逆襲のねこさまねこのろけ・03 ■

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 03 掃除とねこ

たみ猫は掃除が好きです。 私が掃除をはじめると、どこからともなく現れ、
「なにしてるの?ねえ、なにしてるの?」
と、きときと歩き回り、掃除の邪魔をします。 こうなったらもう駄目です。掃除なんて、続けられません。


例えば、棚の上にハタキをかけるとしましょう。背伸びしてパタパタパタ……。
もう駄目です。たみ猫のおしりがウズウズ動いています。
「遊ぶの?ねえ、パタパタで遊ぶんでしょ?」
私の目は涙で潤みます。
「あしょぼうね。パタパタであしょぼうっ。」
新体操のように舞う私。追う猫。 嗚呼、幸せだなぁ〜……って、掃除にならないでしょう。(むしろ埃をまきちらしているぞ)

例えば、床に掃除機をかけるとしましょう。電源を入れてゾゾゾギュオーン……。
もう駄目です。たみ猫の目が恐怖と期待で光っています。
「なんなの?ねえ、こいつなんなの?」
私の目は涙でまた潤みます。
「怖いね〜。でも、スイッチ切れば平気よ〜。」
体を斜めにして「ハウッ!」とパンチをくりだす猫。時々スイッチを入れ、びびらせて和む私(おほほ;)。 嗚呼、幸せだなぁ〜……って、掃除にならないでしょう。

例えば、本棚の本をダンボールに積めているとしましょう。この本は出して、これはしまって。思わず読みふけったりして。
もう駄目です。気がつくとたみ猫がダンボールに入っています。
「箱、好きなの。」
私の目は涙でまたまた潤みます。
「かわいい〜。カメラ、カメラ〜。」
ぽひーんとダンボールに鎮座する猫。それをカメラに収め続ける私。 嗚呼、幸せだなぁ〜……って、やっぱり掃除にならないでしょう。


もう一度言わせていただきましょう。 たみ猫は掃除が好きです。 私が掃除をはじめると、どこからともなく現れ、
「なにしてるの?ねえ、なにしてるの?」
と、きときと歩き回り、掃除の邪魔をします。 こうなったらもう駄目です。掃除なんて、続けられません。

さらに言わせていただきましょう。 私は掃除が嫌いです。 だってさぁ、掃除って世界中のごみを右から左に移しているだけじゃない? ここにあった屑が夢の島(東京都の埋め立て地。別名ゴミの島)に移動したからって何なのよ。不毛よ、ふ・も・う。 だったら、猫と遊んでいたほうが良いもんね。


たみ猫画像

うちの箱入り娘
可愛いものを見ると、目からヨダレがだらだらです(号泣)

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