6:ヘリ!ヘリ!ヘリ!




8:45に天候等でヘリが可能かどうか、連絡があるよ。
電話がかかってきた。
爆睡したのにまだ眠い。
もぞもぞベットから出てたかちゃんが電話にでる。
「9:10くらいに迎えに行きます。」
うげっ。迎えが早いよ。
それだったらもう少し早く連絡くれいぃ。

ダッシュで準備だったよ。
昨日、リュックを背負っての慣れない滑走はつらかったので、
今日はポケットに入れて行くことにするよ。
putoは背負うらしい。えらい。
そう、putoの足は何とか大丈夫みたい。
よかった、大事にならず。見た目は大事になってるけど・・・

さぁて。宿まで迎えにきてくれたよ。
Hello.
ラッセルというおじさん。58才らしい。
まさかこの人がガイドさんじゃないよねぇ。
無理でしょー。送り迎え担当なんだ。

宿まで迎えに来てくれたよ。板は車の上に。



と思ったらこの人がガイドさんだった。びっくり。
陽気なおじさんは車の中でも運転しながらずっとおしゃべりしていたよ。
日本語はほとんど話せない。
「こんにちは」とか「お客さまは神様です」とか・・・元気だなー。

私達はワナカまで行って、そこからヘリが飛ぶらしい。
私達が参加した日は、クィーンズタウンで3グループ。
ワナカから3グループ飛ぶらしい。
説明を聞くに、1グループが5人。
5人に、ヘリを操縦する人、ガイドさんの合計7人が定員。
定員いっぱいに乗せないと、割が悪くなっちゃうからねー。
で、2グループとか3グループが同じヘリでグルグル下ろしてもらうみたい。
昼食も同じヘリを使用している人が集まって食べるんだって。
フムフム。
ということは、私達は4人だからあと1人、メンバーに入るってことね。
なるほど。

ワナカに車で移動しながら(結構距離がある。50分くらいは乗ってたかな。)
近くのゲレンデの話や他のスポーツの話をしたよ。
そしてワナカの中心部をぬけて、羊さんにも飽きちゃったなーって頃に、
舗装されていない道をガタガタ行くと、ヘリ乗り場に到着。

羊。はてしなく羊。

ヘリ乗り場に到着。後ろに見えるのがハリスマウンテン。



ラッセルが
「ここから先、トイレはないよ」
そーなのね。んじゃ行っておきますか。トイレ。
他の参加者も到着。日本人は私達だけみたい。

ヘリに板を載せやすくするために、2枚を1組にする方法、
それからビーコンの使い方を教えてもらったよ。
正直びびった。
だって雪なだれに遭遇する可能性がゼロではないんだし。
全員がビーコンをつけた。これが活躍しないことを祈るよ。

うちらの板。ヘリを待っています。

ビーコン。緊急時、本当に役に立つのか少々不安。



パラパラパラと大きな音と共にヘリが到着。
そーいや私って、ヘリに乗るのは初めてだ。
参加者が集まって、ヘリの乗り降りの説明。
ヘリから降りたらヘリが飛び立つまで、しゃがんで待っておかなくちゃ
いけないらしい。危険だから。
それだけは分かったけど、あとの英語は??ってかんじだった。
putoが「まぁ、後はガッツリがんばれと言ってたぞ」って。
OK。それなら得意さ。ガッツリ行くよ。

ヘリ到着。よろしくね。



私達と一緒のメンバーはエミディー。
40代くらいのマダム。
ニュージーランドの北島、首都でもあるウェリントンから遊びに来たらしい。
しかも1人で参加。スキーヤーだよ。よろしくね。

いよいよ出発だ。楽しみ。
そういえば、ヘリに乗るのって初めてだなー。
ヘリは7人乗ったらギュウギュウ。
私達でギュウギュウってことは体の大きな人はかなりつらいと思われる。
ヘリに乗った場所には雪なんて全くないのに、5分もしないうちに
雪山だらけだ。わくわく。
お。もう滑っている人がいる!楽しそう。
ヘリを降りたらラッセルの荷物(大きなリュックサックね)に集合して
ヘリが飛び立つのを待つよ。
すごい風だ。んですごい轟音。
ヘリの中でもすごい音だったもんな。想像していたよりかなり。
まわりの雪が舞い上がって、顔に当たって痛いし。

ヘリが去って、まわりを見渡すと、嘘のような最高の景色。
雪山に囲まれちゃってるよー。幸せ。

ヘリで降ろしてもらった場所。見渡す限り山です。

滑る準備をしているトコロ。気持ちが先走ってる。



さぁ滑るぞ!
ニュージーランドはしばらく雪が降ってないみたいだけど、
標高が高い場所は、しまったパウパウでとっても滑りやすい。
楽しいのだ。本当にシアワセ。シアワセ。
滑ってこんなにシアワセな気分は今までにないかんじ。
「ねーねぇ、明日もヘリしようよー。」とたかちゃん。
おいおい。まだ少ししか滑ってないのに、もう明日の相談だよー。
しかもお金がないのに、危うく「うん、いいねー」と言ってしまいそうな勢い。
危なかった。そのくらい楽しいのだ。

山の上から滑ってきたのさ。



エミディにはびっくりした。
ガイドのラッセルに続いて、彼女が滑ったんだ。
私はスキーをしたことがないからよく分からないけど、
ボーゲンでしか滑れないみたい。ちょっと急な斜面だと、
板をはずして歩いて降りるくらいのスキーレベルだったの。
でもね、私が思ったのは、
彼女のようにチャレンジ精神を忘れたくないって思ったよ。
滑れる範囲でヘリスキーを満喫していたよ。
しかも1人でチャレンジするなんて!
私も彼女みたくファンキーなオバチャンになりたいと心から思ったよ。

エミディが撮ってくれたワンショット。
メールで送ってくれたのだ。



みわんちゃんと初めて一緒に滑ったのは、2シーズン前の冬。栂池でね。
あの時は、まだ全くの初心者で、林道を通ったら泣きながら後ろをついて
来てたんだよねー。それが先シーズン、サンデーボーダーとして毎週末
栂池に通ってた。上手くなってたよー。
すごいぞ、みわんちゃん。
彼女は会社でも「スキー部」のスノーボード班に入部。
楽しいスノーボード人生だ。ガハハ。

みわんちゃん。楽しそうだったよ。



2本ほど滑ったらお昼だよ。
ちょっと標高の低い場所まで降りてきたよ。低い場所の雪質はイマイチ。
コツンコツンに固まってしまっていたよ。
少しなだらかになった所で食べるみたい。
まわりを見渡しても山。山。山。
私達がだしている音以外は何も聞こえない。
景色に音が吸い込まれちゃってるかんじ。
おしゃべりするのも申し訳ない気分になる。

他のグループのガイドさん(たくましい女の人!)が
自分のリュックからスコップを取り出して雪をせっせと掘ってるよ。
なんと雪で机が完成!わーい。
あっという間に豪華なランチがならんだよ。

他のグループの人達とみんなでランチだよ。

本日のメニュー。トイレがあればもっと食べたかった。



滑っている間は寒いと感じなかったけれど、休憩したら寒さが身にしみる。
マッシュルームスープがおいしいぃ。シアワセだ。
はっ。。。ヘリで地上に帰るまでトイレがなかったんだった。
調子に乗って食べるとトイレに行きたくなっちゃう。
いつもガッツリ食べる私もごはんをセーブしちゃったわ。残念。
おいしかったからもっと食べたかった。
みわんちゃんはムール貝のワインビネガー漬けを「おいしいおいしい」と
むさぼり食べていたよ。よかったね、おいしくて。

他のグループの女の子で、日本に来たことがあるっていう人がいた。
どこの国の人かは分からないけど、もう日本語も忘れちゃったーと言っていたぞ。
でも「アリガトウ」と言ってくれたよ。
ヘヘ。日本に来てくれてありがとう。
私は結構日本が気に入っているのだよ。ハハ。

さぁさぁ午後の部、出発だ。滑るぞー。
ヘリでピックアップして、違う場所に降ろしてくれる。
とても静かな場所に、どこからともなく「パラパラ」と音をたてながら
ヘリが現れる。かっこいい。上手くなった気になっちゃうぅ。

ラッセルは大きな荷物を背負ってるんだけど、いろんな物が入っているみたい。
スコップはもちろん、非常用のアイテムが入ってる。中には蛍光のカラースプレー。何に使うのかなー?って思った。
ヘリが決まったポイント以外でピックアップしてもらう時に
「ここですよー」と目印になる。あら便利。

ラッセル。タフで頼れる58歳。

かっこいい。自分が上手くなったと勘違い、あぁ勘違い。



最後のランが終わって、板をはずした時、
「あぁ、そうそう。この前、この先のポイントで雪崩があったんだよー」
とラッセル。ひぃ。
そういえば完璧に忘れてたけど、やっぱ雪崩とかあるんじゃーん。
最後にやっぱり山の怖さを教えられた気がした。
楽しさと背中あわせなんだな。

楽しい時間はあっという間。帰る時間だよ。
あーあ。
お金があるんだったら明日もしたい。また来ようね。
また必ず来るよ。みんな心の中でそう思っていたと思うよ。

みんなうっとり。

日が暮れてきた。まだ帰りたくなーい。



地上まで帰ってきたよ。ようやくトイレに行ける。
滑っている間はトイレに行きたいことを忘れてるんだけどね。
帰りの車はぐっすりお眠りさん。
また帰り道を運転して帰ってくれるラッセルはえらい。
「また会おうね」
と約束してラッセルと別れたよ。本当に彼は若いわ。

宿で着替えて街へ食料調達。
明日のブッキングもしにいくべ。
(宿ではもう予約しないのだっ。街中へ行けば予約する手段はいくらでもあるし。)
明日はカードローナに行くことにするよ。今日、前を通ったんだけどね。

夜の街中。
今日はストリートレール大会が開催されていたよ。
道路が一部通行止めになってて、そこにステージとレールがおいてある。
日本ではありえない。人がたくさん。盛り上がってた。
でも人が多すぎて、ちびっこにはよく見えなかったよ。
遅くまで盛り上がってる声がしてたよ。

ネットカフェにも立ち寄り。入ったら日本人ばかり。
みんな日本とのやり取りはメールだね。便利だもんね。
1時間利用したら400円くらいみたい。
デジカメのメモリをネットカフェに持って行くとCD-Rに焼いてもらえる。
バックアップするだけの為にPCを持っていくよりこの方が便利かな。
でも写真屋さんでバックアップは結構高い。
ちなみに写真屋さんでAPSフィルムの現像も日本よりかなり高いみたい。

何気にカジノがあるよ。
入り口にはオメカシしたカップルが。
私達にはこんなシャレた服はありません。遊びたい人はどーぞ。
シャレた服(ある程度でいいみたいだけど)をお忘れなく。

さてさて。
今日も楽しかったな。
また明日。





TIPS
ヘリに参加する時、荷物を置いておく所はないので、持っていくなら持って滑ることになります。特に持っていくものがなければリュックもなにもいりません。
ただ、帰りの車の中で身体が冷えます。着替え等を用意しておくといいかも。





次回:カードローナ

たかちゃんの思い出 ハリスマウンテンヘリスキーはビデオによく登場するよ。
去年のビデオではテリエも同じヘリに乗ってた。
初心者は厳しいかもしれないけど、2、3シーズン目の人でも十分楽しめると思うよ。
 
英語サイト  http://www.heliski.co.nz/
日本語サイト http://www.nyuujitanken.co.nz/otg/hmh.htm
みわんちゃんの想い出
初ヘリ最高ーー☆
背が低いから前の席のど真ん中に乗れたよ。ラッキー☆
初めて小さくて得したよ。生きて帰れてよかったー。

*PC復活!前回、前々回のコメントも更新してます。

putoの憶い出 ヘリは最高!!また行きたいなあ。
みわんちゃんは上手くなったね。負けないようにがんばろう。
写真は高い。なんだか工業製品は高いみたい。ボードも高いし。
フィルムがきれそうだったけど買う気がしなかったなあ。






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