「さくらとドキドキ小狼」




「ん〜〜・・・・今日はなんだか眠れないな・・・・」
李が自分のベットの上で中々ねれむれずにいた。
「あ、そうえいば・・・・」
李は何かを思い付いたのか、何かを探し始めた。
そして、その10分後、李はようやく眠りについた・・・・。

「ハァ・・・、よく寝たなぁ・・・」

李が目を覚ましたのは、昼になる前ぐらいの時間だった。
今日は、日曜と言うこともあってか、李はいつもより遅くまで寝てたのであった。
李はベットから起き、服をきがえると、天気がよかったので、散歩に出ることにした。

「今日はいい天気だな・・・・」

李はそんな事を思いながら、ペンギン公園の近くを散歩していた、すると・・・・

「小狼く〜〜ん!!」


と、李を呼ぶ声が公園の中から聞こえてきた。
李は声のする方を振り返って見てみると、そこには、木之本 桜が立っていた。
李はさくらの姿を見て少し顔が赤くなっていたが、とにかくさくらの方に歩いて行った。
「どうしたんだ?こんな所で・・・・」
李はさくらに何をしてるのかを聞いてみた。すると・・・・
「え!?もう!小狼君今日の約束忘れたの!ペンギン公園で12時に待ち合わせって・・・・」
と、さくらが少し怒ったように、李に話かけた。
それを聞いた李は不思議がっていた、李はさくらと待ち合わせの約束をした覚えがなかったのだった。
李はいくら思い出そうとしても、さくらと約束した覚えがなかったので、さくらに今日の約束の事を聞こうとした、だが、さくらが先に李に話かけてきた。
「とにかく、私の家に行こ!」
と、さくらは李の腕をひっぱりながら、李の前を歩きはじめた。 李はさくらに腕をひっぱられて少しビックリしていた。
いつものさくらでは考えられないように、行動が少し積極的だったのであった。
そのせいか、李君は約束の事を聞くのを忘れてしまっていた。
そうこうしてるまに、さくらと李は木之本家に到着していた。
そして 李は理由の解らないまま、さくらの家にあがって、リビングの方にいた。
李はとにかく今の状況がのみこめないので、さくらに今日の事を聞くことにした。
「おい、木之本、今日の約束って・・・・」
と、李がさくらに話かけると、さくらは、
「もう!・・・さくらって呼んでくれないと、私も李君って呼ぶよ!・・・・ふふっ、冗談だよ、小狼君!」
と、さくらは、冗談まじりで李に話かけてきた。
「それとも、まだ、さくらって、呼ぶの恥ずかしいの?小狼くん・・・・?」
と、さくらはなんとも言えないような顔をして、李に質問してきた。
そんなさくらをみて李は何が何だかわからなくなってきていた。
(今日の木之本・・・・絶対いつもと違う・・・・、それにこの俺に対する接し方ってまるで・・・・)
李がそこまで考えていると・・・・、
「小狼くん・・・・?」
と、さくらは李の顔をのぞき込むようにして、李に話かけてきた。 李はいきなり顔を近づいてきたさくらにビックリしてしまい、顔を赤くしながらさくらからとびのいてしまっていた。
そんな李を見て、さくらは「クスッ」と少し笑いながら、
「もう、小狼くん!そんなにビックリしなくても・・・」と、李に話かけ、さらに続けて李に
「あ、こんな所でお話しするのもなんだから・・・・わたしの部屋に行こ!小狼くん!」
と話かけさくらは2階の自分の部屋に行こうとした。すると、さくらがリビング出ようとした時、そこに誰かたっていて、さくらはその人に ぶつかってしまった。
「ほえ?あ!おにいちゃん!?」
さくらがぶつかったのは、さくらの兄、桃矢であった。
「おい、リビングでなにやってたんだ・・・・ん!?おい!さくら、コイツとなにやってたんだ!」
桃矢は李は見るやいなや、李に突っかかっていこうとした、だがその間にさくらが割って入ってきた。
「もう!おにいちゃん、いいかげんにしてよ!わたしと 小狼君・・・付き合ってるんだから!・・・・別に一緒いたっていいじゃない!!」
と、さくらは桃矢に向かってそう叫んだ。
そのさくらのセリフを聞いた李は驚きのあまり、なにがおこったか、解らなくなっていた。
そう、さきほど李がさくらの態度をみて思ったこと・・・・それは「まるで恋人みたいだ・・・・」と李は思っていたのだった。
李が驚いて立ちすくんでいると、さくらが李の腕をひっぱって自分の部屋に向かって行った。
「もう!わたしたち部屋に行くから、じゃましないでよ!おにいちゃん!」
「お、おい!さくら!・・・・」
さくらは兄の言うこと無視して李と自分の部屋に駆け込んだのだった。
「ふ〜、あ、小狼くんごめんね!・・・・、今日おにいちゃんアルバイトがあるって言ってたから、家で二人っきりになれると思ってたのにな・・・・」
自分の部屋に戻ったさくらはベットの上に腰を下ろして、李に謝ると、兄が帰って来たことを残念そうな口調で話した。
「?小狼くんどうしたの、・・・・?」
李は未だにこの状況がよく飲み込めておらず、さくらの部屋の中に入ってから入り口の前に立ったままっだった。
「小狼くん!そんなところに立ってないで・・・・わたしの横に座らない・・・・?」
「な!な・・・・」
李はさくらの呼びかけに声がうわずるぐらい驚いてしまった。
(きょうの木之本は絶対変だ・・・・よし!)
李は意を決してさくらに今の状況を聞くことにした。
「おい!今日の約束っていったいなんなんだ・・・・それに・・・・なんでオレとお前が、つ、つき合ってる事になってるんだ・・・・」
その李の質問を聞いたさくらは少し「ムッ」としたような感じで李に話しかけてきた。
「小狼くん!わたしたちがつき合うことになった時の事、もう忘れたの!?」
さくらは少し怒ったような感じで李に話かけた。
「つき合う事にたった時のことって・・・・そんな記憶オレには・・・・?」
李がさくらにそう言うと、
「もう、ホントに忘れちゃったの?じゃぁ・・・・今日の約束まもってくれたら、教えてあげる・・・・」
さくらは李にそう言った。
「今日の約束って・・・・?」
「も、もう!小狼くん、わたし恥ずかしくってそんなの事言えないよ・・・・!」
李が今日の約束の約束が何なのかさくらにきいてみたが、なにやらさくらは恥ずかしがって、李の質問に答えられない感じになってしまっていた。
だが、今日の約束の事についてもおぼえてなさそうな李をみて、さくらは今日の約束の事を李に話しはじめた。
「もう・・・・小狼くん!こんな大事な事忘れるなんて!・・・・今日・・・・」
「今日?」
李は少し胸をドキドキさせながらさくらに問いただした。
「今日、わたしに・・・・剣術教えてくれるっていったじゃない!」 と、さくらの言ったことに李は少しあっけにとられていた。
さくらが恥ずかしがることなので、何事かと思っていた李 であったが、剣術を教えるということだったので、少し安心した。
「じゃ、剣術教えるから、後で・・・・なんでこんなことになってるか、説明しろよ!」
李がさくらにこう話すと、さくらは
「うん!わかった!・・・・じゃ、ひとまずペンギン公園に行こうよ!小狼君。」
さくらが李にはなした後、二人は木之本家をでて公園にむかった・・・・。

公園についたさくらはさっそく李に剣の型を教えてもらっていた。 だがやっぱり慣れてないので、さくらの動きはみていて危ない感じだった。
「じゃ、最後にもう一度素振りをしてみるか・・・・」
李がさくらにそう言うと、さくらは素振りをしはじめた。
だが、さくらが素振りをしようとした瞬間さくらはバランスをくずしてしまい、こけそうになってしまった。だが、
「あぶない!」
と、李がとっさにさくらのからだを受け止めたのであった。
「おい!だいじょう・・・・!?」
さくらを受け止めた李はびっくりしていた。
なんと、さくらの顔がすぐ数十センチぐらいの距離にあっったのだった。
すぐさま李はさくらから、はなれようとしたが、さくらはだきかかえた李をはなさす、李の方をじっと見ながらさらにこんな事をいいだした。
「ねぇ、小狼くん・・・・キス・・・・したことある?」そう言うと、さくらは目を閉じて李の方にゆっくり唇をさしだしてきた。
そのさくらの行動に李は完全に驚きを隠せなかった。
だが、 (大好きなさくらがキスをせまってきている・・・・)
さすがの李も男の子、その誘惑には勝てそうになかった。
「本当に・・・・いいのか?」
李がそうさくらに訪ねると、さくらは少し目をあけて、李 の方をちらっとみながら、
「いいよ・・・・だってわたし、小狼の彼女なんだから・・・・」
その言葉をきいた李は、なぜ、さくらとつき合ってる事になってるのかなんて、どうでもよくなていた。
とにかくこそ幸せが長く続いてほいしい、そう思っていたのであった。
「さくら・・・・」
そう言ってキスをしようとした瞬間・・・・

「がばっ!・・・・ここは?」

李がベットから起き上がる・・・・
そこはとあるマンションの部屋、そう李の部屋であった。
「なんで俺はここでねてるんだ・・・・?はっ!さくらは・・・・?」
李はいったいなにが起こったのか理解できなかった。
だが、枕もとにおいてあるカードをみてすべてをおもいだしたのであった。
「これは・・・・ドリームのカード!そうだった・・・・なかなか眠れなかったので、このカードをつかったんだった・・・・」
「このカードはたしか・・・・予知夢をみせる能力があったはず・・・・まさか・・な」
李はそこまで考えて、もう考えるのをやめた。
そしてまた眠りについたのであった・・・・

「いつか・・・・この夢を・・・・ほん・・・とに・・・・」

これが予知夢かどうだったかは、だれもしらない・・・・
エンド。


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