ワクチン

1.3種混合ワクチン
猫パルボ、カリシ、ヘルペスの三つの病気が1本に入っている注射で
最も信頼度が高く一般的なワクチンですが、
ヘルペスの免疫の部分が少し弱い気がします。
本来健康な状態の猫に打つべきもので、注射後2〜3週間で病気と戦う力が出てきます。
定期的な追加接種がベストですが、一回の注射だけでもかなり死亡率を下げる効果があります。
2.白血病ワクチン
白血病の陽性ネコが近くにいる場合にはおすすめです。
血液検査で陰性を確認してから接種します。
陽性反応が出たときは数ヶ月してからもう一度検査すると、陰性になっていることがあります。
信頼度は75%くらいとアメリカのHPにありました。
◆4種混合ワクチン:3種混合ワクチンと白血病ワクチンが1本にはいっている。(白血病の血液チェックをしてから打つ先生と、チェックなしで打つ先生とが半々くらい。)
◆5種混合ワクチン:のら猫通信バックナンバーNo.181 参照

◆7種混合ワクチン:のら猫通信バックナンバーNo.254 参照

3.狂犬病ワクチン
日本ではのら猫に打つケースはほとんどないでしょう
4.その他のワクチン
海外では他にもいろいろな病気のワクチンがあるようですが、
信頼度と副作用の面でまだ問題があるようです。
5.メモ
病気の名前が統一されていませんので以下に記します。

猫パルボ=伝染性腸炎=汎白血球減少症=猫ジステンパー(猫テンパー)
ヘルペス=伝染性鼻気管炎=ウィルス性鼻気管炎
白血病=FeLV
猫エイズ=FIV=猫免疫不全症候群
伝染性腹膜炎=FIP<コロナウィルス感染症
6.のら猫へのコメント
手術のときにワクチンをすすめられる事があるかと思います。
ワクチンはうってから2週間以上しないと予防効果は出てきませんので、院内感染の予防ということでは無意味です。
また発熱や元気がなくなるなどアレルギー反応を起こすこともあります。
ですから本来は手術を受ける2週間以上前に注射をするべきです。

しかし現実問題ノラ猫がそう何度も捕まるわけないので、
手術と同時にワクチンを受けることが多いと思います。
それでも副作用で命を落とす確率は低いですから、手術を受けられる体力があればやった方がいいでしょう。

ノラ猫が一生のうち伝染病と無縁で過ごせるということは珍しいことです。
毎年たくさんの猫たちが伝染病で命を落としてます。
パルボの流行のときなどは地獄のような光景です。

ワクチンや血液検査を全部やるともう1頭手術できるくらいの費用がかかってしまいます。
二度と捕獲できないような猫には、
三種混合の一回の注射だけでもじゅうぶんに生存率がUPします

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