
エビFAQ ●質問7(大木さん) カテゴリー:ヤマトヌマエビ、繁殖
> ...ヤマト繁殖用に海水を汲んでこようと思いますが、赤潮が大発生しています。いかがなものでしょうか?...
赤潮が大発生していたのであれば、水自体が貧酸素になっていたり、 (そのため他の植物プランクトンが全くいなかったりすることもある) さらに、有毒赤潮プランクトンもいるので、その水は使用しない方が良いです。
なるべく赤潮プランクトンが居ない季節(真冬が最高です)水を汲むのがいいのですが、やむを得ないときには、風下や潮目などのゴミが集まる場所を避けて汲むことをお勧めします。汲んできた水は念のためコーヒーのフィルタなど、目の細かなフィルターで濾してから使った方がいいですね。水槽立ち上げ後の換水用海水なら、ナベで煮立てて消毒したものでも良いでしょう!
ちなみにこの季節に沿岸域で水の表面が真っ赤に見える赤潮の正体は夜光虫(Noctirca sp.)によるものがほとんどです。このプランクトンに毒性はありませんが、水中の酸素を消費しつくしたり、いっぺんに死滅してアンモニアが発生するなど、厄介な存在です。
2000. 6/2
●質問5(大木さん) カテゴリー:ヤマトヌマエビ、繁殖
> ....汽水になるように天然塩をいれたところ水が真 っ白に濁って、うまく溶解せず。ゾエアも残存した塩とともにペットボトルの底に沈 んでいきました。
濃度を正しく計って、精製塩、天然塩の両方で同じような状態になったとのことですが....ちょっと原因は分かりませんが、天然の海水や人工海水が手に入れられるのならそちらを使用するべきでしょう。やむを得ずスーパーで手に入るシオを使う場合でも、汽水水槽はなるべく早めに立ち上げておき、汽水が安定してからゾエアを迎え入れるべきだと思います。
2000. 6/2
●質問5(英さん) カテゴリー:エビ一般、繁殖
> エビの繁殖をねらっているのですが、エビに雄雌はあるのですか?見分け方なども知っていたら教えて下さい。
勿論ありますよ!産まれた直後で未熟な個体を除けば、外部交接器の有無であるとか、卵巣・精巣の有無や内肢のカタチとかで判別できます。ただ、これらの形態は、飼育条件下では見るのが困難な場所で、しかも非常にちっちゃいのです。捕獲してきたエビを固定
(アルコールなどで殺すことです)して、解剖顕微鏡で観察するときの判別方法なので、飼育するエビを100%間違いなく区別する方法は今のところないのです。この問題は、エビの種類を厳密に見分けるときにも当てはまります。僕が経験的にやっている方法は、ショップで同じ水槽に入っているエビならば、同じ時期に産まれたものだと判断出来るので、体が大きくて体高が高い(特に尾節が高くなる)ものがメス、逆に小さくて体高が低い(スリム)なやつがオス、と思っていいでしょう。オスメス(と思われるもの)5匹ずつぐらい購入すれば繁殖も狙えるはずです。
2000. 3/24
●質問4 カテゴリー:ヤマトヌマエビ、繁殖
> 食塩の10ccって何gでしょうか? 計りも比重計も無いので...
精製塩を精密に計ってみました.....ちょうど10ccで13.6gでした!
ちなみに、人工海水の素でも、ほぼ同程度の比重だそうです。
だから、70%汽水を作るときには1リッターあたり16.5ccぐらいの塩を混ぜればいいわけです。
計量スプーンなら100円ショップで買えますな!
2000. 3/21
●質問3(おすぎさん) カテゴリー:エビ一般
> どうしてミナミの色とか、模様は変わるのですか?
ズバリ!擬態でしょう.....
擬態というのは、カモフラージュのことです。外敵から身を守るための......
エビの模様が変わる、と言っても、毎日クルクル変わるのではなく、新しい環境に置かれたときに一回変わって、あとはそのまま.....というケースが多いですよね。
もしもそうでなければ、そのエビが気分屋さん...ということが考えられます。
2000. 2/21
●質問2(小林さん) カテゴリー:ヤマトヌマエビ、繁殖
親エビを隔離して卵を放出したときに親エビは卵を食べたりしないのですか。
恐らく生きたタマゴを食卵する事はないと思います.......が、無精卵などは水を極端に汚してしまうので、親エビの健康にダメージがありそうです。
親がまとめてタマゴを放出したときには、すぐに親だけ水槽に戻しますが、少しずつ放出するときは、放出した分だけブライン孵化器(中身は淡水)に移した方がいいかも知れません。
2000. 1/19
●質問1(小林さん) カテゴリー:ヤマトヌマエビ、繁殖
70%汽水を作るときに水1リットルに対して塩を23グラムとかしてもOK、とありますが家にある普通の塩でいいのでしょうか。いろいろな方に聞いてみると普通の塩ではだめらしいのですがどうなのでしょうか。
普通の塩を溶かしただけではダメ!というのは、海水魚飼育の時の常識ですよね。これは、精製された食塩に必須微量成分が混じっていないからです。市販の人工海水には様々な成分が混ざっています。
だから、ヤマト繁殖の時にも、水道水に食塩ではダメです。食塩を使うときには、必ず水槽水をベースにします。また、水槽水に人工海水を使ってもOKです。
淡水中の微小生物の中には塩分耐性が高いものが結構居るので、ベースには水槽水を使ったほうがいいと思います。
2000. 1/19
上の回答は、飼育魚の数が多く、窒素やリンが過剰に存在し、また硬度もそれほど低くない、いわば「不純物」がたくさん存在する僕の水槽でうまくいった例に基づいて行いました。ですから、みなさんの水槽が「不純物」の少ない水だった場合には、当てはまらない可能性もあります。(事実、精製塩を使用して、うまく行かなかった例がありました。)やはり、天然海水が手に入らない場合には、素直に人工海水の素を購入して、70%濃度の汽水を調整して使用することをお勧めします。ヤマトの繁殖はチャンスに恵まれないと挑戦できません。せっかくのチャンスなのに人工海水の代金をケチって、せっかくのチャンスをつぶすのは賢明ではありません。.....僕の軽率な言動で迷惑をおかけしたみなさんには心からお詫び申し上げます。
2000. 3/12