立山 2002春 編


第1話、この場を借りて



実は、今までの日記には更新していなかったのだが、今回の立山で、ごん太は合計3〜4回、
7日間程度立山へ行っていたのでした・・・・
日記の更新が間に合わずシーズンインしてしまったりと・・・・
バックカントリーの聖地立山レポートばかり抜けていましたことをこの場を借りて
深くお詫びしたいと思います。

てなことで、またまた今年も立山の春が来ました。
今回のメンバーは大阪から『たかおやじ』と『ごん太』の二人だけ。
東は『MI〜2』と『けヴぃん』。『マリモマン(塾長)』以外の他のみなさんは
仕事でメンツが揃わなかったのでした。
いつものように、たかおやじの車で北陸道を走り立山インターに到着。
インターでMI〜2と合流して車をデポしに馬場島まで走らせる。

今回の立山企画はちょびっとひねりを加えての企画。
1日目は雷鳥沢を登り、裏側の剣沢周辺を滑って剣御前小屋で1泊して、
翌日は奥大日岳方面に向かい馬場島まで滑り降りる予定。

MI〜2の車を馬場島でデポしておき、たかおやじの車で3人立山駅に向かった。


第2話、けヴぃん




立山駅の駐車場で仮眠を取り、準備を済ませた頃『けヴぃん』がやってきた。
そもそも「けヴぃん」って名前はプロライダーのケビンジョーンズが由来だと
ずっと思っていたけど違うらしく、ケビンヤングに似てるからけヴぃんになったみたい。
もちろん名付け親は、たかおやじであった・・・・・

7時過ぎのケーブルに乗りこみ、高原バス内では熟睡モード。
雪の大谷を見る間もなく気が付くとに室堂ターミナルに到着した。
ターミナルの内外は相変わらず観光客で溢れかえっている。

すると、たかおやじが携帯電話で馬場島方面に向かうのは厳しいなどなど
よからぬ会話をだれかとしていた。ターミナルの掲示板には、馬場島方面通行不可との情報が
書かれていたので、おやじが電話して状況の説明を聞いていたのだった。

結論はザイル持った山屋さんなら通行できるかもって状況。
厳しい・・・・今年は雪が少なく滑れるほど残雪がないみたい・・・・
みんなのやる気が一気に30%ほど下落していくのが目に見えた。

立山駐車場で準備をするMI〜2

馬場島中止でやる気−30%の
けヴぃん(手前)とたかおやじ(後ろ)

第3話、山崎カールにデブリが!!


馬場島のルートを断念せざるえなくなったが、とりあえず雷鳥沢を登って剣御前小屋まで登り
そこの状態を見てから今日、明日の予定を決めることにした。

室堂ターミナルから、みくりが池温泉方面に少し歩き始めてびっくり!!
こんなに雪の少ない春の立山を見たのは初めて。4人とも唖然とした。
山頂はほとんど地肌が見えている。たかおやじは
「山崎カールにデブリが!!・・・終わってる!!」って叫んでいる。

滑るには十分の積雪量なのだが、去年の秋、春のコンディションとは天と地の差がありすぎていた。
みんなのやる気がさらに30%ほど下落しているのが目に見える。

これから雷鳥沢に登りはじめるたかおやじ。
ちなみにアロハシャツ着ています。


第4話、たかおやじさんのグループですか?

表はともかく、裏はどうだ!!
と、期待を込めてひたすら雷鳥沢を登り2回目の休憩を取っていると
見知らぬ4人のボーダーが声をかけて来た。

「もしかして、たかおやじさんのグループですか?」
「えっ!そうですけど・・なんでわかったの!!」
「ホームページで・・・」

たかおやじもBC関係者の間では、いいのか悪いのか有名になってしまったのでしょう。
レポートの写真で顔もわれてるし・・・・
でも、たかおやじは嬉しそうで鼻が少し高くなっていました。

少し嬉しそうなたかおやじ。
横から見ると鼻が5ミリほど高くなって
いるのがわかります。


第5話、それが原因で・・・・




約2時間かな?のハイクで剣御前小屋に到着。
で、剣沢方面を見下ろすと雪はありますが別山方面の稜線は地肌が見えて無残な姿です・・・・
でも、まったく滑れない訳ではないのです。

楽しもうと思えば十分に楽しめるのだが、しかし!去年の春がすんごく良かった記憶が鮮明に
残ってるため、目の前の光景を見て、またー30%下落の合計ー90%やる気無し!
全員一致で日帰り決定になってしまったのである。

日帰りが決まれば、後はもうビールで乾杯です。2日分の行動食を一気に食いまくります。

それが原因で・・・・・・

実は最近、ごん太のお気に入りの行動食がサラミ。
もともと酒はあまり好きではないが、酒のつまみ大好き人間だったので行動食はサラミや
ソーセージの類が多々あった。しかし調子に乗ってサラミソーセージを丸ごと一本食べたのが
まずかった・・・・サラミの脂の呪いか?

モーーーーレツに気分が悪くなってきた。
どうにもこうにも吐き気が襲ってきて、今にも吐きそう・・・・・・・
がまんできずに小屋前のトイレに行って吐くことにした。
トイレに入って2秒!これがまた強烈なトイレの臭さ!!!!
これが起爆剤になって 一気に

「ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ!!」

脂身脱出。


第6話、一番絞り




みごとにビールと食ったもの全部をトイレで絞り出しても胸がスッとせず、
しばらく安静にしているとMI〜2が板担いで登りはじめた。

ちょっと寝ていると頂上に立ったMI〜2を発見。体調はまだ良くならないが、
とりあえずビデオを回しはじめるとMI〜2がドロップ。
200メートルぐらい離れた場所からでも
「ガリガリガリガリガリ!!!!」
ってものすごい音が聞こえる・・・・コンディションは最悪みたい。

MI〜2が帰って来るとまた少しマターリとして出発することに。


第7話、人間性




体調はまだあまり回復してないが出発することになってしまった・・・・
歩きはじめたがまだ吐き気が・・・・

「ごん太大丈夫か?」って心配してくれるMI〜2をよそに、たかおやじは
ズンズン登って行く。気分悪くても少し動くと体調も少し良くなってきたかな?
などと心配してる間に目的地に到着した。

去年の春に見つけたお気に入りのラインの頂上に立ち、ビンディングを付けると
不思議と気分の悪いのも吹き飛んだ。(笑)みんな雄叫びを上げてドロップしていく。

去年より雪は少ないけど気持ちの良いザラメ雪でなかなか快調。
途中、たかおやじが止まって「こっちはあかんわー」って叫んでいたので、回りこんで
違うラインで滑り降り、たかおやじの前方までくると、おやじの前にポッカリと
横20メートルぐらいのでかいクラックがあった。

進めない訳だわ。

滑り降りはじめるけヴぃんの後ろ姿。



第8話、きときと寿司




全員無事に滑り降りるとすぐに室堂ターミナルに向けて出発。
この帰り道が辛い・・・結構な登り道で距離もかなりある。
帰り道、自分たちの滑ったラインをちょこっと見てはニヤリとしながら
だらだらと歩き、まだまだ先にある室堂ターミナルに溜息をつく。

室堂ターミナルに到着すると連休の観光客でごった返し。
すんげー人人人だらけ。この人ごみで疲れは倍増し、やっと乗りこんだ高原バスで一息つくと
今度は美女平がこれまたすんげー人人人人だらけ。
ぎゅうぎゅうの寿司詰め状態でやっとこさ立山駅で開放。ほっ・・・・・

駐車場で素早く着替えいつものように温泉に入る。
「極楽」「天国」「快感」気持ちいい表現が次々と出てくると今度は腹ごしらえ。

これも恒例の寿司ツアー!これがまた安くてうまーーーーーーーい!!
生のたらばがに、あぶりトロ・・・・・たらふ食って3千円ちょっと。

気の合う仲間と一緒に登って滑って温泉入って寿司食って、
BCやっててよかったわ・・・・・

2002年 春 立山日記 おしまい







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