歴史から学ぶ

株取引の仮説 日証金残高でみる株取引 17/02/06


S銘柄の株価(終値)と日証金残高の推移



概況

一時的な戻りはあるが、下落基調。
もし、自分ならポジションをどうするか。

1.融資残がある場合

(1)自分の予想取引 株価は下落基調なので、1/31に損切りの体制に入るだろう。 2/2、損切り実施するだろう。 様子を見たとしても、2/3、損切り実施するだろう。 (2)実際の日証金の融資の推移 1/27、株価戻りで、融資返済が26800株。 1/31、株価下落、しかし、損切りは少ない。融資返済が3000株。 2/1、株価戻りだが、融資返済がわずか2700株。 一方、新規融資が21400株。 前日の大幅下落に対して戻り期待で、逆張りで買いを入れたことになる。 2/2、株価大幅下落、損切りの返済が21800株 一方、新規融資が27100株 損切りもあったが、逆張りの新規融資の買いもあった。 2/3、株価下落、損切りの返済が13300株。新規融資が2100株。

2.貸株残がある場合

(1)自分の予想取引 株価は下落基調なので、底値を探りながら利益を確定したい。 2/1、前日の大幅下落を見て、半分程度返済し、利益確定したい。 2/2、前日の株価が戻ったので、様子を見るしかない。 2/3、前日の株価が大幅下落したので、残りの半分を返済して利益確定したい。 (2)実際の日証金の貸株の推移 2/1、前日の大幅下落を見て、貸株返済が6000株。 しかし、前日貸株残の1/7でしかない。 様子見が強い。 一方、新規貸株が31400株。 下落基調で順張りで、売りを入れる人がいるだろうか。 つまり、株価はさらに下落するだろうと見ていることになる。 他の要因として、この日、中2日置いて株価が戻ったので、取引中に逆張りで売りを入れた可能性がある。 2/2、前日の株価が戻ったが、貸株返済が30400株。 前日貸株残の3/7が利益確定した。 逆に、前日貸株の半分以上が、様子見している。 あたかも、下落基調で、株価の戻りがあれば、翌日は、大幅下落があると見たような動きである。 2/3、前日の大幅株価下落にもかかわらず、貸株返済が1200株。 ほとんどが、様子見している。

まとめ

(1)前日の株価変動による取引の法則性はない。 例 株価の戻りの翌日は下落すると見込んで貸株返済するとは言えない。 1/27株価戻り、しかし、翌営業日、1/30貸株返済は、1000株のみ。 (2)損切りは、一挙にポジション解消とは言えないようだ。 例 融資の場合 1/31、大幅下落したが、翌日の損切りは、融資残高の1/20でしかない。 2/2、大幅下落したが、翌日の損切りは、融資残高の1/5でしかない。 (3)利益確定は、分割売買によるようだ。 例 貸株の場合 2/1、前日大幅下落したが、利益確定は、貸株残高の1/7でしかない。 2/3、前日大幅下落したが、利益確定は、貸株残高の1/40でしかない。 (4)逆張り取引は日中取引によるようだ。そして大胆だ。 例 融資の場合 次の株価下落時、新規融資が多い。 2/2、新規融資が27100株。 貸株の場合 次の株価戻り時、新規貸株が多い。 1/27、新規貸株が2200株。 2/1、新規貸株が31400株。