ハムスターの飼い方

 

その1.ハムスターの飼い主としての心構え。
  ハムスターと一緒に暮らす人は、きっと優しい気持ちになれるはず。そして、ハムスターのことを良く知ってハムスターの気持ちがわかったら、もっと仲良くなれる。 一番大事なのは、ハムスターは大切な家族の一員やというつもりで飼うこと。 ハムスターが快適に暮らせる環境を作って、毎日決まった時間に食事、清掃、散歩などの世話ができることがハムスターの飼い主としての心構え。それができない人とは一緒に住みたくない。 これだけは必ず守って。
その2.ハムスターの世話って大変なの?
  ハムスターを飼うときに気になるのは、ハムスターの体臭や排泄物の臭いとか鳴き声がうるさいとか、世話が大変じゃないかなって心配。けど、ハムスターはきれい好きなので、ちゃんと躾ければオシッコはいつもトイレでするし、自分でグルーミング(毛繕い)するから、いつも身だしなみはきれいだし、オシッコの臭いも、今はほとんどのハムスターフードに消臭成分が入ってるからあまり臭わないよ。 そして、ハムスターはほとんど鳴かないし、鳴いてもあまりうるさくないからマンションなどでも気軽に飼える。けど、夜行性やから夜中に回し車を回してる音なんかは、周りが静かなだけに結構うるさいから、回し車の音を静かにするなどの工夫をして近所迷惑にならないように気を付けて。
その3.飼う前にハムスターが落ちつける環境を整えておこう。
  ハムスターを飼う心構えもわかったし、いよいよお気に入りの愛ハムを見つけに行こうか・・・・おっと!ちょっと待って!! ハムスターとの同居を始めるその前にやっておく事がある。 人間でも住み慣れた家を離れて急に違う家に住むことになったらなかなか落ち着かない。ハムスターかって同じ。 体が小さい分、人間よりよけいストレス溜まるから、愛ハム選びは新しい家の準備が万端整ってからにして、はやる気持ちを抑えて、まずはケージや巣材、用品、フード類を買い揃えて、ハムスターが落ち着ける環境を整えておこう。ただし、それらの用品にはゴールデンハムスター用とドワーフハムスター用があるから、買い揃える前に一緒に暮らす愛ハムがゴールデンハムスターなのかドワーフハムスターなのかは、しっかりと決めておこう。体の大きさが違うからね。
その4.ケージは金網か水槽か?
  ケージには、大きく分けて金網と水槽の2種類があって、どちらも一長一短がある。 一般的には金網ケージの方が多いみたい。金網ケージは、風通しが良いから夏は涼しくて掃除も楽しい、冬は少し寒い。 水槽ケージは、その反対に冬は暖かいけど、夏はかなり暑くて掃除も大変。 けど、水槽ケージをお薦めする。なんでかと言うと、金網ケージは思わぬケガをする可能性が高い。ガジガジかじって歯を損傷したり噛み合わせが悪くなったり、金網に足を引っかけたりよじ登って落下したりして捻挫や骨折をしたりなどのケガが心配。 暑さ対策をしっかりしてこまめに掃除をすれば、水槽の方が安心。
その5.その他の用品は?
  ケージを選んだら次は飼育用品。ハムスターの家、餌皿、回し車、トイレ、吸水器、フード類などが最低限必要。 おもちゃとかは、あとから好みで買えばいいよ。ハムスターの家は、かぼちゃの家、きのこの家、おかしの家など色々あるけど好きなのを選んだらいいよ。 餌皿は多少深みがあってひっくり返りにくいものがいいよ。 回し車は、ハムスターの体の大きさによって違ってくるので、ゴールデン用かドワーフ用かを確かめてから買おう。ハムスターが足を踏み外したりしてケガをしないような形状のものを選ぼう。トイレはフード付きの方が落ち着いて用足しできるし別荘にもなる。(笑) トイレの砂は固まらないタイプのペーパー砂が安心やで。吸水器はケージに付属してる場合が多いけど、水が漏れるようやったら違う物に替えたらいいよ。 フード類は、ハムスターによって好き嫌いがあるけど、 ハムスターには食べさせたらあかん物もあるから気を付けて。
その6.床材は何が良いの?
  床材には、牧草、パインチップ、ティッシュペーパー、新聞紙、チラシなどがある。 新聞紙やチラシなどは、インクがハムスターの体に悪影響を与えるからやめとこう。 牧草は、草の香りが良くて冬場は暖かいん、夏場は虫が湧く。 猫のペーパートイレ砂は、猫用やから粒が大きすぎてゴツゴツする。 パインチップは安いけど、ハムスターによってはアレルギーを起こす場合もあるから、愛ハムの様子をよ〜く観察しよう。特に杉のパインチップはアレルギーを起こしやすいから注意。まぁ、現在市販されてるのは松のパインチップがほとんどやからあまり心配は要らないけど、それでも具合が悪そうやったら床材をパインチップ以外の物に替えて。
その7.いよいよ愛ハム選び。
  ここまでの準備が万端整ったら、さぁ、いよいよお待ちかねの愛ハム選び。ハムスターには、デパートの屋上などのペットショップに行けば会えます。 ハムスターは夜行性で昼間は寝てるから、愛ハム選びは夕方以降がベスト。 一般的なペットショップでは、ゴールデン、ジャンガリアン、ロボロフスキーが居るけど、特に最近はジャンガリアンが多い。キャンベルやチャイニーズとかは、あんまり居ない。ゴールデンとジャンガリアンは人にも良くなつくけど、ロボロフスキーはちょっとなつきにくい。 キャンベルはちょと気が荒くて噛み癖があるハムスターが多い。 チャイニーズは、性格が穏やかでよくなつく。種類や毛色、性別は好みで選べばいい。 みんな可愛くて一匹だけを選ぶのは難しいもん、最後は「このハムスターとなら一緒にやっていける」
っていう、恋愛にも似たインスピレーション。(笑)

日常生活

その1.ハムスターにも好き嫌いはある。
  人間にも好き嫌いがあるように、ハムスターにも好き嫌いはもちろんある。 最近は迷うくらい色んな種類のハムスターフードが市販されてるけど、どれが愛ハムの口に合うかは実際に食べさせてみるしかない。 せっかく買ってきたフードを食べてくれなかったとしても、もったいないからと無理強いしたらだめ。あきらめて違うフードに替えてみよう。 何種類かのフードを試食させてみて、一番喰い付きの良いものを見つけ出そう。 もっとも試食とは言ってもタダでくれるわけやないから、それなりの出費は覚悟するけど・・・。ハムスターも人間に負けず劣らず結構グルメ。
その2.ハムスターは何を食べるの?
  ペレットを主食として野菜や種子類を少々ってのを基本パターンに、3日に1回くらい果物や動物性タンパク質をあげて。野菜はカボチャ、ニンジン、ブロッコリーなどがお薦め。キャベツは水分が多めなので、与えるんだったら少量にして。ひまわりの種、ピーナッツ、くるみ等の種子類は、ハムスターの大好物だけど、困ったことにデブの元やから、体重と相談しながら適量をあげて。果物はイチゴやリンゴが好きだけど、水分が多いので少量にしといて。 最近はハムスター用フリーズドライの果物も市販されてるから、それを使うのも手。動物性タンパク質は、牛肉、鶏肉などの肉類(生肉はダメ、加熱すること)、
煮干し、ゆで卵(白身のみ)、チーズ(低塩か無塩)、ドッグフードなどを少量あげて。
その3.食べさせたらあかん物は?
  ハムスターには食べさせたらあかん物もある。 まず、タマネギや長ネギなどのネギ類は赤血球を壊す有毒成分が含まれているので、人間には平気でも体の小さいハムスターにはだめ。ほうれん草などのシュウ酸を含む野菜もだめ。果物ならアボガド、桃、アンズ、ビワは呼吸困難などを起こす物質が含まれているから食べさせたらだめ。 野草の中には有毒なものも多いので、食べさせていいのかわからないんときはやめとくのが無難。観葉植物も。チョコレート、ケーキなどの人間のお菓子はカフェインが刺激を与え中毒症状を引き起こしたり、糖分が多すぎて糖尿病の心配があるからだめ。 もちろん、酒、たばこは20歳になってから。(笑)
 その4.食事の時間と1回の量。
  できるだけ毎日決まった時間にあげたってな。 人間みたいに朝昼晩の3食は要らんから、1日1回ハムスターが起き出してくる夕方以降がええで。ちなみに、わては毎晩7時くらいに食べてるねん。1回の量はゴールデンもドワーフも体重の5〜10パーセントが目安や。例えば、体重40グラムやったら、5パーセントで2グラム、10パーセントで4グラムやな。 わての場合は、人が寝静まってる夜中に思いっきり走り回る体育会系ハムスターやから、毎日4グラム食べてるねん。まぁ、1回の量(グラム)ってのはあくまでも大体の目安で、それよりも何を食べるかの方がよっぽど問題やねん。人間でも1キロの肉を食べた場合と、同じく1キロの野菜を食べた場合では、消化に要する時間も脂肪の付き方も違うやろ。 毎日体重をチェックして、量を調節しながら栄養バランスの良い食事を心がけてな。
 その5.毎日きれいに掃除してや。
  病気の予防や悪臭防止のためにも、ケージはいつも清潔にしといたってや。
  毎日の掃除は、ハムスターを安全な場所に移してから、床材の汚れた部分と
  餌の食べ残しを取り除き、ウンチを拾いながら健康状態をチェックする。
  トイレの砂を交換し減った分だけ新しい床材を足し、給水器を洗って飲み水を
  交換する。 最後に布団代わりのティッシュなどを入れたってな。
  それを基本パターンにして、夏場は週に1回床材を全部交換するねん。
  冬場は2週間に1回くらいでOKや。 床材を全部交換するときに、ケージの
  中をペット用除菌防臭スプレーなどを使ってきれいにしたってな。
  月に1回は大掃除として、ケージとトイレなどの用具を全て水洗いして次亜塩素
  酸で殺菌消毒するねん。 消毒後は薬品が残らんように丁寧に洗い流してな。
 その6.散歩は気分転換や。
  わてらハムスターかって、ずっと家に閉じこもっとったらストレスが溜まる
  から、1日1回は散歩の時間を作ったってな。 ハムスターが起き出してくる
  夕方以降がベストで、散歩の時間は30分から1時間程度やな。
  掃除してるときに散歩と食事をさせとけば時間を有効に使えるで。
  ハムスターは小さくて動きが素早いので、油断しとったらすぐに居なくなって
  しまうから目を離さんようにしてな。
  部屋を散歩させるにしても、そのままでは危険がいっぱいなんやで。
  電気のコードをかじって感電したりゴキブリ取りにひっかかったり、有毒な
  観葉植物を食べてしまったりと思わぬ事故が起こるから、それらの危険物を
  片付けて、隙間に潜り込まれないように目張りをするなどの安全対策をしたっ
  てや。
  また、犬や猫などの他の動物を飼ってる場合は、ハムスターが襲われないよ
  うに細心の注意を払ったってや。
 その7.スキンシップが大事やで。
  散歩のときにでも、ハムスターとコミュニケーションしてみよう。
  名前を呼べば寄ってくる。 手のひらの上で餌を食べる。 そんな風に
  なれたら嬉しいやろ。 でも、最初は警戒してなかなかなついてくれない
  もんやから、焦らず慌てずゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いてい
  こう。 まずは優しく名前を呼びながら指先での手渡しから始めて、
  上手くいけば餌を置く場所を段々と手のひら中央に移動していこう。
  手のひらで餌を食べるようになれば、体に触って腫瘍の有無や爪や歯の
  伸びすぎをチェックしたりと、ハムスターの健康状態を把握することも
  簡単になるねん。
  けど、すべてのハムスターが手乗りになるわけやないねん。
  ハムスターによっては慣れにくいのもおるから、どうしても手乗りにならない
  ときは無理強いせずにあきらめよう。
 その8.暑いのも寒いのも嫌いやねん!
  わてらハムスターは、暑いのも寒いのも嫌いやから、寒暖の差が激しい
  日本の四季を快適に過ごすには温度管理が重要で、ハムスターの適温は
  20〜26度と言われてる。 1年中一定の温度で暮らせるように防暑防寒
  対策はしっかりしたってな。
  わてらハムスターは1年中毛皮のコートを着てるから、特に暑さに弱いんや。
  防暑対策としては、やっぱりエアコンが一番やけど、なければ風通しの良い
  一番涼しい場所にケージを置いて、アイスノンや凍らせたペットボトルなどを
  置いてやろう。 床材が多すぎると暑苦しいので、夏は床材も少な目にしたっ
  てな。 防寒対策としては、これもエアコンが一番やけど、ペット用ヒーターや
  使い捨てカイロでもええで。 床材をハムスターが潜れるくらい多めにして
  ケージを古毛布で覆ってやれば結構暖かいで。 ちなみに、わては夏冬とも
  エアコンや。
  夏は飼育係が仕事で留守の間もエアコンを弱めにかけてあるねん。
  また、冬でも人間の住む部屋は結構暖かいから、わてのところは床材を
  多めにする程度で、特に防寒対策はしてへんねん。

TOP