何故絶滅の危機にあるのかな?!原因を考えよう!
 

1,めだか(目高)

  ・日本では、体のわりに目が大きく上にあった為メダカと付 けられた、しかし各地で呼び名
  は違います。ギンメ(群馬)、ウルメ(青森の弘前)、メダコ(福岡)、メメチン(徳島)
  コマンジャコ(大阪)、タカメンチン(鹿児島)など様々である。(^_^;;;、覚えきれない・・
  ・英     名   medaka 
                   ricefish(ライス・フィッシュ)米の魚の意。
  ・学   名   Oryzias latipes 
                   (オリジアス ラティペス)
         オリジアスとは、ラテン語で稲を意味します。
  ・生育場所 アジア東南部、本州、四国、九州
              平野部の池や沼、水田が主であった。 

上記にもあるようにメダカの最適な生息地は、水田にあると言う事の意味が名前に込
められています。つまり世界の米作地帯に、メダカがいたと言う証拠であり、最大の
繁殖場所である事を表していると思います。
◆メダカの豆知識
1.メダカの体は小さい、
2.40度近くまで水温が上がっても耐えられる
3.真水に海水の混ざるかわぐち付近でも生きることができる
4.卵は、オス・メス1匹で1シーズン1000個位産卵する。
これは、メダカが敵が多く、早期に子孫を残す為の知恵でもある。

*絶滅の理由について、あなたも先に考えてみてください。
*1999年2月18日・・・・「絶滅の危機が増大している種・メダカ」と発表された。



1.絶滅の最大の理由
 水田の変化に原因があった。
昔の用水路 昔の水田

昔の用水路は、水田と高さがそれ程違
いませんでした。用水路は、土で盛って
作り真直ぐでは、なくクネクネ曲がってい
てメダカの休憩場所も、藻や草等沢山生え
ていました。

水田は、1枚の面積が小さく分けられ
ていて水田、用水路の水は、貯まり水、
湧き水、生活排水などで1年中水があ
りました。
それは、排水の設備が現在のようにし
てなかったからです。

現在の用水路 現在の水田

排水路は、水田とは3m以上の段差。
当然メダカは、浸入できません。
大人でも深くて入れないくらいです。


入水路コンクリートで作られ稲のある時期
でも水は、カラカラ。
草、藻が出ても水が全くないので枯れて
しまう。
もちろんメダカも干からびてしまいます。
昔は、常に水があったのです。
コンクリートと違いたまり水が出来た訳です。


1区画が大きく3反(30a)の水田が増えた。

暗渠パイプを水田にいれ早期乾田にする。
又転作で大豆・麦などが出きるように現在
は、設置されている。

上が昔の水田イメージ図
下が現在の水田イメージ図
*上記のように現在では、水田は、乾田化され稲の刈り取りも機械(コンバイン、トラクター
など)機械が入るように水も早期落水される。
*わが町相良地区での現在の写真である。大規模水田地帯では、もっと区画されてパイ
プラインで水が入り直ぐ水は入り直ぐ水を落とせるのである。これでは、メダカは、もしいて
も干からびてしまう。
*相良町で最近までメダカが居た場所があったが居なくなった、ここでの原因は、3年程前
(1998年)頃に硝酸態チッソ濃度が高まり絶滅したと考えています。この時、硝酸態チッソ
濃度は、確か100g当たり20mgと高い数値を示しこれが原因で絶滅したと思われます。
<現在も高い数値のため、メダカは、2分以内に死んでしまった。

*いずれにしても全国的に水田は、コンクリート化され都会のようになり、メダカが住める
環境(流れが緩やかな用水路、小川、池、沼が無くなり、エサであり、産卵場所である、
藻、水草がなくなった。水は、あっても一時的という事でメダカの最大の住みかが、なく
なったのです。



2.絶滅の理由2
農薬の散布!!
*病気、虫、の退治の為に農薬散布をします。これのよりお米の収量は、上がりました。
又草を刈るのも大変な作業の為現在では、除草剤は、欠かせません。
これらが2番目の理由として上げられると思われます。直接かかって死ぬ場合がほとんど
ですが、最近問題となっている環境ホルモン作用も見逃せません。
(内分泌かく乱作用)生殖異常、次世代への影響も考えられない事では、ありません。


3.絶滅の理由3
メダカの敵
昔から居たメダカを食べる生き物といえば、ミズカマキリ、タイコウチ、タガメ、ゲンゴロウ、
ヤゴ、あめんぼ、野鳥などがいました。しかし新たなる外的が現れたのです。
*カダヤシ・・これは、名前のごとく蚊の幼虫ぼうふらを食べるという事でアメリカを経由し
て台湾より日本に入り各地で放されました。カダヤシは、メダカの稚魚を好んで食べ、藻
なども食べ、増殖もおう盛でもし産卵場所草がなくても卵胎生の為直接稚魚が生まれます。
これもメダカが減った、原因の一つです。
*その他でもアメリカザリガニ、ライギョ、ブラックバスなどもメダカの新たなる敵として現れました。

4.絶滅の理由4
硝酸態チッソによるもの。
肥料は、水稲、茶園、野菜にとって欠かせないものです。昔は、配合肥料、家畜の堆肥、糞尿
などを主に施肥していました。
しかし現在では、金肥と呼ばれる化成肥料が多くなり、おまけに施肥量が増えてしまいました。
茶園では、1998年までは、10a(1反)当たりチッソ量120kgも施用されていました。しjかし
現在は、汚染の問題で施肥量は、60kgだいと半分まで落されました。これは、チッソの中の
硝酸態チッソが池、河川の汚染となり魚が死んだのが大きく新聞で取り上げられその後対策
として打ち出されました。
上記の述べた相良地区でのメダカがいなくなった理由の一つです。例えて言うと、塩の濃い
濃度の中の魚を放すような感じだと思ってください。現在では、国の方針により少しでは、
ありますが濃度が落ちてきてはいます。
しかし一度悪くした環境は、3年4年で直るものではありません。長く続けて初めて直ってきます。


5.絶滅の理由5
生活排水
現在では、塩素系(ハイターなど)の洗剤は減り、弱アルカリ性〜中性洗剤・などになってきました
が、通常家庭生活でも残飯は、どう処理されているのでしょうか?
洗剤、多くの残飯と一緒に生活排水に流れこんでいます。それが証拠にある家庭の裏の排水さ
れた水を調査した事があります。(2001年)EC濃度だけ検査したのですが1ミリジーメンスと
高い数値の場所もありました。
これでは、上記の硝酸態チッソだけの問題では、解決が難しいと考えられます。
皆さんも残飯は、畑、コンポスト、堆肥にするなどの工夫をしていかなくては、いけないのです。