オーバーマン キングゲイナー視聴日記

ここは、富野由悠季監督最新作、
『オーバーマン キングゲイナー』のページです。
各話あらすじ+感想中心です。
(管理人:とぼふあんかる/アニメ日記トップへ

★注意★
[あらすじ]については、私なりに解釈、省略して書いている部分がありますので、
実際の本編とは印象が違う点があるかと思いますが、御容赦ください。
また、DVD、ビデオレンタル待ちの方にとってはかなりのネタバレになってますので
御注意ください。




最終更新




■オーバーマン キングゲイナー■
*2002/09/07(土)19:30〜より
WOWOWスクランブルにて放送終了(全26話)


■キングゲイナー関連情報■

・2002/07/06(土)
「富野由悠季最新作『キングゲイナー』ができるまで」
WOWOWノンスクランブル/18:40〜/[終了]
『オーバーマン キングゲイナー』第1話「ゲインとゲイナー」先行放送
WOWOWノンスクランブル/19:05〜/[終了]

・2002/10/11(金)
「金曜アニメ館」にて「オーバーマン キングゲイナー」の特集
18:30〜18:55 NHK・BS2/[終了]

・2002/10/11(金)
「キングゲイナーのできるまで」+1〜5話再放送
WOWOWスクランブル/深02:25〜05:15/[終了]

・2002/11/03(日)
徹底解剖『オーバーマン キングゲイナー』
9:00〜/15:00〜/19:00〜
「WOWOW 491ch wave1」BSデジタルラジオ放送
/[終了]

・2002/11/21(木)
ORIGINAL SOUNDTRACK 1「ハラショー!」発売

・2002/11/22(金)
6〜11話一挙放送/WOWOWスクランブル/25:35〜/[終了]

・2002/11/23(土)
放送休止

・2002/11/26(火)
再放送休止

・2002/11/30(土)
第12話/WOWOWノンスクランブル放送/[終了]
19:30より2分間のダイジェストを交え、19:57まで放送

・2002/12/21(土)
『オーバーマン キングゲイナー』DVDvol.1(1〜2話収録)発売/5000円/ビデオレンタル同時リリース

・2002/12/28(土)
放送休止

・2002/12/31(火)
再放送休止

・2003/01/04(土)
放送休止

・2003/01/09(木)
1〜8話一挙放送/WOWOWスクランブル/26:25〜/[終了]

・2003/01/10(金)
9〜15話一挙放送/WOWOWスクランブル/26:00〜/[終了]

・2003/01/11(土)
第16話「奮戦、アデット隊」

・2003/01/16(木)
オーバーマン キングゲイナー【1】(コミック版)/中村嘉宏・富野由悠季/B6判 本体価格:514円発売(bk1)

・2003/02/14(金)
DVD第1巻(正式版)第2巻同時発売
16〜20話一挙放送/WOWOWスクランブル/27:00〜/[終了]

・2003/02/25(火)
DVD第3巻発売

・2003/03/21(金)
ORIGINAL SOUNDTRACK 2「BANZAI!」発売

・2003/03/28(金)
DVD第4巻発売
21〜26話一挙放送/WOWOWスクランブル/28:30〜(深夜04:30〜)/[終了]

・2003/04/04(金)
『オーバーマンキングゲイナー オフィシャルブック エクソダスガイド』発売

・2003/04/25(金)
DVD第5巻発売

・2003/05/23(金)
DVD第6巻発売

・2003/06/27(金)
DVD第7巻発売

・2003/07/25(金)
DVD第8巻発売

・2003/08/22(金)
DVD第9巻(最終巻)発売



■基本情報■

<製作スタッフ>

原作・総監督=富野由悠幸
シリーズ構成=大河内一楼
キャラクターデザイン=中村嘉宏、西村キヌ(衣装デザイン)、吉田健一
メカデザイン=安田朗、山根公利、吉田健一
アニメーションディレクター=吉田健一
美術監督=池田繁美
撮影監督=大矢創太
音響監督=鶴岡陽太
音楽=田中公平
主題歌=「キングゲイナー・オーバー!」福山 芳樹
(作詞:井荻燐(富野由悠幸) 作曲:田中公平)

<メインキャスト>

ゲイナー・サンガ=野島裕史
ゲイン・ビジョウ=かわのをとや
サラ・コダマ=小林愛
アナ・メダイユ=鬼頭典子
アデット・キスラー=林真里花


■コミック版、月刊コミックフラッパーにて連載中(中村嘉宏作画)

■ニュータイプ2002年/9月号より2003年/2月号まで
富野由悠季+西村キヌによる『オーバーマン キングゲイナー』(小説)連載

■『オーバーマン キングゲイナー イントロダクション』
(太田出版/ISBN4-87233-692-5/本体価格990円/発売中)
・氷川竜介氏による富野総監督のロング・インタビュー
・設定資料
・シベリア取材メモ

OP曲シングル「キングゲイナー・オーバー!」発売中(9/21発売)
 1,100円(税抜) VICL-35427
 (C/W EDテーマ「Can you feel my soul」
 作詞:いのうえひでのり 作・編曲:岡崎 司 歌・演奏:秘密楽団マボロシ)


■関連リンク■

Google/ 公式サイト/ akiman's HP (日記)/ コミックフラッパー/ WOWOW/ Kenichi Yoshida Works/ 絵色縫/ シャア専用ポータル/ TRASH R・キンゲページ/ HEXA'S NOTE/ 東京たまご電脳瓦版 / ヤーパンの天井の一室 (れつモン内)/ sawadaspecial.com:富野由悠季語録 on the web/ キングゲイナーWEB UNIT/ 「キングゲイナーサークルMAP」/ キンゲサーチ/ テンプレ@シャア専キングゲイナースレ/ アニメ板キンゲスレ・テンプレサイト

キングゲイナーWEB UNIT




視聴日記:2002/05〜08(プレ版)/09〜10(1〜8話あらすじ感想含む)/11〜12(9〜15話あらすじ感想含む)
2003/01〜02(16〜22話あらすじ感想含む)
各話あらすじ+感想へジャンプ: 第23話/ 第24話/ 第25話/ 第26話(最終話)


2003/06/27(金)

久々に更新してみる。

DVD7巻ブックレットの、
「キングゲイナー」制作日記(5)トミノ監督アイデア発案術に爆笑。

上手い!



2003/05/08(木)

■ニュータイプ6月号(5/10発売)
キッズゲイナー見ました。駄目かも…



2003/04/08(火)

■アニメ−ジュ5月号/ニュータイプ5月号(4/10発売)

アニメージュの方は富野インタビュー。
キングゲイナーの総括的な内容で、先のガンダムエース5月号増刊のインタビューよりも
突っ込んだ話になってるので必読。
で、問題はニュータイプの方で、『キッズゲイナー』なるものが載ってるんだけど、
これはネタなのかマジなのかわからない…SDガンダムのキンゲ版みたいな感じで、
次号(6月号)から4コマ漫画で連載開始とか書いてありますが…



2003/04/06(日)

■コミック版キングゲイナー(フラッパー5月号)
ようやく対ラッシュロッド戦が始まりまして、アニメ版の2話、3話のシーンが
混ざってるんですが、キングゲイナーのパイロットをゲインと勘違いしている
ヤッサバにゲイナーが自分の名前を名乗るとか、パンサーをヤッサバにひっくり返されて
お尻をフリフリするサラなどのシーンがあります。アニメと違うのはラッシュロッドが
「オーバーミラー」とかいうオーバースキルで、パンサーの銃弾をはじき返したりしてますね。
「時を止める」オーバースキルと関係あるんでしょうか。
笑ったのがガウリのセリフで、ヤッサバがコックピットのハッチを開けて叫んでるのを見て、
「なんだあ!? 生身で出てきたぞ! 相手は頭が悪いぞ!! やっちまえ!!」と叫んでるところ。
ガウリらしいです。それから、マンガ以外では「エクソダスガイド」にあったペーパークラフトの
実物大写真がありました。モノクロですけど。

というわけで、コミック版。いつまでフォローしましょうかねえ(笑
「エクソダスガイド」の中村インタビューにはあと2年は続くとありましたけどね…



2003/04/03(木)

■エクソダスガイド届きました。ボリュームありすぎです。
14話の原画(一部)や、最終回のシナリオとコンテ(一部)は載ってるし、
スタッフインタビューは充実してるしで、絶対買いですよ。



2003/03/30(日)

■謎の作画監督・下井草伊井乃弼氏について(シャア板キンゲスレより)
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1048865919/373n

『キングゲイナー』13話Aパート、21話の作画監督で少し話題の
下井草伊井乃弼氏ですが、確かに今日の『クラッシュギアNitro』の
EDクレジットで出てました。後半の作画で、『キンゲ』の時と絵のタッチが
似てるような似てないような…。下井草氏が特定の人物なのか、サンライズの企画
「矢立肇」氏的な作監不在時の名前なのか、微妙なところです。
まあ、とにかくこれで富野氏本人ではないことははっきりしましたが。



2003/03/26(水)

オーバーメンakiman`s HP

■最終回のザッキとヤッサバについて
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1048530400/407

ネタかもしれませんが、一応。



2003/03/22(土)・(03/23あらすじ他追記)

第26話 『ゲインオーバー』(最終話・2003/03/22放送)

脚本/大河内一楼
コンテ/斧谷稔
演出/森邦宏
作監/吉田健一・中田栄治・千羽由利子
原画に安藤雅司、鶴巻和哉(ガイナックス)、
ボンズ関係の原画マン、動画にスタジオジブリなど。

[あらすじ]
■ゲイナー・サンガの前回のあらすじ。
なし。
■アスハムとの戦闘からホワイトホールもどきで戻ったエンペランザは
チェルノボーグの屋根に落ちる。
■そのチェルノボーグからオーバーデビルに取り込まれたコールドゲイナー、
コールドシンシアがオーバーフリーズしたサラをさらっていく。
そして、リマンメガロポリスに向っていくオーバーデビル。
■最後の作戦の前に小休止。お食事タイムのゲインたち。
ガウリ「それって
プラネッタのオーバースキルですな」
アデット「どう思う?」
ゲイン「ん?…」
アナ姫「ゲイナーをもとに戻すためには、直接心の奥に訴えるしかないでしょ。
そうすれば正気にだってなりますよ。ゲイナーですもの」
ママドゥ「プラネッタのオーバースキルの効果は証明済みです」
ゲイン「確かに、あれはシベ鉄が開発したものだ」
アナ姫「シベ鉄の本社の目の前ならスペアぐらいあるでしょ」
コナ「そうかあ、そのコートをエンペランザに着せれば、ゲイナーを叱れるもんね」
アデット、ガウリに寄り添って、
アデット「ガウリなんか、あたしのキスだけで正気になったんだ。
オーバースキルなら完璧だね」
照れるガウリ。
ゲイン「プラネッタのコートはみんなで探してくれ」
アデット「あいよ」
このシーン、ゲインのアデットにコップを渡す芝居でセリフを補完している。
アデット「ゲインはどうするの?」
ゲイン「ゲイナーをぶん殴ってくる!」
■リマンメガロポリス。
シベリア鉄道の本社の上には、巨大なキッズ・ムントの顔のレリーフがある。
そしてそのとなりには、おそらく「アガトの結晶」が設置される予定だったのだろう、
クレーターのような窪み、「アガトの穴」があり、その中心の穴にオーバーデビルが接続。
■リマンメガロポリスに到着したゲインのエンペランザ。
前回でアスハムに落とされたライフルを装備しなおしている。
■オーバーデビルの光輪と、アガトの穴の回りからそれぞれ無数のコードが伸び、絡み付く。
コールドゲイナー「ほら、見てごらんよサラ」
コールドシンシア「潔癖なサラなら、オーバーデビルが
やろうとしていることは分かるよね? 」

光輪のコードにスパークが走り、光がレールを伝わってあたりを凍らしながら外へ伸びる。
ゲイン「はっ、やりやがったか!」
■リマンの市街のレールの一つのそばに、ドミネーターが倒れている。
レールに光が走ると、氷づけになっていたドミネーターの氷が溶け始める。
中のアスハムはまだ気を失ったまま。
■オーバーデビルから発射された光は、シベ鉄の列車、そしてチェルノボーグさえも凍らせていく。
■セント・レーガン隊員「アスハムの妹なら、ますます乗せられんのだ!」
カリンはゴレームに乗ろうとしている。
カリン「兄様を探し出したら、ロンドンへ…」
そのカリンの目の前で、セント・レーガン隊員と、前回脱線したセント・レーガンの列車が凍る。
■ドームポリス、カテズも、そしてウルグスクのメダイユ公とその家臣たちも凍る。
コールドシンシア「フフフ…アハハハ、ゲイナー、キッズ様の敷設したレールの
おかげで、世界中がオーバーフリーズするね!」

コールドゲイナー「そうされなければ、世界はおのれの愚かさに
気づかないんだよね…駄目だよ、サラ。そんなに力んじゃ。
オーバーフリーズを受け入れるんだ。君にだって、まだ仕事はあるんだからね」

コールドゲイナーが動くと氷のかけらが落ちる作画が細かい。
■オーバーデビルに向けて銃弾が飛ぶ。
オーバーデビルの前で弾道が凍り、弾が落ちる。
コールドシンシア「誰なんだ?」
コールドゲイナー「サラには出てもらうぞ!」
コールドサラ「大勢の邪魔が来る!」

コールドシンシアの前でまた銃弾が止まる。
コールドシンシア「オーバーマン風情が、
あたしたちに勝てると思ってるのか?」

コールドゲイナーの前でも弾が止まる。
コールドゲイナー「狙いが正確だと、
本気で僕を殺そうとしたのがわかってしまったなあ!」

■エンペランザが光る。
コールドゲイナー「こいつ! ホワイトホールの様なもの!? 」
その光の中からブラックホール球がオーバーデビルに向けて発射され、そのブラックホールの中から
ブリュンヒルデが現われる。
ゲイン「行くんだブリュンヒルデ! アーリー・ミイヤが果たせなかった、
オーバーデビルの封印を成し遂げろ! ヤツは人間にいじりまわされて、 昔の威力はない!」
■シベ鉄の倉庫でプラネッタを探すアデット隊やガウリ隊。
しかし、アナ姫が先に見つけてしまう。
リュボフの操縦するシルエットマシンの腕に乗ってプラネッタを
調べようとするママドゥ。四苦八苦しながらシルエットマシンをコントロールするリュボフ。
アデットのドーベッグがやってくる。
アデット「へえ、コートだけじゃなくって、頭も付いてるんだ」
ママドゥ「これなら、エンペランザに被せるだけでオーバースキルが使えるぞ」
■と、オーバーマン、ジンバが飛来。
コールドサラが乗っている。
リュボフ「ああ、あのオーバーマン!」
アナ姫「ぬ、盗人の!」
アデット「ジンバっていうやつだ」
コールドサラ「ゲイナー様とシンシア様のご命令です。
お前たちの命、盗み受ける!」

ベロー「そ、その声、まさかサラじゃないよな? サラにしちゃ、とんがってるもんな」
コールドサラ「とんがっちゃいない。オーバーフリーズで、
永遠の言葉を手に入れたんだ」

向ってくるジンバ。
アナ姫がべローのパンサーの機銃を撃つ。ジンバの指が何本か落ちる。
リュボフもシルエットマシンで戦い、アデットがドーベッグの主砲を撃つとジンバは退散していく。
■コナやナンたちのシルエットマシンが到着。
プラネッタをシルエットマシンで運ぼうとする。
コナ「よーし! チェーンをゆるめて!」
リュボフ「チェーンじゃなくてワイヤーじゃないですか!」
ママドゥ「メカマンはチェーンって言うんですよ」
リュボフ「あれを押せばいいんですね?」
ママドゥ「賢いですなあ」
ワイヤーを緩めるためのスイッチをシルエットマシンの指で押そうとするリュボフだが、
なかなか上手くいかない。
リュボフ「…あれ?」
ママドゥ「意外と、意外ですな」
そのとき、(おそらくジンバから)逃げて倉庫に入ってきたドーベッグがプラネッタにぶつかった
衝撃でワイヤーが外れる。
■プラネッタをコナたちが運んで逃げるまで、アデットはコールドサラのジンバを牽制する。
■ブリュンヒルデはオーバーデビルに黒い球を投げ付けるがフリーズされてしまう。
コールドゲイナー「ハハハハ! 現実はこうなんだよ。ゲイン君!」
オーバーデビルのコックピットからオーバーマン、ブラックメールのコートが吐き出される。
コールドシンシア「ゲイナー、できるね?」
コールドゲイナー「フリーズクイーンの言う事なら…
君とは! 決着を! つけさせて! もらうー!」

巨大化してブラックメールのコートを着るコールドゲイナー。
ゲイン「子供が言ってる!」
コールドゲイナー「君はエンペランザに乗ったままでいいんだよ!
なんたって僕は、サタンの申し子かもしれないからねぇー! 」

エンペランザに迫ってくるコールドブラックメールゲイナー。
コールドゲイナー「思い出したぞ!
君には、黒いサザンクロスというあだ名があったが、どうした!」

■カリンのゴレームがリマンに辿り着く。
加速がつきすぎて、アデットと戦っているコールドサラのジンバにぶつかる。
アデットはガウリ隊にアナ姫を守るよう指示、そしてジンバを攻撃するが
取り逃がす。
■ドゴッゾに乗るケジナン、エンゲ、ジャボリの三人。
ケジナンとエンゲがドゴッゾから落ちてしまい、ジャボリがシベ鉄本社の警備隊隊員たちに命令する。
ジャボリ「ケジナン副総裁から命令が出ています! 西から攻めこむヤーパン部隊を撃退するんです!
市内に入り込んだ敵は、排除します!」
隊員「なんでケジナン野郎が副総裁なんだ〜!」
ジャボリ「あ〜? 聞こえません!」
コールドシンシア「ゲイナーをいじめたなっ!」
コールドシンシアの乗るオーバーデビルに突進していくブリュンヒルデ。
ゲイン「ブリュン! うかつなっ!」
オーバーデビルはブリュンヒルデをフリーズさせ、粉々にしてしまう。
このとき、オーバーデビルの光輪もいっしょに粉々になる。
コールドシンシア「これで心おきなく戦えるね、ゲイナー」
コールドゲイナー「ありがとう。しかし!」

ゲイン「悪いが、ゲイナー! 貴様がその恰好をしてるのなら今度は殺せるぞ!」
コールドゲイナー「やれるものかあっ!」
空中でブラックメールのオーバースキルを使い、消えるコールドブラックメールゲイナー。
ゲイン「消えた? むっ!」
コールドゲイナーのメガネだけが光って宙に浮かぶ。
コールドゲイナー「僕にとってはオーバーフリーズより、
そのブリュンヒルデの腕!」

姿を見せ、エンペランザのブリュンヒルデの腕を攻撃するコールドブラックメールゲイナー。
ゲイン「ゲイナー!」
コールドゲイナー「遅いよ、ゲインさん!
君は、僕をバカにし続けてきたあ!」

ゲインを圧倒するコールドゲイナ−。アガトの穴に落ちたエンペランザをコールドシンシアの
オーバーデビルが踏み付ける。
コールドシンシア「ゲイナーをいじめる男なんか!」
ゲイン「…ここまで好きにされて!」
コールドゲイナー「まて! とどめは僕にやらせてくれ…うわあっ」
■パンサー、ドーベッグ部隊がコールドブラックメールゲイナー、オーバーデビルを攻撃。
オーバーデビルは光輪を失ったのでオーバーフリーズが上手く作動しないらしく、直撃を受ける。
ゲイン「ガウリたちが来たのか?」
■プラネッタのコートをゲインに渡すために近づこうとするママドゥやベロー、コナたち。
コールドゲイナー「シルエットエンジンごときに!」
コールドブラックメールゲイナーはキッズのレリーフの上のパンサーを攻撃。
ガウリ「そりゃ、リモコンのパンサー! つまり、分身の術という奴だ!」
■ケジナンとエンゲは落下したカリンのゴレームを使おうとする。
カリン「ここはどこなんでしょう?」
■コナとナンがシルエットマシンからプラネッタのコートを振り落とし、
アガトの穴にいるエンペランザにかぶさる。
ゲイン「コートがいい装甲になってくれるが! ゲイナー! 聞こえるか! 俺の声が!」
ゲイン、プラネッタのオーバースキルを発動させる。
コールドシンシア「誰? うるさいな!」
コールドゲイナー「黙れよ! 僕はもう一人でやれるんだ!」

ゲイン「聞けよ!」
■第1話。ゲインとともにシベ鉄に捕まったときのゲイナーのシーン。
ゲインにパンを渡すゲイナー。
ゲイン『俺に借りを返すんじゃなかったのか?』
2話。ゲインにパンチをくらって落ちるゲイナー。
エンペランザ、オーバーデビルのコックピットにパンチ。
ゲイン「ブリュンヒルデよ! アーリー・ミイヤよォォ!」
■ユニットからリマンに向うミイヤ・ラウジンとマネージャーのルブル、
そして五賢人たち。
ミイヤ「こうやって、率先して前に出れば、五賢人の威厳を保つことはできますよ。
あたしだって覚悟したんだから」
ルブル「言い出しっぺはあなたたちなんだから、しかたないでしょ」
ミイヤ「あたしが死んだりしたら、東の海に向けて、ちゃんとしたお墓を作ってもらいますからね!」
ペルファ「そ、それはもうちゃんと…」
シトラン「いやいや、冬至の祭り以上に目に眩い」
マンマン「ウ〜ン」
エリザベス「お世辞でしょ?」
シトラン「終生、世辞は口にした事はない」
ミイヤ「…ん?」
マンマン「い、いや〜、良い香りで…」
ガッハ「若い女性(にょしょう)の香りは芳しいといいたいんじゃろ」
顔を赤くするマンマン。
ガッハ「チャクラ・タントラ・バーナムで」
ミイヤ「いざ!」
■腕をコックピットにつっこんだエンペランザを振り落とすオーバーデビル。
オーバーデビルのコックピットの装甲が破壊される。中にキングゲイナーの姿が見える。
コールドゲイナー「やったなあ!」
ゲイン「ゲイナ−!」
再び、1話の留置場のシーン。
ゲイン『お前さ、死んじゃいないよな?…
自分からは何もしない。それがドームポリスのピープルの習い性だものな? 』
コールドゲイナー「はああああっ!」

■17話ラスト。
サラ『め〜っでしょ! あらららら〜』
殴ろうとするサラに、すかさずゲイナーが謝るシーン。
コールドゲイナー「あ…シンシア…」
オーバーデビルに下半身をぶったぎられるエンペランザ。
ゲイン「プラネッタ・コートとエンペランザは、まだ繋がっている!」
■落下したオーバーデビルの中のコールドシンシアに、
20話、シンシア、サラ、ゲイナーの三人で撮った記念写真のシーンが作用して、
フリーズがとける。
■同じくジンバのコールドサラにも、
ゲイナーの告白を聞いて顔を真っ赤にして走るシーンが。
ゲイナー『君に尽くすのが僕の喜びなんだ。喜びを分かち合えるなら
もっと深いキスをするしツンドラの中に素っ裸になって走れというなら…』
サラ『もう!』

サラ「…ゲイナー?…ゲイナー!?」
サラのフリーズがとける。
コールドゲイナー「なんだ? この状態!?」
ゲイナーの目の瞳が元に戻る。
オーバーデビルがエンペランザからプラネッタ・コートを剥ぎ取る。
オーバーデビルから振り落とされそうになるシンシア。が、
オーバーデビルのなかの、キングゲイナーのコックピットにつかまるシンシア。
シンシア「オーバーデビルが、キングゲイナーを縛ってる!?」
エンペランザはアスハムのドミネーターの上に落下する。
■サラ「シンシアを取りだしなさい! ゲイナー!」
ゲイナー「そのつもりだ! シンシア! サラが! 僕が!」
オーバーデビルがゲイナーを攻撃すると、
ブラックメールのコートが外れ、ゲイナーは落下。
キングゲイナーを動かしてオーバーデビルのコックピットから出たシンシアが
落ちていくゲイナーを追いかける。
キングゲイナーを攻撃しようとするオーバーデビルだが、パンサー、ドーベッグ隊にワイヤーで
押さえ付けられる。
アデット「ワイヤーをフリーズするならしろってんだ!」
■落下するゲイナ−。メットとメガネが外れる。
シンシアのキングゲイナ−がゲイナーを受け止める。
サラもジンバでワイヤーがけを手伝う。
しかし、ジンバの腕が伸びず中途半端なところで止まってしまう。
ガウリ「オーバーフリーズがきたら逃げろ!」
ベロー「
(アナ姫に)退りますよ!」
アナ姫「最後まで、最後まで戦うの!」
トゥン「もたねぇぞ!」
コナ「気合でもたせるの!」
ナン「トゥン、恐いなら、ここに来な!」

■ゲイナーがコックピットに入り、オーバーデビルと対峙するキングゲイナー。
ポシェットからチェンガンを出す。
ゲイナー「フリーズにフリーズでは対抗できない。 オーバーヒート!」
シンシア「正面、46度上、左2度!」
ゲイナー「了解!」

■サラがジンバから飛び下り、アデットが受け止める。
ゲイナー「オーバーヒートは!」
シンシア「そう! 正面!」

キングゲイナ−、チェンソーを構えてオーバーデビルに突っ込む。
キッズのレリーフの上に落ちたオーバーデビル。そこから赤い光が四方に伸びる。
コックピット部から姿を現わしたキングゲイナー。その「髪の毛」からも
赤い光(オーバーヒートの光?)が伸びる。それは地球全体を包む。
■オーバーデビルとともに、キッズ・ムントのレリーフも落下。
ゲイン「キッズのレリーフも陥落か…ん?…!…み、見間違いじゃないよな、カリン・ブーン!」
と、エンペランザの下のドミネーターが動き、コックピットのハッチからアスハムが吐き出される。
アスハム「開いたか…」
ケジナン・エンゲ「アスハム・ブーン!」
アスハム「ケジナン、エンゲ…手の氷が…(右腕の氷がなくなっている)」
カリン「お兄様!」
アスハム「あ? あああっ!」
カリン「やはり…」
アスハム「(立ち上がって)カリンではないか!」
ケジナン「妹さんでしょ?」
アスハム「セント・レーガンに入隊してまで、ゲインを追いかけてきたのか!」
カリン「違いますよ! 人の話をろくに聞かないで突撃する、
お兄様を連れ戻すためです!」
アスハム「ゲインは、どうする?」
カリン「野生の殿方とは一夜の恋のみ。ロンドンに帰りましょ」

アスハム「あ、え、あ…」
カリンに引っぱられて去っていくアスハム。
ゲイン「(身を隠して)思った以上に、きついご婦人だったか…
未練を振り切って、…エクソダスか…
(滑って)あああああ〜 」
■夕暮れ。
ベロー「ええ!? そうなんですか?」
アナ姫「絵本ではそう書いてありましたよ」
リュボフ「存じあげませんでした」
アナ姫「あなた先生でしょ。オーバーフリーズの『オーバー』という意味は、
『超える』という事ですから、オーバーフリーズをオーバーヒートによって中和させれば…」
エリザベス「あ…」
ミイヤ「はい。また若々しく!」
ゲイン「エクソダスを目指すのかい?」
ミイヤ「ええ、五賢人はその心を奮い立たせるもの、ですよね?」
マンマン・ガッハ「左様じゃて」
ペルファ「へっくし(くしゃみ)」
シトラン「今日という日を、『キングゲイナーの日』とするのも、思いつきでおじゃろ?」
マンマン・ガッハ「それは嬉しい」
ミイヤ「じゃあ、みんなが集まったら、お祭やれるんだ!」
アナ姫「なら、こういうんだよ!
♪キ〜ング、キ〜ング、キングゲイナー!
メタル〜オ〜バ〜マン、キングゲイナー!…」

アナ姫、歌いながらモンキーダンスを踊る。
後ろにちゃっかり顔を出すジャボリ。
そして…
エイファ「おじさん、おじさん。この人、冷たくなってる!」
ヤッサバ「だったら放っとけ!
暖かくなったら、誰かさんが弔ってくれるさ!」
エイファ「でも…!」
ザッキ「ま、まだ、死んじゃいない …!」

■カテズのフリーズも溶ける。ウルグスクも。
メダイユ公「ん?…ああ…わしらも、『エクソダス』をするかな…」
■ゲイナー、サラ、シンシアの三人。
シンシア「お前ら、あたしの後ろで手を繋いでいるだろ」
サラ「わかる?」
シンシア「わかっちゃう」
ゲイナー「このメガネ、合わないみたい」
シンシア「似合うようにすりゃいいんだよ、ね?」
サラ「そ! 似合うようにね」
シンシア「ヤーパンへもね」

その三人の後ろ姿に、おそらくゲインとアナ姫と思われる影がかかる。
そして、彼らの見つめる海の向こうに、豊穣の地、「ヤーパン」がある…



[コメント]
う〜ん、なんかいかにも続編がありそうな終わり方だなあ(笑
まとめ方も手際が良すぎてちょっとあっさりしてたかな?
でもヤッサバとエイファ、ザッキもちゃんと出てきたのでスッキリしました。
それにしてもすごい原画クレジットだ。




そうか…キンゲスレの想像してごらん氏の正体は糞ボルトさんだったのか…
テンプレ@シャア専キングゲイナースレ3/22より)
ここで言うのもなんですが、いろいろ楽しませていただきました。

シャア専用ポータル3/23・キングゲイナー特集



2003/03/15(土)・(03/16あらすじ追記)

第25話 『氷の中で』(2003/03/15放送)

脚本/大河内一楼
コンテ/西澤晋・斧谷稔
演出/宮地昌幸
作監/しんぼたくろう・高瀬健一

[あらすじ]
■ゲイナー・サンガの前回のあらすじ。
「キッズ・ムントにまつわるオーバーマンと対決するためには、まともにやってもだめだと感じた。
自分を限界まで追い込んで、その中から勝つ手段を見つけるしかないと思った。
それで、ゲームの中で自分を追い込んでいったら、あいつはそこまで入り込んできた。
そして、キングゲイナーは、それを突破するスキルを見せてくれた」
■キングゲイナーVSオーバーデビル。
それを見るサラ・コダマ。
サラ「愛してるよ、愛してるから。愛してるよ、愛してるから」
ゲイナー「目を覚ましてくれシンシア! まだ君の全部が氷の悪魔に負けたわけじゃない!」
■ゲインはアスハムのドミネーターと対戦中。
アスハム「私のオーバーデビルが…」
ゲイン「あのな、アスハム。貴様の相手はこの俺だろう!」
■キングゲイナーはチェンガンの一つをポシェットにしまい、
オーバーデビルの背中の光輪をつかんで背負い投げをする。
このときに入る、ガウリ、アデット、サラ、三人の角が丸いカットインが珍しい。
■ゲイナーはキングゲイナーから降りて、仰向けに倒れたオーバーデビルのコックピットに向い、
前回ゲインの攻撃で開いたすきまからシンシアを助けようとする。
ゲイナー「シンシア、僕だよ、ゲイナーだ。さっさとこんなところからはエクソダスしよう」
シンシア「…痛かったんだから…」
ゲイナー「ご、ごめんよ」
シンシア「氷の柱は…た、たいしてクッションにはなってくれなかったし、ゲイナ−は殴ったでしょ。
いっぱい、殴ったでしょ」
ゲイナー「オーバーデビルは…」
と、オーバーデビルはコックピットにゲイナーを取り込んでしまう。そればかりか、
キングゲイナーまでをも取り込む。
■アデット「ゲイン、キングゲイナーが食われたぞ」
アナ姫「食べちゃった!?」
ベロー「食った!?」
ゲイン「食われたんじゃない。より強いオーバーセンスを持つゲイナーを、取り込んだんだ。
アスハム、貴様も見ろ、オーバーデビルを!」
アスハム「私に断わりもなく、そんなことをするのか!」
■オーバーデビルが立ち上がる。
アデット「サラ、どこに行くの! 待ちなさい!」
アデット隊「隊長! おいてかないでください〜」
サラはパンサーでオーバーデビルに向っていく。
サラ「ゲイナー、ゲイナー、出てらっしゃい、そんな奴の中から! ゲイナ−、あたしが呼んでるのよ!」
オーバーデビルの三つ目の真ん中がキングゲイナーの顔になる。
サラ「氷の悪魔とかいうの、ゲイナーを吐き出しなさいよ!」
アデット隊のドーベッグが主砲を撃つ。
すると、オーバーデビルはブリザードを放ってくる。
それは、シルエットマシンやオーバーマンに起動干渉を起こさせ、動けなくさせる。
アデットの機体も、サラの機体も動けない。アスハムのドミネーターも滅茶苦茶に変化し、
コントロールが効かない。しかし、
ゲイン「さすがブリュンヒルデの腕は動いてくれる…ならいけるはずだ!」
オーバーデビルへと向うゲインのエンペランザ。
■ブリザードを放ちながら迫ってくるオーバーデビル。
ガウリ「こいつをどうすりゃ…」
アデット「いいんだよ!」
サラ「ゲイン、手伝いなさい!」
ゲイン「そのつもりだ!」
ゲイン、オーバーデビルのコックピットにライフルの狙いを定めて、
ゲイン「そこを撃つしかないのか、ゲイナー…何!?」
■オーバーデビルはゲインを無視して飛び、チェルノボーグに取り付き、
無数の触手を伸ばしてコントロールしようとする。そればかりか、「ヤーパンの天井」のユニットまでも
手中に収めようとする。
■パンサーや、ドーベッグから転げ落ちたサラ、アデット、ガウリの三人は、
ゲインのエンペランザの重力を操るオーバースキルによってエンペランザの
手まで持ち上げられ、「ヤーパンの天井」まで運ばれる。
■ペルファ、ガッハ、シトランの三人の五賢人はパンサーに乗って外に出て、
手の空いてるピープルたちにフォトンマット砲の準備を手伝えと呼び掛ける。
■ガウリ、アデット、サラの三人はエンペランザからチェルノボーグに降ろされる。
ペルファ「ブリザードに閉じ込められて、あやつのいいなりに連れていかれるなどごめんこうむる」
ゲイン「いや、ヤツが『ヤーパンの天井』とチェルノボーグに気を取られている隙に、
キングゲイナーを取り戻します」
シトラン「わたくしどもを悪魔の結界から逃げられるようにするのが、請負人の仕事でおじゃろう?」
五賢人たちの乗るパンサーにはアナ姫も乗っていて、コックピットから顔を出し、
アナ姫「おだまりなさい。ピープルを守るために、キングゲイナ−を
取り戻すことが先のはずです。

(パンサーのコックピットには五賢人のマンマンがいて、アナ姫は彼の上に肩車している。当然リンクスもいる)
『エクソダス』には犠牲がつきものだと言いながら、
あなた方御自身は何もなさろうとしないのですね。ミイヤの唱えた『エクソダス』
というのは、『自らが動きだそう』という主張のはずです。

(この異常事態のなか、「ヤーパンの天井」に辿り着いたミイヤとマネージャーのルブルのカットが入る)
逃げ出すためのものではなかったはずなのです。それなのに。
私もチェルノボーグに移動します。ゲイン殿」
ゲイン「は、はい姫様」
アナ姫はエンペランザに移り、
アナ姫「世界を変えてきたのは、
いつも若い力であったということは忘れないでください」

コールドゲイナー「姫様のおっしゃる通り」
五賢人たちのパンサーの後ろ、オーバーデビルから伸びた振り子のような椅子に座った
オーバーデビルに取り込まれたコールドゲイナーが登場。
ペルファ「…ゲイナー君?」
コールドゲイナー「年老いただけで、自分たちを五賢人だと言える神経には、
呆れ果てておりますよ」

アナ姫「ゲイナー?」
コールドゲイナー「まったくあなたたちにはねえ…。
忍者を使って僕の両親を殺したのは、

(五賢人たちを指差し)あなたとあなたとあなたとあなた」
アナ姫「あなたはゲイナーに頼まれたんですか!?」
コールドゲイナー「僕は本物のキングゲイナーですよ。ほら」
アデット「ゲイナー!」
サラ「しっかりして!」
コールドゲイナー「お前らが欲しいのは、キングゲイナーだけなんだろ!」
サラ「違うわよ!」
ゲイン「本気で言ってるのか!?」
アデット「そんな情けない男に育てた覚えはないよ!」
アナ姫「それでは、ウルグスクに引きこもっていたあなたと同じ…」
コールドゲイナー「うるさいんだよ、子供のくせに」
サラ「ゲイナー、なんてことを…」
コールドゲイナー「サラ…君が一番僕を使うのが上手だったよね。
僕の気持ちを知っていて、いつも期待を持たせるように振る舞った…」

サラ「ちょっ…違う! あたしは!」
コールドゲイナー「最初は鼻にも引っ掛けなかったくせに!」
サラ「…!」
コールドゲイナー「…僕には『エクソダス』なんてない…
世界をカチンカチンに凍らせてやる…」

■コールドゲイナーに向ってガウリのヤーパン忍者が走る!
ガウリ「目を覚ませゲイナー君! ヤーパン忍法、忍び固め!…うおおっ」
あっさりオーバーデビルに捕まるヤーパン忍者。
コールドシンシアもコールドゲイナーと同じような椅子に座って、
コールドシンシア「ゲイナー、こいつは(ガウリは)どうしたらいい?
父母殺しのやつなんか、許せないよね」

コールドゲイナー「そりゃ人道的にもね」
サラ「はっ、シンシア、それはやめて。やめなさい!」
コールドシンシア「ハーイ!」
ガウリ、氷づけにされる。
サラ「!…シンシア…あなたって人は! やめてよゲイナー!」
ゲイン「悪魔め!」
ゲイン、撃つ。
コールドゲイナー「ゲインの弾だって、僕らには通用しないよ」
サラ「あたしは…あたしは…」
コールドゲイナー「わたしは? どうするのかな?」
サラ「あたしはあなたに…ううっ…」
■そのとき、セント・レーガンの列車が「ヤーパンの天井」を攻撃してくる。 
コールドゲイナー「セント・レーガンか。そうか。
このあたりで、モンゴル方面の路線と合流するのを忘れていた」

■アイキャッチ。
■セント・レーガンの攻撃に、チェルノボーグが応戦する。
コールドシンシア「ねえ、面白いことが始まったよゲイナー。行こうよ」
コールドゲイナー「オーバーデビルは、リマンメガロポリスに戻りたがっている。
ヤーパンどものユニットのエナジーを吸い上げるためにもね」
コールドシンシア「ああ、そうなんだ、お前」

■ゲインはリュボフをアナ姫のいるチェルノボーグへと運ぶ。
エンペランザの手からチェルノボーグのハッチに飛び移ったリュボフをママドゥが受けとめる。
■バッハクロンブリッジ。
タン「コントロールをあいつに握られてるみたいだ。シッタ、エンジンは切れないのか?」
シッタ「駄目だ。マッスルエンジンが、独自活性化してやがる!」
マルチナ「ああ…あやつをリマンに行かせてはならん」
タン「え? ああ…あ、あいつをリマンメガロポリスに行かせちゃいけないって…」
ペルファら五賢人たちがブリッジに入って来ている。
ペルファ「何故です?」
マルチナ「世界中を一瞬に凍らせるシステムがリマンにある。
で、キングゲイナーとやらを取り込んだために、あやつ、ヤーパンの全てを餌食にするつもりだねえ」
■ゴレームがセント・レーガンの列車から発進している。
サラ「オーバーデビルは、ゴレームと戦うつもり?」
アデット「セント・レーガンの列車は、戻ってくるぞ」
サラ「ゲイナーと、シンシアは?」
アデット「なんです? 姫様。…マルチナが言ったんですか?」
(アデットとサラはチェルノボーグの屋根に、アナ姫たちは中にいる)
アナ姫「そうです。シベ鉄のレールは全て特別なマッスルエンジンなんですって。
オーバーデビルの力を世界中に広げるためにキッズは…」
チェルノボーグに衝撃。
アナ姫「そのレールをどこのドームポリスにも売りつけていたんです」
コナ「じゃあ、オーバーデビルが線路を使って、オーバーフリーズをかけたりしたら…」
アナ姫「そりゃ、世界中のドームポリスや畑が、オーバーフリーズしましょう?」
ナン「でもさ、レールがエネルギー伝導体になるっていったってねえ…キッズムントならやるかな…」
ママドゥ「だから奴は、リマンメガロポリスに向っているんだ」
ママドゥはリュボフを抱きかかえている。
リュボフ「マ、マルチナのおばあさまが…」
ママドゥ「列車を止めれば、オーバーデビルも止まりましょう」
べロー「キングゲイナーはいない。ゲインだって…」
コナ「戦いようがないんだ」
アデット(サラに)「あのな、走るしかないだろう! サラ!」
サラ「だ、だって…ゲイナ−君が…」
アデット「そういうことを考えるのは、あとだ」
サラ「…アデット先生?…」
■セント・レーガンのゴレームがオーバーデビルを攻撃するが、氷づけにされていく。
氷づけになったゴレームの一体が、セント・レーガンの列車のところまで吹っ飛ばされて粉々になり、
飛び散った氷が列車の装甲を突き破る。
列車の中では、氷の破片が、アスハムの妹のカリンの目の前で隊員の一人を押しつぶす。
カリン『!…こんなこと…こんなことは覚悟して戦場に来たはずよ、カリン。私は、
いつまでも待ってる女ではないと、決心した!』
■サラ「できますよ」
アデット「無理だよ。あんたはみんなと一緒に、この列車を止めるんだ」
アデット、サラをチェルノボーグの中に押し込む。
コールドゲイナー「ああ、ガウリさん。僕ら細かいことわからなくなりましたから、
お任せしますよ。それでいいね、シンシア」
コールドシンシア「ゲイナ−は賢いね」
コールドゲイナー「ハハハハ。そう言ってくれるのは、シンシアだけだ」
コールドシンシア「ゲイナ−も、私に気を使ってくれるよ」

■アデット「隊長?」
チェルノボーグの屋根の上、
アデットの前にオーバーデビルに取り込まれたコールドガウリが立ちはだかる。
コールドガウリ「デビル忍法乱れ吹雪!」
アデット「なんだってんです!」
コールドガウリ「我肉体をフィルターにして、オーバーデビルの意志を伝える!」
アデット「ガウリ! 氷の悪魔の手先に成り下がって、あたしって女を忘れたのかい?」
コールドガウリ「オーバーフリーズすれば男も女もない!」
アデット「マルチナは女だと分かる!」
コールドガウリ「…マルチナ・レーン…」
アデット「ガウリ! やめてくれないと本当に撃つぞ!」
しかし、アデットは風に流されたエンゲの帽子が拳銃の銃口を塞いだので発砲してしまう。
コールドガウリ「アデットォォォォ!」
アデットの前の破れた装甲の穴からケジナンとエンゲが顔を出す。
ケジナン「姐さん、ゲイナー様とシンシア様に逆らうんでしたら、今度こそただじゃおきませんぜ」
アデット「あたしの拳銃がキサマの頭をぶち抜いてやる」
■だがアデットはアスハムのドミネーターに捕まり、逆さ吊りになる。アデットはそのままの
姿勢でドミネーターに向って発砲。
アデット「なんだああ〜!?…うっ…上等じゃないかっ」
エンゲ「や、やるう」
ケジナン「無理だって。相手はオーバーマンを、オーバーしてんだから」
■逆さ吊りのアデットをゲインが救う。
ゲイン「哀れだな! 利用するつもりだったオーバーデビルに、使われているとはな!」
アスハム「逃げ回るだけのお前に、言われたくはない!」
■チェルノボーグの車内で、絡み付いたオーバーデビルの触手というかコードのようなものを
排除していく、ママドゥやベロー、コナたち。
サラはボーっとして動かない。リュボフがサラに近づき、
リュボフ「…お疲れ?」
サラ「あいつのこと…あたし一番よく分かってると思ってた。なのに、あいつのそばに行けないし、
会ったって…なんにも言えない…言葉が見つからないのよ。情けないよ、あたし…」
リュボフ「なに言ってるんです。まだすぐそばにいるじゃありませんか。
そしてここに、サラさんがいる。この距離ならまだ充分に、愛は感じられます!」
ママドゥ「…ん?」
ナン「愛を?」
ベロー「感じられる?」
コナ「は〜?」
トゥン「先頭車両へ…」
リュボフ「相手から拒まれようと避けられようと、
愛の確信があるのなら、雨のようにブリザードのように与えるのが、
愛というものです。オーバーフリーズしたゲイナーにだって、
無償の愛情なら伝わりますよ。そのサラの愛なら、氷だって溶かしちゃいます!
愛の力って、そういうものでしょう!? サラ!」

サラ「うわあああああ…」
号泣するサラ。
■アスハム「貴様が私のそばにいれば、あんなバケモノに頼らずにすんだのだ!」
ゲイン「俺だって志はある!」
アスハム「逃げることがか!」
アスハムのドミネーターはゲインのエンペランザのライフルを叩き落とし、
落下したそれはセント・レーガンの列車にぶつかって列車を脱線させる。
コールドシンシア「もうお終いだよ。つまんないね、ゲイナー」
コールドゲイナー「そうだけど、オーバーデビルは任務に向いたがっている」
コールドシンシア「美しいものが好きなんだ」
コールドゲイナー「そう。清潔なのがいいんだ」

コールドガウリ「デビル忍法氷分身!」
コールドガウリはケジナンらとアデットに人型の氷分身を放ってくる。
コールドガウリ「観念しろ!」
アデットは氷分身に押し倒され、動けない。そこを上から刀を構えたコールドガウリが迫る。
コールドガウリ「天国へ行けェェェッ!」
刀を氷ごとアデットに突き刺すコールドガウリ。しかし!
アデット「女教師忍法! 縄抜けの術!!」
ボンテージのアデットが宙返りしてコールドガウリの前に着地。さらに!
アデット「ガウリ! しっかりしな!」
ガウリにキス!
ガウリのフリーズが溶ける。
アデット「こんないい女、忘れるわけないやね…」
■チェルノボーグの先頭車両の動力部(?)に辿り着いたベローたち。
トゥン「フル稼動してる」
アナ姫「これをどうするんです?」
べロー「こいつを臨界突破させたら、オーバーデビルごとドカンと出来るんですか?」
ママドゥ「出来る。遊んでるプラグを全て繋いでくれ」
サラ「はい」
ママドゥ「ナンもコナもトゥンもな!」
リュボフ「私にも出来ます!」
コナ「そりゃ出来る。プラグの色を合わせりゃいいんだから」
■プラグを繋いでいくサラ。
サラ「待っててゲイナ−。今度は私が、あなたを助けてあげる。そしたら、私たち…」
が、サラの前にコールドゲイナーが現われる。
コールドゲイナー「サラ、遅かったな。
もっといい顔をしなよサラ。サラは美人さんなんだから。
凍っちまったら表情は変えられないよ。さあ、顔をちゃんと見せてごらん」

アスハム「二人でやっていれば、なんとか!」
ゲイン「腐りきったロンドンでいくら出世したって、何も変わりはしない!」
アスハム「二人でやれば、できたはずだ!」
ゲイン「甘いんだよ! それが! 終わりにするぞ!」
アスハム「…終わり!?」

ゲインのエンペランザはアスハムのドミネーターを抱きかかえ、ブラックホールを発生させる。
アスハム「ふざけるなああっ! こんなことでぇぇっ!
…オーバーデビルとて、隙を見て必ずっ…くっ、カリン!」
ゲイン「エンペランザ!」
アスハム「シャルレ・フェリーベ!
(ゲインの本名)
■チェルノボーグのエンジン(?)が光る。
ママドゥ「おおっ…これは…」
アナ姫「フォトンマットではありませんよね?」
ママドゥ「なんだ!?」
アナ姫「天井に!」
上から圧力がかかったように天井がひしゃげる。
■サラ「…!?」
コールドゲイナー「いやな光だ。ほら」
コールドゲイナー、光に反応してよそ見をしているサラを自分に向き直させる。
コナたちの声が聞こえる。

コナ「何の光なんだよ」
ナン「外から光ったんじゃないの?」
ベロー「ホワイトホールの光とかさ」
トゥン「そんなのあるわけないでしょ」
リュボフ「ママドゥさん。あなたーっ」

サラ「けど、今はみんなであなたを信じて、戦ってるのよ。
キングゲイナーはゲイナー君そのものだって信じて、みんなで応援してた。なのに、
なんで、こうも簡単に、オーバーデビルに取り込まれて…」
コールドシンシア「うるさい女だね」
サラ「!…シ、シンシア…」
コールドシンシア「アスハムがやられた。
ゲインはホワイトホールもどきでこの列車に戻ったよ。どうする?」
コールドゲイナー「どうする?」
コールドシンシア「サラには他にボーイフレンドがいっぱいいるよね。
一人ぐらいは私にくれてもいいじゃないか…」

サラ「ゲイナ−は一人よ! 他の誰かさんとは、比べられないでしょ。ゲイナ−」
コールドゲイナー「そりゃそうだ。サラ」
サラ、コールドゲイナーにキスをする。
サラ「…ゲイナ−?」
コールドゲイナー「生暖かい唇っていうのは、気持ちが悪いものだな」
サラ「ゲイナー!?」
コールドゲイナー「サラの唇だって、もう寒さで紫色になっているのが、
僕にはよく見える。だから…」

サラ「い…いや…いやあああっ」
コールドゲイナー、無理矢理サラの顔をつかみ、口を空けさせて、そこに自分の口から冷気を注入する。
サラ「…氷になっちゃう…」
サラの涙も凍っていく。


[コメント]
久々に面白いです。オーバーデビルに取り込まれたゲイナーの使い方は予想外でしたし、
ヤーパン忍者再登場や、カリンの登場、シベ鉄のレールが実は(全世界凍結計画のための)
マッスルエンジンそのものだったり、五賢人を叱るアナ姫や、デビル忍者ガウリにキスするアデットなど、
見どころも久々に満載です。また、ここ数回キャラの感情描写で少々不満なところがあったんですが、
今回は感情的な盛り上がりも自然だし、何よりキンゲでは珍しく伏線(ゲイナーの両親が
エクソダス主義者に殺されたことなど)をちゃんと伏線として使っていたのが良かったですね。
やっぱりキンゲのツボは大河内氏が一番わかってるんでしょうか。
さて、いよいよ来週の最終回、ニュータイプ4月号の富野インタビューで、
なんとなくオチは予想出来るんですが、いい意味で裏切られることを期待します。
予告ではすでにわけわかんないことになってますが。



2003/03/14(金)

akiman`s HPにてオーバーデビルのラフ画公開と解説が



2003/03/08(土)・(03/09あらすじ他追記)

第24話 『オーバーマックス』(2003/03/08放送)

脚本/高山治郎
コンテ/斧谷稔
演出/羽生尚靖
作監/井上哲・西山忍

[あらすじ]
■ゲイナー・サンガの前回のあらすじ。
「キッズ・ムント総裁と、マルチナ・レーンという老婆を捕まえられたことは、
とんでもないことだと思う。彼らは、あの巨大な氷の結晶のようなものや、オーバーデビルの
ことを知っているようだけど、全てを説明してくれるわけはなかった。オーバースキルのことを
考えると、彼らにも説明しきれないものがあるんじゃないのかと、僕は思った」
■進むオーバーデビル。その足下にオーロラのようなものが現われている。
オーバーデビルの前にアイシングゲートが出現。アスハムのドミネーターは、
オーバーデビルの内部にいるわけではないらしい。
アスハム「すでに、すでに、すでに! このオーバーデビルが復活したことは、
世界中に広まっていよう! さて、シベリアが動くか、ロンドン・イマが来るか、
それとも神が降ってくるのか? なあ、シンシア殿?」
シンシアは氷づけのコックピットの中で応えない。オーバーデビルに取り込まれつつあるのか。
■ユニットからチェルノボーグへの、エネルギー注入作業が続いている。
ユニット上部ではゲインが一人ライフルを抱え座っている。そこへアナ姫がやってくる。
ゲイン「ん?」
アナ姫「どうしてですか?」
ゲイン「闇に目を慣らしています」
懐中電灯を消すアナ姫。
アナ姫「五賢人の方々が、作戦のことで来てほしいといってます」
ゲイン「ここを離れたくはありません」
アナ姫「でも…」
ゲイン「私は狙撃手でもあります。狙撃手の命である目を、光で曇らせるわけにはいきません」
アナ姫「わかりました。ガッハさんたちもわかってくれるでしょう」
ゲイン「ゲイナーはやっていますか?」
アナ姫「技の研究のためにキングゲイナ−のコックピットに移りました」
ゲイン「ほう」
アナ姫「お部屋の電気が使えなくなりましたから、あそこでしかゲームはできないのです」
ゲイン「そりゃそうか…」
リンクスを連れ、帰ろうとするアナ姫。
ゲイン「姫様…」
アナ姫「はい?」
ゲイン「俺が…ゲイナ−から絶交させられたら、慰めてくれますか?」
アナ姫「え? 私でよろしければ、いつでもお相手させていただきますよ」
ゲイン「ありがたいことです」
アナ姫「では」
去っていくアナ姫とリンクス。
ゲインは前方のバッハクロンを見て、
ゲイン「ゲイナー、技は見つかるかな…」
■そのバッハクロンのカーゴ内、キングゲイナーのまわりで、ナンとトゥン、コナたち
整備班と、サラは寝袋で寝ている。一人ゲイナーだけが、キングゲイナーのコックピットで
ゲームを続けている。
ゲイナ−「我を倒した者に、キングの名称を譲ります。我と思わん者は、挑戦してきて
ください! お好きにどうぞ!」
■一つのヒートマットで窮屈に寝るケジナン、エンゲ、ジャボリの三人。
そこへキッズ・ムントがやって来て、特別任務があるから働けと言う。
■朝。朝日にダイヤモンドダストがきらめく。
フォトンマット砲のテスト。横方向には撃てるが、前方には撃てないという間抜けぶり。
一方ゲイナーは同時に三人のエントリーと対戦し、難易度を上げていく。
■朝日を背にして、氷の槍が飛んでくる。それはバッハクロンに突き刺さる。
やはりそれはアスハムの仕業。
アスハム「ゲイン! この氷の槍が、我が胸の内いいいいっ!」
アスハムのドミネーターが投げた氷の槍は、空間を跳躍し、「ヤーパンの天井」に
襲いかかる。しかも、その氷の槍にはブラックドミが仕込まれている。
■ブラックドミに襲われ、マルチナ・レーンを連れて逃げるアナ姫とリュボフだが、
キングゲイナ−がそれを救う。ゲイナーはゲーム内の敵を倒しながら、リアルのブラックドミを
パイルドライバーで倒す。そして、キングゲイナーのポシェットから、対オーバーフリーズ弾(?)
を取り出し、チェンガンにセット、氷の槍に向けて撃つ。すると、氷の槍はさらに氷で固められて
動きを止められる。
■ガウリも念願(?)の対オーバーマン弾(ダブルB?)を使ってブラックドミを攻撃する。
■キングゲイナ−が、ゲーム内での敵も相手にしていることを知らないアスハムは、
アスハム「ヤーパンのオーバーマンは、なんという無駄な動きをしているのだ。
私の手を煩わせて! 突撃させてやっている親衛隊は、ユニットはいいから、
全機でヤーパンのオーバーマンを潰せ!」
そこへ、ブリュンヒルデの力なのか、空間を跳躍してアスハムのもとに現われた
ゲインのエンペランザ。
ゲイン「やっぱりこの姑息な戦いの源は、貴様だったか!」
アスハム「何が姑息か! お前に比べれば、堂々たるものだろう!」
ゲイン、アスハムのドミネーターを攻撃。
ゲイン「なめるな! アスハム!」
アスハム「うわっ!」
ゲイン「オーバーマンに似合う、オーバースキルがなけりゃな!」
■アイキャッチ。
■キングゲイナーに集中攻撃をするブラックドミ部隊。
ゲイナ−は撃墜数にリアルで撃ち落とした敵の数もカウントさせている。
そしてキングゲイナ−のポシェットからもう一つチェンガンを取り出す。
■キッズ・ムントはケジナンたちに、「アガトの結晶」近くの氷の中から
もう一体のドミネーターを掘り出させる。
ドミネーター(ドミネーター・カプセル)を見つけたケジナン、エンゲ、
ジャボリは、これで46階級特進だと騒ぐ。
ある意味、一番たくましいんじゃないのか、こいつら。
■ゲイナ−「超えるんだ、100%を、オーバーマンを、僕自身を!」
カテズのゲーセンでゲイナ−の戦いを見ているギャラリーたち。
リアルエントリーでゲームクィーン、シンシアのオーバーデビルが入ってくる。
カテズのギャラリーたちも次々とゲームにエントリーするが、
オーバーデビルの「歌のようなもの」が流れてくる。
オーバーデビルが回転しながら光を放つと、それはゲーム画面を伝わって、
カテズのピープルたちを凍らせてゆく。
■シンシア「勝負しよう、ゲイナー。新しいゲームのスタートだ…
オーバーデビルが、仕掛けられたバーチャル…リアルなゲーム…
ゲイナーはよくやってるよ…」
オーバーデビルにとりつかれているシンシア。
ゲイナ−「オーバーデビルは、ゲームの中のものまで凍結させるのか」
シンシア「何いってるの…キングゲイナ−だって、ゲームの中の連中と対戦するのに、
握手をしてたじゃないか…ハハハハ…」
ゲイナー「いや…これは、シンシアのいたずら、心まではまだ凍りきっていないから、
聞こえているんだ。やってやる…戦い方はシンプルになってきた」
■ゲイン「どこを見ている! お前の相手は俺だろう!」
そのゲインとアスハムのもとに、オーバーデビルが現われる。
アスハム「オーバーデビルめ! ネットゲームにまで干渉して、システムを混乱させている!」
ゲイン「ゲイナ−君はよく戦っているようだ。だったら、こいつをチャンスに変えてやる!」
■ゲインはべローにフォトンマット砲の用意をさせる。
■バッハクロンのブリッジに来たアナ姫とマルチナは、
ゲイナーがゲームの中でもオーバーデビルと戦っていることに驚く。
■ゲインは対オーバーマン弾をオーバーデビルに使うが効かない。
アスハム「もう何をやってもムダだ! オーバーデビルは、『ヤーパンの天井』の行き先を塞ぐ
ルートに入った!」
ゲイン「行く先を塞いだ!?」
オーバーデビルの力なのか、チェルノボーグの前方のレールが壊されていく。
ゲイン「ブリュンヒルデの力よ。氷の門が、オーバーデビルに弄ばれていいのか?
ただ見ているだけなのか、アーリーミイヤ!」
■そのゲインの声に「はい?」と何故か反応してしまうミイヤ。
カテズの店で食事をしているミイヤとルブル。
店の外にはミイヤ目当てなのか、たくさんのピープルたちが群がっている。
ミイヤ「ねえ、ルブル、まずいよ。『ヤーパンの天井』に追いつこ」
ルブル「あんたのひと踊り見せてやれば、送ってくれるって男たちはそこにいるんだけどねえ」
ミイヤ「こんなんかな〜、えくそだす〜」
ミイヤ、コートの前を少しはだけて腰ふってみせる。
店の外の男たちが騒ぐ。
■エンペランザの左手のブリュンヒルデの紋章が光を放ち、それはアイシングゲートの姿を
露にする(ように見える)。
ゲイン「ベロー、チェルノのフォトンガンを!」
ベロー「ええっ!? 角度も距離も無理だぞゲイン!」
ゲイン「チェルノだって、すぐには前進できない。フォトンマット砲!」
ベロー「どうにでもなりやがれ!」
ベロー、チェルノボーグにフォトンマット砲を撃たせる。
ゲイン「そうだ。そいつを左舷に投げろ!」
チェルノボーグ乗員「フォトン球を左へ投てき!」
ゲイン「シュートが高すぎる! ブラックホールラケットで、撃つ!」
エンペランザの左手からブラックホ−ルの黒い球が現われ、それはラケット状に変型。
ゲインはそれでフォトンマットの弾丸を撃つ。フォトン球はレールの上でバウンドし、
レールが赤く光る。
■アスハム「焦ったなゲイン! どこに撃った!」
ゲイン「俺は黒いサザンクロスだぞ」
ゲイン、エンペランザのライフルを撃つ。するとエンペランザの左手のブラックホールが
その弾道に乗り、フォトン球と合体し、アイシングゲートの中心を突き破る。
(のように見える)
■砕け散るアイシングゲート。
アスハム「氷の門が…き、消えた!?」
そして、ゲインの撃ったライフルの弾の残りの一発がオーバーデビルのコックピットに命中。
アスハム「しまった! たった一発の弾丸を止められなかった! 私のオーバーデビルを!」
ゲイン「ゲイナー! 悪いがシンシアは殺すぞ!」
しかし、オーバーデビルの「歌」がゲインや、アスハムの機体の動きを止める。
さらにそこに、キッズのドミネーターが出現。
■キッズ「オーバーデビルは私のものだ。他の誰にも触らせるものかよ!」
キッズのドミネーターの体にキッズの顔が浮かび上がる。
マルチナ「ともに氷のクリーンな夢を見てきた私にはわかっている…」
アナ姫「はい…」
マルチナ「オーバーデビルをコントロールする術など、ありはしない…」
キッズ「私を受け入れておくれ。私はオーバーデビルの真なる力を得て、
この世を清らかに清潔なものにしたいのだ! そのためには、そのためには、体の半分も、惜しくはない!」
しかし、オーバーデビルはキッズを攻撃する。
キッズ「シンシア〜私がわからんのか! シンシア〜!」
アスハムのドミネーターにもアスハムの顔が一瞬浮かび上がり、
アスハム「お〜ろかなり! キッズ・ムント!」
ゲイン「成す術はなしか…ゲイナー、よくやったよ…」
■マルチナ「復活を果そうとすれば、オーバーデビルはより強いオーバーセンスを
取り込もうとしますのさ」
ベロー「みんな…あいつに引き寄せられてるんですか?」
キッズ「目障りなものを、残すでない!」
キッズがそう命令すると、親衛隊のブラックドミはラッシュロッドや、ブラックメール、
ジンバなど、今まで登場したオーバーマンに姿を変え、キングゲイナーだけでなく、
オーバーデビルに捕らえられているキッズのドミネーターにまで攻撃をしかけてくる。
(のように見える)
■ゲイナ−はそれらを全部倒し、ダブルフィールド(リアル、バーチャル両方という意味?)での
初代キングの称号を得る。カテズのピープルたちの氷も溶け、もとに戻っている。
■マルチナ「あの子のオーバーセンスは、オーバーデビルの力も超えたように見えたわ」
アナ姫「ゲイナ−って、ゲームをやっているときって一番リラックスできるって言ってましたから」
マルチナ「ゲームだと!? オーバーデビルとの戦いを、遊びごとでやるのかい?」
アナ姫「違いますよ。リラックスしなければ力を出せないときってあります。それに、ゲイナーは
ゲームをやることで、精神力を鍛える努力だってした少年ですよ。現実と対決するために、です」
マルチナ「ああ、想像力があるんだねえ…オーバーデビルも、人が想像したものなんだよねえ」


[コメント]
う〜む。作画が酷い…。前回の予告でのバンクの嵐はてっきり特訓シーンで
使われるとばかり思っていましたが、予告を間に合わせるためだけでしたか…。
話的にもゲイナーの特訓は具体性に欠け、よくわからないし…。
といいますか、ラストのマルチナとアナ姫とのやりとりでなんとなくは分かりますが、
描写として不親切な気もしたし、ラスト2話を観ないことにはわからない部分もあります。
とにかく、体調が悪い時に観る富野コンテは疲れますわ(笑



2003/03/07(金)

ビクターのサイトでサントラ「BANZAI!」の曲目リストが出てます。
1曲目の「デビルズ・アイシング/西野薫」、
29曲目の「氷の上のおやすみなさい/国分友里恵」の2曲が試聴出来ます。



2003/03/05(水)

■コミック版キングゲイナー(フラッパー4月号)

もう未完成の原稿のまま載るのはデフォルトみたいですね。
ようやくキングゲイナーVSラッシュロッド戦が始まるんですが、
今回はゲインの見せ場の方が多いです。あとアニメの2話と3話の要素が
混ざってるかな。メダイユ公とか出てくるし。
それから4/4発売の エクソダスガイド の広告が載ってます。
富野由悠季×広井王子×田中公平のスペシャル鼎談があるそうです。



2003/03/01(土)・(03/02あらすじ追記)

第23話 『復活のオーバーデビル』(2003/03/01放送)

脚本/高山治郎
コンテ・演出/山本裕介
作監/重田敦司
原画に松本憲生。

[あらすじ]
■ゲイナー・サンガの前回のあらすじ。
なし。
■オーバーデビルに取り込まれてしまったシンシア。
あくまでシンシアを助けようとするキッズ・ムントと、
ここは下がりましょう、とキッズを押さえるアスハム。
■オーバーデビルのコックピットで、「歌のようなもの」に
苦しむシンシア。
ゲイナー「この音響、『歌』のように聞こえるけど…」
サラ「なんか、世界中を凍らせるようじゃない? これ」
シンシア「…あたしにも歌えっていってるみたいだ」
■オーバーデビルのコックピットの前で凍結していた老婆を救出したゲイン。
ゲイン「婆さん、大丈夫か。御婦人をお助け出来なかったとあっては、
『黒いサザンクロス』の名折れゆえに!」
■キッズの動きを押え、オーバーデビルの前に出たアスハム。
アスハム「そっちがそのつもりなら聞くがいい! 世界をオーバーフリーズさせよう
というのなら、ドミネーター!」
アスハムのもとに降りてくるシンシアのドミネーター。
アスハムはいつのまにドミネーターを操れるようになりましたか。
ドミネーターに乗り込むアスハム。
アスハム「オーバーデビルよ、我に従え! 悪いようにはせん!」
■シンシアの意志を無視して外に出ようとするオーバーデビル。
アスハム「そうだオーバーデビル、外の世界で、思う存分に歌わせてやるぞ!」
キッズ・ムントは親衛隊のブラックドミを使い、オーバーデビルを止めようとする。
ゲイン「化け物め! 『アガトの結晶』自体を崩壊させて、外へ出ようってのか」
キングゲイナーはオーバーデビルを追う。
■「アガトの結晶」の高度が下がり、オーバーデビルが壁を突き破って出てくる。
ケジナン「だーっ、本社が潰れたら、俺たちの給料どうなるの!」
シベ鉄の本社、「アガトの結晶」へドーベッグで向かっていくケジナン。
ジャボリ「どーするのケジナン!」
ケジナン「受けとめてやる! 俺のオーバースキルで! 受けとめてやるー!」
■しかし、どう見ても無理。
落ちてくる「アガトの結晶」からドーベッグで逃げる、ケジナン、エンゲ、ジャボリの3人。
■ゲインのエンペランザも外に出る。
ゲイン「(オーバーデビルを見て)あの音響はあいつか!」
ゲインが救出した老婆はエンペランザの左手にいる。
老婆「久しく聞いてはいなかった、オーバーデビルの氷の歌を聞くとは…」
■オーバーデビルに向かっていくキングゲイナー。
ゲイン「ゲイナー! 音に騙されるな! そいつの誘いだぞ! 
(老婆に)御老体、この音響、歌の意味は知っているんだろう?」
手で耳を塞ぐ老婆。
ゲイン「ババアめ…」
ゲイン、エンペランザのライフルをオーバーデビルに向けて撃つ。
■サラ「あいつの大きさがわからない!」
ゲイナー「光の反射率を変えて、距離感をメチャメチャにしてるんだ! 電波も同じだ!」
チェンガンがオーバーデビルに凍らされてしまう。
エンペランザのライフルの弾もオーバーデビルの目前で凍り、止まってしまう。
■アスハムのドミネーターと、キッズのブラックドミ部隊も外に出る。
ブラックドミはオーバーデビルに向かう。
アスハム「キッズ・ムント、敗れたり! 自ら墓穴を掘りに行くとは!」
■氷づけになっていくオーバーデビルのコックピット。
シンシアは「歌」の歌詞のようなものを呟いている。
シンシア「違うよ! 私は…大昔にいた氷の女王になんか、なれるわけがない…」
■オーバーデビルの動きを止めようと、オーバースキルを使う
ブラックドミ部隊。しかし、オーバーデビルは鳴き声を上げ、コックピット部から
黒い光を空に向かって放射する。
キッズ「こいつ、氷の門、アイシングゲートを開こうというのか!」
一瞬にして空が暗くなり、オーロラのようなものが現われる。
■ゲイナー「夜になった…」
サラ「あのオーバーマン、何をやったの?」
キッズ「そうか、こいつがアイシングゲートを呼ぶ暗黒の白夜ならば…
シンシア、だめだ!」
ブラックドミ部隊がオーバーデビルに次々に捕まり、逃げるキッズも
ブラックドミから振り落とされる。
アスハム「やはり! 私が手に入れたデータは正しかったぞ。ここまでの展開…
予定通りである! これが暗黒の白夜をもたらす、オーバーデビルの仕種ならば!」
予定通りって…前回の叫びも予定通りなのか?
いつのまにかドミネーターの右腕もアスハムと同じく凍っていて、しかも
「鍵」のような形に変わる。
■ブラックドミから落ちたキッズはエンペランザのライフルの銃身に引っ掛かる。
ゲイン「婆さんの次には爺さんかい? 今日はよくよく老人に縁があるな」
キッズ「な、なんとかしてくれ〜、褒美はかなりのものを考えてやる〜」
ゲイン「(老婆を指して)残念ながら、こちらも手が塞がっていまして、
ご自分でなんとかしていただかんと」
キッズ「マルチナ・レーンが、なんでこんなところにいるんだ」
ゲイン「ん? マルチナ…レーンだと?」
■オーバーデビルに捕まったブラックドミは中のパイロットごと凍らされ、
潰されていく。
サラ「…ああっ!」
ゲイナー「シンシアがやっているんじゃない!」
サラ「そ、そうよね…でも」
アスハム「きさま! さがれ!」
アスハムのドミネーターに吹っ飛ばされるキングゲイナー。
■アスハム「無駄なことはやめておけ。オーバーデビルは、何人たりとも近づけぬ、
高貴な存在なのだ。お前たちとゲインのおかげで、私はあれを手に入れることが
出来た。礼は言わせてもらう。いでよ! 氷の門、アイシングゲートォォォ!」
■アスハムのドミネーターがその凍った右腕の「鍵」を空にかざすと、
オーバーデビルの後ろに氷の結晶のような形のものが現われる。
ゲイン「氷の結晶が、空中で開いている!?」
キッズ「氷の門…あ、あの時と同じだ」
マルチナ「ここまでやらせてしまって、まったく」
アスハム「アイシングゲートよ! 我が眼前に、氷の城への道を開け!」
■ドミネーターの右腕の氷の「鍵」を「氷の結晶」に突き刺すと、
ドミネーターはその中へと消えて行く。
キングゲイナーはそれを追いかけるが、フォトンマットリングが
オーバーフリーズして、地上へ落下してしまう。
ゲイナ−「シンシアあー!」
シンシア「あたしは、氷の女王にはなんないよ、オーバーデビル、あ、あたしは違う!」
■オーバーデビルからアスハムの声が響く。
アスハム「ハハハハッ、オーバーデビルは、これより、まず東へ向かう。
目障りなヤーパンどもの聖地を、氷に変えてごらんにいれよう!」
ゲイナー「ヤーパンを…凍らせるって!?」
■アイキャッチ。
■「ヤーパンの天井」ユニットの側に、キッズ・ムント専用列車、
チェルノボーグが停車している。
■バッハクロンのカーゴでは、あくまでヤーパンを目指すべきだというガウリと、
クラスメートや知り合いを危ない目にあわせられないというベローが対立している。
そのどちらも否定できないアデット。
コナ「それだけみんな、迷ってるってことよね」
■キッズ・ムントとマルチナ・レーンは、ゲイン、ゲイナ−、サラの取り調べを受けている。
ゲイン「…そろそろ口を開いてもらえませんかね。俺は取り調べというやつは
本当に苦手でねえ。二人だけで御婦人を取り調べるというのなら、そりゃマメにやるけど?」
ゲイナー「この人の聞きづらい、ジョーク以前のジョークなんか、聞きたくないでしょう?
あのオーバーデビルというのは、どういう代物なんですか?」
キッズ「どうにも小さいじゃないか。こんな着替えしかなかったのかね!」
キッズは「アイラブヤーパン」と書かれたトレーナーを着させられている。
ゲイン「濡れた服は年寄りには気の毒だと思ったんだがなあ。下の方は凍っていたでしょう?」
サラ「ぷっ(←笑ってる?)」
キッズ「話すことなど何もない!」
ゲイナー「シンシアは、あなたにとっては大切な存在じゃないんですか?
オーバーデビルっていうのが、シンシアを取り込んでいったのなら、僕は彼女を助けたいんです」
ゲイン、マルチナに寄って、
ゲイン「なあ婆さん。あんた…マルチナ・レーンっていうんだろ?」
ゲイナ−「え?」
サラ「レーンって、それなら…」
ゲイン「ああ。シンシア・レーンの親族なんだろ?」
ゲイナ−「だったら、どうして、シンシアを助けたくはないんですか?」
■と、アナ姫が食事の差し入れに入ってくる。
ゲイン「姫さん、ここはあなたの来るところでは…」
アナ姫「いいえ。お客様をもてなしするのは私の任務です」
アナ姫に付いてきたリンクスがキッズの頭にたかっている。
アナ姫「さあ、キッズ様、リュボフの作った特製スープです」
キッズは最初は受け取らないが、リンナが匂いを嗅ぐと、あわててスープに手を出す。
アナ姫「おばあさまも。どうぞ。聞けば、氷の中に閉じ込められておいでだったとか」
アナ姫、マルチナにもスープを差し出す。
アナ姫「どうぞ。おばあさま」
マルチナ、ゆっくりスープに手を伸ばし、アナ姫から受け取る。
アナ姫「おかわりも用意してありますから、召し上がってください」
マルチナ「はあ…これが暖かさというものだったんだねえ…」
今回ここが一番作画が良く、いいシーンではないかと思う。
■オーバーデビルの内部?のアスハムのドミネーター。
アスハム「ハハハッ、氷の城壁の中は快晴無風。快適なり〜。
さあ〜、高らかに歌え〜、オーバーデビルよ〜。
…しかし…さっきは、オーバーデビルをコントロールしているような
ことを言っておいたが…実際のところ、こいつはどこへ向かっているのだ?
まあ、よいわ、東へ向かえばヤーパン、西に向かえばロンドン・イマだと言えばいい。
南のときは、中原を凍りつかせるてやる。ハハハハッ」
アスハム…結局お前何も考えてなかったのか…
■バッハクロン。
サラ「ねえ、ゲイナ−はどう思ってるの?」
ゲイナー「シンシアを助けるだけさ」
サラ「そうよね」
ゲイナー「それに…」
サラ「ん? それに?」
ゲイナー「自分たちの必要なものは、自分たちの力で手に入れなきゃならないんだろう?
だから、ヤーパンの土地に行くためにも、僕はオーバーデビルと戦って勝つんだ」
サラ、ゲイナーに抱きついて、
サラ「うん! 『エクソダス』を成功させれば、みんな幸せになれるよ!」
ゲイナー「う、うん…」
サラ「なら、さ、やろ!」
ゲイナ−「え、スープがまだ…」
サラ「あははは…」
そのままカーゴから出て行く二人。
■その様子を見ていたゲインとママドゥ。
ゲイン「ついに奴も本気になってくれたか」
ママドゥ「どうなさるおつもりです? シャルレ様」
ゲイン「奴がああいう結論を出したんだ。となれば、ピープルの意志をまとめるのが、
俺の仕事だろ?」
ママドゥ「はい…」
ゲイン「こりゃもう、ヤーパンのためのものじゃなくてさ、俺の『エクソダス』でもある」
ママドゥ「はい。ご両親がご覧になったら、さぞやお喜びでしょう」
■ユニットの街中、率先して「ミイヤの祭」の歌で踊ってみせて、ピープルたちの
気分を盛り上げるゲイン。ミイヤの踊りの立体映像も流れている。
■キングゲイナ−を整備中のゲイナ−のもとに、アナ姫がマルチナを案内する。
マルチナ「これがお前さんのオーバーマンかい?」
ゲイナー「はい。先ほどは作戦のアイデアをいただけて、ありがとうございます」
マルチナ「ふん。実行できなけりゃせっかくのオーバーセンスも泣くけどね」
ゲイナー「オーバーセンス?」
マルチナ「オーバーマンを乗りこなして、オーバーフリーズを発動させることさ」
ゲイナー「ああ…」
アナ姫「そうですわ、おばあさま。ゲイナーほどのオーバーマン乗りはおりません」
マルチナ「だけどそれだけじゃあ、シンシアを助けられないよ」
ゲイナー「え?」
アナ姫「おばあさま?」
マルチナ「能力の100%を超えてこそ、本当のオーバーセンスだよ」
ゲイナ−「100%を、超える…」
マルチナ「それがオーバーマンだろ?」
ゲイナー「超えられなければ、オーバーマンではない?」
マルチナ「ああ…あの孫を…あの母親のようにはさせないでおくれ…」
■チェルノボーグにユニットのエネルギーを注入する作業を、ケジナンたちも手伝わされている。
「アガトの結晶」なき後はキッズ・ムントはすでに総裁ではなく、シベ鉄の残党をまとめ上げれば
自分こそ新総裁だと騒ぐケジナン。そしてケジナンたちのドーベッグのまわりに発砲して尻を叩くアデット。
アデット「さっさと働くんだよ! いままでお前らは、ヤーパンたちに何をしてきたかわかってんだろ?
ここでちゃんとしなかったら、ただじゃおかないから!」
ケジナン「ただじゃおかないからったって!」
アデット「知らないのかい? ヤーパンにはね、簀巻き打ち首腹切りっていう、
伝統的な処刑法があるんだよ」
ケジナン「簀巻きってヤーパンの寿司?」
エンゲ「す、寿司にされんですか〜?」
アデット「それがやなりゃ、とっととチェルノボーグに、『ヤーパンの天井』の
エネルギーケーブルを、繋ぐんだ!」
■コナ「『ヤーパンの天井』のエネルギーをみんなまわすの!」
ナン「みんなって、全部かい?」
コナ「そう、ヒーターから照明まで、全部ね」
ユニットの街の灯りが消えてゆく。
■バッハクロンの一室。キッズとマルチナ。
キッズ「何もわしのいる部屋までヒーターを止めることはあるまい」
マルチナ「随分と協力したのね」
キッズ「シンシアを助け出すためだ」
マルチナ「ほう」
キッズ「そもそもオーバーデビルを目覚めさせるつもりなどなかった。私はシンシアに、お前という
存在を伝えたかっただけだ」
マルチナ「そりゃまた異なことを」
キッズ「肉親的なものに憧れていたシンシアに、マルチナ・レーンという祖母がいることを教えて
やりたかったのだ」
マルチナ「ふん。戦闘力を高めるためにだろ?」
キッズ「オーバーデビルによって母は殺され、祖母は氷づけになってる事実は事実として…」
マルチナ「オーバーデビルを…フフフ…」
マルチナの不敵な目つき。
マルチナ「オーバーデビルを掌中のものにしたいんだろ? そんなの簡単なことだよ。
あたしと同じになりゃいいのさ」
毛布を剥ぐマルチナ。
キッズ「…そりゃ、オーバーフリーズは…」
マルチナの下半身は氷づけになっている。
マルチナ「そうだキッズ、あんただって、これはご存知だろ?」
■ゲイナーの自室。ゲイナーとサラ。
ゲイナーは発電機を使ってゲームの電源を入れる。
サラ「どうするつもり?」
ゲイナー「さっきのマルチナさんの話を試すのさ。今の自分を超えろってことをさ」
サラ「それで…ゲームなの?」
ゲイナー「シンシアに負けた僕は『キング』じゃない。いままでの僕を超えるためにも、
もう一度『キング』の称号を取り戻してみせる」
サラ「『キング』の…称号?」
ゲイナー「もう一度、僕は『キング』ゲイナーになる。いや、『キングゲイナー』を超えるんだ」
そう言って、ヘッドマウント・ディスプレイを装着するゲイナー。


[コメント]
重田作監。おそらくこれが最後なんでしょうか。
ストーリー的には最終決戦に向けてのインターバルといった感じで、
「謎」をばらまきつつ、ほのぼのしているところもあってコメントしにくいですね。
キッズやアスハムは今回すっかりお笑い寄りになってるし。
それからアナ姫がスープの差し入れをするシーンが良かったかな。
次回予告の作画、大半がバンクなのが気になりますが…


才田通信の3月のトップ絵がヤッサバとエイファ





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