第4話:リフトでGO!の巻
「じゃあリフトのろうか!」と誘われ、とりあえずリフト一日券購入。
『リフトちゃんと乗れるかなあ、降りられるかなあ、止めたらかっちょ
悪いなあ。』とドキドキしながらGO!
ペンギンみたいな動作しながら乗るのは成功。
リフトに乗ってる間も降りることで頭がいっぱい。
後ろの足をビンディングの間において滑って降りたらいいんだって。
リフトを降りる20メートルくらい前からもう降りる準備(笑)
構えてました。いよいよ降りるぞぉ。
3・・2・・1・・おいしょっ。スーッ・・・・ガ―ン☆
後ろ足を板にのせて、おもいきり正面の雪山に突っ込んじゃったよ。
見事なちら型!の出来上がり。
ビンディング装着場まできて下を見下ろすと高ーーい!
(初心者コースなのにね。最初はえらい高く見えたのさ。)
下までがんばって降りなくちゃ。
両足を留めて、まず立ち上がろうとしても立ち上がれない・・・
どーしてだあ??人に支えてもらってようやく立てたよ。
さぁ滑るぞ!
最初は「ペンジュラム」というやつをするらしい。
エッジをずらしながら木の葉みたいに降りていくんだって。
全身がカチンコチンで、ロボットがいるようだったよ・・・・。
ちょっとずつ滑るというか、板をずらしながら転び、転んでは
ずらして進む。ちょっと気が緩むと直滑降状態で、木にボーン!
あいたた!
・・・なんかすごいショック。もっと滑れるものと思ってたよ・・・。
ちらのイメージではかなり上手いはずだったのさ。
だってみんな、いとも簡単に滑って降りてるじゃんかあ・・・。
こりゃ、ハーフパイプなんて夢のまた夢・・・・・・。
練習あるのみですね。痛感。よっしゃーがんばるぞ。
何度もこけながら、よーやくゴールが見えてきたぞ。
1本降りてきただけで手はガタガタ。
(こけて起きあがるのに一番力が入ったみたい)腰も痛イタ。
こんなに疲れるものとは思ってなかったよ。トホホ。
しかも時計をみると、もう昼前ではないですか!!
半日かかって1本しか降りてくることができなかったちらでした。
そーいえば、赤のウエア着た上手な子は何回もワタシを抜かして
行ったよなあ・・・・・。
そんなちらに付き合って親切に教えてくれた人、感謝してます。
この場を借りてありがとう。
はぁ、スノーボードを楽しむどころか疲労と悔しさでいっぱいでした。
お昼ご飯を食べてしばし休憩。幸せー。
ご飯を盛食いしたら体がだるくなるねぇ。ダルダル・・・
結局午後から2本ほど滑ったら手足がくたくたで、
初滑りはあっけなく終了。
泣けてくる。もっとイケルと思ってたのに・・・・
帰り道はお疲れモードで、無口なちらでした。
あーくやしっ。(結構負けん気が強いのね、)
その日はバタンキュウで、おやすみなさいでした。
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