第14話:1999.12.21 その2 の巻 


暖冬、というのが嘘なくらいの大雪。
私達がサイオトへ向かってノロノロ行く間も雪は深々と降りやす。

ちらは3台のうちの、3号車を運転中。
戸河内インターから10キロくらいの山道。
突然、私の前を進んでた2号車が左側の山に吸い寄せられていったのです。
またまたヒィ〜。
私も急には止まれんし、どーしようと思いながら20メートルくらい先で
なんとか端に寄せて停車。ふぅ・・、むちゃこわい。
しっかりサイドブレーキかけて、ヨンパカたいて、2号車にかけつけたら、
車の左前が山とキスしてる状態。

ちょっとだけ突っ込んでるみたいだから、すぐ抜け出せるカナと思ったん
だけど、甘かった。
タイヤがクルクルまわるだけで、ビクともしません。
タイヤと道路の間に、いろんな物をはさんでみては動かして、やっとこさ、
脱出成功です。よかったよかった。
人も車もたいしたことがなくて。
改めて気を引き締め、サイオトへ向かうちらでした。

しかし、こんな雪のなか、たくさんの人達が滑りに向かってるんだね。
そんで誰一人「行くの止めて帰ろう」って言わないんだよね。
(あたりまえ??)
まー、ここまで来て、引き返すなんて、私もできんけど。

なんだかんだで、サイオトに到着。
わーい、パチパチパチ。到着時刻12時30分。
普段なら2時間ちょっとの道を7時間半かけて来てしまいましたー。
その間にもやむこともなく降る雪。
帰りのことを考えると心配だけど、とりあえず滑って楽しむべ。
早めに帰らなきゃいけないだろうしね。

予想どうりのふかふか雪でとても幸せ。
転んでも痛くないし。
いきなし上手になった気分にさせてくれました。
フェイキーの練習するのにも、逆エッジを恐れずにできるから
よかったです。上手くはならなかったけど。
今日はゴーグルがあってよかったなぁとしみじみ感じました。
ヘルメットにも慣れてきたしね。
滑るのもそこそこに、帰り支度。

帰りは意外と早く帰ることができました。ふぅ。
自分では疲れたという気はしてなかったんだけど、
「目が血走ってる・・・」と言われてしまいました。
まー、とりあえず、みんなが怪我もなく帰ってこれてなによりです。
ビビリまくった1日でした。

でも雪、幸せだったなぁ。また行きたい。

         

注:このお話は'99ー'00シーズンのお話です。

ヨンパカ ハザードランプ。
方言?みたいなものです。
行くのを止めて・・・ 無理は禁物です。止めることも時には必要です。
でもなかなか言えないですね。
ふかふか雪 新雪。幸せです。
逆エッジ 逆側のエッジがひっかること。
あたまを打ったりして危険です。
ゴーグル 雪の日は、ないと寒いです。

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