その15:パーク初日



上から見下ろすと左手に大きなビッグパイプ、右手にスモールパイプが見えた。
スモールパイプの後ろにはびっくりするくらい大きなキッカー。
横にはレールまで揃ってる。

まずはリュックをおろそうとビッグパイプの下まで滑り降りてみた。
日本じゃこんな大きなパイプは作れないだろうねぇってパイプを見上げた。
あ!ライオさんが滑ってる!何で分かったかって?
だって例のライトセイバー持って滑ってるんだもん(笑)
さすがライオプロ!
あんなの持ってでもパイプ入れるんだ〜すごいすごい!!
しかしビッグパイプは大きすぎて、今の私には入れそうにないね。
スモールパイプのほうに移動だ。

移動すると、スモールパイプの下で、にきくんとまえちゃんが
サンドイッチを食べていた。
え!?もうそんな時間?
びっくりして時計を見るとお昼を過ぎていた。
私もここでお食事タイム。
朝作ったサンドイッチにかぶりつく。ん〜悲しいかな、おいしくないね。
ハムはいいんだけど、パンがパサパサして食べられない。
2つも作ってきたのに1個の半分しか食べられなかった。
日本のふわっとしたパンがなつかしいよ。

ボーッと水を飲んでると、ぽかぽかしてくる。
ウエアを脱いでトレーナーになったけどぜんぜん寒くない。
リュックにつけていた温度計を見ると気温は15度だった。
ゲレンデにしてはあったかいね。見上げるとすごく澄み切った青空だ。
あったかいはずだね。

ふと、ビッグパイプの方を見る。
朝には無かったキャンプと協賛ブランドのバナーが立てられている。
そのビックパイプの中では次々と大技を決めていくプロの面々が...
た、高い。リップを抜ける高さが半端じゃない。
さすが...すごいね...
呆然としている私の後ろにはビッグキッカー。
そこに向かってボーダーが滑ってくる...と思ったら、
とんでもない高さでぶっ飛んでいった。
す、すごすぎる...おーい、どこまで飛んでいくんだ...
まさしくそこには、私が憧れていたシーンがあふれていた。
き、来てよかった〜〜〜。

なかば放心状態でスモールパイプをみると、まえちゃんが張り切って飛んでいた。
おっ!まえちゃんうまいじゃん。
大丈夫!普通(?)のボーダーもがんばって滑ってる。
よ〜し、私も滑るぞ〜。



つづく



教訓:憧れを目の前にすると人生がかわる気がする



戻る




(C)西日本ヘルメッターの会