その9:ライオ登場


「わ、私、すっごいファンなんだよ〜、だめだ〜〜。き、緊張する」
ってちゅーちゃんがなにやら興奮している。
ん〜?よくみえないよ〜、誰なんだ?有名人か?
って思っているとだんだん近づいてきた。

あ!あの鼻は!!
うわ〜〜〜ライオだ〜〜〜。か、感動!
ライオプロがわざわざ空港まで出迎えてくれるなんて!
ぜんぜん考えてもいなかったよ。うれしいぃ。
「こ、こんにちは〜」って挨拶してみたら「どーも」だって。
声渋い〜!きゃ〜きゃ〜きゃ〜かなり興奮しちゃいました。
ちゅーちゃんはさらに固まってる、なんだかかわいいねぇ。

しかし、ずいぶんと待たせるね〜もうお昼過ぎてるよ。
って思っていたら日本人が3人増えていた。
名古屋空港から来た人たちのようだ。男の人が3人。
せっかくだから、お友達になっておこうってことで、
女の子みんなで話しかけてみた。
毎年このキャンプに参加してるっていう『にき君』
冬はニセコに篭ってるっていう『まえちゃん』
同じく冬は岐阜に篭ってるという『ひげ君』
みんな上手そうだね〜〜。

そうこうしている内に、みんな集まったみたいで、
送迎バスまで行くように指示が出たよ。
バスっていっても日本のバスとはぜんぜん違うんだね。
外車って感じだね。

荷物も詰め込んで、さぁ出発!。
バスに乗り込むと一番前の席にスターウォーズ・エピソードワンで
ダースモールが持っていた赤いライトセイバーが転がっていた。
誰のおもちゃだろって思ってると、ライオプロのだった。
お〜楽しそうに振り回してるよ〜。お気に入りのご様子。
プロの意外な一面見ちゃったようで、ちょっとお得な気分だね。

さて、バスは空港を出て一般道へ。あたりまえだが景色が日本と違うね〜。
上に高い建物がないから横長の風景だ。緑も多くてなんだかほのぼのするね。
そんな見慣れない景色を楽しんでいる私の前では、
ビデオの中でしか見たことがなかった憧れの人が喋ってる。
考えるとすごくない!?これが海外サマーキャンプの醍醐味か!
ほんと来てよかったな〜って滑る前からうれしくなってくるね。

延々とカントリー風景の中を1時間近く走ったところでお店が増えてきた。
バスは、フッドとポートランドのおよそ中間のGreshamって町に入った。
Burnside通りにある‘FRED MEYER’ってスーパーによるらしい。
山に登るほど物価が高くなるので必要なものはここで買ってくださいとのこと。
そういえばUV効果入りのリップクリームは持ってきてなかったね。
ついでに水筒代わりに水の入ったペットボトルも買っておいた。
お昼もそこで済ませるように言われていたので、
どんなお店があるのかな?ってスーパーの外に出てみた。
道を挟んだ向かいに‘Hillcrest Snowboards’って看板が見えた。
もしかしてスノーボードショップ?

中に入ると、BURTON、MORROW、VOLCOM、WORLD INDUSTRIES、
などなど...いろんなブランドが揃ってる。
あっ!いいもの見つけた、BURTONのソックスだ。
ソックス足りなかったんだ。
日本では3000円くらいするのに14.95ドル(約1600円)だって!
これは即買いだね。
雑誌に書いてあった現地購入も良いっていうのは本当だね。
日本で買って用意するより、こっちの方がだんぜん安くあがりそうだ。
それに日本では見かけないような、けっこうレアなウエアもあるしね。

レジに並ぶと、がちゃが、なにやらレジの人に言っていた。
ちゅーちゃんがVOLCOMのパーカーを買おうと思ったら少し汚れていたらしい。
「汚れてるからプライスダウンって言ってみた。したら端数をまけてくれたよ。」だって。
う〜ん、すばらしぃ。私もそれくらいの英会話はこなしたいものだ。

時計を見ると集合時間が迫ってる。しぶしぶバスに戻ると、
にきくんがMORROWの板TRUTHを抱えて立っていた。
どうやらさっきのショップで買ったみたい。
「こっちで買えばほんとに安いよ。保証はついてないけど日本の並行輸入の店で買っても同じ事。値段はそれよりもこっちで買った方がずっと安いしね。おれは毎年ここで買うことにしてるんだ。」だって。
さすが毎年参加のつわものだ。う〜ん、たよりになりそうだね。

ん!?何か忘れてないか?そうだお昼ごはんだ。
バスの近くにマクドナルドがある!買いに行かなきゃって思ったけど
出発時間が来てしまった。お宿に向けてバスは出発。
おなか減ったよ〜〜〜。
こんなことなら空港の待ち時間の間に食べておけばよかった〜〜。
失敗した〜〜〜。

送迎バス。
左の赤いのが、ライオプロ。



つづく



教訓:現地で買えば確かに安いけど、行くお金がいることを忘れないでね。



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