フィールドの狼 FW陣

 

久しぶりの更新、今回はあの伝説のマンガ、FW陣を取り上げようと思います。ちなみに一巻は古本屋で手に入らなかったため二巻をメインに・・・・・・

 え〜いきなり陣の家族が交通事故で陣以外全員死にます。陽一ワールドでは交通事故が多発することはキャプ翼ファンなら常識ですが第一話から三人も殺すとは最終話でキャラを皆殺しにすることで有名なトミノ監督もビックリだよね〜 (皆殺しの陽一?)

 しかもそれは陣がまじめにサッカーを始めるための動機付けって理由だけでしかないからなあ。(それだったら弟のリョータ君を何らかの理由でサッカーできないようにするだけですんだと思うが……)そもそも兄貴が陣で弟がリョータっていう一貫性のないネーミングには両親の愛を疑ってしまいますが……

 まあそれはさておき陣は手始めに弟のいたチームをブン取りに行きます。このへんのワガママさが日向ソックリですが、とりあえず11対2なんていうムチャな試合開始。

 最初は陣の活躍で優位にすすめるも審判の親父の露骨な贔屓のためだんだん押されてきます。(つーか11対2で審判のひいきがないと勝てないチームってどんなんだ?)

 んでうろ覚えのため試合内容は飛ばして結局陣が試合に勝ったため瀬島蹴球隊が結成されます。(どうでもいいけどいかにも陽一的なネーミングセンスだな)

 んで今度は手っ取り早くチームを強くするため香川県の強豪チームの選手を引き抜きにまわります(普通だったら特訓とかしてチームを強くするはずだが陽一先生は選抜大好きだから……、陽一ワールドは実力さえあれば人格最悪でも認められる究極の実力至上主義だから……)

 まず第一のターゲットは仁尾FCの羽鳥慎吾君です。どうでもいいけど羽鳥君は翼を地味にしたような顔をしているのです。とりあえず挑戦状を叩き付けに行く陣。そのころ羽鳥君は衝波ブロックとかいう所(海によくあるテトラポットの集合体)をドリブルするという危険極まりない特訓をしているのでした(ちょっとでも足滑らしたら選手生命にかかわる大怪我をしそうなんですけど……)

 で、ガ―っとなって試合開始、いきなり陣と羽鳥のヘディング合戦、ここで羽鳥君は超人的なジャンプ力を見せます、なんとジャンプした陣の背中をまたいでしまうのです。(陣のジャンプ力が70cmとしても優に2M以上飛んでるね羽鳥君は)んでガ―っとなってゴールして一巻は終了。

で、二巻開始。ここで瀬島蹴球隊の基本戦術が明らかにされます。

   『全員で守って陣にボールをつなぐ』

それさえ守っていれば勝つそうです。(んなアホな……)そして敵のディフェンス陣の紹介なのです。明神、下平のダブルボランチ(片方は眉毛がありません。小学生なのに……)そして三つ子の輪島3兄弟(三つ子だと顔いっしょでも文句いわれないからラクですね、陽一先生)、こいつら一応鉄壁のディフェンス陣らしいです。しかし陣は県内トップクラスといわれるディフェンス陣をあっさり突破してゴールを決めるのです。(さすが陽一ワールド)、その後はサッカーとは思えない点の取り合いになるのです。(20分ハーフなのに7−8)陽一先生お得意の反則スレスレのプレイとか見所はあるのですがいちいち説明すんのめんどくせーや……

 んでもってめでたく陣のチームが勝ち、賞品として羽鳥君を頂いたのでした。(ジツは負けたほうは勝ったほうのいうことを何でも聞くというカケをしていたのです。試合でカケをするなんてアンスポーツマンライクですよ、陽一先生!)何故か試合を観戦していた二段ディフェンスとかいうあやしげな技を使う明らかに雑魚っぽい顔をしたにーちゃんも仲間に入るのでした。ちなみにそのにーちゃんが仲間に入った理由は『オレが入ったら一気に香川最強チームになるじゃねーか』

だそうです。(元チームメイトから見たらすごい裏切り行為だね。次の日から学校でシカトされてなきゃいいけど……)

 で、次はゴールキーパーをスカウトに行くのでした。というわけでVS高松FC戦、鳴り物入りで瀬島入りした羽鳥君はいきなり天才キーパー灰野俊次郎のかませ犬にされました。(さすがは噛ませ犬を全国的に広めた男高橋陽一)

 そして陣と羽鳥の二人がかりで攻めまくるも灰野からはゴールを奪うことなく前半を終えるのでした。私の記憶が正しければ陣一人で鉄壁といわれた仁尾FCのDF陣から8点奪っているんですけど、それに羽鳥を足した攻撃陣でもゴールを奪えないのか(やっぱり陽一ワールドでは天才キーパー一人はディフェンダー100人よりも価値があるようです)。どうでもいいけど試合中に『空手キング』飛沫の空手下段蹴りクリアという技が飛び出します(ただクリアしてるだけ)。さらにどうでもいいことにこの試合を観戦している天才ゲームメーカー林森一(ナイスなネーミング)の元に怪しげな奴らが集まってくるのです。

 そしてドトウの後半開始、ここで陣のタコヤキ作戦という陽一先生以外には理解不可能な作戦が発動します(敵DFをタコヤキに見立ててドリブルで突破するらしい………???)。ドリブルで突破していく陣、観戦している林森一君は

『まさかあいつはマラドーナの伝説のプレイを再現しようとしているのか?』

とご丁寧な解説をいれてくれます。(陽一キャラはみんな親切だねッ)

 

 ここでキーパー灰野俊次郎の回想シーン、イギリス帰りの灰野はイギリスでいじめられていたようです。ちなみにこのエピソードはドイツに留学した若林のエピソードにそっくりですが、記憶力のないことでも有名な陽一先生のことですからたぶんど忘れしていたんでしょう。

 まあそんなこんながあって(途中で陣の波乗りサーフィンシュートとかキャプ翼名物キーパーのゴールポスト蹴りなどがでます、ファンなら要チェックや!)瀬島蹴球隊は試合に勝利して天才キーパー灰野俊次郎が仲間になるのです。さてここで陽一ワールド最大のギャグが見られるのです。天才キーパー灰野が加入して喜んでいる陣たちのそばで現正ゴールキーパーの人(名無し)は

『やっぱりオレが補欠になっちゃうんだろうな……』

とつぶやいています、半笑いで!。なんとも見事過ぎる身の程のわきまえ方、どっかのロン毛のスーパー空手家噛ませ犬キーパー(通称SKKK、名付け親、盟友まつ氏)にも見習ってほしいです。(正ゴールキーパーにされないからって監督室の机叩き割っちゃいけないよう)

 

 ようやく試合が終わったと思ったらここで急展開、なんと瀬島蹴球隊に反目する連中が四国連合を結成し瀬島蹴球隊に逆挑戦をしかけてくるのでした……と、まあ四国連合との試合は打ち切りのため描かれなかったのですが、ラブコメを描くことが世界でもトップクラスに下手といわれる陽一先生の小学生同士のキスシーンがあったり(描いてて恥ずかしくないかな……)何故かキャプ翼キャラが総登場したりと、なんだか目が腐りそうな展開をして終わるのでした。(翼キャラを出したのはキャプ翼に対する冒涜ですよ陽一先生!)

 総評としては、陽一先生最大の失敗作であることはもとより、ガンブレイズウエストと並んでジャンプヒット作家の次回作の中でも最大級の駄作であることは間違いないです。俺ほどのキャプ翼好きをもってしても誉めるところが見つかりません。無理に誉めようとしたら誉め殺しにしかならんし。とくに酷いのが陽一先生の狙ってやっているギャグです。

『おまえもがんばれよ』

っていうジミーちゃんのギャグを使うところが最悪に寒かったです。キャプ翼がサッカーをなめているというのはよく聞く批判ですが、この作品はマンガをなめてるようにすら感じられるほどです。まあどんな巨匠でも駄作を描く事はあるから別にいいか……。

 

おまけのキャラ名鑑

刃向陣  日向小次郎と葵真吾と大空翼を足してできたような最悪のキャラ。自分一人の力で勝てると思っている。

刃向亮太  陣の弟、どう見てもザコっぽい顔をしているがサッカーはうまいらしい。この子殺さないでチームメイトとして使ったほうが面白かったんじゃ……

飛沫  通称空手キング。陽一ワールド名物のトンガリ頭をしている。この手のタイプは見た目がいい割に能力は中途半端が多い。空手下段蹴りクリアという技を持つ

薩本  通称柔道王。どうみても70年代のルックスを持つ。

勝男  いつもハチマキをしているあからさまに漁師の息子みたいなルックスをもつ。おもな仕事は解説

夏美  一応ヒロイン。どーでもいい存在

金子  リョータの友達。アフロヘヤー

羽鳥慎吾  通称ビッグバード。陽一ワールドでも最強クラスのジャンプ力を誇る。

本山五郎  どうみてもザコっぽいルックスだが一応二段ディフェンスという必殺技を持つ。瀬島蹴球隊が強いと見るやいなや元のチームを捨てて瀬島に入ろうとするとんでもない裏切り者。

林森一  通称天才ゲームメーカー。瀬島蹴球隊が香川最強チームになったとたんに瀬島に入りたくなったというとんでもない薄情者。

下平  仁尾FCのボランチ。眉毛がないためか目つきがすげー悪い

藤川  仁尾FCのGK。安定したセーブ力を持つらしいが40分で8失点もするすごいザルキーパー

輪島三兄弟  三つ子だがジツは微妙にかき分けがしてある。

灰野俊次郎  イギリス帰りの天才キーパー。ナマイキ

半沢耕次  右サイドのスペシャリストらしい

州崎明  十年に一人の天才パッサーらしい

根本高志  背が高いらしい

鴨下学、坂上哲  強力ツートップらしい

佐藤輝心  ガニマタキープというカッコ悪い技を持つ。口のあけ方がバカっぽい

叶大輔  四国最強リベロらしい

宮路優太郎  マムシマンマーカーらしい

鷲塚拓也  パワフルディフェンスがウリらしいがおかっぱ頭の上に前歯が抜けているうえに鉄アレイを持ち歩くその様からすげー馬鹿っぽく見える。陽一先生のマンガキャラのなかでもトップクラスの愉快デザイン。

 

 

このマンガはすぐ打ち切られたものの特技のあるキャラが多いため今度作られると噂のキャプ翼のゲームに特別出演してくれるとうれしいんだけどなァ