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愛国戦隊 大日本

第三話 びっくり!! 君の教科書もまっ赤っか!

この作品は1982年に制作された。東西冷戦下、ソビエト連邦の時代という背景を思えば、いま見て感じる以上に過激な「問題作」であったに違いない。

有事にそなえ日夜、身体の鍛錬につとめるリーダー。
文武両道、読書も怠らない。本屋で立ち読み。
異変が!本の中味が真っ赤っか。外見は普通の本だが、なかみがすりかえられている。「マルクス、資本論、共産党宣言、みんな赤じゃないか」
本屋の店員に化けていた悪の手先が、陰謀に気づいた主人公に襲いかかる。「狼藉者、やっぱりレッドベアーか」と撃退される。
悪役のザコキャラ。
以上がプロローグでタイトルがこれ。
悪の城塞。
悪の総裁。「洗脳五カ年計画はどうなっておる」
悪の大ボス。「はっ。都内の本屋のすべての本を入れ替えるまで、あとわずか」
大ボス2。「もう少しで子どもたちの教科書も我らが改訂版に……」
教科書入れ替え計画用か、「ハラショー」「ハラショ」と奇声を発しながら重そうな段ボールを大量に運ぶザコキャラ。
大型トラックに積み込んでいる。
作業を監視する悪の親分たち。む?作業員の様子がおかしいぞ。
ボス「これは罠ではないか」部下「いえ、縄でございます」単に縄につまずいただけだったらしいが、ボス怒って「シベリア送りだ」
「仲間割れとはレッドベアーもおしまいだな」高みから声。さっそうと登場する正義のみかた。「お前らの計画はすべてお見通しだ」
悪「なにもの?」正義「愛国戦隊大日本」「子どもたちの教科書は取り替えさせないわよ」とか言って、いろいろポーズをとってミエをきる。
やられ役のザコキャラども。
愛国戦隊のアイ・ゲイシャ隊員はお色気攻撃。 「おひとつどうぞ」と敵のザコキャラに酒をすすめる。
いい気持ちで酔っぱらうザコ。気分は天国。
そのあとで来る請求書。あわくって逃げ出すザコども。「資本主義は怖い」
以上でAパート終了。インターバル。
ボスキャラとのバトル。
爆発したり。
手から火を出す正義。
火攻めにあう敵ボス。「あちちちち、俺は熱いのは苦手なんだ」
「奇術シベリア寒気団」で反撃する敵ボス。たじろぐ正義。「うぅ、何という寒さだ」
必殺「天誅ボール」で敵を撃退する正義。
しかしまだやられない。巨大化した敵ボス。
こっちもメカだ。大日本戦艦を呼び出す。
着陸したホワイトベースみたいなの。「搭乗せよ」
操縦席。
戦艦から飛び出す戦闘機。
「合体!」
顔。
巨大ロボ。
突進してくる使徒。
盾「国防シールド」で防御。
優勢な敵。あぶない大日本!
必殺技を使う。「ニッポンケン愛国富士山返し」
「ひとまず引き上げだ」飛び去る悪の城。
飛び去る敵をにらみつけているらしい。ナレーション、「しかし、露助との苦しい戦いは、いま始まったばかりなのだ。」
エンディングテーマ。
つづき。
脚本、岡田斗司夫。
主題歌クレジット。
デザイン、庵野秀明。
掲載誌イスカーチェリ?
制作DAICON FILM

1982年の作品であるが、 この様式化された「正義の戦い」のばかばかしさ、薄ら寒さは、 現代(2001~2002年)においても、なおバッドでシュールなギャグとして強烈な異彩を放つ。 「Oh!スーパーミルクチャン」の“我が国の軍事力は世界一”も傑作だったが、この「大日本」にもしびれた。天才の作品だ。

「大日本」を見て感銘を受けたフランスのファンが作った「フランスファイブ」も必見(ダウンロード場所はリンク先参照)。

表紙ページ
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic/5433/

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