平成15年度東部地区新人大会戦評

期日:1月17日(土)会場:三郷北高等学校

第1回戦 春日部高校 2(25-11 25-12)0 不動岡高校

 不動岡高校は、秋季大会でシードを落としたものの部員数の多い東部の雄侮れない相手
である。
 第1セット序盤、加藤のスパイクポイント、酒井のブロックなどにより9−1とペース
をつかむ。中盤も勢いは衰えず加藤のスパイク、サーブさらには酒井のAクイックなど立
て続けに決まり19−4と大量にリードした。しかし、味方のネットタッチを境に5点連続
失点しタイムアウト。結局、浮き足立った雰囲気から脱せず25−11とこのセットを終えた。
 第2セット出だし1セット目後半いやな雰囲気からミスを連発し3−6とリードを許す。
ここで羽中田のスパイクが立て続けに決め立て直しに成功。橋口のサーブポイントもでて
7−6と逆転した。ペースをつかむと樋口、大高のスパイクポイント、酒井のサーブポイ
ントなどで12−7とリードを広げた。終盤、硬さの見える樋口を原田に交代し、さらに得
点を重ね最後は酒井のAクイック加藤のサーブポイントなど5連続得点し25−12とこの試
合を終えた。

第2回戦 春日部高校 2(25-20 25-16)0 獨協埼玉高校

 獨協埼玉高校には、一昨年に敗れている。また6月のインターハイ予選では雪辱したも
ののフルセットで辛勝とこのあたりですっきり勝ちたいところだが・・・
 第1セット序盤、硬さが目立ちミスもある中、大高のブロックポイント、Aクイックな
どが決まり7−3とリードするもののすぐに2失点し7−5。酒井のAクイックを契機に
加藤のサーブポイント、橋口のトスフェイントなどを絡め5連続得点し、12−5とする。
その後も相手のミスも手伝い16−7とリードを広げた。このまま行かないのが今のチーム。
突然浮き足立ち相手に3連続得点を許した。後のことを考えタイムアウトを取る。気持ち
を切り替えさせようとするものの両チームとも失点で試合が進むが獨協のエースが息を吹
き返し21−16と詰め寄られる。再度タイムアウト。自分たちのバレーをするよう激励し、
送り出すが最後までメンタル面をコントロールできないまま何とか逃げ切った。
 第2セット、第1セット後半の雰囲気を引きずりつつ獨協のエースの攻撃に対し、酒井
加藤のスパイクポイントや橋口のトスフェイントなどで7−4とリードするが、その後、
失点を重ね9−11とリードを許す。中盤、雰囲気を変えるため硬さの目立つ樋口を原田に
交代。
 原田の加入でチームが蘇り、酒井のAクイックさらには大高が連続サーブポイントを決
る。勢いはとまらず酒井、加藤のスパイクポイントさらには、橋口のブロックポイントも
決まり連続7得点をあげた。その後2得点されるも相手のエースが乱調になり最後は25−
16とこの試合をものにした。

期日:1月18日(日)会場:八潮高等学校

第3回戦 春日部高校 0(16-25 14-25)0 春日部共栄高校

 春日部共栄高校は、来る県大会での優勝候補である。今年度すでに2回の対戦があり惨
敗している。出来ればあと1回勝ってあたればと思っていたがなかなか思惑通りにはいか
ないのがくじ運か?
 第1セット序盤、いきなり羽中田がサーブポイント。その後お互いミスが目立ち4−5
となる。しかしそれ以上にこちらに勢いがなく4−7となり、いつものパターンにならぬ
よう早めにタイムアウトをとった。これが功を奏したか共栄高校にも勢いがなくお互い決
め手のないまま14−15と一進一退となる。しかし、食らいつく気力もここまで。このあと
自らがミスを連発し16−25とこのセット自滅した。
 第2セット、出だしから7−3とリードされ、硬さの見える樋口を原田に交代。これが
功を奏し、酒井、原田の3連続ブロック4連続得点で7−7と追いついた。中盤9−10ま
で一進一退であったが、リベロ大塚や羽中田らが執拗にレシーブをしつなげるがセッター
とセンター2人が乱調で決め手を欠き、4連続ブロックを許すなど後半手も足も出ず14−
25と自滅した。

☆ 大会を終えて
 個人における好不調の波が激しく、練習試合でも前の日しっかりできていた者が次の日
サーブもパスもできないなど頭をかかえてしまう時もある。ただそんな中、今までとは違
う強いゲームができるセットが出てきていることも見逃してはいけない。
 学校生活では、常に進学を意識した学習指導で取るもの手につかずの状況であるにせよ、
公式試合に対する価値観や執念を持ってほしい。今回、共栄との一戦は、相手方にたって
言えばセットをとられるような試合を春日部高校戦でしてしまったが、たまたま相手が自
滅したから良かったけれど・・・なんてところではないだろうか。勝ち負けは後について
くるもの。実力の違いはあるにせよもっと立ち向かって自分の力をすべて出し切るような
そんなチームであって欲しいと願うのだが・・・
 学校生活で本当に大切なことは、何なんだろうと改めて考えることがある。
 私的には、勉強も部活もがんばる、そして所属している部活動で、受験で目標達成し、
大いに個人的にだけでなく春日部高校の一員としても対外的にアピールできるそんな3年
間であって欲しいと思う。また、努力を惜しまずつらい事から逃げるのではなく乗り越え
るという成功の経験を多く積んで欲しいものである。
 次の県大会では、この敗戦を薬にもう一度チームが一つになり一戦一戦大切にしていき
たい。
 最後に前回の大会、今回の大会とも遠くても応援にきていただいた父兄の熱い声援があ
ったからこそがんばれたのだと確信しています。これからもよろしくお願いします。