東スポの一面に河野

2003年2月7日付 東京スポーツ1面より

発覚 プロ野球選手逆レイプ未遂
睡眠中、2人組の女性に襲われた広島・河野昌人投手

広島カープの沖縄キャンプで前代未聞の「逆レイプ未遂事件」が起きていることが、本紙の取材で明らかになった。
5日未明、20代と思われる女性2人組が沖縄市内にある広島の宿舎に無断侵入。
熟睡中の選手の部屋に入り込み“手込め”にしようとしたのだ。
選手が目を覚ましたため未遂に終わったが、「逆レイプ常習犯」との見方もあり、不安が広まっている。

肉体の頑強さでは球界でもトップクラスといえる赤ヘル軍団を震え上がらせる“逆レイプ”犯が現れたのは、ナインが寝静まった5日午前2時すぎのことだ。
20代と思われる女性2人組がフロントの目をかいくぐって宿舎ホテル内に侵入。
そのまま階段を使ってチームが借り切っている4階まで上がり、各部屋のドアノブをガチャガチャと回し始めた。

そこで不運にも“被害者”となってしまったのが河野昌人投手(24)だった。
山本監督が今季、中継ぎのエースとして期待をかける7年目の右腕だ。

河野は「夜中に寝ていたら口に何か入ってきたんで目をあけてみたら、知らない女の子とチューしていた。ビックリして慌てて飛び起きた」という。

河野の部屋は階段のすぐそばで、しかもドアのカギを掛け忘れていたため“チン入”されてしまったのだ。
女性2人は泥酔状態で「ワタシと寝て!」と唇を押し当ててきたうえ、着ている服まで脱ぎ始めたので、
河野は恐怖のため慌てて部屋から追い出したという。

「もうこんな思いはしたくない。カギは絶対に締めておきます」とショックを受けている河野だが、
酒に酔ったファンが勢いに任せて取った突発的な犯行とは言い切れない点もある。
周囲では
「実は自主トレの期間中にも、怪しげな女の2人組がやってきてホテル内の様子をうかがっていたらしい。同じ連中かもしれない」(チーム関係者)
との証言もあり“確信犯説”もささやかれているのだ。

河野に対し、ナインの間からは
「本人は“怖かった”とか言ってるけど、絶対に内心は喜んでいるハズ」
「実際、すぐに(女性たちを)追い出したかどうかはアヤシい」と“疑問視”する声も上がっているが、
いざ自分が遭遇したいかとなると話は別で、ナインらは「自分はかかわりたくない」と口を揃えた。

河野は一昨年秋に右ヒジを手術、昨年は心機一転でストッパー返り咲きを狙ったが、本来の状態に戻れないまま中継ぎで21試合に登板。
勝敗には関係なく、防御率6.43と安定感を欠く成績に終わっていただけに、今回の体験は“悪夢”の続きを見た思いだろう。

実質的な被害こそなかったが、謎の“チン入者”が再び姿を見せないとも限らない。

ホテル側は「(館内は)夜間も警備員が巡回している。もし、そのようなことがあったのなら警備の担当者に伝える」と監視態勢を強化する構えだ。