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2003年05年05日UP 2003年05年08日修正

<地上波>
■バビル二世#18 口笛を吹く悪魔たち


東映のTV版・バビル二世には発狂絡みのお話で
・#15 ノートルダム発狂事件(気の狂った老人サンクレール教授が登場)
・#18 口笛を吹く悪魔たち
がありますが今回は#18を扱ってみたいと思います。

このお話は東京タ○ーからクレームが付いて
放映禁止になった話で話題になっていたのでウワサは耳にしていたのですが、
あるきっかけで映像をみる機会がありましたので記事を書いてみたいと思います。

あらすじを簡単に書くと、TVを見ていた人たちが
TV電波の中に混じった口笛の音声(怪音波)を耳にすると、
突如として顔色が青くなって(画面上では紫ですが) キチガイ になってしまう。
その事件を追っていくと、電波が中継されている東京○ワーが怪しいということで、
バビル二世が調査に乗り出し、東京タ○ーに乗り込んで
ヨミの部下のアンドロイドをやっつけて事件を解決するというお話。

簡単に言うと、 東京○ワーから キチガイ電波発信です。
そりゃクレームもつきますわな、こんな話じゃ(笑)

この話ではハイド効果と呼ぶ「人間の発狂現象」によって狂った人達の 残虐なシーンが結構あります。
蒼い顔のキチガイどもが起こす、悲惨なシーンの数々は、
おどろおどろしいBGMをバックに絶望的な狂気の宴が 繰り広げられているといった感じです。
見ててかなり ヤベエ!と思ったんですが、

・入院中にお世話になった看護婦を 「ほんのお礼ですよ」
 と言って退院する間際に絞め殺す
ピアノ奏者。
(このシーンは、ピアノ奏者が首を締めようして迫ってくるシーンがかなり怖い!
 その人が演奏したピアノの曲がTVで放映されていて、
 劇中のBGMとして流れていてかなりシュールです)

・TVの音声をイヤホンで口笛を聞いて突然キチガイになり、兄に差し入れを持って行き、
 受験勉強中でウザそうな態度を取る兄に突如として 給湯ポット で殴りかかる
妹。
(度が過ぎた兄妹ゲンカはこうなるという見本でしょうか?)

・船の上で刺され甲板上で息絶えた船乗りを喜んで海の中に落とす
男性2人。

・操舵長らしき舵を取っているクルー1人を棒などで複数で殴りかかる
乗船客の集団。
(既にキチガイ集団の暴徒と化している)

・家が燃え、燃え盛る炎の中、リビングで仁王立ちで不気味に高笑いを続ける大富豪らしき
熟年男性。
(このオヤジは何故か上着だけジャケットらしきものは着てて下半身は フルチンなんです。
 しかも股間には縦長のモザイクが掛かっています。ナニが反り上がっているんですか?
 なんでこんな絵にしたんだろう?キチガイだというのは良くわかるんですが)

心臓の弱い人は見ない方がいいんではないでしょうか?

劇中でも「ああ、あのキチガイ音波かね?」と言うセリフがあります。
そして日本人の体質を批判する意見としてこんなセリフをアンドロイドは言っています。
「のど元過ぎれば熱さを忘れる」

あくまで私の推測ですが、
この話で関わっている人達は、いずれも上流階級の匂いがする人たちです。
有名ところのピアノアーティスト、エリート学生を目指す受験生の兄、
身なりのしっかりした裕福そうな船乗り、
大きなお屋敷に住んでいそうな大富豪の熟年男性。
一般庶民の上流階級に対する劣等感、それにに対する憤りようなものが、
この話では見受けられるような気がします。
(気を悪くした方はゴメンナサイ)

しかも、東京○ワーに乗り込みアンドロイドに反撃する手段が、
サイコキネシス(念動力)で、ロウ人形のフランケンシュタイン、
ドラキュラ、インディアンの酋長等を操って反撃をします。
これまたロウ人形が銃弾を受けながらニコニコしながら
アンドロイドに迫っていってナイフを突きつけたり、
武器を奪って押さえつけたりするので、それがまた怖い描写で
なんなんだ!この話は?
と思いました。
ボスのヨミも作戦に失敗したアンドロイドの部下にさっさと見切りをつけて
自爆させてしまいます。
ロウ人形達と一緒に爆発するアンドロイド達
そこだけはアンドロイドの部下達がちょっと可哀想でした。