その24:ビデオクリニック




ロッジに到着すると、今日はビデオクリニックがあると
お知らせが入った。これは楽しみだね。
「体と板は直角に」って言うのを勉強しておかないとね。

知らせがきたのでバスに乗り込んで2分もかからない場所へ移動。
着いた場所はスタッフ専用のロッジのようだ。
その中の大きな部屋へ入ると大きなテレビがありビデオの用意がしてあった。

「まず初日」って映像が映る。
あ!私だ。
「ん!上手い」コーチのキャバさんの声が聞こえた。
「でもちょっと体の角度がダメですね」って言われるが良く分からない。
他の人たちの滑りも映し出す。みんなじょうずだね。
「ホーこれはまたマニアックな技を...」キャバさんまで感嘆してるよ。
きっとこれぐらい上手い人ならこのキャンプは快適なんだろうね〜。

「次は二日目ですね。」また私が映し出された。
あ〜やっぱり初日の方がリップまで届いてるよ...
こりゃ〜初日のが上手いね〜って思っているとキャバさんは
「やっぱり体が前傾すぎる。」
って言いながら、次に映った人がバーティカルを登ってリップに
さしかかろうとする瞬間を一時停止画面にした。
「この上手な人と比べてごらん」と言ったかと思うと、
テープを巻き戻して私がリップに登ろうとしている瞬間を一時停止にした。
ん〜、まさに百聞は一見にしかず状態。
上手い人の体は板に対してほぼ直角なのに対して、私のは前に45度くらい
いっちゃってました。
目から鱗...あ、明日から直します。
これはかなりお勉強になりました。
私、初歩から大間違いしてたんですね。

「次は3日目、今日ですね。」
これには私はあえて映らなかったので他の人の滑りを眺めてた。
うぉっ!びっくり!がちゃ...上手くなってる。
初日はバーティカルをうろうろと滑っていただけなのに
3日目にはリップに届いてる!
リップを抜けて飛ぶところまでは行ってないが確実に上達している。
う〜ん私みたいに、あんまし教えてもらえな〜いって、
いじいじしている場合じゃなかったようだ。本人の気の持ちよう...
がちゃみたいに、がんばればそれなりに進歩はあったんだね。
がちゃだけじゃない、まえちゃんも初日よりきれいなフォームでリップを
抜けるようになっていた。
ほんとにほんとに明日からがんばろう。
ビデオ見せられるってほんとに勉強になるね〜
できれば毎日して欲しいくらいだ。

ロッジに帰って夕食。その後シャワーを浴びて、
今日こそは早く寝ようって思っていたんだけど...
またまたお酒をもって人がやってきた。

みんなで飲んでいたら、突然ちゅーちゃんが
「頭痛いかも。」って言い出した。
じつは彼女、今日パイプの中で頭から落ちた。
見ていた限りそんなに強烈には打ち付けてはいなかったようだが、
バウンドして2回も頭を打ち付けていた。
みんなで心配していたら、
「私もまなみ姉さんみたいにメットかぶるよ〜。
こっちで買ったら安そうだし今度買う。」って言いだした。
がちゃもつられたのか、はたまた危険を感じ取ったのかは
よくわからないが「私も買おうかな。」って言い出した。
ありがとうございます。西日本ヘルメッターの会2名様ご入会です。
でも残念ながら彼女達はパソコンを持っていないとの事。
今度ステッカーを製造して送らせていただきたいと思っております。

しかし、今回ほんとにメットはもっと普及するべきではないか?
って感じたよ。
日本のゲレンデでは
「あ!あの人ヘルメットをかぶってる。かっこいい。上手いんだろうね〜」
っていう風になってない?
ようするに、ヘルメット=上手い人がかぶるアイテムって雰囲気になって
るような気がする。
でもこっちでは逆に思えたよ、私にはね。
はっきりいって下手な人ほどかぶってた。だから私もずっとかぶってた。
日本のみなさん意識を変えましょう。
上手くもないのにかぶってるのはかっこ悪いと思っているあなた!
まちがってますよ〜。
下手だからこそ必要なものなんですよ〜。以上秘書からでございました〜。







つづく



教訓:今の自分の姿を素直に受け止めよう。



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