早めの対策で乗りきろう!

夏場の高温対策


 高温状態が長く続くと非常に危険です。毎年梅雨になると、全国のエビ飼いたちから悲しい知らせが届き始めます....

28度は黄信号!30度は赤信号!

...悲しいお別れをしなくて済むよう、早めに対策しましょう!

 

恐ろしい高温障害!

 夏のうだるような暑さの中.....夏バテに参ってしまうのは人間だけではアリマセン。水温30度を超えるような日が何日か続くと、エビも参ってしまいます。人間の場合は涼しい場所に行けば済みますが、エビにとって水槽外脱出は即★モノです.....

 高温障害は、まず体色の変化に現れます。透明なエビの場合、透明度が失われて白っぽくなり、さらには赤っぽくなります。ビーシュリンプなどは赤っぽくなって気付くことが多いようです。で、赤っぽくなると、動きが緩慢になり、やがてバタバタと★になってしまいます。しかも、体色に変化があった時点で慌てて対策をしても手遅れになることが多く、

水温を下げたのに、一匹を残して2〜3日で全滅!

 .....という、恐ろしいことになってしまいます。特に注意したいのが梅雨時デス。唐突に30度を超えるような日が続いたりします....慌てずに済むように、備えだけは早めにしておきましょう!

エビにも体力のある固体と、無い固体っているんですね。なかには赤っぽくなったまま平然と生きているツワモノもいますが、これは例外中の例外!と、思ったほうがよいです。

 

新鮮な酸素を!

  とかく高温に弱いといわれるエビですが、30度を超える環境でもなぜか元気に暮らしている場合があります....それは最近流行の水草水槽ではなく、上部濾過器や底面濾過などで、エアレーションをガンガンかけているような、クラシックなスタイルの水槽であることが多いようです。どうやら、高温状態でエビが参ってしまう時には、同時に酸欠状態に陥っていることも多いようです。

 水温が上がると、酸素をはじめ気体は水に溶けにくくなります。同時に、濾過バクテリアや水槽内住人の酸素消費活動も活溌になり、余計に酸欠が進むわけです。

 とにかく、夏場のエビ水槽には新鮮な酸素を送り込みましょう!二酸化炭素を添加している水槽の場合、エアレーションを掛けると二酸化炭素が逃げてしまいます。ただ、全ての炭酸ガスが逃げてしまうわけではありません。涙を呑んでゆるめのエアレーションを掛けましょう。

 

下げかた!

アクアリストたちのあいだで行われている水槽冷却方法をいろいろ紹介します。これ以外にもありましたら、御一報ください。

やり方 効果(10点満点) コメント
水槽クーラー

もう最高・

・器具代が高いのが難点。

・水槽が結露して、水槽まわりが濡れることがある。火災に注意。

・水槽の熱を外部に排出するので、水槽部屋が異様に暑くなる。

部屋用クーラー

かなり効果的
・電気を消費しまくるので地球にキビシー!電気代が家計にキビシー!....他の方法と併用するのが吉か。
水槽用冷却ファン ファンの風量にもよるが60cm水槽で5度くらいは落とせる。

・水が蒸発するときの気化熱を利用しているので、水槽の水がドンドン減る。(逆サーモと併用すると無駄な蒸発を防げる)

・ファンがなくても扇風機の風を水面に当てても良い。コストパフォーマンス高。クリップ型扇風機なんかが良いカモ。

・つ田は、廃棄パソコンのファン複数を、同じく廃棄ノートパソコンの12V電源で並列稼働している。材料は全てゴミ捨て場で手に入れた。恐るべしっ!

ガラス蓋をはずす 効果は若干だが基本技 ・熱がこもらないので良い。が、ライトが結露するおそれがあるので、必ずライトはリフトアップしておくべし。
ライトのリフトアップ 効果は若干だが基本技 ・ライトの熱はバカにならない。ライトを遠ざければ、それだけ水温の上昇は防げる。が、光量も落ちる。
照明時間ずらし 効果は若干だが基本技 ・気温が上がる昼間は消灯。気温の下がる夜間に点灯。
部屋の風通しを良くする 効果は若干だが基本技

・他の方法と併用すると意外に効果的。

・小型水槽なら、涼しい場所に避暑させるのも良い。

換水 気休め ・昔から熱帯魚マニアにはおなじみの方法で、劇的に水温が下がる。が、根本的な対策ではなく、かえってその後の水温上昇が恐い。
氷をいれる 気休め ・アッという間に溶けるし、意外に冷えない。換水のほうがまだマシ。
水槽を冷蔵庫に入れる 効果ありすぎ! ・ヒーターとの併用が前提。