
エビ水槽に相性のよい 活着水草を使おう! 流木はエビの餌場や隠れ家として無くてはならないものです。 この流木に活着性のある水草を繁茂させると、なんともカッコイイ感じに仕上がります。 活着する水草の代表選手と言えば、ウイローモス・ミクロソラム・アヌビアスが有名です。が、幅の広い流木の上に底床材を薄く敷いてやれば、グロッソやヘアグラスなど、根張りの良い水草を活着させることも出来るようです。
活着させる基材としては、流木や石などがポピュラーです......が、表面がガサガサしていれば、おおむねなんでもくっつくようです。フィルターのパイプとか、エアポンプで動くどらえもんなどもOKでしょう....また、活着ではないですが、タイルなどにナイロンテグスなどの劣化しない糸で巻き付ければ、水槽の下一面を南米モスの絨毯にする.....なんてことも可能です。
巻き付け糸の素材 巻き付ける水草と活着させる基材との関係で糸の種類を決めます。容易に活着する普通のウイローモスをガサガサした基材に巻き付けるのであれば、木綿糸が良いと思います。木綿糸は太めで暗い色のモノをセレクトしておくと、糸そのものに藻類が生えて目立たず、さらに1〜2ヶ月してモスが活着した頃には、糸自体が溶けて無くなってしまいます。
ほとんどの水草の場合、モスほど簡単には活着しないため、溶けてしまう木綿糸は使わず、釣り糸などを使用します。釣り糸が手元にある場合、そのまま使っても良いですが、新規に購入する場合には、釣り具の量販店に行って、0.8〜1号程度のナイロンラインをセレクトすることをお勧めします。釣り糸にはナイロン、PE、フロロカーボンなど、いろんな種類がありますが、ナイロンが一番使いやすく、安価だと思います。(50m巻きで定価500円程度、安売りの時には100円ぐらい.....)さらに、色つきラインの場合、緑色をセレクトするとGoodですね。
シダ類の巻き付け方 ←ボルビディスのつもり
ボルビディスやミクロソラム、アヌビアスなどの水草は、匍匐する茎がドンドン伸びてそこから伸びた根っこで基材に活着します。これらの水草をポット入りで購入した場合、必要な下準備をした後(「水草の残留農薬」参照のこと)、持っている活着基材にあわせて匍匐茎を切ってやります。
シダ類は古い葉っぱが残っていると、古い葉っぱがシダ病という伝染病にかかって、それが全体に伝染してしまうことがあるそうです。特にボルビディスはこの病気にかかりやすいそうなので、よっぽど新鮮な葉っぱ以外は根元でカットしちゃいましょう。ミクロソラムは古くて葉っぱに穴が空いたり、茶色くなっているモノはカット。アヌビアスはよっぽど古い葉っぱ以外は残してOKです。
さて、流木などにさみしくなった茎を置き、数カ所を釣り糸で固定すればOKです。釣り糸自体にも根っこが活着してしまうので、なるべく目立たないように、結び目を裏側で作るなど、気合いを入れて結んでください。また、葉っぱや根っこを乾燥させてしまわないように、時々水で濡らしながら作業をしましょう。
モスの巻き付け方 ←ウイローモスのつもり
ウイローモス、南米モス、ジャワモス....モスにもいろいろありますが、ビニール袋などに丸められて売られていることが多いですよね。これをそのまんま使っても良いのですが、キレイに活着させて、密に出葉させるためにはちょっとしたコツがあります。
1〜2センチに刻んだ様子....
それは刻むことデス。モスを束にして、ひとつひとつが1〜2センチになるように、ハサミでどんどんカットします。こうすると、カットしたそれぞれの破片から新芽がでてくるので、美しく活着させることが出来ます。
で、刻みモスを流木などに薄く敷いてやります。あまり重なっていると、下になった部分には光が当たらず、枯れてしまいます。薄く、まんべんなく敷くのがコツです。また、流木を水槽に入れた状態で、どの面を重点的に活着させるのか、時々冷静になって敷いてくださいね。
で、あとは糸で巻くわけですが、調子の良いウイローモスなら木綿糸で、それ以外の活着しにくいモノならば、ナイロン釣り糸でぐるぐると巻きます。あまりきつく巻く必要もないですが、水槽内に刻みモスがバラバラとほどけてきては困るので、間隔を狭めに「これでもか!!」というぐらい巻いてあげましょう。そして......巻き終わったらピョコピョコと飛び出しているモスをハサミでキレイに切ってあげます。そしてモスを巻いた流木はいきなり水槽に入れず、必ず水道で余分なモスを洗い流し、それから水槽へ入れてください。
その後のメンテナンス シダ類やナナなどは生長がゆっくりなので、なかなか生長していることが実感できませんが、気付けば結構ボリュームが出過ぎていたりします。そんなときは古い葉っぱを匍匐茎のすぐ上でカットしちゃいましょう。また、葉っぱ1〜2枚を残して匍匐茎そのものを切ってしまうも良しです。カットしたシダ類の葉っぱは、そのまま水槽に浮かべておくと、そこから子株がドンドン生えてきたりすることもあります。
うまく生長を始めたモス類は、ドンドン伸びます。あるモノは流木に沿って活着しながら広がりますが、あるモノは水中に向かってダラリと伸びていきます。そういうダラリと伸びたモノは、日陰を作ってしまうので、流木ギリギリの部分でどんどんカットしましょう。