トウショウファルコ号お別れセレモニー

尾花栗毛
なかなか一般の方は耳にしない言葉ですが、一目見れば、その印象の強さゆえに忘れられないでしょう。 そう、この毛色の馬の最大の特徴は、なんと見るも鮮やかな金髪なんです!
このページでは、そんな毛色を持つ誘導馬・トウショウファルコのお別れセレモニーの写真を紹介します。

トウショウファルコ・顔のアップ トウショウファルコ・正面


トウショウファルコは1986年5月16日静内生まれ。
父は「TTG三強」の一角だったグリーングラス、母はカメリアトウショウ。
現役時代の戦績、31戦8勝。

派手な外見ゆえに実力を開花させる前から人気のある馬でしたが、その人気に応えるかのごとく、1992年の金杯(GIII)・アメリカジョッキークラブカップ(GII)と重賞レースを連覇しています。破った相手はメジロライアン(メジロドーベルやメジロブライトの父としても有名ですね)などの有力馬であり、決して相手が手薄だから勝てたという消極的なレベルではありません。

そして1993年に引退しましたが、美形と気性の良さを買われて東京競馬場で乗用馬になり、翌年誘導馬として再び東京のターフに返り咲きました。
それ以来、レースに出場する馬の先頭に立ってきたのです。 もちろん、現役時代の人気もそのまま引き継いで。

しかし、残念なことに膝が悪くなっているとの事で、たびたびパドックと本馬場を往復する誘導馬の仕事からも引退することが決定し、1999年11月7日、誘導馬としての最後の仕事・お別れセレモニーに臨むことになりました。
当日はあいにく曇りでしたが、人気誘導馬の引退とあってかなりのファンがウィナーズサークルを囲んでいました。
(写真をクリックすると大きいサイズの写真が表示されます。)

トウショウファルコ・全体


ウィナーズサークルで、まるで東京競馬場との別れを惜しむかのように、どこかさびしげな声でスタンドに向かって盛んにいなないていたのが大変印象的でした。
なお、現在は横浜市根岸の「馬の博物館」で展示馬として繋養(けいよう)され、余生を送っています。
お疲れ様でした。トウショウファルコ。

遠くを眺めるようなまなざしのトウショウファルコ



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