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21世紀の資本 資本主義第1基本法則 α=r×β 2016/02/26

参考書籍:Le capital au XXIe siècle/Thomas Piketty 著/Éditions du Seuil 出版/2013年9月発行

資本主義第1基本法則:α=r×β

α:国民所得に占める資本所得シェア r:平均資本収益率 β:資本/所得比率 例 β=600% r=5% その時、 α=r×β  =5×600  =30% 次を意味する もし、ある社会で、 (1)財産が国民所得の6年分である (2)平均資本収益率が、年5% その結果として、 国民所得に占める資本所得シェアは、30%となる 平均資本収益率とは 1年間で、資本がもたらす収益を測る 投下資本に対する、あらゆる資本所得の合計を%で表す 資本収益、資本所得とは (1)収益 (2)賃料 (3)配当 (4)利子 (5)印税 (6)キャピタルゲインなど 多くの国の事例 平均株式収益率、長期で、7%-8% 不動産、債券投資、3%-4% 2010年、先進国の事例 資本所得が国民所得に占めるシェアは、30%程度 もし、財産(資本)所得比率が600%であれば、 平均資本収益率は、5%であることを意味する α=30% β=600% α=r×βにおいて、 30=r×600 よって、 r=5% 具体例 先進国の例 国民所得/1人当たり、30000ユーロ うち、 労働所得、21000ユーロ 資本所得、9000ユーロ 国民財産/1人当たり、180000ユーロ うち、 資本所得、9000ユーロ 平均資本収益率、5% 定義から、 平均資本収益率=資本所得/資本(財産) r=9000/180000  =0.05 平均資本収益率が資本の価値の5%に等しいということは、次を意味する (1)資本の価値が、平均資本収益の20年分に相当する (2)具体的に、 年間家賃、50000フランを稼ぐには、 家賃の20倍の100万フラン程度の資本が必要である (3)日本に置き換えると、 月家賃、5万円 年間家賃、60万円を稼ぐには、 家賃の20倍の1200万円程度の資本がなければならない 資産家は、自ら所有する資産から収益を上げることができる
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