
| AGILITY |

| アジリティーとは・・・ |
アジリティーは簡単に言ってしまえば犬の障害物競走です。ハンドラーと犬がチームになってジャッジによって作られたコースを障害物をクリアしながら走ります。大会を行っている団体によってルールや障害が多少異なりますが、犬の肩の高さによってジャンプの高さや制限時間が変わります。
カナダで競技会が行われているのは以下の団体です。
AAC(Agility Association of Canada)
NADAC(North American Dog Agility Council)
CKC(Canadian Kennel Club)
このページではAACのルールに基づいて話しを進めていきます。
| AACで競技するには |
AACで競技をするには事前に犬を登録してIDカードを発行してもらわなければなりません。このIDカードは競技会に毎回持参し、提示する必要があります。
アジリティー競技会には犬種を問わず参加できますが、18ヶ月に満たない犬、シーズン中の雌犬、人や他の犬に対して狂暴な犬、怪我や病気をしている犬は参加できません。
IDカードの裏には犬の肩の高さを書き込む欄があり、2歳を越えた犬は2人のジャッジから別々の日に測定を受け、それによってジャンプの高さが決定されます。(ただし、肩の高さが23インチを越える犬は2度目の測定を受ける必要がありません。)2歳に満たない犬は測定値はかきこまれず、競技会の度に肩の高さを測定してもらわなければなりません。2人のジャッジの測定値が異なり、ジャンプの高さが変る場合は3人目のジャッジの測定を受けなければなりません。2歳を越えた犬で2人または3人のジャッジによってジャンプの高さが確定した犬は次回の競技会からは測定を受ける必要はありません。
初めての競技会で測定を受けるルパン(1997年9月)
OBSTACLE |
いろいろな障害物
障害物はいくつかのカテゴリーに分類する事ができます。コンタクト、トンネル、ハードル、ウィーブポール、ポーズ、タイヤです。
Contact Obstacle : シーソー・Aフレーム・ドッグウォーク・クロスオーバー
Tunnel : シュート、フレキシブルトンネル
Hurdle : シングル、ダブル、スプレッドバージャンプ、ロングジャンプ、バレルジャンプ
Weave Pole : ウィーブポール(5本〜12本)
Pause Obstacle : ポーズテーブル、ポーズボックス
Tire Jump : タイヤジャンプ
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シーソー 長さ12フィート、幅10〜12インチ、足の高さ24インチ、 コンタクトゾーン(黄色い部分)36インチ コンタクトオブスタクルでは最低1本の足が黄色いコンタクトゾーンを踏まなければならない |
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Aフレーム 長さ9フィート、幅2〜3フィート、 一番高い所が地上から6フィート3インチの高さ、 コンタクトゾーン42インチ |
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ドッグウォーク 真中と両サイドは其々長さ12フィート、幅10〜12インチ 真中の部分は地上から4フィートの高さ コンタクトゾーン36インチ |
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トンネル 直径24インチ、長さ15〜20フィート |
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スプレッドバージャンプ この写真では幅26インチ、高さは6,10,16,22,26インチにバーがセットされている |
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ウィーブポール ポールの太さ3/4インチ、高さ3〜4フィート、ポールの間隔18〜21インチ、ポールの本数5〜12本 エントリーは1本目と2本目の間を右から左に抜けるように入り、後はジグザグに進んで行く |
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ポーズテーブル ジャッジが5数える間犬は伏せてじっとしていなければならない。 オープンクラスとミニクラスではテーブルの高さが異なる。 |
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タイヤジャンプ 写真は26インチのタイヤジャンプ |
各種のジャンプ及びタイヤは犬の肩の高さによってその高さが決められています。
12インチ以下 10インチ 12インチを越え16インチ以下 16インチ 16インチを越え21インチ以下 22インチ 21インチを越える犬 26インチ
| 競技会について |
アジリティーは減点方式で競技会での順位が決まります。減点にはコースでの減点(コースフォルト)と時間による減点(タイムフォルト)があります。
コースフォルト:ジャンプのバーを落とす、コンタクトゾーンをミスする、コースを間違える、ハンドラーが犬に触れる、ハンドラーが障害物に触れる等、その重要度によって5点、10点、20点の減点から失格迄があります。犬が出場するクラス(レベル)によって減点方法は異なります。
タイムフォルト:コースの距離、難易度によってジャッジがSCT(スタンダードコースタイム)を決定し、出場者はその制限時間内にラウンドしなければなりません。オーバータイムは一秒に付き、1点の減点になります。クラスが上に行くにしたがって時間は短くなります。
タイトルを取る為のクオリファイラウンドとは減点が0(コース・タイム共に)のラウンドの事をさします。
競技会のクラスはスターター・アドバンス・マスターの3つのレベルに分けられています。犬達は最初は全てスタータークラスから競技を始め、ADCのタイトルを取るとアドバンスクラスへ、AADCのタイトルを取るとマスタークラスへ其々進む事が出来ます。其々のクラスではレギュラーの他にベテランクラス(7歳以上)及びスペシャルクラスが設けられていて、Aフレームとジャンプ類が1段階低く設定されています。またベテランクラスはレギュラークラスより長いスタンダードコースタイムが与えられます。
ゲーム競技ではアドバンススタンダード1つと各アドバンスゲーム1つ、あるいは各アドバンスゲーム2つのクォリファイでマスターゲームに進む事が出来ます。
AAC AGILITY TITLE |
AACには以下の8つのタイトルがありますが、各タイトルを取るためには其々規定数のクオリファイラウンドが必要です。
| ADC | Agility Dog of Canada |
| AADC | Advanced Agility Dog of Canada |
| MADC | Master Agility Dog of Canada |
| MGDC | Master Gamblers Dog of Canada |
| MTRDC | Master Team Relay Dog of Canada |
| MJDC | Master Jumpers Dog of Canada |
| MSDC | Master Snooker Dog of Canada |
| ATChC | Agility Trial Champion of Canada |
ADC:スタータースタンダードのクォリファイ3つを最低2人のジャッジのもとで獲得した犬
AADC:アドバンススタンダードのクォリファイ3つを最低2人のジャッジのもとで獲得した犬
MADC:マスタースタンダードのクォリファイ3つを最低2人のジャッジのもとで獲得し、更に4つのアドバンスゲーム(ギャンブラー・チームリレー・ジャンパー・スヌーカー)を1つずつ最低2人のジャッジのもとで獲得した犬
MGDC:マスターギャンブラーのクォリファイ3つを最低2人のジャッジのもとで獲得した犬
MTRDC:マスターチームリレーのクォリファイ3つを最低2人のジャッジのもとで獲得した犬
MJDC:マスタージャンパーのクォリファイ3つを最低2人のジャッジのもとで獲得した犬
MSDC:マスタースヌーカーのクォリファイ3つを最低2人のジャッジのもとで獲得した犬
ATChC:MADC・MGDC・MTRDC・MJDC・MSDCの5つのタイトルを全て獲得した犬
ベテラン、スペシャルクラスでの各タイトルは其々のタイトルの前にVまたはSが付きます。
2002年9月ルパンはVATChCのタイトルを獲得しました。