イラスト井上はじめ


金田一さん!また事件です!
おどろおどろしい猟奇連続殺人事件!
漫画集団ボボと野球集団ガッツ
そしてかぶしきがいしゃ提携の異色作!

遺言状の発表

三人の男の兄弟

三人は弁護士と善後策を話す

二人目の犠牲者が出た

犯人は根津見取兵衛なのか?

金田一と警部は『電線音頭』の歌詞に……

金田一は系図で説明をする

事件が解決して別れを告げる金田一と警部


数百億という遺産を残し、猫神栄作が死んだ。
金田一耕助は、遺言状開封の立会人として、猫神家を訪れていた。
栄作の子どもは、長男角栄、次男武夫、三男正芳、末娘の奇子の4人。
だが、遺言状の内容は、全財産を奇子が相続するというものだった。
承伏できない三人の兄は、共謀して奇子から相続権を取り上げようと画策していた。
そんなとき、長男角栄が殺害された。
第一発見者は奇子で、現場には根津見取兵衛のパイプが落ちていた。
そして、第二の惨劇がおこった。
次男武夫が、焼殺死体で発見され、現場には再び根津見取兵衛の姿が目撃された。
等々力警部は、根津見取兵衛を犯人と断定して逮捕しようとするが、すでに行方をくらましていた。
そして、今度は奇子の殺害を企てた三男正芳が、逆さ吊りにされ、殺害されたのである。
金田一耕助は、この連続殺人が、猫神家に伝わる『電線音頭』の歌詞になぞらえていることに気がついた。
はたして、三人を殺害した犯人と、その動機は何なのか?
金田一耕助の推理が今日も冴える!!

あの横溝先生が、「こいつらだけには映画化してほしくなかった!」と、言ったかどうかわからないが、出来ちゃったものは仕方がないのである。
『漫画集団ボボ』と『野球集団ガッツ』が1978年から2年の歳月をかけて撮影し、『かぶしきがいしゃ』がアフレコや、不足分の画像を追加撮影して1982年に完成させた異色パロディです。
金田一耕助には、桑原和吉(声・ただひろし「夢幻伝説」)。
ヒロイン奇子に、太田悦子(声・白田優子「NOVA」「夢幻伝説」)。
等々力警部に、小貫 茂(声・阿部 毅「NOVA」主人公志村少年)。
黒金弁護士に、渋谷勝満(声・伊武まさとし「夢幻伝説」)。
根津見取兵衛には、石川正利(声・篠原宏樹)。
そのほか、中野昭一(声・志田泰久「NOVA」「夢幻伝説」)、相良達郎(声・有間 秋)、佐々木賢一(声・三鳥 仁)、佐藤けさ子(声・菅原きえ)、渡辺俊弘(声・天野幹俊)、小関茂夫(声・井上 卓「NOVA」「夢幻伝説」)など、異色配役で、映画を熱く盛り上げております。

監督は、これが初作品とは思えない奇才、井上はじめ。
製作は、『漫画集団ボボ』から、根津見取兵衛役の石川正利。
『野球集団ガッツ』から、等々力警部を演した小貫 茂。
そして、『かぶしきがいしゃ』から、たかはしよしひでが参加しました。
脚本は、井上はじめ。
共同脚本に、イラストレーターの安藤悦子。
アフレコ脚色を、たかはしよしひでが担当しています。
撮影は、ベテランの戸田寿一と、渡辺幸一。

アフレコは『かぶしきがいしゃ』が担当し、『うぃずy』と、『山形大学漫画研究会』の協力を得て、完成しました。

さらに、2006年に、デジタルにて一部を再編集して身内版DVDとして完成しました。


(1982年劇場公開作品/上映時間54分)
(2006年DVD版製作/上映時間50分)

登場人物
金田一耕助
(桑原和吉/
 ただひろし)
名探偵。
奇 子
(太田悦子/
 白田優子)
猫神家の末娘。
莫大な猫神家の遺産相続人。
等々力警部
(小貫 茂/
 阿部 毅)
地元警察の警部。
黒金弁護士
(渋谷勝満/
 伊武まさとし)
猫神家の財産を管理する弁護士。
根津見取兵衛
(石川正利/
 篠原宏樹)
猫神家に出入りする植木職人。
角川巡査
(渡辺俊弘/
 天野幹俊)
等々力警部の部下。
長男角栄
(中野昭一/
 志田泰久)
第一の犠牲者。
次男武夫
(相良達郎/
 有間 秋)
第二の犠牲者。
三男正芳
(佐々木賢一/
 三鳥 仁)
最も悲惨な殺され方をする。
黒金弁護士の秘書
(佐々木葉子/
 萩麻夜香)
南雲健一
(小関茂夫/
 井上 卓)
黒金弁護士の友人。
三男正芳の愛人
(佐藤けさ子/
 菅原きえ)
猫神栄作
(?)
猫神財閥の当主。

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