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映画 あらすじの紹介

2002/8/3公開

「パワーパフガールズ ムービー」 The Powerpuff Girls Movie

 Townsville の街は治安は最悪で、警察はドーナツ屋にたむろし、市民は救世主を待ち望んでいた。Professor が完璧な女の子の材料、砂糖・スパイス・すてきなものいっぱいを買いにきたスーパーにもレジ強盗をする Fuzzy が。重い足取りで家に帰る Professor だが、研究室ではペットのサルの Jojo がおお暴れ。それを無視して完璧な女の子の材料を混ぜていると、突然 Jojo が Professor をドンと押したので Chemical X の入った容器が割れて材料に入ってしまい大爆発! Professor が起き上がるとそこには3人の女の子が!しかもいきなり流暢に話し始め、Professor に名前を付けてくれという。そこで Professor は3人に Blossom, Bubbles, Buttercup という名前をつける。しかし爆発で脳が肥大化した Jojo がいずこへかと去っていったのには気付かなかった。「完璧な女の子を発明し、善悪の判断のつく立派な娘に育て上げる」という長年の夢がかなったと、大喜びの Professor はさっそくプレゼントを買って来るが、階段で転んでしまう。それを Girls が宙を飛んで Professor を助けたのでまたまたびっくり!3人はそのパワーを使ってあっという間に自分達の部屋に家具を運び込み、目からレーザーを出して壁に窓をあける。

 Girls は幼稚園でも人気者になるが、Professor はスーパーパワーを持つ3人が心配でお昼に様子を見に来る。外で遊んでいた Girls は初めてやる鬼ごっこに夢中になり、追いかけっこはスピードを増し、幼稚園は破壊され3人は街の方へ。道路やビルを破壊しまくりついには街の危機にもかかわらず大好物のピクルスを買いにきた Mayor もろともピクルス・スタンドに激突する。翌日の新聞の一面は街を破壊した Girls の記事で埋め尽くされ、ボロボロになった幼稚園では Miss Keane を含むみんなから嫌われる。Professor は Girls を発明した罪で逮捕され、幼稚園で Professor の迎えをまつ Girls は街じゅうの人たちだけでなく Professor にまでも嫌われたのかもしれないと落ち込み、言いつけ通りパワーを使わずに歩いて家に帰ろうとするが、雨が降ってきたので Blossom は落ちているダンボール箱で雨宿りしようと言う。しかし Gangreen Gang にからまれたその時どこからともなくごみ箱のフタが飛んできて Gang たちをなぎ倒す。Girls を救ったのは肥大化した脳を紙袋で隠した Jojo だった。

 Jojo は自分も Girls と同じように超人的な力を持つためにみんなから嫌われていると言い、人々の役に立てることを証明するために「街の改善マシン」をいっしょに作ろうと持ちかける。それにはスーパーパワーを使わなければならないので悩む Girls だが、人々から好かれると思い、火山の火口の上に展望台を建て、マシンに必要な Chemical X も Professor のラボから持ってくる。そしてマシンを作ってくれたお礼だと言って Jojo は Girls を動物園に連れて行くが、なぜかあらゆる種類のサルの写真ばっかり撮って何か様子が変。実はカメラから発射される転送装置をサルたちにくっつけて、動物園中のサルを展望台までテレポートさせ、脳に Chemical X を注入し高い知能を持ったサル軍団を作り上げる。 Girls は釈放された Professor を連れて改善されたはずの街を見に行くが、街では Jojo の放ったスーパーサル軍団がおお暴れ! Jojo は Mayor を足蹴にして自分がサルの支配する世界の王、 Mojo Jojo だと宣言する。またもや街中から避難の的になる Girls はだまされてやったことで、自分達を信じて欲しいと Professor に言うが、何を信じていいのか分からない、いい子だと思っていたのに、という Professor の言葉に深く傷付き、3人は宇宙のかなたへと飛び去ってしまう。

 宇宙のとある小惑星にたたずむ Girls 。 Blossom は黙って座り込み、 Bubbles はすすり泣きを続け、 Buttercup はこれからはここに住むんだと言って強がる。Buttercup と Blossom はこうなったのはそっちのせいだとケンカを始めるがむなしくなってみんな黙り込む。一方 Townsville では Mojo 以外のサル達が自分こそがサルの王だと名乗りを上げ、それぞれのマシンを使って街を荒らしまわる。街の住民の悲鳴は Girls にも伝わっていたが、Girls はどうしていいか分からない。しかし Mojo に捕まった Professor の声を聞いて助けに向かう Girls 。しかし暴れるサル軍団から住民や Talking Dog を救うのに忙しくてなかなか Professor を見つけられない。その時、Puppy を捕らえて離さない大ザルにキレた Buttercup が強烈なパンチで大ザルをぶっ飛ばしてしまう。それで Blossom は街を救うのにスーパーパワーを使うのは良いことだと気付き、3人でサル軍団を一掃する。

 こうなることを予想していた Mojo はパワースーツを作らせるために Professor を展望台に連れて行くが Girls に追い詰められ、ついに Chemical X を全て自分の脳に注入し、巨大化した体で街を破壊する。応戦する Girls だが3人とも捕まってしまい、 Mojo は Girls を握り締めたまま King Kong のごとく高層ビルをよじ登り、3人に仲間になれと言う。しかし Girls は Mojo の要求をはねのけ、手から脱出すると強烈なパンチを浴びせた!そこへ Mojo のパワーを取り除く薬品 Antidote X ができたと Professor が走ってきたところへ Mojo はまっさかさまに落下し、Girls に救われた Professor がおとした Antidote X へダイブ! Mojo は普通の大きさに戻る。街を救った Girls だが、自分達もスーパーパワーのない普通の女の子になった方がみんなから好かれるだろうと言って Antidote X に触れようとするが Girls の周りにハート型に集まった住民達がそれを止め、3人に感謝する。 Mayor もこれからも街がピンチの時は呼び出してもいいかと尋ねる。3人と顔を見合わせた Professor はこう答える・・・「もちろんいいですよ!でも3人が寝る時間までならね!」こうして初めて Powerpuff Girls によって街は救われ、今日も3人は Mayor からのホットラインの呼び出しで出動し、町の平和を守り続けている・・・


感想

本編が始まる前の Cartoon Network のロゴが最後に出る CM で映画館の観客の中に Girls, Mojo, Mayor などを確認。

本編はいつも通り Narrator の `The city of Townsville...' から始まる。設定は Girls 誕生前なので街はすさみ放題だった。 Him が出て来なかったのがちょっと残念。

Girls 誕生シーンが繰り返されるが、TVのように白黒風ではなく全カラー。材料の入っていた鍋に近づく Professor の背中でなかなか Girls の姿が見えないのがミソ。

いきなり Professor にあいさつし、名前を尋ねる Blossom は花が咲くように話し始めたので Professor が命名。それを `He he he!' と泡がはじけるように笑ったので `Bubbly(活気のある)' な Bubbles、そして3人とも `B' で始まる名前がいいという思いからつけられた名前に Buttercup は顔をしかめていつもの表情。そんな由来があったとは。生まれたときから自分達のスーパーパワーをすべて自覚している点も興味深い。

Girls のデザインは誕生したてとあってかTVより若干等身が低かった。逆に Gangreen Gang は高く、Ace がかっこよかった。

Professor の家の2階にはもともと窓はなく ちょっと明るくしたいという Bubbles の希望で Girls がレーザーで作ったことが判明。

幼稚園では Mitch, Harry, Elmer などのレギュラー園児を確認。もちろん Princess はまだ転校してきていない。

鬼ごっこのシーンなど動きのあるシーンが多く、背景もCGだったが、色使いも全然CGっぽくなく動きもセル画風でTVで見なれていても違和感無くみれた。

あいかわらず Miss Bellum の顔は見えなかった。 Mayor そっくりのピクルス売りも気になる。

Girls の災害を伝えるニュースではキャスターはいつもの Stanley Whitfield ではなかった。初めて見る人のために内輪ネタを避けたらしいが、新聞の一面の左上には Craig 氏の似顔絵が。 Don Shank 氏(スキンヘッドでひげ面)も市民として登場。

Girls が雨の中歩いて帰るシーンは「都会へおひっこし」にそっくり。ここから冒頭の明るい感じの画面からダークな画面に。 Girls の心情をうまく表している。

Girls を Gang から救った Mojo にはすっかりだまされた。彼の展望台は Girls が作ったことが判明。地殻から熱エネルギーを得るため火山の上に建てたらしい。

「そろそろ街の人たちも自分達の特別さを理解してもいい頃だ」と言い攻撃を開始する Girls 。「ニャンコ攻撃」とか合体技が見れるかと思ったが、そこまで受けねらいはしなかったようだ。あまりパロディネタもなかったし。

Girls が普通の女の子になろうとする場面は今回の泣き所。住民がハート型に Girls を取り囲んでいたのにも感動した。

最後に `Sugar. Spice. And everything nice...' のオープニングのナレーションが。もちろん新録音でセリフも微妙に違っていた。

スタッフロールの曲は `The Powerpuff Girls (End Theme,)/Bis' のパンクバージョン、`Heroes & Villains' 収録の `Pray For The Girls/Frank Black' と、映画のテーマソング `That's What Girls Do/No Secrets' だった。

アニメーターのスタッフにやたら韓国系の名前が多かった。以前 `The Simpsons' で「アメリカのカートゥーンはみんな韓国で作っている」というブラックジョークがあったがどうやらまるきり嘘ではないらしい。

クレジットの最後に「この映画の撮影中にサルやしゃべる犬は虐待されてません」という意味の英文が。