
岩山にて
ミロク「一気に山頂を目指す。
ゆっくりしてる時間は
ないぞ。散開!
岩山の頂上にて
フェイさん!
ゲブラーのギア部隊が!
フェイ「何?
ギア現る
フェイ「ここは俺に
任せて行くんだ!
し、しかし・・・・・・
フェイ「時間がない!
こうしている内にも
バルト達は
城へ向かっている。
早く!
り、了解。
エリィ「あのギアは!
まさかフェイ?
ブロイアー「おい、あいつは?
あン時の奴か?
ランク「ああ、間違いねぇ。
ブロイアー「丁度良い。
雪辱戦といこうじゃないか。
ちんたらやってんじゃねーよ!
ねーちゃん!
ランク「足手まといだ。
そこで見物でもしてな。
ストラッキィ「そうそう。
こんな奴等、
俺達にかかればな。
ヘルムホルツ「すまんな。
フランツ「邪魔だよぉ。
エリィ「あ、貴方達! 待ちなさい!
まだ攻撃の指示は
出していないのよ!
ワンドナイツとの戦闘
ソードナイト、カップナイト、シールドナイトとの戦闘
ヘルムホルツ「ぐわぁっ!
フランツ「うわぁーーーーっ!
ランク「大丈夫か!?
フランツ!
ヘルム!
フランツ「なんで? なんでこの僕が、
こんなラムズなんかにぃーー!!
おかしい! おかしいよぉっ!!
ランク「おい、落ちつけ!
フランツ!!
フランツ「そうだ!?
もっと!
もっと『ドライブ』を!!
エリィ「・・・・・・私には出来ない。
フェイと
戦うなんて・・・・・・。
でも・・・・・・
エリィ「後は・・・・・・
『ドライブ』を使うしか・・・・・・
でも・・・・・・
エリィ回想シーン
な、何するの!
心配しなさんな
只の『ドライブ』だよ
『ドライブ』はね
配合比をかえるだけで
いい気持ちにさせてくれるんだ
いらないっ!
私、そんなものやらないっ!
父親が
軍のお偉いさんだからって、
特例が許されるって?
いや!
こないで!
まったく記憶にないというのか?
現在に至るまで昂精神剤投与の
記録はない。
急なことだった訳だ。
『ドライブ』を受け付けない
体質なのだろう。
軽いせんもう状態であったのはそのせいか?
暴走か?
内在している欲動の開放だろう?
誰もが持っているものだ。
潜在能力<ポテンシャル>が
高いのはそれ故か?
ああ・・・・・・
閣下の・・・・・・何といったかな
あの娘達は?
あれより上なのではないのか?
瞬間の数値上では。
しかし、エーリッヒの手前、
被験帯とする訳にもいかん。
残念だな、それだけの資質を持ちながら
制御出来んとは。
君の身柄は局で預かる。
追って通達があるまで
自宅で待機していたまえ。
なに、気にやむことはない。
君の力は選ばれし民に
相応しいものだ。
その力に耐えきれなかった
彼等が愚かなのだよ。
お願い!
止めてっ!
ランク「よせっ!
それ以上『ドライブ』をやると
精神崩壊しちまう!!
フランツ「構うもんか!
どうせ僕はもとかあら
壊れてるんだぁっ!!
エリィ「やめなさい、フランツ。
・・・・・・私がやるわ。
パシュッ
ヴィエルジェとの戦闘
フェイ「・・・その声は!?
・・・・・・エリィ?
エリィなのか!?
エリィ「フェイ・・・・・・
ここで何をしているの?
目障りだわ。
フェイ「エリィ!?
お前・・・・・・!?
そ、その顔・・・・・・!?
ま、まさかバルトが
言っていた人格まで
変えるっていう薬で!?
エリィ「お前には関係ない。
気安いぞっ!
エリィ、エアッドを使う
ブロイアー「す、すげえ!
ランク「こ、これは、エアッド!
フランツ「エアッドぉ?
ヘルムホルツ「精神波<エーテル>感応
誘導式攻撃モジュール・・・
通称エアッド・・・
俺達ゲブラーん中でも、アレを
使えるのはごくわずか・・・
エレメンツクラスの者だけと
聞いたことがある。
ストラッキィ「で、でもよぉ、そんなの
『ドライブ』の副次効果じゃ
ねえのか? 大した事じゃあ・・・
ランク「・・・いや、『ドライブ』は、
その人間が本来持っている力しか
引き出せない。
・・・・・・アイツは・・・・・・本物だぜ!
フェイ「やめてくれ、エリィ!
なぜ俺達が戦わなければ
ならないんだ!!
エリィ「何故?
知れた事。
それが摂理だからよ!
我ら選ばれし民、アバル・・・
地上人<ラムズ>は我らに隷属
してこそ、その存在意義がある・・・
邪魔者は排除するのみ!
フェイ「目をさますんだ、エリィ!
お前は薬に感情をコントロール
されているだけなんだっ!
エリィ「これが私の本質!
他にはないっ!
フェイ「嘘だっ! ラハンでの出来事を、
自分が来たせいだって、あんなに
責任を感じていたじゃないか!
悩んでいる俺のことを
気づかってもくれて・・・・・・
本当のお前はそんなことを言う
人間じゃないっ!!
エリィ「利いた風な口を・・・・・・
お前に何が解る!
エリィ「ははは!
もがけ! 踊れ!!
ここでくち果てるのよ!
フェイ「・・・くっ!
エリィ・・・・・・
戦うしか無いのか!
ヴィエルジェとの戦闘に勝利する
エリィ「そこまでのようね。
止めを刺してあげる。
エリィ「心配しないで。
私に優しくしてくれたお礼に、
苦しまずに死なせてあげるわ。
さよなら、フェイ・・・・・・
画面がピンク色になる
エリィ「うっ!
エリィ「うっ!・・・・・・
あぐっ・・・あ、頭が・・・・・・
フェイ「・・・どうしたんだ?
エリィの様子が変だ。
!?
今ならエリィの動きを
止められるかも知れない!!
ヴェルトール、ヴィエルジェを押し倒す
フェイ「エリィ!
目をさましてくれ!
エリィ「んうっ!
エリィ「うぐっ!・・・・・・
黙れっ!まだいうか!
ラムズ如きが、この私に・・・・・・
エリィ「!!
ち・・・・・・ち、がう・・・・・・わ、私・・・・・・
い、いや・・・・・・こんなの・・・・・・
ぐっ・・・・・・!
フェイ「大丈夫かっ! エリィ!
まさか! 薬の効果が切れ
かかってきているのか?
エリィ「うっ!
エリィ「うぁっ!
フェイ「そうなのか? エリィ!
そうなんだな!
エリィ「う、うるさい! 外面だけの
同情なんて必要な・・・・・・あ、あ・・・・・・
フ・・・・・・フェ・・・イ・・・・・・
エリィ「た、す、・・・け、て・・・・・・
こ、こんなの・・・・・・違う・・・・・・
私じゃ・・・ないよ・・・・・・
フェイ「エリィ! しっかりしろ!
元の自分を離すんじゃない!
エリィ「いやぁーーっ!
エリィ「うわーーっ!
画面が真っ白になる
ヴィエルジェの中心部から光が出る
エリィ「いやぁーーっ!!
フェイ「エリィっ!!
フェイ「エリィ、
どうして・・・・・・?
エリィ「だって・・・・・・
言ったでしょ?
今度会う時は・・・・・・
敵どうしだ・・・・・・って。
フェイ「だけど、こんなことをしてまで
戦う必要があったのか?
俺とお前が戦わなきゃ
ならない理由なんて・・・・・・
これっぽっちもないじゃないか。
エリィ「他に・・・・・・
なかったもの・・・・・・。
エリィ「私は、ソラリスの軍人・・・・・・。
部下と任務・・・・・・
捨てることはできない。
フェイ「どうして『ドライブ』なんて
使ったんだ?
エリィ「使いたくはなかった・・・・・・。
使うと自分が
いなくなってしまうから。
そして、自分がいなくなって
得体の知れない力に
支配されて・・・・・・。
そんなこと望んでないのに・・・・・・。
認めたくない力があるのよ
私の中に。
でも・・・・・・、仲間を救う為には
『ドライブ』使うしか・・・・・・
それしかなかった。
フェイ「・・・・・・エリィも
俺と同じなんだな。
エリィ「同じ?
・・・・・・そうね。
そうなのかもしれない。
あなたとはじめて会った時
何か他人じゃないって・・・・・・
そんな気がしたのは、
それは私達の境遇が
似ていたからなのね、
きっと・・・・・・。
フェイ「俺で良ければ力になるよ。
何も出来ないかも
しれないけど・・・・・・、
エリィの気持ちぐらいは
理解できる。
エリィ「・・・・・・お互い傷を
なめ合えっていうの?
フェイ「そういう訳じゃ・・・・・・
いや、そういうことなのか・・・・・・。
すまない・・・・・・。
エリィ「・・・・・・こめんなさい。
素直じゃないね、私・・・・・・。
フェイ「そんなことはない。
俺が後ろ向きなだけなんだ。
だけど・・・・・・
それでも・・・・・・、
独りで悩んでいるよりは・・・・・・
いい。
エリィ「フェイ・・・・・・
フェイ「変えられないのか・・・・・・?
エリィ「そんな顔しないで。
私には選ぶことなんて出来ない。
私の唯一の居場所だから・・・・・・。
フェイ「・・・・・・俺、行くよ。
“仲間”が待ってるんだ。
フェイ「もし、出来るんなら
軍から抜けるんだ。
エリィ・・・・・・。
お前にあんな表情<かお>は
似合わないよ。
フェイ、ヴェルトールに乗り込む
フェイ去る
フェイ「先を急がないと・・・・・・
山頂にて
フェイ「この上が山頂だな。
ユグドラシル、メイソンの部屋にて
メイソン、コップを割る
メイソン「若のカップが・・・・・・
メイソン「もしや、若の身になにか・・・・・・
ファティマ城内
バルト「・・・・・・俺とシグは部下2人を
連れて最上階を目指す。
先生はその間に、残りの二人と
城門を開けてくれ。
それで城外に待機している本隊が
突入できる。
シャーカーンを押さえていれば
制圧は簡単なはずだ。
シタン「わかりました。
シャーカーンを捕獲したら
合図をください。
おそらく、そのタイミングで
城門を開くのがベストでしょう。
バルト「もうこの上は城の中庭だ。
一気に天守閣を落とすぞ。
シャーカーンは最上階にいるはずだ。
シグルド「・・・・・・若の父君の部屋ですね。
できるだけ城を傷つけないためにも、
無用な戦闘は避けましょう。
なによりも迅速さです。
バルト「ああ、そのための少数編成だ。
狙いはシャーカーンただ一人。
ゲブラー兵もアヴェ兵も無視しろ。
バルトあたりを見回す
「よし、行くぞ!
中庭へ行く
バルト「行くぞ!
!
城の扉が開く
シャーカーンとミァンが出て来る
バルト「探す手間がはぶけたぜ。
シャーカーン、覚悟しろ。
シャーカーン「待っていたのだよ。
バルト「何!?
アヴェ兵が銃を構える
シグルド「くそっ、待ち伏せか。
シタン「カールはどこに・・・・・・
しまった!
ミァン「さすが、飲み込みが早いわね。
閣下は今頃ニサン国境付近の
反乱分子を鎮圧している頃かしら。
キスレブを陽動に使おうという
あなた達の策・・・・・・、閣下はとうに
お見抜きになっていたわ。
甘いわね。
下界に長く暮らしていると、
知性がおとろえるのかしら。
ね、ヒュウガ。
それにシグルド・・・・・・。
まさか、あなたが前王朝の
残党に付いていたとはね・・・・・・。
シグルド「くっ・・・・・・
なぜそこまでシャーカーンに
肩入れする?
おまえ達にとって、一王国の主など
誰でもいいはずだ。
ミァン「それで? 我々への協力を拒んで
消されたファティマ王の息子が、
今さら操られたいというの?
裏切り者のあなたの口から
聞いても信用がおけないわね。
ふふふ・・・・・・それに・・・・・・操り人形は
馬鹿なほうが便利なのよう。
シャーカーン「ば、馬鹿ですと!?
ミァン殿、何をおっしゃるのか?
ミァン「シャーカーン殿、ここはあなたに
お任せするわ。
自分の立場は自分で守らなければね。
私達はだれが王座についても
構わないのよ。
従順な羊でさえあればね。
だけどあなたには、まだまだ
やり足りないことがあるんでしょう?
あなたさえその気ならば私達は
どんな援助でもしてあげるわよ。
シャーカーン「・・・・・・ふん、言われなくても
自分の国の犯罪者は自分の手で
始末しますとも。
ミァン「では私はこの辺で失礼させて
いただこうかしら。
バルト「おいこら!
ちょっと待てよ!!
ミァン「さよなら。・・・・・・ぼうや。
シャーカーン「くっ、この海賊・・・・・・
いや、スナネズミどもがっ。
何度も恥をかかせてくれおって。
だが、それもここで終わりだ。
自分の主人が誰だかもわからない
身の程知らずは滅びる運命なのだよ。
全員射撃用意・・・・・・
シャーカーン「ん!?
メイソン、ランドクラブで登場
メイソン「逆賊シャーカーン!
一歩でも動くと、このガトリング砲が
火を吹きますよ。
バルト「爺!
メイソン「若、加勢に参りました。
お乗りになってください。
バルト達、ランドクラブに乗る
メイソン「では、出発いたします。
バルト「じゃあな、ハゲジジイ!
いずれ決着はつけてやる。
頭でもみがいて待ってろ!
シタン「!
これは・・・・・・、まずい・・・・・・
ランドクラブのプロペラがとれる
シャーカーン「それはなにかの冗談かね?
うむ、しょせんスナネズミは
飛べないということだな。
さあ、投降したまえ。
おもしろい冗談を見せてくれた
お礼に銃殺は許してやろう。
バルト「くそっ、こうなりゃ相討ちしか
ないか・・・・・・
メイソン「みなさん、ふせてください。
バルト「爺、何か策があるのか?
メイソン「おまかせを。
バルト「爺、歩き回ったって仕方ないぜ。
メイソン「おまかせを。
ランドクラブ、飛び跳ねながら城を出ていく
ユグドラシル内にて
バルト「爺、すまない、助かった!
メイソン「若、頭をお上げください。
主君をお守りするのは
臣下たる者の務め。
爺こそ、お助けが遅くなりまして
何卒、ご容赦を。
バルト「とんでもない、感謝してる。
・・・・・・しかし、爺があんなモン
動かせるなんて知らなかったな。
メイソン「昔とったきね柄と申しましょうか・・・・・・
いえ、何、
ほんの手なぐさみでございます。
余興程度のモノで
お目汚しいたしまして。
恥ずかしゅうございます。
シグルド現れる
シグルド「若!
王都防衛隊が戻りつつあります!
どうやら、おとりに食いついたのは
我々の方だったようです。
捕捉されるまでに逃げ出さないと!
準備でき次第、発令所へ!
シグルド去る