その11:予感



お腹すいたぁ、ごはんってどんなかな〜?
わくわくしながら近寄ると、食堂の入り口にテントがはられていて、
外人さんがハンバーグを焼いていた。
その前にはパンとチーズが山盛りでおいてある。
どうやらハンバーガーを自分で作って食べるようだ。
さっそくチーズと焼きたてのハンバーグをパンにはさみ、食堂の中に
入ってみるとバイキング形式で野菜がたくさん置いてあった。
飲み物は野菜の横にあったのでコーヒーを頂いた。

開いていた席を3人で陣取って食べ始めた。
「げっ!このブロッコリー生だよ。にんじんも生だ」
って、まえちゃんが言っている。
まさかって思い、私も食べるとほんとうに生だった。
生まれて初めて生でブロッコリー食べちゃったよ。
はっきりいってまずいね。
あんなにお腹が減っていたのに急に食欲がなくなっちゃった。
とりあえずハンバーガーは食べたけど...
これからしばらくの間、このおいしくない食事なんだって考えると
急に白いご飯が食べたくなっちゃったよ。
たった一日しかたってないのにね〜。なさけない。

食事が終わると、スタッフから説明会があるので
スケートランページに集まるようにとのこと。
早速行ってみる。
すると外人さんの多さにびっくりした。
日本人がほとんどのキャンプなんだって勘違いしてた。
外人さん100人くらいはいるんじゃないかい?よくわかんないが...

なにやら、ひげをはやしたえらそうなおじちゃん(きっとキャンプの
えらいさんなんだろう)の話が始まった。
でもぜんぜんわかんね〜。だってぜんぶ英語なんだもん。
しばらく英語をボーっと聞いていると日本人スタッフから
「日本人だけの説明会をするのでこっちに集まってください」
と言われた。よかったよかった。

あれこれと、このキャンプの説明が始まった。
だいたいパンフレットに書いてあったようなことだね。
あれ?でも肝心のパイプでの話がないね。
クラス分けとかの説明がないよ?
ちゅーちゃんも同じこと思っていたみたい。
スタッフに「いつクラス分けするんですか?」って聞いていた。
するとスタッフはちょっと困った顔してる。
「え〜、それは明日のすべりを見て相談しましょう」とのこと。
ん?なんだかあやしいねぇ。

だってこのキャンプ、申し込むときに参加申込書を書いたよ。
その中にはパイプ経験を書く欄がちゃんとあって記入したはず。
クラス分けの参考にしますので正直に記入してくださいって書いて
あったのにね。
部屋割り同様、なにも決めてないんじゃない?大丈夫なんだろうか?

考えてみれば、空港でも集合場所を教えてもらっただけで、
何時に出発予定とか言ってくれなくて、結局3時間くらいほったらかしだった。
宿に着いたら着いたで部屋割りもクラス分けも決めてない。
一日目にしてスタッフって頼りないねって思ってしまったよ。

嫌な予感するねー。




つづく



教訓:食は文化。外国に行って日本人の口にあうことはありえないのです。



戻る




(C)西日本ヘルメッターの会