歴史から学ぶ

株取引の仮説 手仕舞いは早期か反転後か 16/10/20


ここで問題にしているのは、手仕舞う時に、次のどちらの方法がより利益があるかである。
(1)素人でも予想して早期に手仕舞う。
(2)それとも、機械的に株価反転を待ちその後に手仕舞うか。

検証する場合の条件を次のとおり整理した。
(1)早期に手仕舞う事例として、実際の取引を使う。
	理由は、早期の手仕舞いを取引の基本にしているから。

(2)機械的に株価反転後に手仕舞うとは、次の方法による。
		1)買いから入れば、終値が買値を超えるまで、待つ。
		2)終値の上昇が止まり、終値が反転して前日より下落したら、翌日成行で売る。
		3)逆に、売りから入れば、終値が売値を下回るまで待つ。
		4)終値の下落が止まり、終値が反転して前日より上昇したら、翌日成行で買い戻す。

(3)2つの取引方法により、結果の売買収益を単純比較する。
	すなわち、手数料、税を控除する前の収益で比較する。

(4)買値、売値は、取得平均値である。

結果は次のとおり。
(1)およそ9ヶ月の検証では、収益に大きな差異はなく、どちらの方法も、特に優れた取引方法とは言えない。

(2)反転後売買は、早期売買に比べ、より収益が多い取引の回数が多い。

(3)しかし、早期売買は、反転後売買に比べ、1回の取引の収益が大きい取引で、より収益が多い。
    すなわち、収益が大きな取引について、早期売買が、より大きな収益を得ている。
    理由は不明。
    推測だが、収益が大きくなると、誰でも無意識に早く手仕舞うのだろうか。