エルコンドルパサー引退式

パドックでのパサー

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競馬の本場・ヨーロッパで、しかもその牙城であるクラシックディスタンス(2400m)で奮戦、日本競馬のレベルが世界に劣らないと証明してみせたエルコンドルパサー。
5歳時は国内で1度も走らなかったものの、その人気たるや絶大だったことは記憶にまだ新しいことです。

1999年11月28日、ジャパンカップが開催される日の昼休みに彼の引退式は行われました。
背にしているゼッケンは凱旋門賞の際のもの。そして鞍上はもちろん蛯名正義騎手。

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本馬場で見せた最後の走り


昼休みとはいえ、東京競馬場の最後の直線で見せた、現役さながらの最後の走りにファンが沸いたのは言うまでもありません。

血統)
父:Kingmanbo(Mr.Prospector系)
母:Saddlers Gal
母の父:Sadler’s Wells

馬主:渡邊 隆氏
調教師:二ノ宮 敬宇氏

戦績)
国内:7戦6勝、2着1回
海外:4戦2勝、2着2回

重賞勝ち鞍)
共同通信杯4歳ステークス(本来GIIIだが、雪の為馬場が変更になったので「ただの」重賞)
ニュージーランドトロフィー4歳ステークス(GII)
NHKマイルカップ(GI)
ジャパンカップ(GI)
サンクルー大賞(フランスGI)
フォワ賞(フランスGII)


さてこの後、翌11月29日には北海道早来町の社台スタリオンステーションに入り、2000年から種牡馬として供用されます。そして、産駒のデビューは2003年。
一方、この日のジャパンカップでモンジューらを破って優勝したスペシャルウィークも同地で2000年から供用されることが決定しており、95年生まれの強豪同士の対決は立場を変えてまだ続くことになります。

お疲れ様でした。エルコンドルパサー。

口取り


後日談)
この年の年度代表馬選考で、記者投票ではスペシャルウィークに11票下回ったものの、選考委員会で逆転、99年度代表馬に選ばれました。
この選考過程は、

1.いくら過半数を獲得していなかったとはいえ、212人の記者の投票で最多票数を得たスペシャルウィークをわずか11人から構成される選考委員会で次点に落としているという「有権者の意思反映の問題」
2.国内でその年に1戦もしていない馬がJRAの格付けでGIとしている国内レースを3勝(スペシャルウィーク)あるいは2勝(グラスワンダー・エアジハード)した馬をさしおいて年度代表馬になること

など問題を多数はらんでいたわけですが、それはとりあえずここでは無関係の話です。
私もエルコンドルパサーは海外でよくやったと思いますし、結果には異論をさしはさむつもりもありません・・・(ただしその非民主的過程には大いに異議あり!)。


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