99年ジャパンカップ

1999年度から始まったエミレーツ・ワールドシリーズ・レーシングチャンピオンシップの第8戦でもある、第19回ジャパンカップ。
凱旋門賞で日本馬エルコンドルパサーを破った、
フランス・アイルランドダービー馬モンジュー(Montjeu)を筆頭に、

凱旋門賞馬・モンジュー


ドイツ最強馬・タイガーヒル(Tiger Hill)

ドイツ最強馬・タイガーヒル


ドイツダービーを制した牝馬・ボルジア(Borgia)

ドイツダービー牝馬・ボルジア


イギリスダービー馬・ハイライズ(High−Rise)

イギリスダービー馬・ハイライズ


7ヶ国目の出走となる国際派・フルーツオブラブ(Fruits of Love)

国際派・フルーツオブラブ


香港からの刺客・インディジェナス(Indigenous)

香港からの刺客・インディジェナス


と、外国勢は錚々たるメンバーが揃ったのに対して、迎え撃つ日本馬は、前年のジャパンカップを制したエルコンドルパサーが同日引退、有馬記念・宝塚記念の覇者グラスワンダーが跛行(びっこを引くこと)の影響で出走登録抹消、皐月賞・菊花賞馬セイウンスカイが前走・天皇賞(秋)のゲート入りの問題で30日間の出走停止処分、前年春の天皇賞馬・メジロブライトも出走回避という具合に次々と有力馬の名前が消えてしまいました。

で、日本勢で残ったのは・・・、
あのサイレンススズカの弟であり、菊花賞でも3着と善戦したラスカルスズカ(Rascal Suzuka)

ラスカルスズカ


どんなレースでも2着・3着と善戦するステイゴールド(Stay Gold)

秋天2着・ステイゴールド


4歳牝馬ながら果敢なる参戦、スティンガー(Stinger)(手前)、

3歳チャンピオン・スティンガー


同じく4歳牝馬でオークス馬・ウメノファイバー(Umeno Fiber)

オークス馬・ウメノファイバー


そして、前走・天皇賞(秋)で体調不安説を一蹴、見事レコード勝ちで天皇賞春秋連覇をおさめた国産馬・そして日本馬の総大将、スペシャルウィーク(Special Week)でした。

日本馬の総大将・スペシャルウィーク


人気はというと、凱旋門賞馬・モンジューが1番人気、スペシャルウィークは前走の反動が懸念され2番人気となりました。
さて陸上自衛隊中央音楽隊のファンファーレで火蓋が切られたジャパンカップ、レースはいつものとおり逃げ馬・アンブラスモアが先頭に立ってペースを作ります。

スタート直後


が、よっぽどの強い逃げ馬でないと逃げ切りを許さない東京の最後の直線、アンブラスモアはつかまります。
後方待機していたスペシャルウィークやモンジューらが外から襲いかかり、総大将同士の決戦になるかと思われましたが、モンジューはなかなか伸びず、スペシャルウィークが残り200mのあたりで先頭になり、2番手集団に1馬身半ほどの差をつけます。
(写真をクリックすると大きいサイズの写真が表示されます。)

残り100m付近


そしてそのリードは最後まで縮まることなく、スペシャルウィーク完勝!
(写真をクリックすると大きいサイズの写真が表示されます。)

残り50m付近のスペシャルウィーク


一方2着はというと、ほとんど顧みられなかった香港馬・インディジェナスがハイライズの追撃をハナ差でかわしきって入線、その結果ジャパンカップ史上初の万馬券となりました。
1番人気のモンジューは体調不良ということもあって4着、これでジャパンカップでの1番人気馬の連敗は14となってしまいました。
(モンジューの敗因を遠征のみに求める向きも一部にあるようですが、負け惜しみに起因するその心得違いはただちに改めるべきでしょう)

スペシャルウィークのウィニングラン


スペシャルウィークはこの勝利で獲得賞金が10億3869万9000円となり、これまでトップだったナリタブライアンを抜いてJRA史上最高額賞金馬となりました。 また、天皇賞(秋)・ジャパンカップの連覇はこれが初めてです。
(写真をクリックすると大きいサイズの写真が表示されます。)

口取り


ひょっとしたら今、我々は第一級の名馬を見ているのかもしれません。

おわび)
一部写真に傷などが入っていて見にくいところがありますが、これは現像時、作業者の扱い不良によるものです。普通現像したフィルムは6枚ずつに切ってフィルムシートに入れるものです・・・が、切らずにじかに巻いてフィルムケースなんかに入れるか!?え、ブッ○ス○マ○村店の店員?
もうここに現像を依頼することはありませんので、今後傷の心配はないはずです。


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