ガラガラ沢 白乗編


第1話、飛ばし過ぎのような気も



今回は たかおやじからの お誘いで 1泊2日のテント泊で白馬に
向かうことになった。 メンバーは たかおやじ ごん太 MI〜2(ミツ) 
けヴぃん 白馬在住のピッカラと そのお友達合わせて 合計6人。 
かなり コアなBC野郎が集まり 面白い旅になりそう。

大阪で おやじさんと待ち合わせをして ボルボ号でたったの4時間たらずで
白馬に到着・・・・・・  おやじ曰く 白馬が大阪に近ずいて来ているのこと。

車 飛ばし過ぎのような気も するんですが・・・・・

夜中の1時ごろ 待ち合わせ場所の 白馬のジャスコ駐車場に車を止めて 
仮眠を取り MI〜2とけヴぃんの2人を待った。 4月だが まだまだ寒い。

夜明け近く 2人がやって来て めでたく合流。 とにかくみんな やたら元気。
そのまま 松川近くのローソンに行って買出し&準備をしている間に
7時前になったので ピッカラを迎えに 白馬駅近くのアパートまで 行くことに。
アパートに行って見ると 案の定 ピッカラはまだ寝ていた。 

待つこと40分・・・・・・

準備を済ませたピッカラと 居候をしているらしい友達が出てくると3台の車で
出発することに。 今回の1日目の目的地は「ガラガラ沢」・・・・この場所は去年の2月
雪崩れがあって3人のスノーボーダーが お亡くなりなった場所。
ちょっぴり怖いね。

このガラガラ沢を滑るには 車を「デポ」しておかなくてはならない。
実は この沢を滑り降りて行くと これからスキー場を使い 登って行く場所とは
全然違う所に出てしまうため また車でスキー場の駐車場まで
戻らなければならないのあーる。  文章で説明するのは難しいね・・・

所定の場所に車を1台駐車して 2台で白馬のスキー場に向かった。


寝起き全開のピッカラです。


第2話、敗者


チケット売り場には 人が盛り沢山いたので ジャンケンをして
負けた者が列に並んで 購入することになった。

敗者はピッカラ&MI〜2の二人。 仲良く並んで購入してくれました。

ゴンドラに乗って一気に標高を稼ぎ さらにリフトを乗り継いで到着。
途中のゲレンデ内を見てまわすと さすがに4月の腐れ雪で まっ黄色の
コースだけど わんさか人が滑ってる。 好きな人は好きやね。

頂上の レストランみたいな建物横で アイゼンを履いて 準備を整えて
ハイクアップの始まり。 雪がしまってるので歩きやすいが 雪の無い
砂利や岩の上ではアイゼンはかなり怖い。
途中で一度 休憩を入れて また少し歩き出すと もう到着。

え!?うそ!!って感じの距離!! 約30分弱で到着・・・・・・・

今までいろんな所行ったけど こんなに早く 楽に 目的地に到着したのは
はじめて・・・・・・なんか拍子抜け。

でもこれは かえって怖いかも。 リフト降りて 少しハイクした所に
こんなBCフィールドが広がってるって 言うことは・・・・・やはり・・・
装備も知識も経験も無い人が簡単に入って来れるわけ。→自分もかな?(笑)

でも今回は経験者ばかりなので心強い。

仲良く二人並んでます。
オレンジジャケット→MI〜2
赤ジャケット→ピッカラ


第3話、破断面



去年一度 別の場所から このガラガラ沢を 遠くから眺めたことがあったが
その時は 別にたいして 大きくもない沢やなー なんて思っていたけど
今、その沢の真上に立った感想は でかーーーーーーーーーーい!!

でかすぎる! 距離長すぎる! 標高差ありまくり!って感じ。
こらゃ〜 ハイシーズン中パウダー狙う人が多いわけや・・・・・
そんで みんなの話題は やはり去年の雪崩れ事故の話題になり
地元ローカル ピッカラの話しでは 今ごん太たちがいる場所から
見渡す範囲はすべて雪崩れたらしい・・・・・・・

詳しくは破断面約1.5メートル 標高差約800メートルの雪崩れ。
標高差800メートルって言うと 距離にして約1.2〜1.5キロぐらい。
この話しは後で白馬のガイドさんから聞いた話なんでおそらく間違っては
いないと思います。 ガイドさんもこれだけの規模の雪崩れは
初めて見たって言ってたから 想像絶する雪崩れやったんやねーなんて
事故現場で話しをしてると かなりビビリモードに入ってしまいました。

でも こんな斜面見るとやはり滑りたくなるねー(笑)


第4話、汗

いよいよ滑る準備だ。 いつもながらドキドキしている。 今回 ごん太は
ビデオカメラを持って来ているので 撮影に余念がない。
積雪チェックして 1番バッターはMI〜2 途中 カメラ撮影のため 
先に行って待機。

その次はピッカラ。後から ごん太がビデオカメラで撮影して見ていたのだが
やはり滑り込んでいるのか めちゃくちゃ早い。あっという間に下に降りてしまった。
次は白馬のコルチナに篭っていたけんちゃん。 こいつもピッカラ同様めちゃくちゃ
早いし 滑り込んでるーって感じの滑りです。

次はおやじさま。けヴぃんの順で滑り降りていきます。いよいよごん太の番で
ビデオカメラをしまい込んで 滑りに入ります。 

順調な滑り出しで 雪は腐っているから そんなにスピードでないやろ?って思って
いたのが 大間違い! スピード出る出る!!予想外のスピードでかなりビビリが
入ってしもた。(汗)

 
ビビリながら滑ってるごん太です。
写真で見る限りでもかなり大きな沢です。
撮影:MI〜2


第5話、MI〜2


MI〜2(ミツ)は雪崩れに巻き込まれた経験がある。 
本人曰く まだ雪崩れの構造の「な」の字も知らない時に 
一人でオフピステに出かけて 腰まで埋まってしまったことがあるらしい。

今回のガラガラ沢では さすがに雪崩れの危険は感じられなかったが
MI〜2と言う男を なんとなく理解できたような出来事があった。

話しは戻って・・・・ 冷や汗かきながら ごん太が降りて来ると
また みんなは 順番に滑り降りて行ってしまった。 写真撮影のために
途中で待機していたMI〜2が最後に滑り降りて来るのを待って 
ごん太も滑り降りた。

先頭集団が休憩してるのが見えて来たので そちらの方向に滑って行くと 
全然違うグループだった・・・・かなりあせった。(笑) 
それにしても このグループが休憩してる場所 かなり危ない場所のような・・・・・ 
上見たら おもいっきり崖くずれ寸前の斜面。
危ないのでMI〜2は ごん太を抜いて  そして その後をごん太が
追いかける形で滑り降りはじめた。

滑ってる最中 なにげなく前を見ると MI〜2の上 前方に直径40cmほどの
黒い物体が音も無く ゴロゴロと転がり落ちて来るのが見えた。
なんじゃ!? と思ってよく見てみると 岩が転がり落ちて来ているではないか!!
落石じゃ!! 雪の上の落石は音がしないって 聞いていたが 本当だった。
 
ごん太はめちゃ焦り!!! 「MI〜2危ないっ!!!」って叫ぼうとMI〜2を
見ると まるで電車が通り過ぎるのを待つかのように 岩を見つめて
落ちたのを確認すると 何事もなかったように 滑り降りていった・・・・・・
怖くなかったんやろか? などと考えながら さらに滑り降りると
みんなが待っていた。

さっき見た落石の話しでもしようと MI〜2を見ると なにやらザックから
棒のような物を取り出し スルスルと伸ばしていくと 釣り竿になった・・・・
こんな物ザックに入れて滑ってたんか? 
さらに 生餌のぶどう虫を針に付けると 川の上流へと行ってしまった。

MI〜2侮り難し。


第6話、ハイランド


MI〜2をほったらかしの状態で みんな下山準備をして林道を歩きはじめた。
すっかり雪は解けてるので ちょっとした森林浴をしながらハイキング気分でいい感じ。

30分ほど歩くと 先ほど車をデポしていた場所に到着した。 
滑り出した場所と 車をデポした場所が かなり離れていて そこがつながってると
(地図を見れば一目瞭然なのだが) 「ここの沢がここまでつながってるのかー!」
ってな感じで すごく地理が理解できたような気分。

車に乗り合わせると 今日のねぐら作りに 松川へテントを張りに出かけた。
テントは たかおやじの4人用新品テントと MI〜2の2人用テント。
今夜はテントの側でバーベキューを予定していたのだが 何やら空模様が・・・・

とりあえず テント張ったのでハイランドホテルの温泉に行くことになった。
ここの温泉は白馬の山々が見渡せてお気に入りの温泉。

ハイランドでのセクシーショット!!

撮影:たかおやじ


第7話、お漏らし


ハイランドで温泉を楽しんでると ポツリ・ポツリと雨が降り出してきた。
松川でのバーベキューは必然的に中止になり 白馬のみそらのにある
ちゃんこ屋で宴会モードに突入となった。 

飲んで食い終わって 松川のテントへ戻る車の中で 何やら モジモジと 
たかおやじの 様子がおかしい。 猛烈な便意が襲って来たみたい(笑)
仕方ないので白馬の駅に車を停めて 急いで便所に・・・・・・・行くが・・・

あまりスッキリとした顔で帰って来なかった たかおやじは
「汚れたパンツは白馬の駅に捨ててきたー」って言ってた(笑) 
間に合わず もらしてしまったみたい・・・・ビールの飲みすぎ

もうすぐ40才ですぜ・・・・・・・・・・・・・

気分を取りなおして酒屋でまたビールを買ってテントに向かう一行であった。

本当によく飲む人たちです。


第8話、死去


新品のパンツに履き替え ご機嫌なおやじさまと その一行は松川のテントで
またまた飲みなおし・・・・瞬く間にビールの缶が山となっていった。

みんな かなり酔っ払っているので 眠りに入るのは一瞬のうちだった。

朝。 肌寒いけど なんか気持ちいい。 たかおやじはスポーツ新聞を
片手に何やら叫んでいる。「三波 はるお死去やって!」確かにびびった。
MI〜2は知ってか知らずか 朝イチから釣りをしていた。

適当に朝ご飯を済ませテントを撤収すると 今日の目的地「白馬乗鞍」へ向う。
昨日の天気とは うって変わってすんばらしい天気!!絶好のBC日和って
感じの ご機嫌モードで栂池のゴンドラ乗り場に到着。
しかし 待ち合わせをしていたピッカラが来ないので たかおやじが電話すると
やはり 寝ていた・・・・・・後から追いかけて行くとのこと。


第9話、いなかっぺ大将


先に MI〜2 おやじ けヴぃん ごん太の4人で白乗に向かうことに。
ゴンドラとリフトを乗り継いで 栂池自然園に向けてハイクアップ。
今日は天気が最高!暑いぐらいに・・・・はやり? おやじが脱ぎはじめた・・・

なにわの「いなかっぺ大将」の異名を持つおやじは(すぐに裸になる)
上半身はだかでハイクアップを始めるではないか・・・・
よく脱ぐ人だわ・・・・このまま山頂まで登っていただきたいと願いながら 
ひたすら歩き始めた。

途中 何回か休憩を入れたが どうもおかしい。けヴぃん MI〜2 ごん太3人の
YOUNG BLOODが どんなにがんばっても たかおやじに追いつけない。
っていうか なんか おやじおかしい!!! 
ヒロポンでも打ったんじゃないだろうか?っていうほど元気炸裂!!!!

天狗原で休憩かな?って思ってたけど そのまま直行で白乗一直線。
MI〜2 けヴぃん ごん太は天狗原で休憩しながら ズンズン直登していく
たかおやじを眺めていたのだった。


第10話、かっくいい〜


モーレツな勢いで スプリットで登って行くたかおやじを 天狗原から
眺めていると おやじの20メートルか10メートルほど上の斜面を
スキーヤーがおもいっきり トラバースするのが見えた。

うへー 怖わー 遠くから見てても これは怖い(笑) なぜかと言うと 
昨日の下界の雨は 山頂付近では雪になっていて10cmほど積もっており
ひょっとしたらやばいかな?って感じのコンディションやった。 
その目の前をおもいっきり スキーで横切られて 雪崩れにまき込まれたりしたら
しゃれになりません。 案の定 山頂でたかおやじと合流すると 
「むかつくー! めちゃ怖かった!」ってぼやいていた。

山頂付近は猛烈な風。 自然園付近で 暑くて裸になっていたおやじが
嘘のよう。 これが寒い寒い。 早速BINを装着して おやじ MI〜2 
けヴぃん ごん太の順で滑りはじめます。 ビデオ撮影していたごん太が
最後に滑り降りたのだが 途中で3人を見失なってしまい どっちに
滑っていいのか検討つかず。 ノロノロと滑っていると発見した!
斜面がでかいので 人だか木だかようわからん(笑)

一度合流して また滑り降りるのだけど ここからが一番おいしい斜面!
もう!サイコー!!!!!!!!ってな感じで一気に滑り降ります!!

今回は MI〜2が最後に滑ったので 滑走風景を 下からごん太が
見上げるかたちで ビデオで撮影。 MI〜2かっくいい!!!と思った瞬間
みごと転倒・・・・・・・・・やはり最後にオチをつけてくれました(笑) 

絶好調のMI〜2。すばらしい斜面です。
先に滑った3人のトラックしか残ってません。

MI〜2 合格!!


最終話、MACK DOWGみたいやぞ!


すっこけたMI〜2も揃って 4人でビールで乾杯!!うまー!! 
ほろ酔い気分でゲレンデの林道をみんなで滑り降ります。 
所々雪が切れていて アスファルトが2メートルほど見えている場所があった。 
前を滑っていた たかおやじを見ながら 心の中で 
どうする?どうする?どうする? もしかして? もしかして?!!   

ガリガリガリーーー!!!! 「ぎゃー! 滑って行ってるー!」

その後を滑っていたけヴぃんはちゃんと停止してBINをはずしているのに・・・・・

なぜ ごん太は たかおやじを不安げに見守っていたかと言うと 
実は 今乗っていた おやじのBdスプリットを譲ってもらう約束をしていて 
今回と次に行く 針の木を最後 正式に ごん太ボードとなる予定なのだった。

ごん太の心配をよそに おやじは 「MACK DOWGみたいやぞ!」ってなことを
うれしそうに言ってました。 −2万やな

駐車場に着き 着替えて 今日は「倉下の湯」に向かいます。 
結局来なかったピッカラと駐車場で合流して 温泉で疲れを癒し
マターリとした時間を過ごします。
みんなと別れて 帰りにおやじと二人で 蕎麦を食って大阪に帰りました。

おしまい。






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