歴史から学ぶ

「投資の科学」を読む 12/03/23

 業績が予想と異なると株価の変動は大きい 

「投資の科学」(Michael J.Mauboussin著、川口有一郎監訳、日経BP)を読む。

難しい本である。なるほどと思ったところは、以下のとおり。
業績が予想通りなら、株価は大きく上下しない。反対に、予想と異なった場合、株価は大きく上下する。 この事実が、逆張りの根拠となっているのかもしれない。 例えば、株価上昇時に、逆張りで売りを入れる場合、しばらく、損失が拡大することになる。 しかし、下落すると大きく下落するので、差し引きすると利益が得られることになる。

 株価収益率/PERをゆがめる要因 

1.税とインフレ率
どちらも、増加すると、PERを増加させる。しかし、米国と違い、日本では、急激に変化することが、あるのだろうか。

2.研究開発費、広告費が、大きい企業のPERは、大きくなる。

3.投資家のリスク志向が高まると、PERが、高くなる。

 株価のバブルと崩壊 

模倣によるらしい。大量の売買があると、自分が知らない情報で、誰かが売買していると判断し、連鎖的に同様な売買が行われることが、あるらしい。 株価の動きに、実際に反応して、順張りで売買を行えば、利益を得ることが可能と考えられる。 プログラム売買が成り立つ根拠は、ここにあるのではないか。 株価の動きの原因がわからなくとも、追随して売買し、株価の動きのなかで、利益をとるという考え方である。

 株価変動は正規分布で説明できない 

株価変動が、2σ、95%の範囲で収束しているのであれば、十分、株価変動は、コントロールされているといえるだろう。しかし、5σ以上で、議論することなど、どう見ても議論自体が、有意であるといえないと思う。






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