歴史から学ぶ

老後の資産運用_1 12/03/02

 老後の資産運用は重要な検討課題である 

退職を前にした、数年前、退職後の資金を有効に運用することが、とても重要と考えた。 その理由は、次のとおり。
1.収入が大幅に、減少する。特に、65歳までは、預金を取り崩してなんとか食いつなぐしかない。
2.銀行に預けても、金利が低くて、預ける意味を成さない。金庫を借りている程度の意味しかない。
3.もう働かないのだから、お金に仕事をしてもらうことを、真剣に考えないといけない。

そこで、金融、投資の雑誌、本を読み、勉強してみた。また、金融商品を理解するために、通信教育を受け、理解に努めた。 それを、レポートにしたのが、「老後の資産運用」である。長いので、3部に分けた。なお、金利は、2008年当時のもの。

 老後の資産運用は退職者の共通課題である。 

老後の資産運用は退職予定者の共通の課題である。多くの人が安全性を重視し国債、定期預金で運用を考えている。退職金で一時的に余裕資金ができても、年金が支給される65歳まで収入が途絶えてしまうことになる現実を前に、安全性のみで金融商品を選択することが正しいのだろうか。

 確かにいくら金利がゼロに近いといっても大きなリターンを求めて元本割れリスクのある金融商品を十分な知識がないまま売買する気にもなれない。また金融商品はプロが扱うもので素人が手をだしていい結果を出せるものではないというハードルの高さがあり、勉強してみようという意欲をなえさせてしまう。

しかし、利回りは国債で1.7%(5年)程度、定期は0.7%(5年)程度であり、他の金融商品の利回りに比較しあまりにも低くまとまった余裕資金の運用において極端に不利であるという問題があり、無視するわけにはいかない。
 これから勉強すれば素人でも取引可能と考える金融商品を、株式投資、FX(外国為替証拠金取引)、投資信託として、次の4項目で分析してみた。
1.リターン
2.リスク
3.コスト
4.手間

リターンの大きい順に上げれば、株式投資、FX、投資信託である。リスクの大きい順は、FX、株式投資、投資信託である。FXは紛争、政変、金融政策で一夜にしてレートが激変する危険がある。サブプライムローン問題で10円/ドル近い変動があった。リスクはリターンと背中合わせとなっていて、リターンを求めれば相応のリスクを負わねばならない。コストが大きいのは、投資信託、株式投資、FXとなる。特に投資信託の信託報酬は他を圧倒して大きい。手間がかかるのは、FX、株式投資、投資信託の順である。FXは持っている間は、取引画面から離れられない。投資信託は他力本願なので手間がかからない。

老後資金の有効な運用を考える場合、ある程度勉強して自己責任でリスクを制御しながらリターンを求める姿勢を持たなければならない。老後資金を運用するには株式投資が最良な金融商品と考える。継続的に取引技術の勉強をしながら、金融情勢が株価にどのように影響するかを判断しながら取引をすすめていけば、最初は損失が大きくとも、いずれは収束しリスクはコントロールできるのではないか。FXはデイトレードでもしないとリスクコントロールは不可能である。また、体力がないと取引できない。老後の生活には不適当である。投資信託は、手間がかからないのはいいが、信用報酬が高すぎる。またリスクがゼロではなく、元本は保証されない。株式投資技術の基本を勉強して株取引で分散投資することを考えたほうがいい。投資信託は長期投資向きであり老後の限られた時間のなかで多くない資金を有効に運用するのに適しているとはいいがたい。

 老後資金だからといって安全性で国債、定期預金で運用するより、勉強してリスクをとってでも株式投資で有効な運用をすることを検討したい。

 ご注意 

株式投資は自己責任でおこなうものです。株式投資は元本保証ではありません。当サイトの内容によって生じたいかなる損害についても、私は一切責任を負うことができません。




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