>【名  前】舞種
【タイトル】獅子の顎(あざと)
  10/26 20:49
【メッセージ】
脊椎動物のファイトの本質は何であろう。
それは二対の中枢神経の闘いだ。

中枢神経とは、脳と脊髄の事である。思考、反射等を行う、二対の実存である。これを守るのがまず頭骨と脊椎でそれを維持するのが循環系である。これらを更にサポートするのが、消化器系などであり、これらを守りつつ生命活動を行わしめるのが筋肉だ。



なぜこんな事をいきなり書いたか。ファイトにおける本質を探る為だ。
目の前の相手の中枢神経の動きを制する為にはどうすればいいのか、を。



其の為に他の動物はどうしているだろうか。

中枢神経系そのものに対する打撃は?まず行われない。骨が硬いからだ。よほどのウエイト差が有っても、難しい。逃げられてしまうのだ。

イケてる打撃は、眼に対するもののみである。それは情報ラインを絶つ事。


それ以外なら、腹が破れて、腸を引きずりながらでも、野生動物は逃げる。つまり生命の主張を止めない。脳内麻薬とアドレナリンが出てるのだ。

動物が打撃を主に使うのは、同族を押しのける時が多い。頭打である。狩りの時用いるのは、止めではない。

彼らが用いるのは、喉笛に対する噛切り、総頚動脈の噛切りである。これ以外に無茶苦茶に暴れるアドレナリン動物を止める方法はない。
循環器系のユニットを奪う(失血死)も二次的に用いられる方法では有るが、一番効率がいいのはこれだ。脳への血流が止まれば、どんな動物だって動きは止まる。


なぜチョークなのか?との問いに対してかつて彼らは言った。

”チョークは全ての人を眠らせる事が出来る”と。

それこそピストルで撃たれても、反撃してくるPCP(エンジェル・ダスト)野郎は、夢枕獏小説と共にフルコンマンの中に存在する悪夢だ。しかし。チョークスリーパーの前には、眠るのだと。

動物なら顎でやるが、彼らは人間様なので、さらにフレキシブルな腕でやる。そう言えばカラテ馬鹿一代で、ワカマツがマス・オーヤマに見せたグリズリーを殺した男も、チョークスリーパーだった(^^)。


こっから考えると、相手を倒す為に中枢を仕留める為に、顎を叩いて揺らし頭骨の中の脳髄を容器自体にぶつけて倒す、という手段のいかに遠回りな事か。

ましてや胸板や手足を叩いて、相手を倒すという行為に至っては!



グレーシー一家のあのポーズは、彼らのシンボルである。武術に良くある話だが、シンボルに奥義有りというやつだ。あのポーズは、うちの奥義はこれだと言ってるのだ。ガニマタで腹を出し、あの形に腕を組む。肩もだ。

めんどいのではしょるが、これらは全てチョークスリーパーのポイントである。
腕の組方はあんなにはっきりやってるのに皆気付いてない様だ。エリオ家のチョークスリーパーは組方が違う。チョットずつ進化して、スリーパーホールドから正解に近づいて来ていると思うが、パンクラスのチョークスリーパーは少なくとも古流の武術家の私が知ってるポイントの、やっと30%しかカバーしていない。ヒクソンらの個人のコツかどうかを調べる為に、ハクソン君のチョークを見た。プリンスは完璧に意識してやってた。ポイントは手首の使い方に有る(これらだってホントは絶対に書きたくない事だ)。おそらくシンボルの意味と同時に、ほとんどの道場生はその意味の全てを知る事があるまい。たとえ柔術競技のチャンピオンであっても。一家相伝の武術には有りがちなセンスである。ゴエスの極め損ねるスリーパーを見て其の観を深くした。



あのポーズは、バックからのチョークスリーパーと、マウントからのシザースチョークの二つを意味している。ガニマタは胴に絡める足だ。



百獣の王として、いかなる猛獣でも息の根を止めてみせる。という誇り。
彼らはいつも”私はライオンだ”という。

一族の小さな子供達まで誇らしく組んだ腕は、かれらにとって”獅子の顎(あざと)”なのである。

(秘密) ↑パンクラスについて意見を聞きたいです。 98/10/27 04:14:05:
(舞種) パンクラス<発展途上ですが、いいのではないでしょうか。すくなくとも最近出た本を見ると、使える業のみがちゃんと書いてある。業のコレクションを見せまくる使い物にならない本では無かった。 98/10/27 11:26:29:
(舞種) 本人が試合をしない人に限って、業のコレクションを誇るようになる。本気で抵抗する強い相手に技をかけるのは難しいのに。道場では後輩相手にバシバシ決まる技のいったい何割が本気の相手に使えるだろう。其の見極めは案外難しい。それを誤解していたのがかつての佐山であり、コッポウ堀辺であり、SAWであり、そして、船木選手であろう。こないだもまた負けていたが、おそらく彼は道場では確実に名人、達人だと思う。 98/10/27 11:35:45:
(舞種) だから、私は彼の本を見た時、感心した。彼はあの”ゴッチ関節”とか言う奴から完全にフリーになっていたからだ。あの例のコンビネーション。首投げからサイドを取って、延々続く奴だ。弟子後輩相手でもない限り、使えない業がいっぱい混じってる。ピロー・アームロックなぞ、不可能である。本気で抵抗する腕一本を片手の握力のみで押さえるという設定自体が間違っている。なのに、本気のスパーをあまりした事の無い連中は、初めて見るこの業を有り難がる。ダニーイノサントが大喜びでこの業をやってるんだからしょうがない。 98/10/27 11:47:57:
(舞種) おそらく川口はこれを捨てられなかった男であり、ルミナはこれを憶えもしなかった男であろう。船木がこれらを本に載せなかったという事は、彼は過去を捨てる決断力が有るという事だろう。彼は前田と違ってこれからが有る。期待している。 98/10/27 12:03:29:
(マスター格評) 修斗は技の寄せ集めである。>グレーシー柔術は技が融合されている。 98/10/27 20:56:24:
(四五六) うーん、総合系に対して厳しいですね、舞種さん、格評さん。お二人の千分の一も格闘技の知識のない私でも、現時点でグレイシーが最も負けにくいシステムであることは理論的に理解しています。他と比較して一番効率的に見えます。確かに、あまり手を広げすぎて個々の技の熟練度が落ちるのは問題です。グレイシーが今のシステムを作り上げたのは、やはり実際のVTを通して優先順位の設定をおこなってきたからですよね。絞り込みです。この再点検という形で総合にチャレンジする価値はあるのではと思います。いろいろな技を試して、ひょっとしたら異なる順位付け、グレイシーより効率のよいシステムが見つかるかもしれません。見つけたらそれに集中して熟練度を上げていく。かなり難しそうですけど、それにチャレンジしたいという人達の気持ちも分かりますし、みんな頑張ってほしいと思ってます。(う゛、なんつー優等生的発言・・) 98/10/27 21:18:28:
(ノリリン@Nwo) ”脊椎動物のファイトの本質”まで語るならあえて言おう。その本質は”安全確実”だ。相手を確実に凌駕していればこれを襲い。反撃される可能性があればだまし討ちまたは不意打ち。五分の力であれば、多対一で闘う。ほぼ五分の力量のもの同士は闘わないか、闘った場合は詳細な暗黙の了解のある儀式的格闘技となる。それ以外のケースがあるだろうか?  98/10/27 21:18:37:
(金剛寺弾) 「・・・nWo〜!・・・・間違えた、Nwo〜!」とか書いて、僕が呪文で呼びだそうと思ってたのに・・・・・・・これくらいにしときます。>呪文 98/10/27 21:24:21:
(舞種) 私の見解をはるかに簡潔な言葉でまとめてくれましたね。>四五六さん<新しく格闘技を始めた子をまともな打撃が撃てるようにするだけですら、どれ程の時間が必要か。だから、総合系と称する連中は皆、下がる熟練度をパワーとスピードで補う為に、ナチュラルの超回復サイクルを超える訓練、鍛練が必要となり、ステロイドファイターとなる、と思うわけです。”必要以上の装備(同じようなランプとか刃物を複数)まで持って冬登山するのが重い”のでシェルパを雇う(ステロイド)って感じですか。山慣れした奴ぁはそんな事しませんな。第一コスト(人生のね)が掛かり過ぎる。武・道ってのが、ファイトを通じて・究極の真実を目指す、というモノなら、数年の盛りの対価にその後の数十年を払うというのはナンセンスすぎます。ヒクソン・クアー戦は私的には現在進行中です。 98/10/28 00:05:00:
(舞種) 除脂肪体重でもカレリンを上回るであろうエマニエル・ヤーブロウと、あなたならどう闘うか?との問いに、ヒクソンは笑いながら言ったそうです。”何もしない。ほっとけば自滅する。”はたして彼の試合は追っかけるのを、適当にやり過ごされる内にあっという間に息が上がって終わってしまいました。ステロイドビルダーがそのシェイプを維持していくのは大変なストレスですし、彼らのほっとかれる一年にかかるコスト(人生の)は、ナチュラルの選手の想像の外に有ります。内臓の損傷等と、その恐怖はいかほどでしょう。ホイスの怪我は本当でしょうが、グレーシー一族の下した決断は、おそらくこれも有るのではないでしょうか。たった今ヒクソンと闘う事を(世間が)強く希望する筋肉パンパンの大男達は、まずほとんどがステロイドファイターだろうと判断して、”じゃあこいつら皆、2,3年ほっときゃしぼむな(戦力は半分に)”という事です。 98/10/28 00:36:08:
(舞種) デックフライみたいに。 98/10/28 00:38:10:
(Mホモ人) 自分で自分を最強ではないと言ってるのと同じだな。<ヒクソン 98/10/28 00:42:48:
(M本人) 最強ならば、”強さとは筋力ではない””あらゆる反則を想定して練習している、ステロイドファイターでも同じだ””私もキムのマン汁を毎日服用している””マン汁はまだホクソンには早すぎる”と言って戦ってあげろよな。 98/10/28 00:48:52:
(M本人) 最強ならばステロイドファイターまでをも想定すべきである。 98/10/28 00:50:19:
(舞種) M本人さん>いやこれは俺が言ってるだけなんだが(^^) 98/10/28 01:26:06:
(M本人) そうかい 98/10/28 01:29:14:
(舞種) ノリリンさんか。お久しぶりです。上の文のを言い換える。火を消す(相手の中枢神経の生命活動な)のに叩いたりゆすったりして当てずっぽにぶっ壊しても中々消えないので、ソコへの酸素を絶つのが一番早いよ、と。それだけだ。”現象(自然科学レベルのね)の社会的形態”は書いてない。単なる科学的原理だ。複数であろうが騙し討ちであろうが、襲おうが反撃だろうが関係ない。暴れる羊を複数の人間がお祭りで殺めるにしても、猛獣が草食動物を襲っても、女が男を紐で絞殺するにしても、はたまた自身を縊死させるにしても、だ。ソロモンの指輪すら読んだのは大昔で憶えちゃいない。そういったジャンルをあんたクラスと会話するのは俺の専門外なんだ。すまんが他を当たってくれ(^^)。 98/10/28 01:29:24:
(プロレス教総本山創始) VTなんかプロレスできないやつがやってるんだー!!!プロレスラーが最強だー!!1、2、3ダーー!!! 信じる者は救われる プロレス教入信者募集だー!!! 98/10/28 06:41:52:
(M本人) そいつぁ、正論だな。確かにそうだ。<VTなんかプロレスできないやつがやってるんだー!!! 98/10/28 06:53:26:
(マスター格評) プロレスは楽で金になるが、VTは厳しくて金にならない!(笑)>ヒクソンは別格だが 98/10/28 07:20:16:
(M本人) 入信料はおいくらなのでしょうか?>プロレス教総本山創始 98/10/28 07:34:24:
(プロレス教総本山創始) 入信料は無料ですがそのかわりあちこちの掲示板で布教活動=プロレス最強を説いてまわってもらいます 98/10/28 07:40:38:
(マスター助評) VTは楽で金になるが、プロレスは厳しくて金にならない!(笑)>猪木は別格だが 98/10/29 14:41:51:
(マスター助評) プロレスは職業で、VTはアルバイトである!保証はないが時給は良い(笑) 98/10/29 14:45:26:
(似ている・・・(TT)) 高校生少女漫画家とかいうのが、自信満々で断言していた。「だいたい小説家なんてみんな、漫画家になれなかった連中がなったんですよ!これはどうやっても言い訳しようがない事実です!」 98/10/30 13:52:51:
(うぜえんだよ。プロレスファンは) 夜でぶとかマゾヤローなんか無視して、続きを読ませてよ! 98/11/09 11:09:23:
(マスター格評) 舞種さん、あなたのコメント読みたい人が、たくさんおられるようです。ぜひ、また書きこみしてください!>私も読みたい一人です。(笑) 98/11/09 22:14:48:
(八田イスト) 腕の組方の意味は知ってるけど、バーリトゥードや試合での極意とは関係なかった。 98/11/12 00:33:07:
(ノリリン) チョークスリーパーだっていきなり決めれるわけもなし・・かなり回りくどい技だと思うがなあ 98/11/13 18:22:13: