚を集めて調べてます。 具体的にはどの時期に、どのぐらいの体長になると生殖を行う器官(生殖腺) が発達するのかということを、GSI(生殖腺重量を体重で割った値)などをもとに調べたいと思ってます。 現在のところ私の調査では生殖腺の発達した個体は見つかっておりません。

アオメエソとマルアオメエソ


 メヒカリには一般的な呼び名であり、正式にはアオメエソ (Chlorophthalmus albatrossis)とマルアオメエソ(Chlorophthalmus borealis)の2種が現在の分類ではいると考えられてます。高知や宮崎なんかで獲れるものはアオメエソ、福島県、茨城なんかで漁獲されているものはマルアオメエソのようです。 実際に私が調査をしてみるとこの2種に大きな違いはみられず、この2種が同種なのではという見方をされる方もいます。 同種であろうと別種であろうとはっきりと断言できる材料が現状では非常に少ないので、 太平洋岸の各地で水揚げされるメヒカリが分類上どのように分けられるのかをいろいろ調査したいと考えています。

メヒカリの生活史

これは大学院に入ってから本格的に始めようとしているのですが、メヒカリがいつ生まれて、どのように成長し、いつごろどこで産卵しているのかということは世界的にもほとんどわかっていません。上に示した研究やさまざまな分野の研究者の方にご協力いただき総合的に分析しメヒカリの生活史を明らかにしたいと考えています。今までは福島での成魚の調査が中心でしたが、最近は船に乗せて頂いて調査を行ったり、稚魚の生態についても調べています。なかなか情報の少ない魚だけに難しいことが多いのですががんばります。






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