秘書まなみのサマーキャンプレポートの完全版です。
連載していたレポートは、まなみの原稿を編集して掲載してました。
ここでは原稿そのままの完全版として再掲載します。
いい事も悪い事もいろんな事をそのままお届け。

連載版の同一回  読み比べたい方のために別ウインドウで開きます。


 

その13:チューニング




説明会の後、部屋に帰った私達はびっくりした。
ものすっごく大きな虫が飛んでいる。
さすがに緑が多いだけあって虫も多いんだね。
しかしあわてない、なんとスーツケースには日本の夏!
うずまき蚊取り線香が入っているのだ。
じつは雑誌に‘虫が多い’って書いてあったから持ってきてたのさ。

さっそく蚊取り線香を炊き、落ちていく虫たちを眺めていると、
部屋に大村滋プロがやってきた。
(通称キャバさん。スケートボード界ではかなり名の通ったお人...らしい。すみません、なんせスケボーには無知なもので...)
なんと板とビンディングのチューニングをしてくれるって。

さっそく、ちゅーちゃんの板からお願いした。しかしかなり苦戦のようだ。
BURTONのブーツにFLUXのビンディングだったんだが、
どうも相性が悪いみたい。
なかなかブーツの背面とビンディングのハイバックがしっくりこないようだ。
でもいやな顔一つせずに長い時間をかけて調整してくれた。

次にお願いした私のビンディングはBURTON、
ブーツもBURTONだったから相性はばっちりのはず。
でもアンクルストラップを上の方に付け替えた方がフィットするみたいだね
って付け替えてくれた。
それとハイバックも角度を前に深く入れなおされちゃった。
この方がバックサイドのカービングが切れるってさ。
ほ〜!明日からの滑りが楽しみだね。

それにしてもキャバさんってホントいい人だね〜。
こんなに丁寧にやってくれるなんてね。
と感謝していたら男の子が入ってきた。
入ってくるなり「やっと関西弁が喋れるでぇ〜。」って喜んでるよ。
どうも関西人である私とがちゃのことを歓迎してくれてるみたい。
喋るとほんとにべたべたな大阪弁だ。
彼の名前はうめちゃん。
「ずっと関東人ばっかで、おもんなかった。」らしい(笑)
話してみるとやはり同じ関西人、話が合うね〜おもろいで〜。
こうして私と、がちゃ、うめちゃんの3人で
‘関西漫才トリオ’は結成された。わけないか...

うめちゃんはこのキャンプの前にも他のキャンプに参加していて
ひさしく日本に帰っていないらしかった。
そんなうめちゃんに、私が持ってきた蚊取り線香はかなり
ヒット商品だったみたいだ。
「日本の香りや〜。」って喜んで一つ持って帰っていった。
どうやらこの蚊取り線香、殺虫効果のみならず、
長期日本人キャンパーの癒し効果もあるようだ。持ってきてよかったね。
(ただし炊きすぎると吊るしているウエアにまで匂いがついて臭くなるので気をつけたほうがよさそうだったよ)

最後に、がちゃのビンディングを見てもらっていると、からこちゃんが
荷物を持って入ってきた。
からこちゃんは今日到着する飛行機の便がとれなくて、
昨日からこっちに泊り込んでいたらしい。
「昨日は外人ハウスに泊まったんだよ」って教えてくれた。
道を挟んだ向かいにログハウスがあり、そこは大部屋になっていて
外人さんばかり20人近くいるんだって。で、通称‘外人ハウス’。
聞けばビリヤード台とジャグジーもあるってさ。
へ〜、今度見に行ってみよう。

そうそう、キャバさんが帰った後で、一つ嫌な事を聞いてしまったよ。
このキャンプ、申込方法が2つあるって言ってたよね。
じつはサマーキャンプの日本事務局に直接申し込んだほうが安いらしい。
ちゅーちゃんとからこちゃんはそっちで申し込んでいた。
面倒だと思っていた航空券の手配もやってくれたとのこと。
ちょっとショックだね。
でも、航空券の手配が確実なのは旅行会社に申し込む方みたい。
タイミングが悪いとからこちゃんみたいに当日の航空券が取れないことも..
どっちをとるのかはある意味カケだね。

4人でいろんな話をした後は、じゃんけんでベットを決めて
順番にシャワーを浴びた。あくまでもシャワーのみだ。
おまけにシャワーの水力が弱い、髪の毛洗いにくいね。
あ〜あっついお風呂につかりた〜い。
シャワーが終わってよくよく見ると、ベットのお布団もなんだかきたないね。
考えると食もあってないな〜。ちょっと憂鬱になってきたぁ。
早くもホームシックか?いかん、いかん!
こんなことで弱気になってどうする。

明日には滑れるんだ。そう自分を自分で励まし、眠りにつくことにした。
おやすみなさい、明日からがんばるソ!




つづく




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