歴史から学ぶ

21世紀の資本 r>g 16/02/24

参考書籍:Le capital au XXIe siècle/Thomas Piketty 著/Éditions du Seuil 出版/2013年9月発行

r>g
r:資本収益率
g:成長率

不平等の原因は、長期で見ると、資本収益率が成長率より、常により高いこと

実際、長期で先進国において、資本収益率は、4%ー5%程度、成長率は、1%程度だ

資産家は、給与所得で生活する労働者より、資産が生み出す収益によって、より豊かである

具体的に、次のとおり
1.資本収益率は、資本に対して、次のものが、1年間で生み出す収益との平均比率
(1)利益
(2)配当
(3)利子
(4)賃貸料
(5)その他の資本所得

2.成長率は、所得と生産の年あたり増加率

r>gは、落語の世界ではおなじみだ
長屋の大家さんは、優雅な生活をしている
一方、長屋に住む店子は、その日暮らしだ
しばしば、家賃が滞り、大家の催促から逃げ回る

個人も企業も資本蓄積を図る
不動産(土地、家屋)の購入
株式投資

不動産は、現預金に比べ、インフレにも強い
インフレで価値が目減りせず、実質価値を温存する
株価も同様だ、短期的に上下するが、長期では、インフレに連動して上昇する
株式には、配当がつく

成長率は新興国で高い
追い上げ中は高い
しかし、追い上げが進めば、いずれは、先進国同様に低成長率に収束する

r>gは、現実だ
資産家は、より豊かになることを示している



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