秘書まなみのサマーキャンプレポートの完全版です。
連載していたレポートは、まなみの原稿を編集して掲載してました。
ここでは原稿そのままの完全版として再掲載します。
いい事も悪い事もいろんな事をそのままお届け。

連載版の同一回  読み比べたい方のために別ウインドウで開きます。


 

その17:パイプ初滑り




さあ、Mt.Hoodのパイプに初挑戦だ。
気合をいれて、スモールパイプをハイクする。
ハイクする私の横では、上手なボーダーがビックパイプの中で
ばんばん技を決めていく。
ハイクしながらもあまりのすごさに何度も足を止め見入ってしまったよ。

やっとスモールパイプの上に到着。上からちょっと観察。
リップの高さは私が日本で練習していたパイプとそう変わらないね。
うん、これなら大丈夫そうだ。

板を履いて、さあいくよ!手を上げてネクストサイン。
バックサイドからドロップイン。
フロントのリップまでスピードを殺さないように滑走。
よぉし!リップの向こうが見えた、
うひゃ〜リップを抜ける瞬間の緊張感が気持ちいい。
ふふん!フロントサイドは得意なのだ。
ここで板を返してワンエイティー、着地成功!
と思って調子にのっていたら、あれ?あれ?あれ?
すっごいスピードがついちゃったよ〜。
ひえ〜バックサイドは苦手なのに、こんなスピードで
突っ込んでいったら...こ、こわい〜。
恐怖心が勝ってしまったらリップなんて抜けられな〜い。
バックサイドはリップまで届かないうちにバーティカル
(リップを抜けるまでの垂直になった壁の部分)を降りてしまった。

う〜ん、ハイクしていたときから思っていたけど、
いつも練習していたパイプより斜度がきついようだ。
スピードコントロールができない。
ん〜どうしたらいいか分からないが、とりあえずもう一本行ってみよう。

再びドロップイン。
でも結果は同じ、スピードが怖くてバックサイドがリップまで登れない。
ちょっと考えようってパイプ下の荷物のとこまで行くと、
がちゃとちゅーちゃんもフリーランを終えてやってきていた。

がちゃが
「私ほんとにパイプってこれが初挑戦なんやけど、どうしたらいいの?」
って聞いてくる。ちょっとこまった。
教えられるほど私も上手くないんだよね。
「リップに向かって滑っていって、リップでワンエイティーする要領で向きを変えて滑っていくといいんとちゃうかな?」
とか言ってしまったが、ほんとにいいのか?
お〜いキャンプのコーチ教えてくれよ〜。ってちょっと思ってしまうね。

でも、がちゃはがんばりやさんだ。
滑ってる人のを見て自分でなんとか滑りはじめた。
私も滑ろうと考えていたら、スタッフが
「ビデオ撮りますから、滑ってください。」
ってパイプ下で撮影をはじめた。
え〜!?どうやってパイプを滑ったらいいのかさえ分からないって
いう子もいるっていうのにいきなり撮影?
それより先に教えてよ〜。
ちょっと不満だがとりあえず滑ろう。

案の定、スピードコントロールができなくてバックサイドが決まらない。
あ〜だめだ〜どうしたらいいんだって思いながら滑り降りると
キャバさんが立っていた。これはちょっと、聞いてみよう。
スピードがつきすぎてバックサイドがこわいって言うと、
リップではきっちり180度まわして、もっとパイプを細かく細かく
刻んでいく。それでスピードコントロールを出来るようにする。
私みたいにスピードだしてリップを抜けようとするのは、
その後って指導してもらった。
「もう一回滑るんで見ていてもらいますか?」
ってお願いして再びハイク。

しかしキャンプってこんなものなのかなぁ?
ハイクしながらちょっと不満がでちゃう。
結局クラス分けもないみたいだし、お願いしないと
見てもらえないみたいだし...もっと、一人一人ちゃんと
コーチしてくれるんだと思っていたよ、
これはかなりショックだね。

とりあえず、気を取り直して、言われたことを意識して滑ってみた。
でも
「もっともっとパイプを細かく刻んで滑る。ワンエイティーも、もっときっちり180度まわすつもりで。180度まわしきれてないから、斜めに落ちていってしまってスピードが出てしまうんだよ」
だって...

う〜ん今まで自己流でやってきたから、むずかしいねぇ¥。
でも、がんばるぞ。





つづく




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