その14:初ライディング



リフトを降りると、みんな背負っていたリュックをおろし始めた。
え!?こんなとこ置いていて大丈夫?って思ったが、ここはみんなに
合わせるとしよう。
あわてて貴重品はポケットに入れなおしたよ。

コーチングはキャバさんがやってくれるようだ。
カービングのコツの説明がはじまった。
最初は一人ずつ滑りをチェックしてもらう。
私は「もっと上半身も使って」って言われたよ。
う〜んたしかに足だけに頼ってるね。
しかしキャバさんってすっごい観察力だね。
他の人の欠点もひとつひとつ指摘していってるよ。

「では、ここから下までフリーで滑ってみましょうか。」
って言ったかと思うとキャバさんは滑り始めた。
う〜ん、すっごくきれいなフォームだ。さすがだねぇ。
みんな後に続いて滑り始める。
よぉぉぉし!!私も行くぞ〜、キャバさんのきれいなフォームをいただきだぁ。
気合を入れてキャバさんの後ろをライディング、のつもりが...
は、早〜い。あっという間に遠ざかっちゃったよ〜。

それに、他のキャンパーのみんなも上手い!!
たまに日本のゲレンデでみかける勘違いボーダーなんてさすがに
一人もいないね。
きれいなカービングを描き、滑っていく。
すごいスピードで滑っているつもりの私を何人かが追い抜いていく。
くやしい!でもうれしいぞ!すっごい刺激になる。やっぱり楽し〜い。
と思っていたら、リフト下まで行かないところで雪が終了。
「もう少し下まで滑れますが岩が露出してるのでここからは歩きましょう」
ってキャバさんが板をはずしていた。

最初に乗ったリフトまでテクテクと歩いていく。
しつこいようだが、雪がない。
おかげで靴が泥だらけ。そのままバインディングをつけるから、
当然バインディングも泥だらけ。
あとでセッティングを直そうとドライバー回したらギシギシって音がした。
帰ったらちゃんと板洗ってあげなきゃね。

リフトに乗ってもう一本フリーラン。
その後は、パイプに行きたい人はパイプに行くことになった。
フリーランを続けたい人はキャバさんがコーチングしてくれるらしい。
悩んだが、私の今回の目標は
「パイプでリップを抜けれるようになって帰ること」
だったので、パイプに行くことにした。

もう一本上までいく第2リフトに乗っていくと、キャンプ貸切の
ボードパークが作ってあるんだって。
さっそく置いていたリュックを再びかつぎ、第2リフトに乗り込む。
みんなの滑りに刺激されて、かなり気合が入っているよ。

リフトを降りパイプがある場所までライディングしていく。
子供もたくさん滑ってるね。うれしいことにここはヘルメッター率が高い。
子供はほとんどがヘルメットをかぶっている。
日本もこれぐらい普及するといいのにね。

さあ、キャンプ専用のボードパークについたよ。



つづく



教訓:できるなら子供に戻ってスノーボードを始めたいけど無理ってもんだ。
   だから子供のようにスノーボーディングを楽しもう。



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