その8:アメリカ入国



飛行機をおりると、次は最大の難関アメリカ入国審査だね。
英語喋れなくても大丈夫か?いや、がんばるぞ。

審査カウンターは5つくらいあったが、適当にすいてそうな列に並んでみた。
でもなかなか進まない。
やっと私の前に並んでいた女の子が審査開始。
なんかかなり困ってるみたいだ、
英会話の本とか出してきてるよ〜。どうしよ〜と思っている間に私の番。

ちょっとこわばったスマイルを浮かべつつパスポートに出入国カード、
それと帰りの航空券も提示してみた。
さっそくに、おじさんが英語で何か質問してくる。
んが、案の定さっぱりわからん!
適当に「サイトシーイング」って言ってみた。
でも違っていたのか、またまた何かを言ってくる。
ひゃ〜〜こまった〜。思わず「はて?なに?」って言っちゃったよ〜〜。
すると、おじさんはいきなり「ナンニチデスカァ?」って言ってきた。
拍子抜け、滞在日数聞いてたのね(笑)
「な〜んだおじさん日本語喋れるんジャン!このぉ、いぢわるさんっ!!」
って、つっこんでやりたくなったがそんなこといってる場合じゃないね。
「エイトデイズ」って答える。
でもやっぱ発音悪かったみたいだね〜。
「ンン?」っておじさん困ってるよ。
しょうがないので指で8を作って、も1回「エイトデイズ〜」って
言ってみたら「O.K」の返事だった。
あ〜〜〜緊張した、緊張した、緊張した〜〜〜。でもなんとか乗り切れたね。

ほっとしながら、友達になった3人を探すと、
あれ?ゆきちゃんが出てこない。
「どこかに連れていかれたみたい。」がちゃが教えてくれた。
心配して待ってると5分くらいしてやっと出てきた。
カナダに行くのになぜこの空港なのかとか、3ケ月も滞在して
働くんじゃないのか?とか不審に思われたのかもしれないって話だった。
アメリカ入国って厳しいんだね〜。でも、無事終了だね。
よかったよかった。ここでゆきちゃんとはお別れ。

私と、がちゃ、ちゅーちゃんの3人は荷物をうけとり、
キャンプのスタッフを探しにかかる。
すると日本人の男の人が「ボードのキャンプですか?」って聞いてきた。
どうやらキャンプスタッフのようだ。
少し離れたところに折りたたみの簡易机がおいてあった。
そこで他の飛行機で来る人たちみんなが集まるまで待ってて下さいって事だ。
分かりました〜って思ってそこまで移動しようとした。
しかし板がかさばるね。
カートを借りようと思いカート置き場に行ってみて驚いた。
日本ではタダで貸してくれるのに、ポートランドでは有料だった。
値段は2ドル。
けっして高くはないのだろうが、ちょっともったいないので、
やめることにして、自力で板を運んだよ。

しかし、ここは夏だといってもすっごく涼しいね。
きっと湿度が低いんだね。天気はすごくいいのにからっとしてる。
Tシャツ一枚じゃ寒くなってきた。面倒くさいけどスーツケースから
トレーナーを出して着ることにした。
がちゃと、ちゅーちゃんは背負ってるリュックにトレーナーを
用意してたみたい。そっちの方が正解だったね。

たらたらと3人で喋っていたら、いきなりちゅーちゃんの顔つきが変わった。  
固まってる...なに?なに?なに緊張してるんだ?って思っていたら、
遠くのほうから赤いタンクトップを着た男の人がこっちに向かって歩いてきた。
だ、だれだ???





つづく


教訓:英語とボードはいつはじめてもいいよ。



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